11.4 メッセージ一覧

PFM - Agent for Enterprise Applicationsが出力するメッセージと対処方法について説明します。PFM - Agent for Enterprise Applicationsのメッセージ一覧を次に示します。

KAVF14000-I


Agent Collector has started. (host=ホスト名, service=サービスID)
Agent Collectorが起動しました(host=ホスト名, service=サービスID

Agent Collectorサービスの起動および初期化が完了しました。

(S)
SAPシステムのパフォーマンスデータの収集を開始します。

KAVF14001-I


Agent Collector has stopped. (host=ホスト名, service=サービスID)
Agent Collectorが停止しました(host=ホスト名, service=サービスID

jpcspm stop(jpcstop)コマンドでの停止要求,Windowsサービスの停止,またはシグナル割り込みによって,Agent Collectorサービスが終了しました。

シグナル割り込み時には,このメッセージの前にシグナル受信イベントと補足したシグナル番号を表すメッセージKAVF14151-Eが出力されます。

(S)
Agent Collectorサービスを停止します。

KAVF14002-E


Agent Collector failed to start. (rc=保守コード)
Agent Collectorの起動に失敗しました(rc=保守コード

Agent Collectorサービスの起動および初期化に失敗したため,Agent Collectorサービスの処理を続行できません。

(S)
Agent Collectorサービスを停止します。
(O)
syslog(UNIXの場合),Windowsイベントログ(Windowsの場合),または共通メッセージログに出力されている直前のメッセージを確認し,そのメッセージの対処方法に従ってください。

KAVF14100-I


Connected to the SAP system. (sid=SAPシステムID)
SAPシステムに接続しました(sid=SAPシステムID

SAPシステムとのRFC接続が確立されました。

(S)
Agent Collectorサービスの初期化処理を続行します。

KAVF14103-I


Reconnected to the SAP system. (sid=SAPシステムID)
SAPシステムに再接続しました(sid=SAPシステムID

SAPシステムとのRFC接続が再確立されました。このメッセージは,Agent Collectorサービスが起動してから少なくとも1度は接続が確立されたあと,何らかの理由で切断され,SAPシステムに再接続する場合に出力されます。

(S)
Agent Collectorサービスの初期化処理を続行します。

KAVF14105-I


The connection to the SAP system was closed. (sid=SAPシステムID)
SAPシステムとの接続を閉じました(sid=SAPシステムID

SAPシステムとのRFC接続が停止しました。

このメッセージは,停止要求に基づいた処理をする場合,または稼働中の一時的なエラーに対してRFCハンドルを解放する場合に出力されます。

(S)
停止要求に基づいた処理をする場合は,Agent Collectorサービスを終了します。
稼働中の一時的なエラーに対してRFCハンドルを解放する場合は,次回の接続まで待機します。

KAVF14121-E


An error occurred in the RFC API. (エラーが発生したAPI名)
RFC APIでエラーが発生しました(エラーが発生したAPI名

RFC関数の呼び出しでエラーが発生しました。SAPシステムとの接続時に発生したRFC APIエラーについては,このメッセージの代わりにメッセージKAVF14127-EまたはメッセージKAVF14128-Eが出力されます。共通メッセージログ内には,続いて詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14122-Eが出力されます。エラーの要因として,次のことが考えられます。

  • SAPシステムが稼働していない
  • SAPシステムが高負荷であるためRFC要求を受け付けられない
  • ネットワークの設定に問題がある
(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    監視を続行します。開いているRFCハンドルは閉じられ,次回の収集タイミングで接続が再確立されます。なお,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内に設定されている接続パラメーター,SAPシステムの稼働状態,ネットワークの状態などを見直し,問題を取り除いてから再起動してください。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    SAPシステムがダウンしているなどの致命的な状態になっていることがあります。このエラーが発生した時刻の前後に,共通メッセージログ内に出力されているメッセージKAVF14122-Eを確認して問題を解決してください。
    Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内の接続パラメーターの誤りを訂正する場合,起動中のPFM - Agent for Enterprise Applicationsをjpcspm stop(jpcstop)コマンドで停止してから訂正してください。
    SAPシステムのメンテナンスなど,計画された停止によってこのエラーが発生した場合は,このメッセージを無視してかまいません。PFM - Agent for Enterprise Applicationsは,SAPシステムが再起動された時点で接続を再確立し,監視を続行します。

KAVF14122-E


RFC_ERROR_INFO_EX: GROUP=エラーグループ名, KEY=エラーキー, MESSAGE=エラーメッセージ
RFC_ERROR_INFO_EX: GROUP=エラーグループ名, KEY=エラーキー, MESSAGE=エラーメッセージ

このメッセージは,KAVF14121-E,KAVF14127-E,またはKAVF14128-Eに続けてRFC APIのエラーの詳細を示すメッセージです。メッセージに出力される値の意味を次に示します。

  • GROUP:KEYを識別する3バイトの整数
  • KEY:エラーを識別する最大32バイトのコード
  • MESSAGE:エラー内容を説明する最大512バイトのテキスト(改行コードを含むことがある)

これらの値は,RFC APIのエラーを戻すGetRfcLastErrorEx関数で取得したRFC_ERROR_INFO_EX構造体中のメンバー値をそのまま設定しています。RFCの詳細については,SAPシステムのマニュアルを参照してください。

(S)
このメッセージの前に,メッセージKAVF14121-E,KAVF14127-E,またはKAVF14128-Eのどれかが出力されています。これらのメッセージに記載されているシステムの処置を参照してください。
(O)
このメッセージの前に出力されているメッセージKAVF14121-E,KAVF14127-E,またはKAVF14128-Eを確認して,要因を取り除いてください。

KAVF14125-E


An error occurred in the function module of the SAP system. (エラーが発生した汎用モジュール名)
SAPシステムの汎用モジュールでエラーが発生しました(エラーが発生した汎用モジュール名

SAPシステム上の汎用モジュールから予期しないエラーコードが返されました。共通メッセージログ内には,続いて詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14126-Eが出力されます。エラーの要因は,呼び出した汎用モジュールごとに定義されます。エラーの要因については,メッセージKAVF14126-Eを参照してください。

