9.1.1 バッチジョブ実行システムと連携する場合のシステム構成
バッチジョブ実行システムとJP1/IMを連携する場合のシステム構成について説明します。
図9-1 バッチジョブ実行システムとJP1/IMの構成例
![[図データ]](figure/cs230100.gif)
図の例では,拠点マネージャーがある階層型のシステムで,バッチジョブ実行システムを監視しています。
各サーバの役割,および前提製品について説明します。適用OSについては,各製品のマニュアルを参照してください。また,適用バージョンについては,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。
- ビューアー
- JP1/IM - ViewからJP1/IM - Managerに接続して,監視や操作をします。前提製品を次に示します。
- JP1/IM - View※
注※ WWWページ版のJP1/IM - Viewでは,通常のJP1イベントと同様に応答待ちイベントを監視できますが,操作できる機能に制限があります。詳細については,「9.4 応答待ちイベントの操作」を参照してください。
- 統合マネージャー
- システムを統合管理するサーバです。前提製品を次に示します。
- 拠点マネージャーまたは中継マネージャー
- 大規模なシステムを監視する場合などシステムを階層で管理したい場合に,統合マネージャーの下に配置するサーバです。前提製品を次に示します。
- JP1/IMエージェント(JP1/AJSマネージャー)
- JP1/IMの監視対象のサーバです。図の例では,JP1/AJSのマネージャーでもあります。前提製品を次に示します。
- JP1/AJS - Manager
- JP1/Base
- バッチジョブ実行サーバ(JP1/AJSエージェント)
- JP1/AJS - Managerから実行依頼を受けたバッチジョブなどの処理を実行するサーバです。バッチジョブ実行サーバは,JP1/IMの構成管理対象に含まれていなくても,JP1/IMと連携できます。JP1/IM - Managerとバッチジョブ実行サーバのBJEXは1:n(nは1以上の整数)の構成で連携できます。連携する場合の設定方法については,「9.3 BJEXと連携するための設定」を参照してください。
- 前提製品を次に示します。
- JP1/AJS - Agent
- JP1/Base
- BJEX