クラスタ運用していない状態で,マネージャーが互いにルーティングできない二つのLANに接続されており,一方のLANからJP1/IM - Viewでマネージャーに接続し,もう一方にあるホスト上でコマンドを実行する場合の例を次に示します。
図7-2 複数LAN環境でのコマンド実行(クラスタ運用なし)
この場合の各ホストの設定を次の表に示します。
表7-3 HostXの設定(JP1/IM - Manager)
ホスト名 | バインド方式※ | jp1host設定※ |
---|---|---|
HostX | 送信ANY,受信ANY | - |
送信ANY,受信IP | 10.1.1.2,20.1.1.2 |
注※ どちらの設定でも接続できます。
JP1/Baseの通信設定を変更しなくても問題なく動作します(クラスタ運用しない場合,送受信ともにANYバインド方式で動作します)。
表7-4 HostAの設定(JP1/IM - View)
ホスト名 | 接続ホスト | その他条件 |
---|---|---|
HostA | HostX | ホスト名HostX→10.1.1.2の変換ができること |