(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    監視を続行します。なお,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    SAPシステムのバージョンを確認してください。BAPI_XMI_LOGONが権限チェックによってエラーとなることがあります。この場合は,接続に使用するユーザーに権限オブジェクトSXMI_PRODを付与してください。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    このエラーが発生した時刻の前後に,共通メッセージログ内に出力されているメッセージKAVF14126-Eを確認して問題を解決してください。

KAVF14126-E


BAPIRET2: TYPE=メッセージタイプ, ID=メッセージクラス, NUMBER=メッセージ番号, MESSAGE=メッセージテキスト
BAPIRET2: TYPE=メッセージタイプ, ID=メッセージクラス, NUMBER=メッセージ番号, MESSAGE=メッセージテキスト

汎用モジュール(BAPI)のエラーの詳細を示すメッセージです。メッセージに出力される値の意味を次に示します。

  • TYPE:メッセージの重要度を表す1バイトの文字(S:正常,E:エラー,W:警告,I:情報,A:強制終了)
  • ID:メッセージを分類する最大20バイトのクラス
  • NUMBER:エラーを識別する最大3バイトのエラーコード
  • MESSAGE:エラー内容を説明する最大220バイトのテキスト

これらの値は,BAPIのエラーを格納するBAPIRET2構造体中のメンバー値をそのまま設定しています。BAPIの詳細については,SAPシステムのマニュアルを参照してください。呼び出したBAPIの仕様については,SAPシステムのオブジェクトナビゲーター(SE80),BAPIブラウザー(BAPI),またはSAPシステムのマニュアルを参照してください。

(S)
このメッセージの前に,メッセージKAVF14125-Eが出力されています。メッセージKAVF14125-Eのシステムの処置を参照してください。
(O)
このメッセージの前に出力されているメッセージKAVF14125-Eを確認して,要因を取り除いてください。

KAVF14127-E


Cannot connect to the SAP system. (エラーが発生した関数名)
SAPシステムに接続できません(エラーが発生した関数名

SAPシステムとの接続処理で通信エラーが発生しました。SAPシステムとの接続時に発生したRFC APIエラーについては,メッセージKAVF14121-Eの代わりにこのメッセージまたはメッセージKAVF14128-Eが出力されます。共通メッセージログ内には,続いて詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14122-Eが出力されます。

エラーの要因として,次のことが考えられます。

  • SAPシステムが稼働していない
  • SAPシステムが高負荷であるためRFC要求を受け付けられない
  • ネットワークの設定に問題がある
  • あて先情報が不正である(ホスト名,システム番号などに誤りがある)
(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    監視を続行します。開いているRFCハンドルは閉じられ,次回のパフォーマンスデータ収集のタイミングで,接続が再確立されます。なお,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内に設定されている接続パラメーター,SAPシステムの稼働状態,ネットワークの状態などを見直し,問題を取り除いてから再起動してください。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    SAPシステムがダウンしているなどの致命的な状態になっていることがあります。このエラーが発生した時刻の前後に,共通メッセージログ内に出力されているメッセージKAVF14122-Eを確認して問題を解決してください。
    Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内の接続パラメーターの誤りを訂正する場合,起動中のPFM - Agent for Enterprise Applicationsをjpcspm stop(jpcstop)コマンドで停止してから訂正してください。
    SAPシステムのメンテナンスなど,計画された停止によってこのエラーが発生した場合は,このメッセージを無視してかまいません。PFM - Agent for Enterprise Applicationsは,SAPシステムが再起動された時点で接続を再確立し,監視を続行します。

KAVF14128-E


Cannot log on to the SAP system. (エラーが発生した関数名)
SAPシステムにログオンできません(エラーが発生した関数名

SAPシステムとの接続処理でログオンエラーが発生しました。SAPシステムとの接続時に発生したRFC APIエラーについては,メッセージKAVF14121-Eの代わりにこのメッセージまたはメッセージKAVF14127-Eが出力されます。共通メッセージログ内には,続いて詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14122-Eが出力されます。

エラーの要因として,次のことが考えられます。

  • ログオン情報が不正である(クライアント,ユーザー,パスワードなどに誤りがある)
  • ユーザーのパスワードが変更された
  • ユーザーに適切な権限が付与されていない
    権限とは,汎用モジュールにRFC接続するための権限(S_RFC)のことです。
  • SAP NetWeaver 7.0以降をベースとしたSAPシステムで小文字を含む拡張パスワードを定義しているが,インスタンス情報のEXTPWD項目に"N"(拡張パスワードを使用しない)を指定している
(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    監視を続行します。開いているRFCハンドルは閉じられ,次回のパフォーマンスデータ収集のタイミングで,接続が再確立されます。なお,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内に設定されている接続パラメーター,SAPシステム上のユーザー定義などを見直し,問題を取り除いてから再起動してください。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    ユーザーが削除された,パスワードが変更された,などの原因が考えられます。このエラーが発生した時刻の前後に,共通メッセージログ内に出力されているメッセージKAVF14122-Eを確認して問題を解決してください。
    Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内の接続パラメーターの誤りを訂正する場合,起動中のPFM - Agent for Enterprise Applicationsをjpcspm stop(jpcstop)コマンドで停止してから訂正してください。

KAVF14129-E


SAP instance=SAPインスタンス名
SAP instance=SAPインスタンス名

このメッセージは,KAVF14121-EまたはKAVF14127-Eのメッセージ出力時に,通信障害の発生したSAPインスタンス名を示すメッセージです。

(S)
このメッセージの前に,KAVF14121-EまたはKAVF14127-Eのメッセージが出力されています。それらのメッセージに記載されているシステムの処置を参照してください。
(O)
このメッセージの前に出力されているKAVF14121-EまたはKAVF14127-Eのメッセージを確認して,要因を取り除いてください。

KAVF14131-E


The system resources are insufficient.
システムリソースが不足しています

システムのメモリーやハンドルなどのリソースが不足しています。Performance Managementが必要とするリソースに対してシステムのリソースが不足しているか,またはほかのアプリケーションのリソースリークによってシステムが不安定になっています。

(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    できるかぎりAgent Collectorサービスは監視を続行しようとします。一連の操作または要求はリジェクトされ,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
できるかぎり早く問題を特定し,システムの状態を回復してください。必要なリソースを再見積もりするとともに,メモリーの拡張,カーネルパラメーターの見直しなどをして,システムリソースを確保してください。

