ディスク占有量は,パフォーマンスデータを収集するレコード数によって変化します。
PFM - Agent for Virtual Machineのディスク占有量の見積もりについて説明します。
(1) システム全体のディスク占有量
システム全体のディスク占有量の見積もり値を記載します。
PFM - Agent for Virtual Machineのディスク占有量は,次のデータのファイルサイズによって変化します。
システム全体のディスク占有量のおおよその見積もりを次の表に示します。
表A-3 システム全体のディスク占有量
PFM - Agent for Virtual Machineの状態 | ディスク占有量(単位:メガバイト) |
---|---|
Windows Server 2003およびWindows Server 2008 | |
インストール時※1 | 7 |
セットアップ実行後※2 | 8 |
運用時 | a + b |
(2) Storeデータベース(Storeバージョン1.0)のディスク占有量
Storeデータベース(Storeバージョン1.0)のディスク占有量について説明します。
(a) 見積もり式
Storeデータベースでは,各レコードは,レコードタイプごとに一つのファイルに格納されます。Storeデータベース(Store バージョン1.0)のディスク占有量について,レコードタイプごとに表A-6に示します。
表A-4 各レコードに共通して追加されるフィールド
PFM - View名 | PFM - Manager名 | 説明 |
---|---|---|
Agent Host | DEVICEID | PFM - Agentが動作しているホスト名。 |
Agent Instance | PROD_INST | PFM - Agentのインスタンス名。 |
Agent Type | PRODID | PFM - AgentのプロダクトID。 |
Date | DATE | レコードが作成された日(グリニッジ標準時)。 |
Date and Time | DATETIME | Date(DATE)とTime(TIME)フィールドの組み合わせ。 |
Drawer Type | DRAWER_TYPE | PIレコードタイプのレコードの場合,データが要約される区分(分,時,日,週,月,年)。 |
GMT Offset | GMT_ADJUST | グリニッジ標準時とローカル時間の差(秒単位)。 |
Time | TIME | レコードが作成された時刻(グリニッジ標準時)。 |
表A-5 PIレコードタイプのデータを要約する際に追加されるフィールド
PFM - View名 | PFM - Manager名 | 説明 |
---|---|---|
PFM - View名(Total) | PFM - Manager名_TOTAL | フィールドの合計値。 |
- | PFM - Manager名_COUNT | 収集レコード数。 |
PFM - View名(Max) | PFM - Manager名_HI | フィールドの最大値。 |
PFM - View名(Min) | PFM - Manager名_LO | フィールドの最小値。 |
表A-6 レコードタイプごとのStoreデータベースのディスク占有量
レコードタイプ | ディスク占有量の見積もり式(単位:バイト) |
---|---|
PIレコードタイプ | X1 + ..... + Xa + 3,500 * a |
PDレコードタイプ | Y1 + ..... + Yb + 700 * b |
表A-7 PIレコードタイプのデータの種類および保存期間,保存レコード数
レコードタイプ | データの種類 | 保存期間 | 保存レコード数(収集間隔が1分の場合) |
---|---|---|---|
PI | 分単位 | 1日 | 1,440 |
時単位 | 7日 | 168 | |
日単位 | 1年 | 366 | |
週単位 | 1年 | 52 | |
月単位 | 1年 | 12 | |
年単位 | 制限なし | (収集年数)*1 |
表A-8 PDレコードタイプの保存レコード数
レコードタイプ | 保存レコード数 |
---|---|
PD | 10,000 |
表A-9 レコードのインスタンス数
レコードID | 仮想環境 | インスタンス数算出方法 | 確認方法 |
---|---|---|---|
PD | VMware | 単数インスタンスレコードのため1。 | - |
Hyper-V | - | ||
Virtage | - | ||
PD_VM | VMware | 接続先物理サーバに存在する仮想マシンの数。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ※10 | ||
PI | VMware | 単数インスタンスレコードのため1。 | - |
Hyper-V | - | ||
Virtage | - | ||
PI_VI | VMware | 接続先物理サーバで起動中の仮想マシンの数。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ※10 | ||
