4.11 発生元ホストのマッピングの設定
発生元ホストをマッピングするための手順を説明します。発生元ホストのマッピングは,統合監視DBを使用している場合に利用できます。
発生元ホストのマッピングを設定する手順を次に示します。
- 発生元ホストのマッピングを有効にする。
jcoimdef -hostmap ON
jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。
- 発生元ホストマッピング定義ファイルを編集する。
次のイベントをマッピングしたい場合に発生元ホストマッピング定義ファイルを編集します。この定義ファイルには,1,000個まで定義を指定できます。
- JP1製品以外から発行されたイベント
- JP1/Baseでログファイルトラップを設定したイベント
なお,JP1/IM - Managerが発行するリモート監視のイベント,およびJP1/Baseが発行するSNMPトラップについては,マッピングする必要はありませんので,この手順は不要です。また,次に示す製品が発行するイベントについても,マッピングする必要はありません。
- BJEX
- Cosminexus
- JP1/AJS
- JP1/Base
- JP1/Cm2/NNM
- JP1/Cm2/SSO
- JP1/IM - EG for NNMi
- JP1/IM - MO
- JP1/PAM
- JP1/PFM
- JP1/PFM/SSO - Agent for Process
- JP1/SCIM
- JP1/ServerConductor
編集する内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「発生元ホストマッピング定義ファイル(user_hostmap.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
- JP1/IM - Managerを再起動する。
手順1で発生元ホストのマッピングを無効から有効に変更した場合は,JP1/IM - Managerを再起動する必要があります。
発生元ホストのマッピングを有効にしている状態で,発生元ホストマッピング定義ファイルを編集した場合は,jco_spmd_reloadコマンドを実行することで定義を反映できます。
jco_spmd_reloadコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jco_spmd_reload」(1. コマンド)を参照してください。