JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle
機能
Shared Cursor Cache(PD_PDC)レコードには,共有カーソル・キャッシュについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。共有カーソル・キャッシュごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 600 ○ Collection Offset 10 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PD_PDC_ADDRHASH
ライフタイム
共有SQL領域にロードしてからアンロードするまで。
レコードサイズ
- 固定部:678バイト
- 可変部:1,296バイト
フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース Action
(ACTION)SQL文が最初に解析されたときに実行中だったアクション名。 − string(32) No すべて V$SQLAREA.ACTION Addrhash
(ADDRHASH)実行されているSQL文を固有に識別する。 − string(38) No すべて V$SQLAREA.ADDRESS V$SQLAREA.HASH_VALUE Buffer Gets
(BUFFER_GETS)カーソルと,このカーソルによって実行されるすべてのカーソルが獲得したすべてのバッファ数。 − double No すべて V$SQLAREA.BUFFER_GETS Command Type
(COMMAND_TYPE)コマンドの種類。 − string(32) No すべて V$SQLAREA.COMMAND_TYPE Disk Reads
(DISK_READS)カーソルと,このカーソルによって実行されるすべてのカーソル読み込み処理によるディスク・ブロック数。 − double No すべて V$SQLAREA.DISK_READS Executions
(EXECUTIONS)SQLが実行された回数。 − double No すべて V$SQLAREA.EXECUTIONS First Load Time
(FIRST_LOAD_TIME)カーソルが最初にシステム・グローバル・エリア(SGA)にロードされた時間。 − string(19) No すべて V$SQLAREA.FIRST_LOAD_TIME Invalidations
(INVALIDATIONS)次の原因でカーソルのコンテントが無効だった回数。
- カーソルが参照したテーブルが削除されている。
- 有効性をチェックされている。
- インデックス指定されている。
− double No すべて V$SQLAREA.INVALIDATIONS Kept Versions
(KEPT_VERSIONS)共有プールにある同じSQL文,パッケージ,プロシージャー,関数,およびトリガーanonymous PL/SQLブロックのバージョン数。 − ulong No すべて V$SQLAREA.KEPT_VERSIONS Loaded Versions
(LOADED_VERSIONS)現在古くなった部分がなく,すべてロードされているカーソルのバージョン。 − ulong No すべて V$SQLAREA.LOADED_VERSIONS Loads
(LOADS)SQL文のテキストがキャッシュに残っている間にカーソルの本体が最近使われていないか,またはカーソルが無効になったあと,カーソルがロードされた回数。 − double No すべて V$SQLAREA.LOADS Module
(MODULE)SQL文が最初に解析されたときのモジュール名。 − string(48) No すべて V$SQLAREA.MODULE Open Versions
(OPEN_VERSIONS)ユーザーがオープン・カーソルを保有しているバージョン数。 − ulong No すべて V$SQLAREA.OPEN_VERSIONS Parse Calls
(PARSE_CALLS)ユーザーがこのカーソルに対する解析コールを要求した回数。 − double No すべて V$SQLAREA.PARSE_CALLS Parsing Schema ID
(PARSING_SCHEMA_ID)SQL文を解析したスキーマのID。 − long No すべて V$SQLAREA.PARSING_SCHEMA_ID Parsing User ID
(PARSING_USER_ID)SQL文を解析したユーザーID。 − long No すべて V$SQLAREA.PARSING_USER_ID Persistent Mem
(PERSISTENT_MEM)カーソルが有効な間の1ユーザー当たりのメモリー容量。バイト単位。 − double No すべて V$SQLAREA.PERSISTENT_MEM Record Time
(RECORD_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「PDC」。 − string(4) No すべて Agent Collector Rows Processed
(ROWS_PROCESSED)処理またはSQL文から返された行数。 − double No すべて V$SQLAREA.ROWS_PROCESSED Runtime Mem
(RUNTIME_MEM)実行中にだけ必要な1ユーザー当たりのメモリー容量。バイト単位。 − double No すべて V$SQLAREA.RUNTIME_MEM SQL Text
(SQL_TEXT)カーソルを必要とするSQLテキストまたはPL/SQL文。 − string (1000) No すべて V$SQLAREA.SQL_TEXT Sharable Mem
(SHARABLE_MEM)ユーザーが共有できるメモリー容量。 − ulong No すべて V$SQLAREA.SHARABLE_MEM Sorts
(SORTS)SQL文で実行したソート数。 − double No すべて V$SQLAREA.SORTS Start Time
(START_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Users Executing
(USERS_EXECUTING)現在カーソルを実行しているユーザー数。 − long No すべて V$SQLAREA.USERS_EXECUTING Users Opening SQL
(USERS_OPENING_SQL)現在,ステートメントをオープン・カーソルで解析しているユーザー数。 − long No すべて V$SQLAREA.USERS_OPENING Version Count
(VERSION_COUNT)カーソルのバージョン数(複数のユーザーが同じSQL文を1個のテーブルの異なるバージョンに対して実行することがある)。 − ulong No すべて V$SQLAREA.VERSION_COUNT
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