JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス

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2.18 [イベント検索条件設定]画面

[イベント検索条件設定]画面では,JP1イベントを検索するときの検索条件を設定します。イベントを検索した結果は,[イベントコンソール]画面の[イベント検索]ページに表示されます。この画面は,[イベントコンソール]画面で[表示]−[イベント検索]を選択すると,表示されます。この画面を2回目以降に表示したときは,前回の検索条件がデフォルトで表示されます。

この画面で検索条件を設定したあと,[OK]ボタンをクリックすると,設定した条件がフィルター条件文に変換され,検索が実行されます。なお,フィルター条件文の最大長は64キロバイトです(検索対象ホストのイベントサービスのバージョンが06-00以前の場合,フィルター条件文の最大長は4キロバイトです)。最大長を超えていた場合は,[OK]ボタンをクリックしたときにエラーダイアログボックス(KAVB0246-Eのメッセージ)が表示されます。この場合は,設定した内容を見直してください。フィルター条件文の長さは,JP1/IM - Viewのリリースノートを参照して見積もってください。

なお,この画面で設定する通過条件群の中に,条件を何も設定していない([条件一覧]以下の項目を設定していない)通過条件群がある場合,すべてのJP1イベントを表示(取得)対象とします。また,この画面で設定する除外条件群の中に,条件を何も設定していない([条件一覧]以下の項目を設定していない)除外条件群がある場合,すべてのJP1イベントを表示(取得)しません。フィルターをかけたい場合は,設定した条件群それぞれに対し,必ず一つ以上の条件を設定してください。

JP1/Baseのバージョンによる検索機能の制限事項
  • 検索対象ホストにあるJP1/Baseのイベントサービスのバージョンが06-51以前の場合,検索条件に次の条件を指定した検索はできません。
    ・[正規表現]を指定した検索
    また,検索対象ホストにあるJP1/Baseのイベントサービスのバージョンが06-00以前の場合,上記制限に加え次の条件を指定した検索はできません。
    ・[を含む][を含まない]を指定した検索
    ・[重要イベント]に複数の対処状況を同時に指定した検索
  • 検索対象ホストにあるJP1/Baseのイベントサービスのバージョンが08-11以前の場合,除外条件を指定した検索はできません。

 

参考
  • BJEX連携用の機能を有効にした場合は,表示される項目が一部異なります。BJEX連携用の機能を有効にした場合の画面については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の「9.5.7 [イベント検索条件設定]画面」を参照してください。
  • イベント検索をするために必要な条件についてはマニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」の「3.5.2 イベント検索の条件」を参照してください。

[イベント検索条件設定]画面を次に示します。

なお,この画面は,統合監視DBを使用しない場合の画面です。

図2-32 [イベント検索条件設定]画面

[図データ]

表示項目を次に示します。

[検索ホスト名]
JP1イベントを検索するホスト名(検索対象とするイベントサーバ名)を指定します。業務グループの参照・操作制限機能を有効(jcoimdefコマンドで-bizmonmodeオプションを「ON」)に設定している場合,検索ホスト名には,ログインしているJP1ユーザーが参照できる業務グループに所属するホストのホスト名を指定してください。jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。
デフォルトでは,接続しているホスト名が指定されます。なお,統合監視DBを使用する場合に[検索対象]でイベントDBを指定したとき,前回検索するホスト名に指定したホスト名が表示されます。また,[検索対象]で統合監視DBを指定した場合は,[検索ホスト名]は指定できません。ログインしているホスト名が指定されます。
なお,[検索対象]をイベントDBから統合監視DBに変更したあと,もう一度イベントDBを指定した場合,検索ホスト名は最初にイベントDBを指定したときに入力した値となります。

[検索方向]
JP1イベントを検索する方向を指定します。
[過去方向]を選択した場合は,イベントDB([検索対象]で統合監視DBを指定した場合は,統合監視DB)に登録されたJP1イベントの最後尾から(新しいイベントから古いイベント方向に)検索します。
[未来方向]を選択した場合は,イベントDB([検索対象]で統合監視DBを指定した場合は,統合監視DB)に登録されたJP1イベントの先頭から(古いイベントから新しいイベント方向に)検索します。
デフォルトでは,[過去方向]が指定されます。

[一覧表示]/[一覧非表示]
条件群一覧の表示・非表示を切り替えます。すでに条件群一覧が表示されている場合,ボタンの名称は[一覧非表示]になります。

[通過条件群一覧]
通過条件群の一覧が表示されます。[通過条件群一覧]の条件群を選択すると,通過条件群の名称は[条件群名]に,条件内容は条件一覧に表示され,編集できるようになります。
設定できる条件群の数は,最大5です(最大数設定すると,[追加]ボタン,[複製]ボタンが非活性になります)。

[除外条件群一覧]
除外条件群の一覧が表示されます。[除外条件群一覧]の条件群を選択すると,除外条件群の名称は[条件群名]に,条件内容は条件一覧に表示され,編集できるようになります。
設定できる条件群の数は,最大5です(最大数設定すると,[追加]ボタン,[複製]ボタンが非活性になります)。

