JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle
機能
Errorlog Detail(PD_PDEL)レコードには,データベースのアラートファイルのエラーメッセージについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。エラーメッセージごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
メッセージは,次に示すコードから始まります。
- DBA-
- EXP-
- IMP-
- LCC-
- OER-
- ORA-
- PCC-
- PLS-
- RTL-
- TNS-
- 注意
- 次に示すOracle Databaseの初期化パラメーターの値が設定されていないと,このレコードは収集できません。
・Oracle 11gより前のバージョンの場合:「background_dump_dest」
・Oracle 11g以降のバージョンの場合:「diagnostic_dest」
- このレコードの収集をしている場合,PFM - Agent for Oracleの起動中にアラートファイルを削除しないでください。
- レコード作成の対象は,アラートファイルの行の最初の文字列が,上記のコードとなるエラーメッセージです。次に示すような,コードが行末となるような形式のエラーメッセージは対象となりません。
メッセージ... (ORA-XXXX)
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 600 ○ Collection Offset 35 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
- PD_PDEL_ERROR_TIME
- PD_PDEL_ERROR_NUM
ライフタイム
Oracleインスタンスの作成から削除まで。
レコードサイズ
- 固定部:678バイト
- 可変部:550バイト
フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース Error #
(ERROR_NUM)エラー番号。 − string(10) No すべて データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得 Error File
(ERROR_FILE)エラーが発生したファイル名。フィールドの値は絶対パスで出力される。 − string(256) No すべて データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得 Error Time
(ERROR_TIME)エラーが発生した時間。 − string(24) No すべて データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得 Message
(MESSAGE)エラーメッセージ。 − string(256) No すべて データベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得 Record Time
(RECORD_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「PDEL」。 − string(4) No すべて Agent Collector Start Time
(START_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 − time_t No すべて Agent Collector
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