WebSphere Application Serverの動作基盤であるJavaVMのCPU使用率を監視することで,WebSphere Application Server全体の処理性能の低下を検出したり,または予測したりできます。
JavaVMのCPU使用率は,監視テンプレートで提供している「JVM Use CPU」アラームを使用することで監視できます。
監視テンプレート「JVM Use CPU」アラームを次の表に示します。
表1-2 監視テンプレート「JVM Use CPU」アラーム
アラーム | 使用レコード | 使用フィールド | 異常条件 | 警告条件 | 値の見方 |
---|---|---|---|---|---|
JVM Use CPU | PI_JVM | CPU Use % | CPU Use % >= 95 | CPU Use % >= 75 | JVMランタイムのCPU使用率(%)。 |
JVM Use CPUアラームの詳細については,「5. 監視テンプレート」の「JVM Use CPU」を参照してください。