KAVF14133-E


An error occurred in an internal function. (func=関数名, rc=保守コード)
内部関数(関数名)でエラーが発生しました(func=関数名, rc=保守コード

内部制御の関数インターフェースで関数エラーが発生しました。

(S)
起動処理中にこのエラーが発生するとAgent Collectorサービスは異常終了します。起動完了後(運用中)にエラーが発生した場合は,Agentサービスは監視を続けます。ただし,一連の操作または要求のリジェクトによってこのタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
(O)
頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。保守資料の採取方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。

KAVF14134-E


A file or directory cannot be accessed. (パス)
ファイルまたはディレクトリにアクセスできません(パス

ファイルの作成,削除,読み込み,書き込みなどの一般アクセスをする際に,エラー(ディスク容量不足以外のエラー)が発生しました。このエラーが発生する要因として,次のことが考えられます。

  • ファイルが存在しない
  • アクセス権限がない
  • ファイルシステムがアンマウントされている
  • ファイルのパスがディレクトリのパスになっている(環境不正)
(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    できるかぎりAgent Collectorサービスは監視を続行しようとします。一連の操作または要求はリジェクトされ,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
メッセージに出力されたパスが示すファイルの状態を確認して,問題を取り除いてください。

KAVF14136-E


The content of the Agent Collector service startup initialization file is invalid. (section=セクション名, subsection=サブセクション名, label=ラベル名)
Agent Collectorサービス起動情報ファイルの内容が不正です(section=セクション名, subsection=サブセクション名, label=ラベル名

Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)の指定内容に誤りがあります。

(S)
起動処理を中断してAgent Collectorサービスを停止します。
(O)
メッセージに出力されたセクション名サブセクション名,およびラベル名を参照して,Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)の不正な指定値を訂正してからAgent Collectorサービスを再起動してください。

KAVF14150-E


The system environment is invalid. (rc=保守コード)
システム環境が不正です(rc=保守コード

システム環境が不正です。インストールおよびセットアップが不完全であるか,またはシステムファイルやレジストリが不当に削除または変更された状態でこのエラーが発生します。メッセージカタログが利用できない状況では,日本語環境でも英語でメッセージが出力されます。

(S)
Agent Collectorサービスを異常終了します。
(O)
必要なデータをバックアップしてシステムをアンインストールしたあと,再インストールしてください。それでも解決しない場合,保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。保守資料の採取方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。

KAVF14151-E


The processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました(signal=シグナル番号

システムのシャットダウンなどによって,プロセスの終了シグナルを受け付けたためAgent Collectorサービスを停止します。

(S)
Agent Collectorサービスを停止します。

KAVF14152-W


Reception of a signal caused the service to stop. (signal=シグナル番号)
シグナル受信によってサービスは停止処理を実行します(signal=シグナル番号

UNIXの場合,シグナル受信によってAgent Collectorサービスは停止処理を実行します。

(S)
Agent Collectorサービスの処理を終了します。

KAVF14160-I


The performance data will now be collected. (sid=SAPシステムID, server=SAPインスタンス名)
パフォーマンスデータを収集します(sid=SAPシステムID, server=SAPインスタンス名

Agent Collectorサービスがパフォーマンスデータの収集を開始しました。この時点で収集についてのすべての初期化処理が終了しています。

(S)
パフォーマンスデータを収集します。

KAVF14161-E


The SAP instance does not exist. (sid=SAPシステムID, server=SAPインスタンス名)
SAPインスタンスが存在しません(sid=SAPシステムID, server=SAPインスタンス名

Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)の[Agent] - [Target]サブセクションに設定されているSAPシステムIDまたはSAPインスタンス名に誤りがあるため,接続先のSAPシステム内でインスタンス情報を見つけられません。

(S)
  • 起動処理中にこのエラーが発生した場合
    Agent Collectorサービスを停止します。
  • 起動完了後(運用中)にこのエラーが発生した場合
    監視を続行します。なお,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は,延期されます。
(O)
Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)内に設定されているSAPインスタンス名(TargetセクションのSERVERパラメーター値)を見直してください。SAPインスタンス名は,通常,「ホスト名_SID_システム番号」の形式です。

KAVF14171-W


The performance data could not be updated. (レコードID[.フィールド名])
パフォーマンスデータを更新できませんでした(レコードID[.フィールド名])

パフォーマンスデータの取得に失敗しました。このメッセージの前に,通信障害や汎用モジュールエラーなどの直接的な要因となるエラーを示すメッセージが出力されています。このメッセージに,影響を受けるレコードIDとフィールド名が「.」で区切った形式で出力されます。レコードIDおよびフィールド名は,PFM - Manager名で出力されます。

(S)
収集を続行します。パフォーマンスデータの更新は,次回の収集要求まで延期されます。
(O)
エラーの要因を取り除いてください。

KAVF14172-W


The performance data cannot be collected now.
パフォーマンスデータを収集できない状態です

通信障害が発生しているため,パフォーマンスデータの収集処理が実行されていないことを示すメッセージです。SAPシステムへの接続が復旧したことを示すメッセージKAVF14103-Iが出力されてから,初期化が完了したことを示すメッセージKAVF14160-Iが出力されるまで,このエージェントでは,パフォーマンスデータが収集できません。

(S)
収集要求ごとにSAPシステムへ再接続します。なお,2回目以降の接続エラーは報告されません。SAPシステムへの接続が復旧した場合,メッセージKAVF14103-Iを出力します。
(O)
このメッセージの前に出力されている通信障害メッセージKAVF14121-EおよびKAVF14122-Eを確認して,要因を取り除いてください。

KAVF14173-W


The performance data cannot be reported. (レコードID[.フィールド名])
パフォーマンスデータは報告されません(レコードID[.フィールド名])

接続先のSAPシステムでは,このパフォーマンスデータはサポートされていません。パフォーマンスデータに対応するデータソースが接続先のSAPシステム内に見つかりません。

このメッセージに,サポートされていないパフォーマンスデータのレコードIDとフィールド名が「.」で区切った形式で出力されます。レコードIDおよびフィールド名は,PFM- Manager名で出力されます。

(S)
このパフォーマンスデータを監視対象から外して,エージェントの初期化を続行します。
(O)
サポートしているパフォーマンスデータを確認してください。サポートしているパフォーマンスデータについては,「9. レコード」を参照してください。

