1.7 複合レポートの設定内容一覧

1.4.4 メモリーリソースの監視」および「1.6.3 CPUリソースの監視」の監視事例で取り上げた複合レポートの設定内容を,次の表に示します。複合レポートの作成方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働分析のためのレポートの作成について説明している章を参照してください。

ポイント
  • 複合レポートは,対象となる物理サーバごとに作成されます。
  • [フィールドの表示条件]を指定しないで複合レポートを作成した場合,物理サーバで稼働しているすべての仮想マシンが表示対象になります。各仮想マシンの情報を個別に監視したい場合は,[フィールドの表示条件]で仮想マシン名を指定してください。

表1-1 複合レポートの設定内容一覧

複合レポート名監視テンプレートのレポート名フィールドの表示条件複合ブックマーク 系列グループの設定
系列グループグラフ種類系列グループ名最大値最小値
仮想マシン-CPU割り当て上限設定値の監視VM CPU Allocation Value「*」を対象とする仮想マシン名に変更する。系列グループ1折れ線VM CPU Allocation Value[MHz]CPUリソース(PI.Clocksの値)0
VM CPU Used「*」を対象とする仮想マシン名に変更する。系列グループ2積み上げ面CPU[MHz]CPUリソース(PI.Clocksの値)0
仮想マシン-メモリー割り当て上限設定値の監視VM Memory Allocation Value「*」を対象とする仮想マシン名に変更する。系列グループ1折れ線VM Memory Allocation Value[MB]メモリーサイズ(PI_VMI.Sizeの値)0
VM Swap Used「*」を対象とする仮想マシン名に変更する。系列グループ2積み上げ面Used[MB]メモリーサイズ(PI_VMI.Sizeの値)0
全仮想マシン-ワーキングセットサイズの監視Host Memory Size系列グループ1折れ線Memory Size[MB]メモリーサイズ(PI_VMI.Sizeの値)0
VM Working Size - Total系列グループ2積み上げ面Working Size[MB]メモリーサイズ(PI_VMI.Sizeの値)0
(凡例)
-:設定しない