明示管理ヒープ機能で使用する領域(Explicitヒープ)の使用状況を監視することで,Cosminexus全体の処理性能の低下を検出,または予測することができます。
Explicitヒープの使用状況の監視例として「EHeap」アラームを使用する場合の設定例を次の表に示します。
表1-7 Explicitヒープの使用状況の監視例(EHeapアラームを使用する場合)
アラーム | 使用レコード | 使用フィールド | 異常条件 | 警告条件 | 値の見方 |
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EHeap | PI_JVM | Max Using Eheap % | Max Using Eheap % >= 100 | Max Using Eheap % >=80 | 実行待ちキューへのリクエスト滞留率が80%以上になったら警告とする。 滞留率が100%に達して,リクエストがキューからあふれた場合に異常とする。 |