KAVF14174-W


During collection of data, the number of instances of a multi-instance record exceeded the maximum. (record=レコードID, limit=上限値, instance=インスタンス数)
データの収集中に複数インスタンスレコードのインスタンス数が上限値を超えました (record=レコードID, limit=上限値, instance=インスタンス数)

データの収集で取得した複数インスタンスレコードのインスタンス数が上限値を超えました。上限値を超えたインスタンスは切り捨てられます。

(S)
処理を続行します。
(O)
監視対象のモニターの設定を見直してください。

KAVF14175-W


The specified monitor set name is invalid. (モニターセット名)
指定されたモニターセット名が不正です (モニターセット名)

Agent Collectorサービスのプロパティの[Agent] - [PI_UMP]フォルダの設定情報について,次のことが考えられます。

  • MONITOR_SETプロパティが設定されていない。
  • 設定されているモニターセット名がSAPシステム上で定義されていない。
  • 定義されているモニターセット名が無効。
(S)
User defined Monitor (Perf.)(PI_UMP)レコードの収集を中断して,処理を続行します。
(O)
Agent Collectorサービスのプロパティの[Agent] - [PI_UMP]フォルダのMONITOR_SETプロパティに設定されているモニターセット名がSAPシステム上に存在しているか確認してください。
モニターセット名は,トランザクションコードRZ20などで確認できます。モニターセット名は,「監視セット」と表記されていることもあります。なお,設定値の大文字・小文字は区別されます。

KAVF14176-W


The specified monitor name is invalid. (モニター名)
指定されたモニター名が不正です (モニター名)

Agent Collectorサービスのプロパティの[Agent] - [PI_UMP]フォルダの設定情報について,次のことが考えられます。

  • MONITOR_SETプロパティが設定されていない。
  • 設定されているモニター名がSAPシステム上で定義されていない。
  • 定義されているモニター名が無効。
(S)
User defined Monitor (Perf.)(PI_UMP)レコードの収集を中断して,処理を続行します。
(O)
Agent Collectorサービスのプロパティの[Agent] - [PI_UMP]フォルダのMONITOR_SETプロパティに設定されているモニター名がSAPシステム上に存在しているか確認してください。
モニター名は,トランザクションコードRZ20などで確認できます。モニター名は,「監視セット」と表記されていることもあります。なお,設定値の大文字・小文字は区別されます。

KAVF14177-W


The performance data could not be collected. (レコードID, モニターセット名, モニター名, MTE名)
パフォーマンスデータの取得に失敗しました (レコードID, モニターセット名, モニター名, MTE名)

MTE名で示されたパフォーマンスデータの取得に失敗しました(BAPIエラー)。このメッセージの直前に,通信障害や汎用モジュールエラーなどの直接的な要因となるエラーを示すメッセージが出力されています。

(S)
MTE名で示されたパフォーマンスデータの収集を中断して処理を続行します。このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は次回の収集タイミングまで延期されます。
(O)
このメッセージの直前に出力されているメッセージを確認して,要因を取り除いてください。

KAVF14178-W


It failed to issue JP1 system event or Agent event extension.
JP1システムイベントの発行または拡張エージェントイベントの発行に失敗しました

Agent Collectorサービスで,JP1システムイベントの発行または拡張エージェントイベントの発行に失敗しました。なお,2回目以降の発行失敗は報告されません。

(S)
Agent Collectorサービスは処理を続行します。
(O)
PFM - Agent for Enterprise Applicationsと同一ホスト上で動作するJP1/Baseが起動しているかどうか確認してください。また,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,統合管理製品(JP1/IM)と連携した稼働監視について説明している章を参照して,設定を見直してください。それでも解決しない場合,保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。保守資料の採取方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。

KAVF14179-W


It failed to issue JP1 system event or Agent event extension, because Memory is insufficient.
メモリー不足のためJP1システムイベントの発行または拡張エージェントイベントの発行に失敗しました

システムのメモリーが不足していたため,Agent CollectorサービスでのJP1システムイベントの発行または拡張エージェントイベントの発行に失敗しました。PFMが必要とするリソースに対してシステムが有するリソースが不足しているか,またはほかのアプリケーションのリソースリークによってシステムが不安定になっています。

(S)
Agent Collectorサービスは処理を続行します。
(O)
問題を特定し,システムの状態を回復させてください。必要なリソースを再見積もりするとともに,メモリーの拡張などをしてシステムリソースを確保してください。

KAVF14200-I


Usage:
jr3slget [-h application-server-host -s system-number]
[-c client -u user {-p password | -p2 extended password}
[-l language] [-codepage codepage]]
[-server sap-instance-name]
[-lasttime time-stamp-file]
[{-x log-file | -x2}]
[-cnf environment-parameter-file]
[-help] [-v]
使用方法
jr3slget [-h アプリケーションサーバホスト -s システム番号]
[-c クライアント -u ユーザー
{-p パスワード | -p2 拡張パスワード}
[-l 言語] [-codepage コードページ]]
[-server SAPインスタンス名]
[-lasttime タイムスタンプファイル]
[{-x ログファイル | -x2}]
[-cnf 環境パラメーター設定ファイル]
[-help] [-v]

-helpオプションが指定されたため,jr3slgetコマンドの使用方法を表示します。

(S)
コマンドを正常終了します。

KAVF14201-I


Usage:
jr3alget [-h application-server-host -s system-number]
[-c client -u user {-p password | -p2 extended password}
[-l language] [-codepage codepage]]
[-c client -u user -p password [-l language] [-codepage codepage]]
[-ms monitor-set-name -mn monitor-name]
[-lasttime time-stamp-file]
[{-x log-file | -x2}]
[-cnf environment-parameter-file]
[-help] [-v]
使用方法:
jr3alget [-h アプリケーションサーバホスト -s システム番号]
[-c クライアント -u ユーザー
{-p パスワード | -p2 拡張パスワード}
[-l 言語] [-codepage コードページ]]
[-ms モニターセット名 -mn モニター名]
[-lasttime タイムスタンプファイル]
[{-x ログファイル | -x2}]
[-cnf 環境パラメーター設定ファイル]
[-help] [-v]

-helpオプションが指定されたため,jr3algetコマンドの使用方法を表示します。

(S)
コマンドを正常終了します。

KAVF14210-I


The command ended normally.
コマンドが正常終了しました

コマンドが正常終了したことを示すメッセージです。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
終了コード0でコマンドを終了します。

