統合監視DBおよびIM構成管理DBを使用する場合,JP1/IM - Managerが動作するマネージャーに必要なIMデータベースの容量を見積もってください。システム構築時に選択するIMデータベースの容量について,次の表に示します。
表12-1 データベースのサイズの種類
サイズの種類 | 容量 | システム規模の例 | ||
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合計 | 内訳 | |||
小規模(S) | 11ギガバイト | 統合監視DB | 9ギガバイト |
|
IM構成管理DB | 1ギガバイト |
| ||
システムDB領域※1 | 1ギガバイト | - | ||
中規模(M) | 36ギガバイト | 統合監視DB | 33ギガバイト |
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IM構成管理DB | 1ギガバイト |
| ||
システムDB領域※1 | 2ギガバイト | - | ||
大規模(L) | 114ギガバイト | 統合監視DB | 96ギガバイト |
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IM構成管理DB | 10ギガバイト |
| ||
システムDB領域※1 | 8ギガバイト | - |
また,クラスタシステムで運用する場合には,共有ディスク上とローカルディスク上にそれぞれ次の表に示す容量が必要です。
表12-2 クラスタシステムで運用する場合のディスク容量
サイズの 種類 | 容量の合計 | 共有ディスクに必要な容量 | ローカルディスクに必要な容量 | ||
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システムDB領域 | 統合監視DB領域 | IM構成管理DB領域 | システムDB領域 | ||
小規模(S) | 11ギガバイト | 0.95ギガバイト | 9ギガバイト | 1ギガバイト | 0.05ギガバイト |
中規模(M) | 36ギガバイト | 1.9ギガバイト | 33ギガバイト | 1ギガバイト | 0.1ギガバイト |
大規模(L) | 114ギガバイト | 7.4ギガバイト | 96ギガバイト | 10ギガバイト | 0.6ギガバイト |
運用途中でイベントの発生件数が大幅に増加することを想定して,余裕を持ったデータベースのサイズを設定することをお勧めします。
なお,統合監視DBの容量が上限に達した場合は古いものからJP1イベントが削除されます。一度に削除されるJP1イベントは,データベースのサイズにかかわらず,最大で20,000件です(格納されているJP1イベントのサイズによって,20,000件より少なくなる場合があります)。