JP1/Base 関数リファレンス
機能
JevGetOpen()関数で指定した条件に合致するJP1イベントを1件取得します。この関数を繰り返し呼び出すことによって,JevGetOpen()関数で指定したフィルターに合致するJP1イベントを,イベントDBに登録された順に取得できます。
定義ヘッダー
JevApi.h
形式
JP1EVENT JevGetEvent(long* lplStatus,
JEVGETKEY key,
JEVACCESSTYPE access);
引数
lplStatus
この関数の異常終了時の状態コードを返す領域へのポインターを指定します。状態コードとその意味は次のとおりです。
表3-11 状態コードと意味(JevGetEvent)
状態コード 意味 JEV_S_CONNECT_ERROR イベントサービスに接続できません。 JEV_S_INVALID_SERVER イベントサーバ名が不正です。 JEV_S_PARAM_ERROR パラメーターが不正です。 JEV_S_NO_EVENT フィルターに一致するJP1イベントが存在しません。 JEV_S_MAXOPEN ファイルオープン数が限界に達しました。 JEV_S_NOMEMORY メモリー不足です。 JEV_S_IO_ERR 入出力エラーです。 key
JP1イベント取得用ハンドル(JevGetOpen()関数の戻り値)を指定します。
access
JP1イベントを取得するときに,該当するJP1イベントが存在しない場合の動作を指定するための値を指定します。値は,次に示すどちらかです。
- JEVGET_WAIT
- 該当するJP1イベントが発生するまで制御を戻しません。
- JEVGET_NOWAIT
- 該当するJP1イベントがなければ,すぐにエラーリターンします。
戻り値
正常終了 JP1イベントアクセス用ハンドルを返す。 異常終了 NULLポインターを返す。また,失敗時の詳細エラーコードをlplStatusで指定された領域に格納する。
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