KAVF14211-E


The command ended abnormally. (exit=終了コード)
コマンドが異常終了しました(exit=終了コード

コマンドが異常終了したことを示すメッセージです。

(S)
終了コードでコマンドを終了します。
(O)
このメッセージの前に出力されている要因メッセージを参照してください。

KAVF14212-I


Connected to the SAP system.
SAPシステムに接続しました

SAPシステムとのRFC接続が確立されました。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
このメッセージを出力したあとに,接続に使用したパラメーター情報を示すKAVF14213-IとKAVF14215-Iを出力します。その後,処理を続行します。

KAVF14213-I


SAP system data: ashost=アプリケーションサーバホスト, sysnr=システム番号
SAPシステムデータ: ashost=アプリケーションサーバホスト, sysnr=システム番号

このメッセージは,RFC接続確立時にKAVF14212-Iに続けて,RFC接続情報(あて先)として使用したパラメーターを示しています。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
メッセージKAVF14212-Iが出力されたあとに,接続に使用したパラメーター情報を示します。

KAVF14215-I


SAP user data: client=クライアント, user=ユーザー, lang=言語, codepage=コードページ
SAPユーザーデータ: client=クライアント, user=ユーザー, lang=言語, codepage=コードページ

このメッセージは,RFC接続確立時に,KAVF14212-Iに続けてRFC接続情報(ログオン情報)として使用したパラメーターを示しています。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。言語とコードページの指定を省略した場合,lang=,codepage=には値が設定されません。また,パスワードは表示されません。

(S)
メッセージKAVF14212-Iが出力されたあとに,接続に使用したパラメーター情報を示します。

KAVF14216-I


Logged on to the external interface. (interface=インターフェース名, version=バージョン)
外部インターフェースにログオンしました(interface=インターフェース名, version=バージョン)

SAPシステムの外部インターフェースに対するログオンが成功しました。インターフェース名およびバージョンは,ログオン先のインターフェース名とバージョンです。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
処理を続行します。

KAVF14220-E


An error occurred in the RFC API. (エラーが発生したRFC API名)
RFC APIでエラーが発生しました(エラーが発生したRFC API名

RFC APIの呼び出しでエラーが発生しました。

(S)
このメッセージに続けて,詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14221-Eを出力します。また,分類できるエラーについてさらに補足メッセージを出力することがあります。その後,コマンドの実行を中止します。
(O)
継続メッセージを参照して,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14221-E


RFC_ERROR_INFO_EX: group=エラーグループ名, key=エラーキー, message=エラーメッセージ
RFC_ERROR_INFO_EX: group=エラーグループ名, key=エラーキー, message=エラーメッセージ

RFC APIのエラー詳細を示します。メッセージKAVF14220-Eに続けて出力されるメッセージです。メッセージに出力される値の意味を次に示します。

  • group:keyを識別する3バイトの整数
  • key:エラーを識別する最大32バイトのコード
  • message:エラー内容を説明する最大512バイトのテキスト(改行コードを含むことがある)

これらの値は,RFC APIのエラーを戻すGetRfcLastErrorEx関数で取得したRFC_ERROR_INFO_EX構造体中のメンバー値をそのまま設定しています。RFCの詳細については,SAPシステムのマニュアルを参照してください。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14222-E


An error occurred in the function module of the SAP system. (汎用モジュール名)
SAPシステムの汎用モジュールでエラーが発生しました(汎用モジュール名

SAPシステムの汎用モジュールからエラーが返されました。

(S)
このメッセージに続けて,詳細なエラー情報を示すメッセージKAVF14223-EまたはKAVF14224-Eを出力します。また,分類できるエラーについてさらに補足メッセージを出力することがあります。その後,コマンドの実行を中止します。
(O)
継続メッセージを参照して,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14223-E


BAPIRET2: type=メッセージタイプ, id=メッセージクラス, number=メッセージ番号, message=メッセージテキスト
BAPIRET2: type=メッセージタイプ, id=メッセージクラス, number=メッセージ番号, message=メッセージテキスト

汎用モジュール(BAPI)のエラーを検出したときに,メッセージKAVF14222-Eに続けてこのメッセージを表示します。メッセージに出力される値の意味を次に示します。

  • type:メッセージの重要度を表す1バイトの文字(S:正常,E:エラー,W:警告,I:情報,A:強制終了)
  • id:メッセージを分類する最大20バイトのクラス
  • number:エラーを識別する最大3バイトのエラーコード
  • message:エラー内容を説明する最大220バイトのテキスト

これらの値は,BAPIのエラーを格納するBAPIRET2構造体中のメンバー値をそのまま設定しています。BAPIの詳細については,SAPシステムのマニュアルを参照してください。呼び出したBAPIの仕様については,SAPシステムのオブジェクトナビゲーター(SE80),BAPIブラウザー(BAPI),またはSAPシステムのマニュアルを参照してください。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14224-E


RFC_EXCEPTION: エラー要因コード
RFC_EXCEPTION: エラー要因コード

RFC例外によって汎用モジュールのエラーを検出した場合,メッセージKAVF14222-Eに続けてこのメッセージを表示します。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14225-E


Cannot connect to the SAP system.
SAPシステムに接続できません

SAPシステムとのRFC接続を確立する際に通信エラーが発生しました。このメッセージの直前に,エラーが発生した関数名と詳細情報を示すメッセージKAVF14220-EおよびKAVF14221-Eが出力されています。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • RFC接続情報が正しく設定されていない(ホスト名が解決できない,誤ったシステム番号が設定されているなど)
  • SAPシステムが稼働していない
  • SAPシステムが高負荷であるためRFC要求を受け付けられない
  • ネットワークの設定に問題がある
(S)
このメッセージに続けて,接続に使用したパラメーター情報を示すメッセージKAVF14227-EとKAVF14229-Eを出力します。その後,コマンドの実行を中止します。
(O)
RFC接続情報で指定するあて先について,SAPシステムの稼働状態,ネットワークの状態などを見直し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14226-E


Cannot connect to the SAP system, because an attempt to log on failed.
ログオンに失敗したためSAPシステムに接続できません

