JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle
機能
Session Detail(PD_PDS)レコードには,セッションについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。インスタンス中のセッションごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
このレコードのパフォーマンスデータが表示できない場合,Oracleの静的ディクショナリー・ビューDBA_WAITERSを作成してください。静的ディクショナリー・ビューDBA_WAITERSを作成するためには,Oracleが提供するCATBLOCK.SQLスクリプトを実行する必要があります。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 600 ○ Collection Offset 100 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
- PD_PDS_SID
- PD_PDS_SERIAL_NUM
ライフタイム
セッションの開始から終了まで。
レコードサイズ
- 固定部:678バイト
- 可変部:682バイト
フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース Action
(ACTION)データ収集時にDBMS_APPLICATION_ INFO.SET_ACTIONプロシージャーを呼ぶことで設定される実行アクション名。 − string(32) No すべて V$SESSION.ACTION Addrhash
(ADDRHASH)実行されているSQL文を固有に識別する文字列。 − string(38) No すべて V$SESSION.SQL_ADDRESS + V$SESSION.SQL_HASH_VALUE Auditing SID
(AUDSID)監査セッション識別子。
監視対象がOracle Database 10gまたはUserフィールドの値がSYSの場合,値は「-1」。− ulong No すべて V$SESSION.AUDSID Avg Wait
(AVERAGE_WAIT)セッションが待機しているすべてのイベントの平均時間。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 − ulong No すべて AVG(V$SESSION_EVENT.AVERAGE_WAIT) Avg Wait String
(AVERAGE_WAIT_STRING)セッションが待機しているすべてのイベントの平均時間(文字列)。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_ STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 − string(20) No すべて AVG(V$SESSION_EVENT.AVERAGE_WAIT) Blocking Locks
(BLOCKING_LOCKS)ほかのロックをブロックしているロック数。 − double No すべて COUNT(V$LOCK) where V$LOCK.BLOCK > 0 Client Info
(CLIENT_INFO)DBMS_APPLICATION_INFO.SET_CLIE NT_INFOプロシージャーを呼ぶことによって設定される情報。 − string(64) No すべて V$SESSION.CLIENT_INFO Client PID
(PROCESS)OSのクライアントID。 − string(12) No すべて V$SESSION.PROCESS Command
(COMMAND)実行しているコマンド。 − string(32) No すべて V$SESSION.COMMAND Fixed Table Sequence
(FIXED_TABLE_SEQUENCE)セッションがデータベースへの呼び出しを完了するたびに増加する値。 − double No すべて V$SESSION.FIXED_TABLE_SEQUENCE Locks Held
(LOCKS_HELD)データ収集時にセッションによって保持されているロック数。 − double No すべて COUNT(V$LOCKS) where V$LOCK.LMODE is NOT NULL Locks Requested
(LOCKS_REQUESTED)要求したが,セッションが保持していないロック数。 − double No すべて COUNT(V$LOCKS) where V$LOCK.LMODE is NULL Lockwait
(LOCKWAIT)待機中のロックのアドレス。なければ「null」。 − string(8) No すべて V$SESSION.LOCKWAIT Logon Seconds
(LOGON_SECONDS)ログインからの秒数。 − ulong No すべて V$SESSION.LOGON_TIME Logon Time
(LOGON_TIME)セッション接続時間。 − string(20) No すべて V$SESSION.LOGON_TIME Machine
(MACHINE)OSのマシン名。 − string(64) No すべて V$SESSION.MACHINE Module
(MODULE)データ収集時にDBMS_APPLICATION_ INFO.SET_MODULEプロシージャーを呼ぶことによって設定される,実行しているモジュール名。 − string(48) No すべて V$SESSION.MODULE OS User
(OSUSER)OSのクライアント・ユーザー名。 − string(30) No すべて V$SESSION.OSUSER Open Cursors
