JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle

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Session DetailPD_PDS

機能

Session Detail(PD_PDS)レコードには,セッションについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。インスタンス中のセッションごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

このレコードのパフォーマンスデータが表示できない場合,Oracleの静的ディクショナリー・ビューDBA_WAITERSを作成してください。静的ディクショナリー・ビューDBA_WAITERSを作成するためには,Oracleが提供するCATBLOCK.SQLスクリプトを実行する必要があります。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 600
Collection Offset 100
Log No
LOGIF 空白

ODBCキーフィールド

ライフタイム

セッションの開始から終了まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース
Action
(ACTION)
データ収集時にDBMS_APPLICATION_ INFO.SET_ACTIONプロシージャーを呼ぶことで設定される実行アクション名。 string(32) No すべて V$SESSION.ACTION
Addrhash
(ADDRHASH)
実行されているSQL文を固有に識別する文字列。 string(38) No すべて V$SESSION.SQL_ADDRESS + V$SESSION.SQL_HASH_VALUE
Auditing SID
(AUDSID)
監査セッション識別子。
監視対象がOracle Database 10gまたはUserフィールドの値がSYSの場合,値は「-1」。
ulong No すべて V$SESSION.AUDSID
Avg Wait
(AVERAGE_WAIT)
セッションが待機しているすべてのイベントの平均時間。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 ulong No すべて AVG(V$SESSION_EVENT.AVERAGE_WAIT)
Avg Wait String
(AVERAGE_WAIT_STRING)
セッションが待機しているすべてのイベントの平均時間(文字列)。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_ STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 string(20) No すべて AVG(V$SESSION_EVENT.AVERAGE_WAIT)
Blocking Locks
(BLOCKING_LOCKS)
ほかのロックをブロックしているロック数。 double No すべて COUNT(V$LOCK) where V$LOCK.BLOCK > 0
Client Info
(CLIENT_INFO)
DBMS_APPLICATION_INFO.SET_CLIE NT_INFOプロシージャーを呼ぶことによって設定される情報。 string(64) No すべて V$SESSION.CLIENT_INFO
Client PID
(PROCESS)
OSのクライアントID。 string(12) No すべて V$SESSION.PROCESS
Command
(COMMAND)
実行しているコマンド。 string(32) No すべて V$SESSION.COMMAND
Fixed Table Sequence
(FIXED_TABLE_SEQUENCE)
セッションがデータベースへの呼び出しを完了するたびに増加する値。 double No すべて V$SESSION.FIXED_TABLE_SEQUENCE
Locks Held
(LOCKS_HELD)
データ収集時にセッションによって保持されているロック数。 double No すべて COUNT(V$LOCKS) where V$LOCK.LMODE is NOT NULL
Locks Requested
(LOCKS_REQUESTED)
要求したが,セッションが保持していないロック数。 double No すべて COUNT(V$LOCKS) where V$LOCK.LMODE is NULL
Lockwait
(LOCKWAIT)
待機中のロックのアドレス。なければ「null」。 string(8) No すべて V$SESSION.LOCKWAIT
Logon Seconds
(LOGON_SECONDS)
ログインからの秒数。 ulong No すべて V$SESSION.LOGON_TIME
Logon Time
(LOGON_TIME)
セッション接続時間。 string(20) No すべて V$SESSION.LOGON_TIME
Machine
(MACHINE)
OSのマシン名。 string(64) No すべて V$SESSION.MACHINE
Module
(MODULE)
データ収集時にDBMS_APPLICATION_ INFO.SET_MODULEプロシージャーを呼ぶことによって設定される,実行しているモジュール名。 string(48) No すべて V$SESSION.MODULE
OS User
(OSUSER)
OSのクライアント・ユーザー名。 string(30) No すべて V$SESSION.OSUSER
Open Cursors
(OPEN_CURSORS)
オープン・カーソル数。 ulong No すべて COUNT(V$OPEN_CURSOR)
Oracle PID
(PID)
Oracleプロセス識別子。 long No すべて V$PROCESS.PID where V$SESSION.PADDR = V$PROCESS.ADDR
Oracle Server
(SERVER)
Oracleサーバ・タイプ。このフィールドで有効な値は,「DEDICATED」,「NONE」,「PSEUDO」,および「SHARED」。 string(9) No すべて V$SESSION.SERVER
Program
(PROGRAM)
OSのプログラム名。 string(64) No すべて V$SESSION.PROGRAM
Record Time
(RECORD_TIME)
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 time_t No すべて Agent Collector
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコード名。常に「PDS」。 string(4) No すべて Agent Collector
SID
(SID)
セッション識別子。 ulong No すべて V$SESSION.SID
Schema #
(SCHEMA_NUM)
スキーマ・ユーザー識別子。 long No すべて V$SESSION.SCHEMA#
Schema Name
(SCHEMANAME)
スキーマ・ユーザー名。 string(30) No すべて V$SESSION.SCHEMANAME
Serial #
(SERIAL_NUM)
セッションのオブジェクトを固有に識別するセッション・シリアル番号。セッションが終了し,別のセッションが同じセッション識別子で開始しても,セッション・レベルのコマンドが正しいセッション・オブジェクトに適用されるのを保証する。 ulong No すべて V$SESSION.SERIAL#
Session Events
(SESSION_EVENTS)
セッションによって待たされているイベント数。 short No すべて COUNT(V$SESSION_EVENT)
Session Waits
(SESSION_WAITS)
セッションによる待機数。 short No すべて COUNT(V$SESSION_WAIT)
Sessions Blocked
(SESSIONS_BLOCKED)
セッションによってブロックされているセッション数。 ulong No すべて COUNT(DBA_WAITERS)
Start Time
(START_TIME)
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 time_t No すべて Agent Collector
Status
(STATUS)
セッションの状態。有効な値は,「ACTIVE」,「INACTIVE」,「KILLED」,「CACHED」,および「SNIPED」。 string(8) No すべて V$SESSION.STATUS
Table Accesses
(TABLE_ACCESSES)
テーブル・アクセス数。 double No すべて COUNT(V$ACCESS)
Terminal
(TERMINAL)
OSの端末名。 string(16) No すべて V$SESSION.TERMINAL
Time Waited
(TIME_WAITED)
セッションがすべてのイベントを待った時間の合計。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_ STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 ulong No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TIME_WAITED)
Time Waited String
(TIME_WAITED_STRING)
セッションがすべてのイベントを待機していた時間の合計(文字列)。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_ STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 string(20) No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TIME_WAITED)
Total Timeouts
(TOTAL_TIMEOUTS)
セッションのイベントに対するタイムアウトの合計回数。 ulong No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TOTAL_TIMEOUTS)
Total Waits
(TOTAL_WAITS)
セッションのすべてのイベントに対する待機数。 double No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TOTAL_WAITS)
Transaction Address
(TRANSACTION_ADDRESS)
トランザクション・ステート・オブジェクトのアドレス。 string(8) No すべて V$SESSION.TADDR
Transactions
(TRANSACTIONS)
アクティブ・トランザクション数。 ushort No すべて COUNT(V$TRANSACTION)
Type
(TYPE)
セッションタイプ。 string(10) No すべて V$SESSION.TYPE
User
(USERNAME)
Oracleユーザー名。このフィールドには常にSYSユーザーの情報としてNULLが設定されるレコードがある。特定のユーザーA以外の接続を条件とする場合はNULLを指定できないため,User #フィールドを使用して次の条件式を指定する。
User<> "A" AND User #<>"0"
string(30) No すべて V$SESSION.USERNAME
User #
(USER_NUM)
Oracleユーザー識別子。 long No すべて V$SESSION.USER#

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