3.5.2 リストア

PFM - Agent for Enterprise Applicationsの設定情報をリストアする場合は,次に示す前提条件の内容を確認した上で,バックアップ対象ファイルを元の位置にコピーしてください。バックアップした設定情報ファイルで,ホスト上の設定情報ファイルを上書きします。

前提条件
  • PFM - Agent for Enterprise Applicationsがインストール済みであること。
  • PFM - Agent for Enterprise Applicationsのサービスが停止していること。
注意
  • PFM - Agent for Enterprise Applicationsの設定情報をリストアする場合,バックアップを取得した環境とリストアする環境の製品バージョンが完全に一致している必要があります。製品バージョンの詳細については,リリースノートを参照してください。リストアの可否についての例を次に示します。
    リストアできるケース
    PFM - Agent for Enterprise Applications 08-50でバックアップした設定情報をPFM - Agent for Enterprise Applications 08-50にリストアする。
    リストアできないケース
    ・PFM - Agent for Enterprise Applications 08-00でバックアップした設定情報をPFM - Agent for Enterprise Applications 08-50にリストアする。
    ・PFM - Agent for Enterprise Applications 08-50でバックアップした設定情報をPFM - Agent for Enterprise Applications 08-50-04にリストアする。
  • SAPシステムのシステムログとCCMSアラートの前回抽出時刻は管理されているため,リストア後,次の情報をクリアすることを推奨します。
    /opt/jp1pc/agtm/agent/インスタンス名/log/jr3slget.lasttime またはjr3alget.lasttime
    なお,論理ホスト運用の場合は,インストール先ディレクトリを次のディレクトリに指定してください。
    環境ディレクトリ/jp1pc
    コマンド実行している場合は,環境パラメーター設定ファイルのCOMMANDセクションのWORKDIRラベルに指定した次のディレクトリを含めてください。
    jr3slget.lasttimeまたはjr3alget.lasttime