次に示すログファイルトラップとイベントログトラップの起動・停止を管理できます。
ただし,エージェントの場合,JP1/Baseのバージョンが09-10以降のときに限ります。
これらを起動・停止するために,次に示す設定ファイルを使用します。
なお,エージェント場合,JP1/Baseのバージョンを09-10より前のバージョンから09-10以降にした場合,起動順序定義ファイルまたはjbs_startコマンドでログファイルトラップを起動するように定義しているときは,ログファイルトラップの定義をログファイルトラップ起動定義ファイルに移行する必要があります。移行する方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のインストール・アンインストール時の注意事項,の説明を参照してください。
(1) ログファイルトラップとイベントログトラップの起動
IM構成管理によるログファイルトラップとイベントログトラップの起動の流れを次に示します。
図6-46 ログファイルトラップとイベントログトラップの起動の流れ
起動の操作は,IM構成管理・ビューアーの[プロファイル表示/編集]画面から実行します。
なお,次に示す状態の場合,[プロファイル表示/編集]画面の[操作]-[プロセス起動]が使用できません。
リモート監視ログファイルトラップを起動し,監視対象ホストへのNetBIOS接続が行われたあとにWindowsのアカウント情報を変更した場合,NetBIOS接続が切断されるまで接続が保たれます。NetBIOS接続を切断して変更したアカウント情報で接続するためには,監視対象ホストまたはマネージャーホストのどちらか一方を再起動する必要があります。
エージェントのログファイルトラップを起動する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.1(7)(a) ログファイルトラップを起動する」を参照してください。
リモート監視ログファイルトラップおよびリモート監視イベントログトラップを起動する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.2(5)(a) リモート監視ログファイルトラップを起動する」を参照してください。
(2) ログファイルトラップとイベントログトラップの停止
IM構成管理によるログファイルトラップとイベントログトラップの停止の流れを次に示します。
図6-47 ログファイルトラップとイベントログトラップの停止の流れ
停止の操作は,IM構成管理・ビューアーの[プロファイル表示/編集]画面から実行します。
なお,次に示す状態の場合,[プロファイル表示/編集]画面の[操作]-[プロセス停止]が使用できません。
エージェントのログファイルトラップを停止する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.1(7)(b) ログファイルトラップを停止する」を参照してください。
リモート監視ログファイルトラップおよびリモート監視イベントログトラップを停止する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「3.5.2(5)(b) リモート監視ログファイルトラップを停止する」を参照してください。