[追加]
新規に条件群を追加する場合は,[追加]ボタンをクリックします。クリックすると,通過条件群の場合,通過条件群が「条件群1」,「条件群2」...という名称で追加されます。除外条件群の場合,除外条件群が「除外条件群1」,「除外条件群2」...という名称で追加されます。また,条件群を追加すると,フォーカスが[条件群名]に移り,名称を指定できるようになります。

[複製]
選択している条件群を複製する場合は,[複製]ボタンをクリックします。クリックすると,選択している条件群と同じ条件を持った条件群が複製されます。複製された条件群名の先頭に「コピー 」が付加され,一覧に追加されます。すでに,複製したあとにできる条件群名が登録されている場合には,「コピー」の後ろに半角数字を付加し,「コピー半角数字 複製元の条件群名」となります。半角数字は2から始まり,条件群名が複製されるたびに2,3,4と昇順に増えていきます。また,フォーカスが[条件群名]に移り,名称を指定できるようになります。

[削除]
選択している条件群を削除する場合は,[削除]ボタンをクリックします。クリックすると,「KAVB0257-Iこの条件群を削除してよろしいですか?」のダイアログボックスが表示され,[はい]ボタンをクリックすると,条件群が削除されます。

[条件群名]
条件群の名称を指定します。
既存の条件群を選択した状態で名称を変更した場合は,新しく指定した名称で上書きされます。通過条件群と除外条件群は,同じ名称を設定できません。
既存の条件群と同じ名称を指定した場合は,「KAVB0256-E指定した条件群名はすでに設定されています」のダイアログボックスが表示されます。

[クリア]
条件一覧に指定されている内容をすべてクリアします。条件一覧に条件がない場合,[クリア]ボタンは非活性となります。

[選択イベント条件入力]
[イベントコンソール]画面で選択しているJP1イベントの属性値を条件一覧に入力します。[選択イベント条件入力]ボタンをクリックしたときの動作は次のようになります。
  • イベント属性値に改行やタブなどの制御文字が含まれる場合
    制御文字の直前の文字までが,条件一覧の条件値として反映されます。オプション条件を指定できる属性の場合は,[から始まる]が選択されます。
  • イベント属性値に改行やタブなどの制御文字が含まれない場合
    イベント属性値がすべて反映されます。オプション条件を指定できる属性の場合は[と一致する]が選択されます。
なお,選択しているJP1イベントの情報がイベント情報マッピング定義でマッピングされている場合は,マッピングしている表示項目の属性値および固有の拡張属性値は,条件一覧に入力されません。イベント情報マッピング定義の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の「5.1.3 JP1イベントの固有の拡張属性を表示する(イベント情報のマッピング)」を参照してください。

[登録ホスト名]
JP1イベントが発生したホストのホスト名(イベントサーバ名)を指定します。
複数のホストを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100個のホスト名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。ただし,検索対象が統合監視DBの場合に,jcoimdefコマンドの-ignorecasehostオプションの指定を「ON」にしているときに,右側のリストボックスで[正規表現]以外を選択すると,文字列の英大文字・小文字は区別しません。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。
登録ホスト名には,統合監視DBおよびIM構成管理DBが有効な場合,パス表記で業務グループ名を指定することもできます。条件として,[と一致する][と一致しない]のどちらかを選択します。統合監視DBおよびIM構成管理DBが無効な場合,および[と一致する][と一致しない]以外を選択した場合,パス表記で業務グループ名を指定しても,ホスト名として扱われます。

[重大度]
JP1イベントの重大度を指定します。
緊急,警戒,致命的,エラー,警告,通知,情報,デバッグの中から必要な項目をチェックします。

[オブジェクトタイプ]
JP1イベントのオブジェクトタイプを指定します。値は,直接入力するかリストボックスから選択します。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[オブジェクト名]
JP1イベントのオブジェクト名を指定します。
複数のオブジェクトを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100個のオブジェクト名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。

[登録名タイプ]
JP1イベントの登録名タイプを指定します。値は,直接入力するかリストボックスから選択します。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[登録名]
JP1イベントの登録名を指定します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[事象種別]
JP1イベントの事象種別を指定します。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[ユーザー名]
JP1イベントのユーザー名を指定します。
複数のユーザーを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100人のユーザー名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。

[メッセージ]
JP1イベントのメッセージテキストを指定します。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択できますが,[から始まる]または[を含む]を選択することを推奨します。正規表現で指定する場合は,メッセージテキストの制御コード以外の部分を記述するようにしてください。

[プロダクト名]
JP1イベントを発行したプログラムの名称を指定します。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。

[イベントID]
JP1イベントのIDを指定します。
複数のイベントIDを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない]のどちらかを選択します。

[開始時刻]
開始時刻に対して,検索対象とする範囲を指定します。開始時刻の範囲を指定するには,基準時刻と期間を指定するか,基準時刻と範囲終了の日時を指定します。
基準時刻と期間を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[期間指定]を選択し,基準時刻の前またはあとの何分間(何時間,何日間)を対象とするかを指定します。
基準時刻と範囲終了の日時を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[日時指定]を選択し,検索対象範囲の終了日時を指定します。
基準時刻に現在の時刻を指定する場合は,[現在時刻]ボタンをクリックします。