SAPシステムとのRFC接続を確立する際にログオンエラーが発生しました。このメッセージの直前に,エラーが発生した関数名と詳細情報を示すメッセージKAVF14220-EおよびKAVF14221-Eが出力されています。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • RFC接続情報が正しく設定されていない(存在しないユーザーや誤ったパスワードを設定したなど)
  • ユーザーがロックアウトされている
  • ユーザーにS_RFC権限が適切に付与されていない
  • SAP NetWeaver 7.0以降をベースとしたSAPシステムで小文字を含む拡張パスワードを定義しているが,拡張パスワードに対応していない接続情報(-pオプションや環境パラメーター設定ファイルのPASSWDラベル)を指定している
(S)
このメッセージに続けて,接続に使用したパラメーター情報を示すメッセージKAVF14227-EとKAVF14229-Eを出力します。その後,コマンドの実行を中止します。
(O)
RFC接続情報で指定するユーザーについて,未定義,パスワードの有効期限切れ,ロックアウト,権限などを見直し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14227-E


SAPシステムデータ: ashost=アプリケーションサーバホスト, sysnr=システム番号
SAP system data: ashost=アプリケーションサーバホスト, sysnr=システム番号

このメッセージは,RFC接続エラー時に,メッセージKAVF14225-EまたはKAVF14226-Eに続けて,RFC接続情報(あて先)として使用したパラメーターを示しています。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14229-E


SAP user data: client=クライアント, user=ユーザー, lang=言語, codepage=コードページ
SAPユーザーデータ: client=クライアント, user=ユーザー, lang=言語, codepage=コードページ

このメッセージは,RFC接続エラー時に,メッセージKAVF14225-EまたはKAVF14226-Eに続けて,RFC接続情報(ログオン)として使用したパラメーターを示しています。言語とコードページの指定を省略した場合,lang=,codepage= には値が設定されません。また,パスワードは表示されません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KAVF14230-E


Cannot log on to the external interface. (interface=ログオン先のインターフェース名, version=バージョン)
外部インターフェースにログオンできません(interface=ログオン先のインターフェース名, version=バージョン

SAPシステムの外部インターフェースに対するログオンが拒否されました(BAPIエラー)。このメッセージの直前にエラーが発生した汎用モジュール名と詳細情報を示すメッセージKAVF14222-EおよびKAVF14223-Eが出力されています。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • 接続先のSAPシステムがこのインターフェースをサポートしていない
  • ユーザーにS_XMI_PROD権限が適切に付与されていない
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
接続先のSAPシステムのSAP Basis(SAP WebAS)のリリースとパッチレベルが前提条件を満たしていることを確認してください。汎用モジュールBAPI_XMI_LOGONが権限チェックでエラーとなっている場合は,RFC接続に使用するユーザーに権限オブジェクトSXMI_PRODを適切に付与してください。

KAVF14231-E


The specified server name is invalid. (指定されたSAPインスタンス名)
指定されたサーバ名は無効です(指定されたSAPインスタンス名

次のどちらかで指定したSAPインスタンス名が定義されていないか,または無効です(BAPIエラー)。

  • jr3slgetコマンドの-serverオプション
  • 環境パラメーター設定ファイル(TARGETセクションのSERVERラベル)

このメッセージの直前に,エラーが発生した汎用モジュール名と詳細情報を示すメッセージKAVF14222-EおよびKAVF14223-Eが出力されています。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
指定したSAPインスタンス名を見直してコマンドを再実行してください。SAPインスタンス名は,トランザクションコードSM51などで確認できます。SAPインスタンス名は,通常「ホスト名_システムID_システム番号」の形式です。なお,SAPインスタンスの大文字・小文字は区別されます。

KAVF14232-E


The specified monitor set name is invalid. (指定されたモニターセット名)
指定されたモニターセット名は無効です(指定されたモニターセット名

次のどちらかで指定したモニターセット名が定義されていないか,または無効です(BAPIエラー)。

  • jr3algetコマンドの-msオプション
  • 環境パラメーター設定ファイル(TARGETセクションのMONITOR_SETラベル)

このメッセージの直前に,エラーが発生した汎用モジュール名と詳細情報を示すメッセージKAVF14222-EおよびKAVF14223-Eが出力されています。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
指定したモニターセット名を見直してコマンドを再実行してください。モニターセット名は,トランザクションコードRZ20などで確認できます。モニターセット名は,「監視セット」と表記されていることもあります。なお,モニターセット名の大文字・小文字は区別されます。

KAVF14233-E


The specified monitor name is invalid. (指定されたモニター名)
指定されたモニター名は無効です(指定されたモニター名

次のどちらかで指定したモニター名が定義されていないか,または無効です(BAPIエラー)。

  • jr3algetコマンドの-mnオプション
  • 環境パラメーター設定ファイル(TARGETセクションのMONITORラベル)

このメッセージの直前に,エラーが発生した汎用モジュール名と詳細情報を示すメッセージKAVF14222-EおよびKAVF14223-Eが出力されています。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
指定したモニター名を見直してコマンドを再実行してください。モニターセット名とモニター名は,トランザクションコードRZ20などで確認できます。モニターセット名は,「監視セット」と表記されていることもあります。なお,モニター名の大文字・小文字は区別されます。

KAVF14240-E


The command execution will be terminated because the system resources are insufficient.
システムリソースが不足したため処理を打ち切ります

メモリーが不足しているため,処理を続行できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
不要なアプリケーションを終了するか,メモリーを拡張したあと再度コマンドを実行してください。

KAVF14241-E


A file or directory cannot be opened. (エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名)
ファイルまたはディレクトリをオープンできません(エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名

ファイルまたはディレクトリのオープンまたは作成時にエラーが発生しました。エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名が相対パスで示されている場合,コマンドの作業ディレクトリからの相対パスを示します。ただし,環境パラメーター設定ファイルで別の作業ディレクトリを指定した場合,カレントディレクトリと異なることがあります。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • ファイルまたはディレクトリが存在しない(既存ファイルをオープンするとき)
  • コマンド実行ユーザーにこのファイルまたはディレクトリをオープンする適切な権限がない
  • ファイルまたはディレクトリを作成するためのシステムリソースが不足している
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド実行ユーザーの権限と,エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名が示すパスの状態を確認して,問題を取り除いてから再度コマンドを実行してください。

KAVF14242-E


The available free space is insufficient for extending the file or directory. (エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名)
ファイルまたはディレクトリを拡張するための空き領域がありません(エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名

