ここでは,クラスタシステムで運用していたPFM - Agent for Enterprise Applicationsを,アンインストールする方法とアンセットアップする方法について説明します。
なお,PFM - Managerのアンインストールとアンセットアップについては,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,クラスタシステムでの構築と運用について説明している章を参照してください。
(1) PFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールとアンセットアップの流れ
クラスタシステムで運用していたPFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールおよびアンセットアップの流れを次の図に示します。
図4-12 クラスタシステムで物理ホスト運用するPFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンインストールおよびアンセットアップの流れ(UNIXの場合)
(2) PFM - Agent for Enterprise Applicationsのアンセットアップ
ここでは,PFM - Agent for Enterprise Applicationsをアンセットアップする手順を説明します。
(a) インスタンス環境のアンセットアップ
インスタンス環境をアンセットアップするには,まず,インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。
インスタンス名を確認するには,jpcconf inst list(jpcinslist)コマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドを使用します。
インスタンス環境をアンセットアップする手順を次に示します。
jpcconf inst list -key EAP(jpcinslist agtm)
jpcconf inst unsetup -key EAP -inst o246bci_SD5_00(jpcinsunsetup agtm -inst o246bci_SD5_00)
(3) アンインストール
PFM - Agent for Enterprise Applicationsをアンインストールしてください。
アンインストール手順は,非クラスタシステムの場合と同じです。詳細は,「3.2.3 アンインストール手順」を参照してください。