[終了時刻]
終了時刻に対して,検索対象とする範囲を指定します。終了時刻の範囲を指定するには,基準時刻と期間を指定するか,基準時刻と範囲終了の日時を指定します。
基準時刻と期間を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[期間指定]を選択し,基準時刻の前またはあとの何分間(何時間,何日間)を対象とするかを指定します。
基準時刻と範囲終了の日時を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[日時指定]を選択し,検索対象範囲の終了日時を指定します。
基準時刻に現在の時刻を指定する場合は,[現在時刻]ボタンをクリックします。

[登録時刻]
JP1イベントが発行元ホストのイベントDBに登録された時刻に対して,検索対象とする範囲を指定します。登録時刻の範囲を指定するには,基準時刻と期間を指定するか,基準時刻と範囲終了の日時を指定します。
基準時刻と期間を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[期間指定]を選択し,基準時刻の前またはあとの何分間(何時間,何日間)を対象とするかを指定します。
基準時刻と範囲終了の日時を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[日時指定]を選択し,検索対象範囲の終了日時を指定します。
基準時刻に現在の時刻を指定する場合は,[現在時刻]ボタンをクリックします。

[到着時刻]
JP1イベントが検索ホストに到着した時刻に対して,検索対象とする範囲を指定します。到着時刻の範囲を指定するには,基準時刻と期間を指定するか,基準時刻と範囲終了の日時を指定します。
基準時刻と期間を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[期間指定]を選択し,基準時刻の前またはあとの何分間(何時間,何日間)を対象とするかを指定します。
基準時刻と範囲終了の日時を指定する場合は,基準時刻を入力してから,[日時指定]を選択し,検索対象範囲の終了日時を指定します。
基準時刻に現在の時刻を指定する場合は,[現在時刻]ボタンをクリックします。

[対処状況]
JP1イベントの対処状況を条件として指定します。複数の対処状況を指定できます。[対処済]を指定した場合,対処状況を対処済みにしたイベントが検索の対象となります。[未対処]を指定した場合,対処状況を未対処にしたイベントが検索の対象となります。[処理中]を指定した場合,対処状況を処理中にしたイベントが検索の対象となります。[保留]を指定した場合,対処状況を保留にしたイベントが検索の対象となります。

[アクション]
自動アクションが定義されているJP1イベントの場合に,自動アクションが実行されたかどうかを条件とします。
JP1/IM - Rule Operation連携用の設定をした場合は,次のように,[アクション]の選択項目が追加された状態で表示されます。
[図データ]
JP1/IM - Rule Operation連携用の設定をした場合は,アクションの種別を検索条件に指定できます。
JP1/IM - Rule Operation連携用の設定の詳細は,次を参照してください。

JP1/IM - Rule Operation連携機能の有効設定手順
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「8.3.1 JP1/IM - Rule Operation連携機能の有効設定

[固有の拡張属性]
固有の拡張属性を条件として指定する場合に,[設定]ボタンをクリックします。[固有の拡張属性条件設定]画面が表示されます。

 

統合監視DBを使用する場合
統合監視DBを使用する場合に次の項目が表示されます。

[検索対象]
検索対象となるデータベースを,統合監視DBまたはイベントDBのどちらかで指定します。[検索対象]は,前回検索したデータベースが選択されています。一度も検索していない場合,統合監視DBが選択されています。
[図データ]

[メモ]
メモ情報の設定機能を有効にしたときは,[メモ]が表示されます。
[図データ]
JP1イベントのメモ情報を指定します。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択できます。

[重大度変更]
重大度変更機能を有効にした場合,[重大度変更]が表示されます。[図データ]
重大度を変更したか変更していないかの条件を指定します。[対象]を選択すると,重大度を変更したJP1イベントを検索対象とします。[対象外]を選択すると,重大度を変更していないJP1イベントを検索対象とします。

[重大度(変更前)]
重大度変更機能を有効にした場合,[重大度(変更前)]が表示されます。
[図データ]
重大度を変更する前のJP1イベントの重大度を指定します。緊急,警戒,致命的,エラー,警告,通知,情報,デバッグの中から必要な項目をチェックします。

発生元ホストのマッピングを有効にした場合,表示項目に次の項目が追加されます。

[発生元ホスト名]
[図データ]
JP1イベントの発行契機となった事象が発生したホストのホスト名を指定します。指定条件は,登録ホスト名と同じです。
文字列は,英大文字・英小文字を区別します。ただし,jcoimdefコマンドの-ignorecasehostオプションの指定を「ON」にしている場合に,右側のリストボックスで[正規表現]以外を選択すると,文字列の英大文字・小文字を区別しません。発生元ホスト名には,統合監視DBおよびIM構成管理DBが有効な場合,パス表記で業務グループ名を指定することもできます。条件として,[と一致する][と一致しない]のどちらかを選択します。統合監視DBおよびIM構成管理DBが無効な場合,および[と一致する][と一致しない]以外を選択した場合,パス表記で業務グループ名を指定しても,ホスト名として扱われます。

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