概要
Server Statusアラームは,Oracleインスタンスの有効性を監視します。
このアラームは,PFM - Agent for Oracleのインスタンス環境を構築する際に指定する,インスタンス情報のsqlnetの指定値により,次の表のように意味が異なります。
表5-2 sqlnetの指定値とAvailabilityフィールドの関係
sqlnetの指定値 | Oracle接続形態 | Server Statusアラームの監視対象 |
---|---|---|
Y | リスナーを経由してOracle Databaseへ接続 | リスナー,およびOracle Databaseの有効性 |
N | リスナーを経由しないでOracle Databaseへ接続 | Oracle Databaseだけの有効性 |
インスタンス環境構築の詳細については,「2.1.4(3) インスタンス環境の設定」(Windowsの場合),または「3.1.4(4) インスタンス環境の設定」(UNIXの場合)を参照してください。
主な設定
PFM - Web Consoleのアラームのプロパティ | 設定値 | |
---|---|---|
項目 | 詳細項目 | |
基本情報 | プロダクト | Oracle (6.0) |
メッセージテキスト | Database server availability = %CVS | |
アラームを有効にする | する | |
すべてのデータを評価する | しない | |
監視時刻範囲 | 常に監視する | |
発生頻度を満たしたときにアラーム通知する | しない | |
インターバル中 | - | |
回しきい値超過 | - | |
アクション | Eメール | - |
コマンド | - | |
SNMP | 異常,警告,正常 | |
条件式 | レコード | Instance Availability(PD_PDIA) |
フィールド | Availability | |
異常条件 | Availability = 0 | |
警告条件 | Availability = 0 |
関連レポート
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