(OPEN_CURSORS)オープン・カーソル数。 − ulong No すべて COUNT(V$OPEN_CURSOR) Oracle PID
(PID)Oracleプロセス識別子。 − long No すべて V$PROCESS.PID where V$SESSION.PADDR = V$PROCESS.ADDR Oracle Server
(SERVER)Oracleサーバ・タイプ。このフィールドで有効な値は,「DEDICATED」,「NONE」,「PSEUDO」,および「SHARED」。 − string(9) No すべて V$SESSION.SERVER Program
(PROGRAM)OSのプログラム名。 − string(64) No すべて V$SESSION.PROGRAM Record Time
(RECORD_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「PDS」。 − string(4) No すべて Agent Collector SID
(SID)セッション識別子。 − ulong No すべて V$SESSION.SID Schema #
(SCHEMA_NUM)スキーマ・ユーザー識別子。 − long No すべて V$SESSION.SCHEMA# Schema Name
(SCHEMANAME)スキーマ・ユーザー名。 − string(30) No すべて V$SESSION.SCHEMANAME Serial #
(SERIAL_NUM)セッションのオブジェクトを固有に識別するセッション・シリアル番号。セッションが終了し,別のセッションが同じセッション識別子で開始しても,セッション・レベルのコマンドが正しいセッション・オブジェクトに適用されるのを保証する。 − ulong No すべて V$SESSION.SERIAL# Session Events
(SESSION_EVENTS)セッションによって待たされているイベント数。 − short No すべて COUNT(V$SESSION_EVENT) Session Waits
(SESSION_WAITS)セッションによる待機数。 − short No すべて COUNT(V$SESSION_WAIT) Sessions Blocked
(SESSIONS_BLOCKED)セッションによってブロックされているセッション数。 − ulong No すべて COUNT(DBA_WAITERS) Start Time
(START_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Status
(STATUS)セッションの状態。有効な値は,「ACTIVE」,「INACTIVE」,「KILLED」,「CACHED」,および「SNIPED」。 − string(8) No すべて V$SESSION.STATUS Table Accesses
(TABLE_ACCESSES)テーブル・アクセス数。 − double No すべて COUNT(V$ACCESS) Terminal
(TERMINAL)OSの端末名。 − string(16) No すべて V$SESSION.TERMINAL Time Waited
(TIME_WAITED)セッションがすべてのイベントを待った時間の合計。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_ STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 − ulong No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TIME_WAITED) Time Waited String
(TIME_WAITED_STRING)セッションがすべてのイベントを待機していた時間の合計(文字列)。このフィールドの値を収集するには,init.oraファイルのTIMED_ STATISTICSパラメーターを「TRUE」にする必要がある。 − string(20) No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TIME_WAITED) Total Timeouts
(TOTAL_TIMEOUTS)セッションのイベントに対するタイムアウトの合計回数。 − ulong No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TOTAL_TIMEOUTS) Total Waits
(TOTAL_WAITS)セッションのすべてのイベントに対する待機数。 − double No すべて SUM(V$SESSION_EVENT.TOTAL_WAITS) Transaction Address
(TRANSACTION_ADDRESS)トランザクション・ステート・オブジェクトのアドレス。 − string(8) No すべて V$SESSION.TADDR Transactions
(TRANSACTIONS)アクティブ・トランザクション数。 − ushort No すべて COUNT(V$TRANSACTION) Type
(TYPE)セッションタイプ。 − string(10) No すべて V$SESSION.TYPE User
(USERNAME)Oracleユーザー名。このフィールドには常にSYSユーザーの情報としてNULLが設定されるレコードがある。特定のユーザーA以外の接続を条件とする場合はNULLを指定できないため,User #フィールドを使用して次の条件式を指定する。
User<> "A" AND User #<>"0"− string(30) No すべて V$SESSION.USERNAME User #
(USER_NUM)Oracleユーザー識別子。 − long No すべて V$SESSION.USER#
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