7.1.2 [コマンド]ボタンでコマンドを実行する
[コマンド]ボタンにあらかじめ登録してあるコマンドを実行するには,コマンドを実行するホストに応じて次の2とおりがあります。
- エージェントホストまたはマネージャーホストでコマンドを実行する
- 選択したイベントの登録ホストに定義されたコマンドを実行する
コマンドを実行するには,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。カーソルを[コマンド]ボタンの上に合わせると,[コマンド実行]画面に[コマンド]ボタンに設定した内容が表示されます。コマンドを実行する前に,必ずコマンドの内容を確認してください。
- <この項の構成>
- (1) エージェントホストまたはマネージャーホストでコマンドを実行する
- (2) 選択したイベントの登録ホストに定義されたコマンドを実行する
(1) エージェントホストまたはマネージャーホストでコマンドを実行する
エージェントホストまたはマネージャーホストで,即時にコマンドを実行する場合の操作方法を次に示します。
●即時にコマンドを実行する
- [イベントコンソール]画面で,[オプション]-[コマンド実行]を選択する,またはツールバーから
をクリックする。
[コマンド実行]画面が表示されます。
- 実行したいコマンドが登録されている[コマンド]ボタンをクリックする。
コマンドを実行してもよいかを確認するメッセージが表示されるので,問題なければ[はい]ボタンをクリックします。
エージェントホストまたはマネージャーホストでコマンドが実行されます。なお,コマンドボタン定義ファイルのquiパラメーターでtrueを指定している場合,メッセージは表示されないで,すぐにコマンドが実行されます。
●コマンドの登録内容を変更してからコマンドを実行する
コマンドの登録内容を変更してからコマンドを実行する場合の操作方法を次に示します。
- [イベントコンソール]画面で,[オプション]-[コマンド実行]を選択する,またはツールバーから
をクリックする。
[コマンド実行]画面が表示されます。
- 実行したいコマンドが登録されている[コマンド]ボタンを右クリックしてポップアップメニューを表示する。
- ポップアップメニューの[カスタム実行]をクリックする。
[コマンド実行]画面の[実行ホスト名],[実行コマンド],[環境変数ファイル]の項目に[コマンド]ボタンの設定内容が表示され,編集できる状態になります。
[実行ホスト名],[実行コマンド],[環境変数ファイル]の各項目を必要に応じて編集します。
- [実行]ボタンをクリックする。
エージェントホストまたはマネージャーホストでコマンドが実行されます。
(2) 選択したイベントの登録ホストに定義されたコマンドを実行する
イベントの登録ホストが調査対象ホストや障害対策の対象ホストである場合,実行ホスト名に何も指定しないで[コマンド]ボタンを定義しておくと,[コマンド]ボタンをクリックしたとき,選択したイベントの登録ホストに定義されたコマンドを実行できます。なお,登録ホストに対し,別のJP1イベントの属性をマッピングしていても,[実行ホスト名]にはマッピング前の登録ホストが設定されます。
選択したイベントの登録ホストに定義されたコマンドを実行する手順を次に示します。
- [イベント詳細]画面で,[コマンド実行]ボタンを選択する。
[コマンド実行]画面が表示されます。
- 実行したいコマンドが登録されている[コマンド]ボタンをクリックする。
コマンドを実行してもよいかを確認するメッセージが表示されるので,問題なければ[はい]ボタンをクリックします。
選択したイベントの登録ホストに定義されたコマンドが実行されます。なお,コマンドボタン定義ファイルのquiパラメーターでtrueを指定している場合,メッセージは表示されないで,すぐにコマンドが実行されます。