オープン済みのファイルまたはディレクトリの領域を拡張する際に,ディスク容量不足が発生しました。エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名が相対パスで示されている場合,コマンドの作業ディレクトリからの相対パスを示します。ただし,環境パラメーター設定ファイルで別の作業ディレクトリを指定した場合,カレントディレクトリと異なることがあります。なお,標準入出力に対するアクセスでエラーが発生した場合,エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名には,空の文字列が出力されます。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名が示すファイルシステムの空き容量を増やすか,またはファイルの作成先を変更してから再度コマンドを実行してください。

KAVF14243-E


An error occurred during the accessing of the file or directory. (エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名)
ファイルまたはディレクトリをアクセス中にエラーが発生しました(エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名

ファイルまたはディレクトリに対する一般アクセスでI/Oエラーが発生しました。エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名が相対パスで示されている場合,コマンドの作業ディレクトリからの相対パスを示します。ただし,環境パラメーター設定ファイルで別の作業ディレクトリを指定した場合,カレントディレクトリと異なることがあります。なお,標準入出力に対するアクセスでエラーが発生した場合,エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名には空の文字列が出力されます。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
エラーが発生したファイル名またはディレクトリ名が示すパスの状態を確認して,問題を取り除いてから再度コマンドを実行してください。

KAVF14250-W


A specified environment parameter is invalid. (section=セクション名, label=ラベル名)
環境パラメーターの指定に誤りがあります(section=セクション名, label=ラベル名

メッセージのセクション名およびラベル名が示す,環境パラメーター設定ファイルの環境パラメーターの値に誤りがあります。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • 値の長さが制限値を超えている
  • 値に指定できない文字が含まれている
  • 指定できる範囲外の数値が指定されている
(S)
指定値を無効にして処理を続行します。この警告によってコマンドが異常終了することはありません。
(O)
環境パラメーター設定ファイルの指定値を見直してください。-cnfオプションで環境パラメーター設定ファイルを指定しない場合,デフォルト環境パラメーター設定ファイル(カレントディレクトリ下の「コマンド名.ini」)が参照されます。

KAVF14251-E


A required option is missing.
省略できないオプションが指定されていません

指定しなければならないオプションまたは指定の組み合わせによって省略できないオプションが指定されていません。例えば,RFC接続情報について引数で-hオプションを指定するとき,-sオプションは省略できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド文法を見直して再度実行してください。

KAVF14253-E


The option value is invalid. (オプション)
オプションの値の指定に誤りがあります(オプション

オプションで示す値の指定に誤りがあります。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • 値が省略されている
  • 値の長さが制限値を超えている
  • 値に指定できない文字が含まれている
  • 指定できる範囲外の数値が指定されている
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド文法を見直して再度実行してください。

KAVF14254-E


An option is invalid. (オプション)
無効なオプションです(オプション

オプションで示す文字列は,オプションとして認識されません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド文法を見直して再度実行してください。

KAVF14255-E


Mutually-exclusive options are specified.
同時に指定できないオプションが指定されています

同時に指定できないオプションが指定されています。例えば,出力先を指定する-xオプションと-x2オプションは同時に指定できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド文法を見直して再度実行してください。

KAVF14256-E


An option is duplicated. (オプション)
オプションが重複指定されています(オプション

オプションで示すオプションは,複数指定できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド文法を見直して再度実行してください。

KAVF14257-E


Mutually exclusive keys or section names are specified as environment parameters.
環境パラメーターの指定に同時に指定できないキー・セクション名が指定されています

環境パラメーター設定ファイルで,同時に指定できないキー・セクション名が指定されています。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • パスワード指定のPASSWDセクションとPASSWD2セクションは同時に指定できません。
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
環境パラメーター設定ファイルの指定値を見直してください。

KAVF14260-E


The specified RFC connection parameter (destination) is incomplete.
RFC接続情報(宛先)の指定が不完全です

引数(-hおよび-sオプション)が省略されましたが,環境パラメーター設定ファイル内に環境パラメーター「RFC接続情報」が定義されていないか,誤りがあるため,処理を続行できません。引数を省略する場合は,環境パラメーター設定ファイルのCONNECTセクション中に,次の項目を正しく定義してください。

  • アプリケーションサーバホスト(ASHOST)
  • システム番号(SYSNR)
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
環境パラメーター設定ファイルの指定値を見直して,コマンドを再実行してください。なお,-cnfオプションで環境パラメーター設定ファイルを指定しない場合,デフォルト環境パラメーター設定ファイル(カレントディレクトリ下の「コマンド名.ini」)が参照されます。

KAVF14261-E


The specified RFC connection parameter (logon) is incomplete.
RFC接続情報(ログオン)の指定が不完全です

引数(-c,-u,および-pオプション)が省略されましたが,環境パラメーター設定ファイル内に環境パラメーター「RFC接続情報」が定義されていないか,誤りがあるため,処理を続行できません。引数を省略する場合は,環境パラメーター設定ファイルのCONNECTセクション中に,次の項目を定義してください。

  • クライアント(CLIENT)
  • ユーザー(USER)
  • パスワード(PASSWD)
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
環境パラメーター設定ファイルの指定値を見直して,コマンドを再実行してください。なお,-cnfオプションで環境パラメーター設定ファイルを指定しない場合,はデフォルト環境パラメーター設定ファイル(カレントディレクトリ下の「コマンド名.ini」)が参照されます。

KAVF14262-E


The specified target is incomplete.
ターゲットの指定が不完全です

  • jr3slgetコマンドの場合
    引数(-server)が省略されましたが,環境パラメーター設定ファイル内に環境パラメーター「ターゲット」が定義されていないか,誤りがあるため,処理を続行できません。引数を省略する場合は,環境パラメーター設定ファイルのTARGETセクション中に,次の項目を定義してください。
    ・アプリケーションサーバ(SERVER)
  • jr3algetコマンドの場合
    引数(-msおよび-mn)が省略されましたが,環境パラメーター設定ファイル内に環境パラメーター「ターゲット」が定義されていないか,誤りがあるため,処理を続行できません。引数を省略する場合は,環境パラメーター設定ファイルのTARGETセクション中に,次の項目を定義してください。
    ・モニターセット名(MONITOR_SET)
    ・モニター名(MONITOR)
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
環境パラメーター設定ファイルの指定値を見直して,コマンドを再実行してください。なお,-cnfオプションで環境パラメーター設定ファイルを指定しないときはデフォルト環境パラメーター設定ファイル(カレントディレクトリ下の「コマンド名.ini」)が参照されます。

