2.3.2 リモート監視構成からエージェント構成に監視構成を変更する場合の注意事項
リモート監視構成のログファイルトラップ(リモート監視ログファイルトラップ)およびイベントログトラップ(リモート監視イベントログトラップ)を,エージェント構成のログファイルトラップおよびイベントログトラップで監視するように構成を変更する場合の注意事項について説明します。
- <この項の構成>
- (1) ログファイルトラップ
- (2) イベントログトラップ
(1) ログファイルトラップ
ログファイルトラップの監視構成を変更する場合は,次の点を注意してください。
- 正規表現のタイプ(-Rオプション)を指定している場合,指定内容に合わせた共通定義情報を設定する
- -R basicを指定しているとき
基本正規表現を有効にする
- -R extendedを指定しているとき
拡張正規表現を有効にする
- 正規表現のタイプ(-Rオプション)を指定していない場合,共通定義情報で拡張正規表現を有効に設定する
- ファイル監視間隔(-tオプション)を指定していない場合,監視間隔が短くなる
- 論理ホストのリモート監視を移行する場合,登録先イベントサーバ名(-sオプション)を指定する
(2) イベントログトラップ
イベントログトラップの監視構成を変更する場合は,次の点を注意してください。
- 正規表現のタイプ(-Rオプション)を指定している場合,指定内容に合わせた共通定義情報を設定する
- -R basicを指定しているとき
基本正規表現を有効にする
- -R extendedを指定しているとき
拡張正規表現を有効にする
- 正規表現のタイプ(-Rオプション)を指定していない場合,共通定義情報で拡張正規表現を有効に設定する
- 論理ホストのリモート監視を移行する場合,serverを指定する
- trap-intervalに181以上を指定している場合,180以下に変更する
- trap-intervalを指定していない場合,監視間隔が短くなる
- jp1event-sendに1(通知設定)を定義する