PI_HCI | VMware | 物理サーバ上の物理CPUの数。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ※10 | ||
PI_VCI | VMware | 接続先物理サーバで起動中の仮想マシンに割り当てられているCPU数の合計。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ※10 | ||
PI_HMI | VMware | 単数インスタンスレコードのため1。 | - |
Hyper-V | - | ||
Virtage | - | ||
PI_VMI | VMware | 接続先物理サーバで起動中の仮想マシンの数。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | サポート対象外。 | - | |
PI_HPDI | VMware | 物理サーバ上の物理ディスク数の合計。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ホストマシンに搭載されているHBAの数。 | ※10 | |
PI_VPDI | VMware | 接続先物理サーバで起動中の仮想マシンに割り当てられている物理ディスク数の合計。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | LPARに割り当てられたHBAの数。 | ※10 | |
PI_HLDI | VMware | 物理サーバ上の論理ディスク数の合計。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | サポート対象外。 | - | |
PI_VLDI | VMware | 接続先物理サーバで起動中の仮想マシンで確保している論理ディスク数の合計。 | ※11 |
Hyper-V | サポート対象外。 | - | |
Virtage | - | ||
PI_HNI | VMware | 物理サーバ上の物理ネットワークカード数の合計。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ※10 | ||
PI_VNI | VMware | 接続先物理サーバで起動中の仮想マシンのネットワークカード数の合計。 | ※8 |
Hyper-V | ※9 | ||
Virtage | ※10 |
表A-10 インスタンス数の確認方法
レコードID | 仮想環境 | 算出方法 |
---|---|---|
PD_VM | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Virtual Machine]タブを選択します。 インスタンス数は,表示される仮想マシンの数です。 |
Hyper-V | Hyper-VマネージャーでHyper-Vサーバを選択し,[仮想マシン]ペインに表示される仮想マシンの数を確認します。 インスタンス数は,表示される仮想マシンの数に,1(ルートパーティション)を足した数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[Logical Partition Configuration]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,表示されるLPARの数です。 | |
PI_VI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Virtual Machine]タブを選択します。 インスタンス数は,[State]が[Power On]の状態である仮想マシンの数です。 |
Hyper-V | Hyper-VマネージャーでHyper-Vサーバを選択し,[仮想マシン]ペインに表示される仮想マシンの数を確認します。 インスタンス数は,[状態]が「実行中」となっている仮想マシンの数に,1(ルートパーティション)を足した数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[Logical Partition Configuration]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,[Sta]が[act]の状態であるLPARの数です。 | |
PI_HCI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Summary]タブを選択します。 インスタンス数は,[General]の[Processors]に表示される値です。 |
Hyper-V | ルートパーティションで,Microsoft 管理コンソールの「システム モニタ」または「パフォーマンス モニタ」を起動し,[カウンタの追加]ダイアログで「Processor」オブジェクトを選択します。 インスタンス数は,[選択したオブジェクトのインスタンス]に表示されたインスタンスの数から「_Total」および「<すべてのインスタンス>」を除いた数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[Logical Partition Configuration]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,[Physical Information]の[Processors]に表示される値です。 | |
