JP1/Integrated Management - Manager クイックリファレンス
システムで発行されたイベントを一元管理するためには,イベント転送の設定およびセントラルコンソールの機能の設定をする必要があります。イベント転送は,監視に必要ないイベントを転送しないように設定できるため,JP1/IM - Managerの負荷を軽減できます。セントラルコンソールの機能は,運用中に発行されるさまざまなイベントを集中監視できます。
イベントを一元管理するために,次を設定します。
- イベント転送の設定
- セントラルコンソールの機能の設定
それぞれの手順を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) イベント転送の設定
- (2) セントラルコンソールの機能の設定
(1) イベント転送の設定
イベント転送は,IM構成管理の[プロファイル表示/編集]画面から設定します。
- 画面の表示方法
- [プロファイル表示/編集]画面は,[IM構成管理]画面から[表示]−[プロファイル表示]を選択すると表示されます。
- 前提条件
- IM構成管理DBが設定されている。
イベント転送を設定して,イベントを管理サーバに転送しましょう。
変更が必要な管理対象がある場合は,転送設定ファイルを修正してください。
参照先
- 導入・設計ガイド 3.1.1 セントラルコンソールによる監視
- JP1/Base 運用ガイド 転送設定ファイル(forward)の章
(2) セントラルコンソールの機能の設定
このマニュアルでは,次の機能について説明します。詳細については,次の表を参照してください。
表1-2 このマニュアルでのセントラルコンソールの機能
セントラルコンソールの機能 セントラルコンソール機能の概要 参照先
イベントのフィルタリング 監視の目的に合ったイベントを表示するために,イベントのフィルタリングを設定します。
イベントのフィルタリングは,次に示す4種類※のフィルターがあります。
2.1
2.3相関イベント発行 関連性を持つイベントが発行された場合,新しいイベントを発行します。 3.1 自動アクション システムに問題が発生した場合に自動的にコマンドを実行します。 3.2
3.3注※ JP1/Baseが各エージェントに転送するイベントを選択するための,転送フィルターもあります。
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