3.1.1 Windowsの場合

Windowsの場合,起動方法はIMデータベースを使用するかどうかによって異なります。

IMデータベースを使用する場合の起動方法を次に示します。

  1. IMデータベースを起動する。
    JP1/IM-Manager DB Serverサービスを起動します。
  2. JP1/IM - Managerを起動する。
    JP1/IM-Managerサービスを起動します。

IMデータベースを使用しない場合の起動方法を次に示します。

  1. JP1/IM - Managerを起動する。
    JP1/IM-Managerサービスを起動します。

IMデータベースおよびJP1/IM - Managerを起動するには,JP1/Baseの起動管理機能を使用する方法と,起動管理機能を使わない方法があります。

起動管理機能は,あらかじめ設定した順序に従って,サービスを起動する機能です。起動管理機能が設定してあると,Windowsの起動時に,まず,JP1/Base Control Serviceが起動し,そのあとJP1/Base,JP1/IM - Managerなどの各サービスを順に起動します。

なお,起動管理機能を使用してサービスを起動するには,Windowsの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択し,「サービス」ダイアログボックスでJP1/IM-Manager DB ServerサービスおよびJP1/IM-Managerサービスの起動方法を「手動」にしておく必要があります。起動管理機能の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のサービスの起動順序および終了順序の設定(Windows限定)の章を参照してください。

IMデータベースの起動
IMデータベースは,デフォルトでは,JP1/Baseの起動管理機能で起動しないように設定されています。
起動管理機能を使わないで起動する場合は,[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から,JP1/IM-Manager DB Serverサービスを起動してください。
起動管理機能を使って起動する場合は,JP1/Baseの起動順序定義ファイルで,次の行から「#」を削除してください。また,StopCommandの<JP1/IM - Manager Path>の部分をManagerパスに置き換えてください。

#[Jp1IM-Manager DB]
#Name=JP1/IM-Manager DB Server
#ServiceName= HiRDBEmbeddedEdition_JM0
#StopCommand=Managerパス¥bin¥imdb¥jimdbstop.exe

起動管理機能の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のサービスの起動順序および終了順序の設定(Windows限定)の章を参照してください。
JP1/IM - Managerの起動
JP1/IM - Managerは,デフォルトでは,JP1/Baseの起動管理機能で起動するように設定されています。
起動管理機能を使わないで起動する場合は,[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から,JP1/IM-Manager DB ServerサービスおよびJP1/IM-Managerサービスを起動してください。