2.5 コマンドプロンプトの起動方法

OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合,コマンドプロンプトは,次の2種類の特権モードで動作します。

ユーザーアカウント制御機能(UAC)を無効にしている場合は,常に管理者コンソールが起動されます。

Performance Managementが提供しているコマンドは,必ず管理者コンソールで実行してください。

管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法を次の表に示します。

表2-8 管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法

管理者グループ管理者ユーザー起動方法
AdministratorsAdministratorコマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。
上記以外のユーザーUACが有効な場合
  • コマンドプロンプトを起動すると,標準コンソールが起動されます。
  • 管理者コンソールを起動する場合,ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されます。ダイアログの[続行]ボタンをクリックすると管理者コンソールが起動されます。[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,コマンドプロンプトは起動されません。
UACが無効な場合
  • コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。

管理者コンソールは,OSで用意されている管理者コンソールと,PFM - Baseから提供されている管理者コンソールがあります。それぞれの起動方法を説明します。

<この節の構成>
(1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法
(2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法

(1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法

[スタート]メニューから[プログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択します。

起動されたコマンドプロンプトが管理者コンソールであるかどうかは,タイトルバーに[管理者]が表示されているどうかで判断できます。

図2-5 OSが用意している管理者コンソールの画面

[図データ]

(2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法

[スタート]メニューから[プログラム]-[Performance Management]-[管理者コンソール]を選択します。

図2-6 PFM - Baseが提供している管理者コンソールの画面

[図データ]