7.2.1 ヘルスチェック機能の監視対象プロセス

JP1/IM - Managerのヘルスチェック機能の監視対象プロセスを次の表に示します。

表7-2 ヘルスチェック機能の監視対象プロセス

製品機能機能名監視
JP1/IM - Managerイベントコンソールサービスevtcon
アクション実行サービスjcamain
イベント基盤サービスevflow
相関イベント発行サービス※1evgen
セントラルスコープサービス※2jcsmain
インシデント登録サービス※3jcdmain
プロセス管理※2jco_spmd
Windowsサービス制御※2jco_service
IM構成管理サービスjcfmain
JP1/Baseイベントサービス※4jevservice
イベントサービス以外jbspluginなど
(凡例)
○:対応
-:未対応
注※1
デフォルトで無効になっている機能です。統合監視DBを使用しない場合のサービスです。統合監視DBを使用する場合,相関イベント発行サービスは,監視対象になりません。相関イベント発行サービス機能を有効に変更し,ヘルスチェック機能を有効に設定すると,相関イベント発行サービス機能もヘルスチェック機能の監視対象になります(相関イベント発行サービス機能の有効・無効はjcoimdefコマンドで設定します)。
注※2
セントラルスコープサービス(jcsmain)およびIM構成管理サービス(jcfmain)はヘルスチェック機能に未対応です。プロセス管理(jco_spmd)は,JP1/IM-Managerサービスに影響がないため監視しません。また,JP1/IM - Managerの起動・停止を行うプロセス(jco_service)は,サービスの起動・停止をするだけのプロセスであるため監視しません。
注※3
デフォルトで無効になっている機能です。インシデント登録サービス機能を有効に変更し,ヘルスチェック機能を有効に設定すると,インシデント登録サービス機能もヘルスチェック機能の監視対象になります(これらの機能の有効・無効はjcoimdefコマンドで設定します)。
注※4
JP1/Baseのプロセスに関してJP1/IM - Managerのヘルスチェック機能で監視するのはマネージャー上のイベントサービスだけです。

参考
マネージャー上のJP1/BaseのそのほかのプロセスはJP1/Baseのヘルスチェック機能で監視できます。また,エージェント上のJP1/Baseプロセスの状態異常は,JP1/Baseのヘルスチェック機能を使って,JP1イベントとしてマネージャーに転送,登録できます。
詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のヘルスチェック機能の設定の章を参照してください。