4.4.1 SAP NetWeaver7.0以降の場合(Windowsの場合)
- <この項の構成>
- (1) PFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールとアンセットアップの流れ
- (2) PFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンセットアップ
- (3) アンインストール
(1) PFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールとアンセットアップの流れ
クラスタシステムで運用していたPFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールおよびアンセットアップの流れを次の図に示します。
図4-11 クラスタシステムで物理ホスト運用するPFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールおよびアンセットアップの流れ(Windowsの場合)
![[図データ]](figure/zum04015.gif)
(2) PFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンセットアップ
ここでは,PFM - Agent for Enterprise Applicationsをアンセットアップする手順を説明します。
(a) インスタンス環境のアンセットアップ
インスタンス環境をアンセットアップするには,まず,インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。
インスタンス名を確認するには,jpcconf inst list(jpcinslist)コマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドを使用します。
インスタンス環境をアンセットアップする手順を次に示します。
- インスタンス名を確認する。
PFM - Agent for Enterprise Applicationsを示すサービスキーを指定して,jpcconf inst list(jpcinslist)コマンドを実行します。
jpcconf inst list -key EAP(jpcinslist agtm)
設定されているインスタンス名がo246bci_SD5_00の場合,o246bci_SD5_00と表示されます。
- インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。
サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,サービスの起動と停止について説明している章を参照してください。
- インスタンス環境を削除する。
PFM - Agent for Enterprise Applicationsを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドを実行します。
設定されているインスタンス名がo246bci_SD5_00の場合,次のように指定します。
jpcconf inst unsetup -key EAP -inst o246bci_SD5_00(jpcinsunsetup agtm -inst o246bci_SD5_00)
jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたフォルダ,サービスIDおよびWindowsのサービスが削除されます。
- 注意
- インスタンス環境をアンセットアップしても,jpctool service list(jpcctrl list)コマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。サービス情報の削除方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章のサービスの削除について説明している個所を参照してください。
(3) アンインストール
PFM - Agent for Enterprise Applicationsをアンインストールしてください。
アンインストール手順は,非クラスタシステムの場合と同じです。詳細は,「2.2.3 アンインストール手順」を参照してください。
- 注意
- PFM - Agent for Enterprise Applicationsをアンインストールする場合は,PFM - Agent for Enterprise ApplicationsをアンインストールするノードのPerformance Managementのプログラムのサービスをすべて停止してください。