JP1/IM - Managerのプロセス管理機能は,JP1/IM - Managerで提供する各機能の起動や停止を制御する基盤機能です。また,各機能の動作状態を確認する場合の指示もプロセス管理機能によって制御されています。
JP1/IM - Managerは次のような機能によって構成されています。これらの機能のプロセスを,プロセス管理機能が制御しています。
プロセス管理機能のコマンドには次のものがあります。
表7-1 プロセス管理機能のコマンド
機能 | コマンド | 説明 |
---|---|---|
JP1/IM - Managerの起動※ (UNIX限定) | jco_start | JP1/IM - Managerの起動・停止を制御するコマンドです。 |
JP1/IM - Managerの停止※ (UNIX限定) | jco_stop | |
JP1/IM - Managerの動作確認 | jco_spmd_status | JP1/IM - Managerの動作状態を確認します。 |
JP1/IM - Managerの定義情報の再読み込み | jco_spmd_reload | JP1/IM - Managerの定義情報を変更したときに,変更内容を読み込んで有効にします。 |
注※ Windowsの場合,Windowsのサービスを使って起動・停止します。登録名はJP1/IM-Managerサービスです。これにより,JP1/IM - Managerの起動・停止ができます。
表中のコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「1. コマンド」を参照してください。
なお,JP1/IM - Managerのプロセス管理機能は,起動,終了に関する異常を検知,対処するために次の機能を提供しています。
これら機能の詳細については,次の「7.1.1 プロセス異常終了時の再起動」「7.1.2 プロセス異常検知時のJP1イベントの発行」を参照してください。