1.1.1 Lotus Notes/Dominoのパフォーマンスデータを収集できます
PFM - Agent for Dominoを使用すると,インスタンスで起動しているプロセス数などのパフォーマンスデータを収集できます。
- 注意
- PFM - Agent for Dominoでは,7ビットアスキー以外の文字が含まれるパフォーマンスデータは収集できません。
PFM - Agent for Dominoでは,パフォーマンスデータは,次のように利用できます。
- Lotus Notes/Dominoの稼働状況をグラフィカルに表示する
パフォーマンスデータは,PFM - Web Consoleを使用して,「レポート」と呼ばれるグラフィカルな形式に加工し,表示できます。レポートによって,Lotus Notes/Dominoの稼働状況がわかりやすく分析できるようになります。
レポートには,次の種類があります。
- リアルタイムレポート
監視しているLotus Notes/Dominoの現在の状況を示すレポートです。主に,システムの現在の状態や問題点を確認するために使用します。リアルタイムレポートの表示には,収集した時点のパフォーマンスデータが直接使用されます。
- 履歴レポート
監視しているLotus Notes/Domino の過去から現在までの状況を示すレポートです。主に,システムの傾向を分析するために使用します。履歴レポートを表示するために,PFM - Agent for Dominoのデータベースに格納されたパフォーマンスデータが使用されます。
- 問題が起こったかどうかの判定条件として使用する
収集されたパフォーマンスデータの値が何らかの異常を示した場合,ユーザーに通知するなどの処置を取るように設定できます。