PI_VCI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーで仮想マシンを選択し,[Summary]タブを選択します。 インスタンス数は,[General]の[CPU]に表示される値です。 |
Hyper-V | インスタンス数は,次に示す[Processor]のインスタンス数と[Hyper-V Hypervisor Virtual Processor]のインスタンス数を足した数です。
| |
Virtage | HVMスクリーンの[Logical Partition Configuration]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,[Pro]に表示される値です。 | |
PI_VMI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Virtual Machine]タブを選択します。 インスタンス数は,[State]が[Power On]の状態である仮想マシンの数です。 |
Hyper-V | Hyper-VマネージャーでHyper-Vサーバを選択し,[仮想マシン]ペインに表示される仮想マシンの数を確認します。 インスタンス数は,[状態]が「実行中」となっている仮想マシンの数です。 | |
Virtage | サポート対象外です。 | |
PI_HPDI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Performance]タブを選択します。 [Switch to :]から[ディスク]を選択します。 インスタンス数は,[Performance Chart Legend]に表示されるホスト名を除いたオブジェクトの数です。 |
Hyper-V | ルートパーティションで,Microsoft 管理コンソールの「システム モニタ」または「パフォーマンス モニタ」を起動し,[カウンタの追加]ダイアログで「PhysicalDisk」オブジェクトを選択します。 インスタンス数は,[選択したオブジェクトのインスタンス]に表示されたインスタンスの数から「_Total」および「<すべてのインスタンス>」を除いた数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[PCI Device Assignment]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,[Type]が[F]で表示されているPCIデバイスの数です。 | |
PI_VPDI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーで仮想マシンを選択し,[Performance]タブを選択します。 [Switch to :]から「ディスク]を選択します。 インスタンス数は,[Performance Chart Legend]に表示される仮想マシン名を除いたオブジェクトの数です。 |
Hyper-V | ルートパーティションで,Microsoft 管理コンソールの「システム モニタ」または「パフォーマンス モニタ」を起動し,[カウンタの追加]ダイアログで「Hyper-V Virtual Storage Device」オブジェクトを選択します。 インスタンス数は,表示されたインスタンスの数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[PCI Device Assignment]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,[Type]が[F]で表示されているPCIデバイスの数です。 | |
PI_HLDI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Summary]タブを選択します。 インスタンス数は,[Resources]の[Datastore]に表示される値です。 |
Hyper-V | ルートパーティションで,Microsoft 管理コンソールの「システム モニタ」または「パフォーマンス モニタ」を起動し,[カウンタの追加]ダイアログで「LogicalDisk」オブジェクトを選択します。 インスタンス数は,[選択したオブジェクトのインスタンス]に表示されたインスタンスの数から「_Total」および「<すべてのインスタンス>」を除いた数です。 | |
Virtage | サポート対象外です。 | |
PI_VLDI | VMware | Managed Object Browserを使用してインスタンス数を確認する方法を次に示します。
|
Hyper-V | サポート対象外です。 | |
Virtage | ||
PI_HNI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーでホストを選択し,[Performance]タブを選択します。 [Switch to :]から[ネットワーク]を選択します。 インスタンス数は,[Performance Chart Legend]に表示されるホスト名を除いたオブジェクトの数です。 |
