JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle
機能
Backup Async IO(PD_PDBA)レコードには,オラクル・リカバリー・マネージャー(RMAN)が現在稼働中または完了した非同期I/Oでバックアップやリストアをしたファイルについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。オラクル・リカバリー・マネージャー(RMAN)が非同期I/Oでバックアップやリストアをしているファイルごとに,一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 600 ○ Collection Offset 35 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
- PD_PDBA_FILE_NAME
- PD_PDBA_TYPE
- PD_PDBA_USE_COUNT
ライフタイム
RMANの起動から終了まで。
レコードサイズ
- 固定部:678バイト
- 可変部:359バイト
フィールド
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートVR データソース Serial
(SERIAL)バックアップやリストアを実行しているセッション識別子の使用数。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SERIAL Buffer Count
(BUFFER_COUNT)読み込みや書き込みが実行されたバッファ数。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.BUFFER_COUNT Buffer Size
(BUFFER_SIZE)ファイルの読み込みや書き込みに使われたバッファのサイズ。キロバイト単位。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.BUFFER_SIZE / 1024 Close Time
(CLOSE_TIME)ファイルが閉じられた時間。Typeフィールドの値が「AGGREGATE」の場合,全ファイルが一括して閉じられた時刻。 − string(20) No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.CLOSE_TIME Device Type
(DEVICE_TYPE)ファイルが置かれているデバイスタイプ。 − string(17) No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.DEVICE_TYPE Effective Rate
(EFFECTIVE_KBYTES_PER_SEC)バックアップ中のデバイスの非同期I/Oレート。キロバイト単位。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.EFFECTIVE_BYTES_PER_SECOND / 1024 Elapsed Time
(ELAPSED_TIME)ファイルが開かれていた時間。1/100秒単位。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.ELAPSED_TIME FileName
(FILE_NAME)バックアップファイル名。 − string(122) No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.FILENAME IO Count
(IO_COUNT)ファイルの非同期I/O数。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.IO_COUNT Long Waits
(LONG_WAITS)バッファがすぐに使用できなかったが,ブロック待機が発行された後で使用できるようになった回数。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.LONG_WAITS Max Long Wait Time
(LONG_WAIT_TIME_MAX)非同期I/O完了に掛かったブロック待機時間の最大値。1/100秒単位。
このフィールドの値は本来の値の1/100で表示されます。− long No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.LONG_WAIT_TIME_MAX Max Open Files
(MAX_OPEN_FILES)Typeフィールドの値が「AGGREGATE」の場合,同時に開いているディスクファイル数。Typeフィールドの値が「INPUT」や「OUTPUT」の場合,空白となる。 − ulong No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.MAXOPENFILES Max Short Wait Time
(SHORT_WAIT_TIME_MAX)非同期I/Oが完了するまでの非ブロック化・ポールの時間の最大値。1/100秒単位。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SHORT_WAIT_TIME_MAX Mbytes
(MBYTES)インターバル中に読み込みや書き込みが実行されたバイト数。メガバイト単位。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.BYTES / (1024 * 1024) Open Time
(OPEN_TIME)ファイルが開かれた時間。Typeフィールドの値が「AGGREGATE」の場合,このフィールドの値はすべてのファイルの中で初めに開かれた時間になる。 − string(20) No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.OPEN_TIME Ready
(READY)バッファがすぐに使用できる準備をした非同期要求数。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.READY Record Time
(RECORD_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「PDBA」。 − string(4) No すべて Agent Collector SID
(SID)バックアップやリストアを実行しているセッションのOracleセッション識別子。 − ulong No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SID Set Count
(SET_COUNT)読み込みまたは書き込みが実行されているバックアップ・セットのセット数。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SET_COUNT Set Stamp
(SET_STAMP)読み込みまたは書き込みが実行されているバックアップ・セットのセット・スタンプ。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SET_STAMP Short Waits
(SHORT_WAITS)バッファがすぐに使用できなかったが,非同期I/Oが完了し,非ブロック化・ポールの後に利用できるようになった回数。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SHORT_WAITS Start Time
(START_TIME)レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 − time_t No すべて Agent Collector Status
(STATUS)バックアップやリストアの状態。有効な値は「FINISHED」,「IN PROGRESS」,および「NOT STARTED」。 − string(12) No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.STATUS Total Long Wait Time
(LONG_WAIT_TIME_TOTAL)非同期I/O完了に掛かったブロック待機時間の合計。1/100秒単位。
このフィールドの値は本来の値の1/100で表示されます。− long Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.LONG_WAIT_TIME_TOTAL Total Mbytes
(TOTAL_MBYTES)読み込み,書き込みの総バイト数。不明な場合,このフィールドの値は空白になる。メガバイト単位。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.TOTAL_BYTES / (1024 * 1024) Total Short Wait Time
(SHORT_WAIT_TIME_TOTAL)非同期I/Oが完了するまでの非ブロック化・ポールの時間の合計。1/100秒単位。 − double Yes すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.SHORT_WAIT_TIME_TOTAL Type
(TYPE)バックアップやリストアのタイプ。有効な値は,「AGGREGATE」,「INPUT」,および「OUTPUT」。 − string(10) No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.TYPE Use Count
(USE_COUNT)異なるバックアップ・セットから行を見分けるのに使用するカウンター。 − double No すべて V$BACKUP_ASYNC_IO.USE_COUNT
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