レコードの注意事項
レコードを収集する場合の注意事項を次に示します。
データを取得できない場合のレコード生成結果
フィールドに格納するデータを取得できない場合のレコード生成結果について説明します。
- レコードが生成されない
次の場合,レコードは生成されません。
- ODBCキーフィールドとして定義されたフィールドに格納するパフォーマンスデータをPFM - Agent for Microsoft SQL Serverが収集できない場合
- Microsoft SQL Serverの性能値を表すフィールドに格納するパフォーマンスデータをPFM - Agent for Microsoft SQL Serverが収集できない場合
- 監視対象のMicrosoft SQL Serverに,ミラーデータベースが存在する場合(PFM - Agent for Microsoft SQL Serverは,ミラーデータベースからパフォーマンスデータを収集してレコードを生成することができないため)
- 空のフィールドを持つレコードが生成される
次の場合,空のフィールドを持つレコードが生成されます。
- 文字型のデータの収集にPFM - Agent for Microsoft SQL Serverが失敗した場合
- 空の文字型のデータをPFM - Agent for Microsoft SQL Serverが収集した場合
- 値が「-1」のフィールドを持つレコードが生成される
数値型の構成データの収集にPFM - Agent for Microsoft SQL Serverが失敗した場合は,値が「-1」のフィールドを持つレコードが生成されます。
- 値が「Unknown」のフィールドを持つレコードが生成される
次の場合,値が「Unknown」のフィールドを持つレコードが生成されます。
- データモデルに定義域を持つフィールドに対して,PFM - Agent for Microsoft SQL Serverが収集したデータが定義域に含まれない場合
- データモデルに定義域を持つフィールドに対して,PFM - Agent for Microsoft SQL Serverがデータを収集できない場合
監視対象のMicrosoft SQL Serverがオフライン状態になる場合について
監視対象のMicrosoft SQL ServerがMicrosoft SQL Server 2005 SP未適用の場合,監視対象のMicrosoft SQL Serverを構成するデータベースのうち,データベースを一つでもオフラインの状態にすると,次に示すレコードのデータベースの情報が収集できなくなります。次に示すレコードの情報を収集する場合,オフラインにしたデータベースをオンラインに変更してください。※
- PD_DDレコード
- PD_DSレコード
- PD_RDレコード
- PD_RSレコード
- PD_SSレコード
- PI_DIレコード
- PI_RPDBレコード
- PI_SIレコード
- 注※
- 監視対象のMicrosoft SQL ServerがMicrosoft SQL Server 2005 SP1以降の場合,オフラインのデータベース以外の情報だけ収集できます。
監視対象のMicrosoft SQL Serverとのセッションが切断されていた場合のレコード収集結果について
監視対象のMicrosoft SQL Serverとのセッションが切断されていた場合,レコード収集に失敗する場合があります。次回収集時にセッションの再確立を実施し,レコード収集を実施します。