Hyper-V | ルートパーティションで,Microsoft 管理コンソールの「システム モニタ」または「パフォーマンス モニタ」を起動し,[カウンタの追加]ダイアログで「Network Interface」オブジェクトを選択します。 インスタンス数は,表示されたインスタンスの数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[PCI Device Assignment]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,[Type]が[N]で表示されているPCIデバイスの数です。 | |
PI_VNI | VMware | Virtual Infrastructure Clientのツリーで仮想マシンを選択し,[Performance]タブを選択します。 [Switch to :]から[ネットワーク]を選択します。 インスタンス数は,[Performance Chart Legend]に表示される仮想マシン名を除いたオブジェクトの数です。 |
Hyper-V | ルートパーティションで,Microsoft 管理コンソールの「システム モニタ」または「パフォーマンス モニタ」を起動し,[カウンタの追加]ダイアログで「Hyper-V Virtual Switch Port」オブジェクトを選択します。 インスタンス数は,最大で表示されたインスタンスの数です。 | |
Virtage | HVMスクリーンの[PCI Device Assignment]スクリーンを表示します。 インスタンス数は,LPARに対して,[Type]が[F]で表示されているPCIデバイスが割当てられている数です。 |
(b) 見積もり例
a=1
c=681
d=857
e=2
f=2,039
1,440+168+366+52+12+1=2,039レコード
f=2,039
X={d*e+(c+1,900)*{d*e/(65,250-c)+1}}*f*1.5
X={857*2+(681+1,900)*{857*2/(65,250-681)+1}}*2,039*1.5
={1,714+(2,581)*{1,714/64,569+1}}*3,058
={1,714+2,581*1}*3,058
=4,295*3,058
=13,134,110 (バイト)
=約13メガバイト
b=1
c=681
d=369
e=3
g=2,232
Y={d*g+(c+1,900)*{(d*e)/(65,250-c)+1}*(g/e)}*1.5
Y={369*2,232+(681+1,900)*{(369*3)/(65,250-681)+1}*
(2,232/3)}*1.5
={823,608+2,581*{1,107/64,569+1}*744}*1.5
={823,608+2,581*1*744}*1.5
={823,608+1,920,264}*1.5
=2,743,872*1.5
=4,678,272 (バイト)
=約4メガバイト
(3) Storeデータベース(Storeバージョン2.0)のディスク占有量
Storeデータベース(Storeバージョン2.0)のディスク占有量について説明します。
(a) 見積もり式
ディスク占有量,ファイル数,フォルダ数,およびStoreサービスがオープンするファイル数の見積もりについて説明します。
●ディスク占有量
Storeデータベースのディスク占有量は,レコードタイプごとのディスク占有量の総和となります。PIレコードタイプについては,さらに要約区分ごとのディスク占有量の総和となります。
X={(e+2)*f'+(d+60)*{((e+2)*f')/(65,250-d)+1}※1}*a/b*(c+1)*1.1
表A-11 a,b,およびcに設定する値
レコードタイプ | 要約区分 | a | b | c |
---|---|---|---|---|
PI | 分 | 1,440 | 1+(g-1)/60※2 | 保存期間(単位:日) |
時 | 24 | 1+(g-1)/3,600※2 | 保存期間(単位:日) | |
日 | 7 | 1+(g-1)/86,400※2 | 保存期間(単位:週) | |
週 | 1 | 1+(g-1)/604,800※2 | 保存期間(単位:週) | |
月 | 1 | 1+(g-1)/2,592,000※2 | 保存期間(単位:月) | |
年 | 1 | 1+(g-1)/31,622,400※2 | 保存期間(単位:年) | |
PD | - | 1,440 | g/60 | 保存期間(単位:日) |
表A-12 デフォルトの保存期間(Store バージョン2.0 の場合)
レコードタイプ | データの種類 | 保存期間 |
---|---|---|
PI | 分単位 | 1日 |
時単位 | 7日 | |
日単位 | 54週 | |
週単位 | 54週 | |
月単位 | 1年 | |
年単位 | 制限なし | |
PD | - | 7日 |
●ファイル数
Storeデータベースで作成されるファイル数Nの見積もり式を次に示します。
