6.7.1 IM構成管理でエクスポート・インポートの対象となる情報
IM構成管理で管理する情報とエクスポート・インポートの対象範囲を,次の表に示します。
表6-37 IM構成管理で管理する情報とエクスポート・インポートの対象範囲
IM構成管理が管理する情報 | エクスポート | インポート |
---|
ホスト情報 | 手動入力項目 | ○ | ○ |
OS情報 | ○ | × |
製品情報 | ○ | × |
仮想化構成情報 | ○ | ○ |
リモート通信方法 | ○ | ○ |
ユーザー・パスワード情報 | ○ | ○ |
システムの階層構成 | エージェント構成情報 | ○ | ○ |
リモート監視構成情報 | ○ | ○ |
リモート認証情報 | WMI認証情報 | ○ | ○ |
SSH認証情報出力 | ○ | ○ |
業務グループ情報 | ○ | ○ |
監視グループ情報 | ○ | ○ |
プロファイル | イベントの転送設定ファイル | ○ | ○ |
イベントログトラップ動作定義ファイル | ○ | ○ |
ログファイルトラップ動作定義ファイル※ | ○ | ○ |
ログファイルトラップ起動定義ファイル※ | ○ | ○ |
ローカルアクション実行定義ファイル | ○ | ○ |
認証サーバ設定ファイル | × | × |
JP1ユーザー設定ファイル | × | × |
ユーザーマッピング設定ファイル | × | × |
リモート監視ログファイルトラップ動作定義ファイル | ○ | ○ |
リモート監視ログファイルトラップ起動定義ファイル | ○ | ○ |
リモート監視イベントログトラップ動作定義ファイル | ○ | ○ |
サービス稼働情報 | × | × |
- (凡例)
- ○:対象となる
- ×:対象とならない
- 注※
- 次の状態でインポートされます。
- インポート先のホストに,インポートしたログファイルトラップと同じ名称の監視名のログファイルトラップが起動状態である場合
- ログファイルトラップが起動状態,インポートしたプロファイルの編集内容が反映されていない状態でインポートされます。インポートしたプロファイルの編集内容を反映するには,インポートしたあとに,再起動して反映してください。再起動して反映する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.1(6)(b) エージェントごとに設定ファイルの編集内容を反映する」を参照してください。
- インポート先のホストに,インポートしたログファイルトラップと同じ名称の監視名のログファイルトラップが停止状態である場合
- ログファイルトラップが停止状態,インポートしたプロファイルの編集内容が反映されていない状態でインポートされます。インポートしたプロファイルの編集内容を反映するには,インポートしたあとに,ログファイルトラップを起動してください。ログファイルトラップを起動する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.1(7)(a) ログファイルトラップを起動する」を参照してください。
- インポート先のホストに,インポートしたログファイルトラップと同じ名称の監視名のログファイルトラップがない場合
- ログファイルトラップが停止状態でインポートされます。インポートしたあとに,ログファイルトラップを起動してください。ログファイルトラップを起動する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.1(7)(a) ログファイルトラップを起動する」を参照してください。
エクスポートおよびインポートできるIM構成管理の情報の内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の「8.7 IM構成管理の管理情報をエクスポート・インポートする」を参照してください。