[プロファイル表示/編集]画面の[設定ファイル]ページは,IM構成管理サーバ上に保存した設定ファイルや定義ファイルを表示します。また,排他編集権を取得することで,設定ファイルや定義ファイルを編集できます。排他編集権は,[プロファイル表示/編集]画面のツリー表示領域で,JP1製品名(JP1/Base)またはリモート監視のプロファイル(リモート監視)をクリックして,[編集]メニューから[排他編集設定]を選択すると取得できます。
[設定ファイル]ページには,IM構成管理サーバで管理されている設定ファイルや定義ファイルの一覧をツリー表示するツリー表示領域と,ツリーに表示される設定ファイルや定義ファイルの詳細情報を表示するノード情報表示領域があります。
[設定ファイル]ページの表示例を次に示します。
図4-23 [設定ファイル]ページの表示例
表4-27 ツリー表示領域の項目([設定ファイル]ページ)
表示項目 | 説明 |
---|---|
+ | 下位にファイルがあるときに表示します。 +を選択すると,設定名の下にツリーを展開します。 |
- | 下位にファイルがあるときに表示します。 -を選択すると,展開したツリーを閉じます。 |
![]() | ホスト名を示すアイコンです。 |
![]() | 製品名を示すアイコンです。 |
![]() ![]() | 設定名を示すアイコンです。配下にファイルがあるときは,![]() 配下にファイルがないときは, ![]() |
![]() | ファイル名を示すアイコンです。 |
[設定ファイル]に表示する項目を示します。
表4-28 設定ファイルに表示する項目
表示項目 | 説明 |
---|---|
設定内容 | ツリー表示領域で選択した設定ファイルの情報を表示します。[設定内容]に表示される項目については,「4.9.1 [有効設定情報]ページ」を参照してください。 |
状態 | ツリー表示領域で選択した設定ファイルの「収集状態」と「収集日時」,または「反映状態」と「反映日時」を表示します。
|
設定内容の保存/反映 |
|
ツリー表示領域で,ログファイルトラップ情報の各項目を選択した場合,[設定ファイル]ページが異なります。エージェントがWindowsのときの[設定ファイル]ページの表示例を次に示します。
図4-24 [設定ファイル]ページの表示例(ログファイルトラップ情報を選択した場合)
[設定ファイル]に表示する項目に次の項目が追加されます。
表4-29 設定ファイルに追加して表示される項目(ログファイルトラップ情報を選択した場合)
表示項目 | 説明 |
---|---|
起動オプション |
|
設定内容の保存/反映 | 反映方法に次の項目が追加されます。
|
注※1 jevlogstartおよびjevlogstart(クラスタ限定)コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のコマンドを説明している章を参照してください。
注※2 監視ログファイル名および追加オプションで入力した文字数が,合計で1,920バイトを超える場合,入力値が範囲外であるエラーメッセージ「KNAN20042-E」が出力されます。このメッセージが出力されたときは,ログファイルトラップを複数に分けて指定してください。
注※3 稼働中のログファイルトラップの起動オプションやログファイルトラップ動作定義ファイルのMARKSTRおよびACTDEFパラメーター以外の値を変更した場合,「再起動」で反映してください。「リロードによる反映」では起動オプションの変更は反映されません。
また,稼働中のイベントログトラップの起動オプションやイベントログトラップ動作定義ファイルのserverパラメーターを変更した場合,「再起動」で反映してください。「リロードによる反映」では起動オプションの変更は反映されません。
起動ロケールのプルダウンメニューの選択肢を次に示します。
表4-30 起動ロケールのプルダウンメニューの選択肢
起動ロケールに表示される名称 | 文字コード | LANGの値 | エージェントホストのOS | デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
SJIS/ja_JP.SJIS | シフトJISコード | ja_JP.SJIS | HP-UX | ○ |
SJIS/japanese | japanese | - | ||
EUC/ja_JP.eucJP | EUCコード | ja_JP.eucJP | - | |
EUC/japanese.euc | japanese.euc | - | ||
C | 英語 | C | - | |
EUC/ja | EUCコード | ja | Solaris | ○ |
EUC/japanese | japanese | - | ||
SJIS/ja_JP.PCK | シフトJISコード | ja_JP.PCK | - | |
C | 英語 | C | - | |
SJIS/Ja_JP | シフトJISコード | Ja_JP | AIX | ○ |
SJIS/Ja_JP.IBM-932 | Ja_JP.IBM-932 | - | ||
EUC/ja_JP | EUCコード | ja_JP | - | |
EUC/ja_JP.IBM-eucJP | ja_JP.IBM-eucJP | - | ||
C | 英語 | C | - | |
UTF8/ja_JP.UTF-8 | UTF-8コード | ja_JP.UTF-8 | Linux | ○ |
UTF8/ja_JP.utf8 | ja_JP.utf8 | - | ||
C | 英語 | C | - | |
C | 英語 | C | その他 | ○ |
設定ファイルや定義ファイルごとの項目が編集できるのかできないのか,編集した項目が反映される操作について示します。
表4-31 設定ファイルごとの項目
設定ファイル | 内容 | 編集可否 | 反映操作 |
---|---|---|---|
イベント転送情報 | 転送先(ホスト名) | ○ | リロード |
条件文 | |||
ログファイルトラップ動作定義ファイル | リトライ回数 | ○ | 再起動 |
リトライ間隔 | |||
JP1イベントの保留件数 | |||
保留数超過指定 | |||
openリトライ回数 | |||
openリトライ間隔 | |||
readリトライ継続回数 | |||
ファイルタイプ | |||
レコードタイプ | |||
ヘッダーの行数 | |||
MARKSTRの定義文字列 | ○ | リロード | |
ACTDEFの定義文字列 | |||
ログファイルトラップ起動定義ファイル | ロケール | ○ | 再起動 |
ファイル監視間隔 | |||
イベント化データの最大長 | |||
先頭から読み込み指定 | |||
表示コマンド名 | |||
ログ出力元プログラム名 | |||
openリトライ指定 | |||
登録先イベントサーバ名 | |||
監視対象ログファイル名 | |||
イベントログトラップ動作定義ファイル | 登録先イベントサーバ名 | × | - |
リトライ回数 | ○ | リロード | |
リトライ間隔 | |||
監視間隔 | |||
マッチングレベル指定 | |||
フィルターチェックレベル指定 | |||
ログの種別 | |||
条件文 | |||
ローカルアクション実行定義ファイル | JP1ユーザー名 | ○ | リロード |
環境変数ファイル名 | |||
イベントID発行指定 | |||
制御オプション文字列 | |||
アクション名 | |||
イベントフィルター条件文 | |||
同一アクション抑止時間 | |||
環境変数ファイル名 | |||
実行コマンド | |||
イベントID発行指定 |
また,WMI/NetBIOS接続の場合に,ツリー表示領域でリモート監視のイベントログトラップ情報を選択したとき,[起動オプション]が異なります。
選択したログ種別 | Windows Server 2003の場合にフィルタリングされるログ種別 | Windows Server 2008の場合にフィルタリングされるログ種別 |
---|---|---|
エラー,重大 | エラー | エラー,重大 |
警告 | 警告 | 警告 |
情報,詳細 | 情報 | 情報,詳細 |
成功の監査 | 成功の監査 | 成功の監査 |
失敗の監査 | 失敗の監査 | 失敗の監査 |