N=20+2*(
(A11+A12+...+A1l+l)+
(A21+A22+...+A2l+l)+
(A31+A32+...+A3l+l)+
(A41+A42+...+A4l+l)+
(A51+A52+...+A5l+l)+
(11*l)+
(B1+B2+...+Bm+m)
)
l:PIレコードタイプで収集しているレコードの数
m:PDレコードタイプで収集しているレコードの数
A11~A1l:PIレコードタイプのレコードごとの分レコードの保存期間設定値(単位:日)
A21~A2l:PIレコードタイプのレコードごとの時レコードの保存期間設定値(単位:日)
A31~A3l:PIレコードタイプのレコードごとの日レコードの保存期間設定値(単位:週)
A41~A4l:PIレコードタイプのレコードごとの週レコードの保存期間設定値(単位:週)
A51~A5l:PIレコードタイプのレコードごとの月レコードの保存期間設定値(単位:月)
B1~Bm:PDレコードタイプのレコードごとの保存期間設定値(単位:日)
●フォルダ数
Storeデータベースで作成されるフォルダ数Nの見積もり式を次に示します。
N=25+2*((A1max)+(A2max)+(A3max)+(A4max)+(A5max)+11+(Bmax))
A1max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「分」のデータの保存期間設定値の最大値(単位:日)
A2max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「時」のデータの保存期間設定値の最大値(単位:日)
A3max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「日」のデータの保存期間設定値の最大値(単位:週)
A4max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「週」のデータの保存期間設定値の最大値(単位:週)
A5max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「月」のデータの保存期間設定値の最大値(単位:月)
Bmax:PDレコードタイプのレコードごとの保存期間設定値の最大値(単位:日)
●Storeサービスがオープンするファイル数
Storeサービスがオープンするファイル数Nの見積もり式を次に示します。
N=20+2*(6*l+m)
l:PIレコードタイプで収集しているレコードの数
m:PDレコードタイプで収集しているレコードの数
(b) 見積もり例
PFM - Agent for Virtual MachineのStoreデータベース(Storeバージョン2.0)の見積もり例について説明します。
●ディスク占有量
PI_VIとPD_VMを収集する設定にした場合を例にして説明します。
PI_VIレコードの見積もりについて説明します。「(a) 見積もり式」のディスク占有量の見積もり式の,a~gの値を調べます。
d=681バイト
e=857バイト
f=今回は3とします
f’=今回は4とします
g=今回は60秒とします
次に,分レコード,時レコードなどそれぞれの計算を行います。
a=1,440
b=1+(60-1)/60=1.98...=1(小数点以下切り捨て)
c=今回は3日とします
X(分)={(857+2)*4+(681+60)*{((857+2)*4)/(65,250-681)+1}}*1,440/1*(3+1)*1.1
={3,436+741*1}*6,336
=4,177*6,336
= 26,465,472(バイト)=約25メガバイト
a=24
b=1+(60-1)/3,600=1.01...=1(小数点以下切り捨て)
c=今回は3日とします
X(時)={(857+2)*4+(681+60)*{((857+2)*4)/(65,250-681)+1}}*24/1*(3+1)*1.1
={3,436+741*1}*105.6
=4,177*105.6
=441,091(バイト)=約0.4メガバイト
a=7
b=1+(60-1)/86,400=1.00...=1(小数点以下切り捨て)
c=今回は1週とします
X(日)={(857+2)*4+(681+60)*{((857+2)*4)/(65,250-681)+1}}*7/1*(1+1)*1.1
={3,436+741*1}*15.4
=4,177*15.4
=64,325(バイト)= 約0.06メガバイト
a=1
b=1+(60-1)/604,800=1.00...=1(小数点以下切り捨て)
c=今回は1週とします
X(週)={(857+2)*4+(681+60)*{((857+2)*4)/(65,250-681)+1}}*1/1*(1+1)*1.1
={3,436+741*1}*2.2
=4,129*2.2
=9,189(バイト)= 約0.01メガバイト
a=1
b=1+(60-1)/2,592,000=1.00...=1(小数点以下切り捨て)
c=今回は1か月とします
X(月)={(857+2)*4+(681+60)*{((857+2)*4)/(65,250-681)+1}}*1/1*(1+1)*1.1
={3,436+741*1}*2.2
=4,177*2.2
