JP1/Performance Management - Agent Option for uCosminexus Application Server
JCAリソースのコネクション取得失敗数を監視することで,JCAリソースを利用するアプリケーションの応答速度の低下や応答障害を検出したり,予測したりできます。
JCAリソースのコネクション取得失敗数は,監視テンプレートで提供している「JCA Resource」アラームを使用することで監視できます。
監視テンプレート「JCA Resource」アラームを次の表に示します。
表1-2 JCA Resourceアラーム
アラーム 使用レコード 使用フィールド 異常条件 警告条件 値の見方 JCA Resource PI_JCAR Failed Request Count Failed Request Count >= 1 Failed Request Count >= 1 コネクション取得失敗数。
- しきい値に対する考え方
- JCAリソースのコネクション取得に失敗した場合,JCAリソースを利用するアプリケーションへの応答がエラーになっているおそれがあります。
- 対処方法
- JCAリソースのコネクション取得に失敗した要因を調査してください。
- 要因としては,アプリケーションの過負荷などが考えられます。この場合,コネクションプールサイズを見直してください。
JCA Resourceアラームの詳細については,「5. 監視テンプレート」の「JCA Resource」を参照してください。
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