KAVF14263-E


The specified output place is incomplete.
出力先の指定が不完全です

-x2オプションが指定されましたが,環境パラメーター設定ファイルのEXTRACTFILEセクションのX2PATHラベルに出力先のパスが定義されていないか,または指定に誤りがあるため処理を続行できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
環境パラメーター設定ファイルの指定値を見直して,コマンドを再度実行してください。なお,-cnfオプションで環境パラメーター設定ファイルを指定しないときは,デフォルト環境パラメーター設定ファイル(カレントディレクトリ下の「コマンド名.ini」)が参照されます。

KAVF14270-E


The environment parameter settings file cannot be accessed. (エラーが発生した環境パラメーター設定ファイルのパス名)
環境パラメーター設定ファイルにアクセスできません(エラーが発生した環境パラメーター設定ファイルのパス名

-cnfオプションで指定された環境パラメーター設定ファイルにアクセスできません。エラーが発生した環境パラメーター設定ファイルのパス名が相対パスで示されている場合,カレントディレクトリからの相対パスを示します。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • ファイルが存在しない
  • コマンド実行ユーザーに対して読み込みのアクセス権限がない
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
コマンド実行ユーザーの権限と,エラーが発生した環境パラメーター設定ファイルのパス名が示すパスの状態を確認して,問題を取り除いてから再度コマンドを実行してください。

KAVF14271-W


The trace file cannot be accessed. (エラーが発生したトレースファイルのパス名)
トレースファイルにアクセスできません(エラーが発生したトレースファイルのパス名

トレースファイルのオープンまたは書き込み処理で,1回以上のエラーが発生しました。保守情報がまったく採取されないか,欠落している可能性があります。エラーが発生したトレースファイルのパス名が相対パスで示されている場合,コマンドの作業ディレクトリからの相対パスを示します。ただし,環境パラメーター設定ファイルで別の作業ディレクトリを指定した場合,カレントディレクトリと異なることがあります。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • ファイルが存在しない
  • コマンド実行ユーザーに対して読み込みおよび書き込みのアクセス権限がない
(S)
処理を続行します。この警告によってコマンドが異常終了することはありません。
(O)
コマンド実行ユーザーの権限と,エラーが発生したトレースファイルのパス名が示すパスの状態を確認して,問題を取り除いてください。なお,トレースファイルの出力先は,環境パラメーター設定ファイルで変更できます。

KAVF14272-E


The work directory cannot be changed. (作業ディレクトリ)
作業ディレクトリを変更できません(作業ディレクトリ

環境パラメーター設定ファイルで指定されたパス(COMMANDセクションのWORKDIRラベルに指定されている値)に作業ディレクトリを変更できません。このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。

  • 無効なパスが指定されている
  • 指定したディレクトリがディレクトリではない
  • ディレクトリに実行(サーチ)権限がない
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
環境パラメーター設定ファイルで指定されたパス(COMMANDセクションのWORKDIRラベルに指定されている値)の指定を見直して,問題を取り除いてから再度コマンドを実行してください。

KAVF14273-I


The time-stamp file was initialized. (タイムスタンプファイル名)
タイムスタンプファイルを初期化しました(タイムスタンプファイル名

タイムスタンプファイルを新規作成し,管理情報を初期化しました。-lasttimeオプションを指定したコマンドの初回実行時(指定されたタイムスタンプファイルが存在しないとき)に出力されます。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
コマンドを正常終了します。
(O)
差分情報は,次回以降のコマンド実行時に出力されます。同じタイムスタンプファイルを指定して,再度コマンドを実行してください。

KAVF14274-E


The time-stamp file cannot be updated. (タイムスタンプファイル名)
タイムスタンプファイルを更新できません(タイムスタンプファイル名

タイムスタンプファイルを更新する際に予期しないエラーが発生しました。コマンドの処理結果を格納できなかったため,次回のコマンド実行時に,レコードが重複して報告されるなど,差分レコードを正しく報告できない可能性があります。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
タイムスタンプファイルのパス名が示すパスの状態を確認して問題を取り除いてください。

KAVF14275-I


Number of processing records: 処理レコード数
処理レコード数: 処理レコード数

コマンドが報告したレコードの数を示します。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
処理を続行します。

KAVF14276-W


The specified output format column value is invalid. (指定値)
出力書式の列値の指定に誤りがあります(指定値

環境パラメーター設定ファイルのFORMATセクションのCOLUMNラベルに指定した値に誤りがあります。

(S)
該当する列の値の指定を無効にして処理を続行します(表示する列が少なくなります)。この警告によって,コマンドの実行は中止しません。
(O)
環境パラメーター設定ファイルのFORMATセクションのCOLUMNラベルに,有効なフィールドIDを指定してください。フィールドIDについては,「10. コマンド」を参照してください。-cnfオプションで環境パラメーター設定ファイルを指定しないときは,デフォルト環境パラメーター設定ファイル(カレントディレクトリ下の「コマンド名.ini」)が参照されます。

KAVF14277-I


The time-stamp file was updated. (タイムスタンプファイル名)
タイムスタンプファイルを更新しました(タイムスタンプファイル名

タイムスタンプファイルを更新しました。このメッセージは,コマンドに-vオプションが指定されたときにだけ出力されます。

(S)
コマンドを正常終了します。

KAVF14278-E


The time-stamp file format is invalid. (エラーが発生したタイムスタンプファイル名)
タイムスタンプファイルの形式が不正です(エラーが発生したタイムスタンプファイル名

-lasttimeオプションで指定したファイルは,タイムスタンプファイルではありません。エラーが発生したタイムスタンプファイル名が相対パスで示されている場合,コマンドの作業ディレクトリからの相対パスを示します。ただし,環境パラメーター設定ファイルで別の作業ディレクトリを指定した場合,カレントディレクトリと異なることがあります。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
正しいタイムスタンプファイルを指定してコマンドを再実行してください。ファイルアクセスエラーなどでタイムスタンプファイルの管理情報が破壊された場合,タイムスタンプファイルを削除して再作成してください。