ここでは,NetBIOSの設定について説明します。設定後,JP1/IM - Managerホストから監視対象ホストのログファイルが読み取り可能になっていることを確認してください。
(1) ファイル共有を設定する
リモートの監視対象ホストで,監視対象のログファイルが配置されているフォルダの共有設定を有効にし,ホスト情報に設定するユーザーに読み取り可能な権限を付与します。なお,ファイル共有を許可するユーザー数を少なく設定すると,ログファイルトラップの開始時に,ファイル共有の接続を許可するユーザー数の上限を超え,エラーとなるおそれがあります。
(2) JP1/IM - Managerホストでローカルセキュリティを設定する
JP1/IM - Managerホストで[管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]-[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]-[ネットワーク経由でコンピュータへアクセス]に,システム共通設定のIMホストアカウントに設定するユーザー名を追加します。
(3) 監視対象ホストでローカルセキュリティを設定する
リモートの監視対象ホストで[管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]-[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]-[ネットワーク経由でコンピュータへアクセス]に,監視対象ホストのホスト情報のリモート通信設定に設定するユーザー名を追加します。
(4) レジストリを設定する
監視対象ホストが論理ホストの場合,一つの監視対象ホストに対して複数のIPアドレスやホスト名を使用してリモート監視するときは,対象の監視対象ホストでレジストリを設定してください。手順を次に示します。
(5) NetBIOSの接続確認をする
アクセスに失敗する場合は,手順が正しく実施できているかどうか見直してください。