4.4.3 自動アクションの実行状況監視の設定

自動アクションの実行状況の監視には,状態監視および遅延監視があります。また,状態監視および遅延監視で異常を検知したときにJP1イベントを発行したり,通知コマンドを実行したりして自動アクションの異常を通知できます。

それぞれの設定について説明します。

<この項の構成>
(1) 自動アクションの状態監視および遅延監視の設定
(2) 状態監視および遅延監視で異常を検知した場合の通知の設定

(1) 自動アクションの状態監視および遅延監視の設定

自動アクションの実行状況監視は,JP1/IM - ViewのGUIまたは定義ファイルで設定できます。

JP1/IM - ViewのGUIを使って設定する
状態監視は[アクション設定]画面,遅延監視は[アクション詳細設定]画面で設定します。なお,[アクション設定]画面,[アクション詳細設定]画面の詳細については,次を参照してください。
  • マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス」の「2.25 [アクション設定]画面」を参照してください。
  • マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス」の「2.26.1 [アクション詳細設定]画面」を参照してください。
定義ファイルを編集して設定する
状態監視,遅延監視のどちらも自動アクション定義ファイル(actdef.conf)を編集して設定します。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

(2) 状態監視および遅延監視で異常を検知した場合の通知の設定

状態監視および遅延監視で異常を検知した場合の通知は,自動アクション通知定義ファイル(actnotice.conf)を編集して設定します。

詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション通知定義ファイル(actnotice.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。