コマンドを実行するJP1ユーザーとホスト上のOSユーザーを対応づけるには,JP1/Baseのユーザーマッピングを使用します。ユーザーマッピングを設定すると,管理サーバから商品企画部や営業部のホストにコマンドを実行したり,自動アクションを実行したりできます。自動アクションの設定については,「3.2.1 自動アクション機能でコマンドを実行しよう」を参照してください。
ユーザーマッピングの設定方法をGUIとコマンドに分けて説明します。
コマンドを実行するJP1ユーザー(jp1admin)とOSユーザー(eigyouA)をユーザーマッピングしてみましょう。なお,ユーザーマッピングの設定は,各ホストで必要です。
(1) GUIの場合
[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスの[ユーザーマッピング]タブで設定します。
(2) コマンドの場合
jbssetumapコマンドで設定します。次のようにコマンドを実行してください。
jbssetumap -u jp1admin
-sh kanri
-o eigyouA