=9,189(バイト)=約0.01メガバイト
a=1
b=1+(60-1)/31,622,400=1.00...=1(小数点以下切り捨て)
c=今回は10年とします
X(年)={(857+2)*4+(681+60)*{((857+2)*4)/(65,250-681)+1}}*1/1*(10+1)*1.1
={3,436+741*1}*12.1
=4,177*12.1
=50,541(バイト)= 約0.05メガバイト
以上から,PI_VIの見積もりは次のようになります。
X(合計)=X(分)+X(時)+X(日)+X(週)+X(月)+X(年)
=25.53(メガバイト)
=約26メガバイト
次にPD_VMレコードの見積もりについて説明します。
変数を次の値とします。
a=1,400
b=60/60=1
c=今回は7日とします
d=681バイト
e=369バイト
f=今回は10とします
f'=今回は12とします
g=今回は60秒とします
見積もり式を次に示します。
X={(369+2)*12+(681+60)*{((369+2)*12)/(65,250-681)+1}}*1,440/1*(7+1)*1.1
={4,452+741*1}*12,672
=5,193*12,672
=65,805,696(バイト)=約63メガバイト
したがって,必要なディスク占有量はPI_VI+PD_VM=89メガバイトとなります。
●ファイル数
PI_VI, PD, PD_VMを収集する場合を例にして説明します。「(a) 見積もり式」の見積もり式の,可変値を調べます。
l:PIレコードで収集しているレコードの数=1
m:PDレコードで収集しているレコードの数=2
A11~A1l:PIレコードタイプのレコードごとの分レコードの保存期間設定値(単位:日)= 今回は3日とします
A21~A2l:PIレコードタイプのレコードごとの時レコードの保存期間設定値(単位:日)= 今回は3日とします
A31~A3l:PIレコードタイプのレコードごとの日レコードの保存期間設定値(単位:週)= 今回は1週とします
A41~A4l:PIレコードタイプのレコードごとの週レコードの保存期間設定値(単位:週)= 今回は1週とします
A51~A5l:PIレコードタイプのレコードごとの月レコードの保存期間設定値(単位:月)= 今回は1月とします
B1~Bm:PDレコードタイプのレコードごとの保存期間設定値(単位:日)= 今回は10日とします
Storeデータベースで作成されるファイル数Nの見積もり式を次に示します。
N=20+2*(
(A11+A12+...+A1l+l)+
(A21+A22+...+A2l+l)+
(A31+A32+...+A3l+l)+
(A41+A42+...+A4l+l)+
(A51+A52+...+A5l+l)+
(11*l)+
(B1+B2+...+Bm+m)+
)
=20+2*{
[3(PI_VI分)+1]+
[3(PI_VI分)+1]+
[1(PI_VI分)+1]+
[1(PI_VI分)+1]+
[1(PI_VI分)+1]+
[11*1]+
[10(PD分)+10(PD_VM分)+2]
}
=20+2*{4+4+2+2+2+11+22}=114
●フォルダ数
PI_VI,PD,PD_VM を収集する場合を例にして説明します。
l:PIレコードで収集しているレコードの数=1
m:PDレコードで収集しているレコードの数=2
A1max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「分」のデータの保存
期間設定値の最大値(単位:日)=今回は3日とします
A2max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「時」のデータの保存
期間設定値の最大値(単位:日)=今回は3日とします
A3max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「日」のデータの保存
期間設定値の最大値(単位:週)=今回は1週とします
A4max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「週」のデータの保存
期間設定値の最大値(単位:週)=今回は1週とします
A5max:PIレコードタイプで収集しているレコードの要約区分が「月」のデータの保存
期間設定値の最大値(単位:月)=今回は1月とします
Bmax:PDレコードタイプのレコードごとの保存期間設定値の最大値(単位:日)= 今回は10日とします
(考え方:PD_VMが8 ,PDが10日の場合は10日となります)。
Storeデータベースで作成されるフォルダ数Nの見積もり式を次に示します。
N=25+2*((A1max)+(A2max)+(A3max)+(A4max)+(A5max)+11+(Bmax))
=25+2*(3+3+1+1+1+11+10)=85
●Storeサービスがオープンするファイル数
PI,PD,PD_VM を収集する場合を例にして説明します。
l:PIレコードで収集しているレコードの数=1
m:PDレコードで収集しているレコードの数=2
Storeサービスがオープンするファイル数Nの見積もり式を次に示します。
N=20+2*(6*l+m)
=20+2*(6*1+2)=36