JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response
IE Recorderの動作条件定義ファイルは,IE Recorderの動作条件を定義するファイルです。IE Recorderの起動時に読み込まれます。
- <この節の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
- (3) 記述例
[IE Recorder] replay_wait=再生待ち時間 operation_name=操作名,記録対象タグ,属性名=属性値 address_bar=アドレスバーの初期URL
- 注意
- IE Recorder動作条件定義ファイルを記述するときの注意事項を次に示します。
- キー名称と値は「=(イコール)」でつないで記述すること。
- キー名称と値は1行で記述すること。
- 行頭は1カラム目から記述すること。
- なお,先頭が「#(シャープ)」の行は,コメント行とみなされます。
- IE Recorderセクション
- IE Recorderに関する項目を定義します。
表7-30 IE Recorderセクションの定義内容
キー名 必須 指定する値 replay_wait
((0〜99))(秒)《1》− 各操作を再生するときの待ち時間を秒単位で指定します。省略した場合は,1(秒)となります。再生速度を遅くしたい場合に指定します。 operation_name
((操作名,記録対象タグ[,属性,...]))− 操作リストに表示される操作名,標準で記録するタグ名,および属性※を指定します。指定されたタグおよび属性の妥当性は検証されません。 address_bar
((URL))− アドレスバーのプルダウンリストに表示するURLを指定します。URLの先頭が「http://」または「https://」以外の場合は,先頭に「http://」が付加された形でプルダウンリストに表示されます。
よく使用するURLを記載することで,ブックマークのような使い方ができます。
- (凡例)
- −:オプション項目
- (( )):キー値の範囲
- 《 》:デフォルト値
- 注※
- 属性は,「属性名=属性値」で指定します。属性は省略したり,複数指定したりできます。
- ・属性を省略した場合
- 指定した記録対象タグ名に関する操作が,指定した操作名で操作リストに表示されます。
- ・属性を複数指定した場合
- 指定した記録対象タグ名でかつ,指定した属性がすべて含まれるタグに関する操作が,指定した操作名で操作リストに表示されます。なお,該当する記録対象タグおよび属性が複数定義されている場合,先に定義されているものが有効となるため,あとに定義されているものは無視されます。
IE Recorder動作条件定義ファイルの記述例を次に示します。
[IE Recorder] replay_wait=0 operation_name=リンククリック,a operation_name=ボタンクリック,button operation_name=チェック,input,type=radio operation_name=チェック,input,type=checkbox operation_name=テキスト入力,input,type=text operation_name=テキスト入力,input,type=password operation_name=テキスト入力,input,type=file operation_name=ボタンクリック,input,type=submit operation_name=ボタンクリック,input,type=reset operation_name=ボタンクリック,input,type=button operation_name=ボタンクリック,input,type=image operation_name=選択,select operation_name=テキスト入力,textarea address_bar=
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