PFM - Agent for Platformでは,デフォルトでは用意されていないパフォーマンスデータを収集し,レコードに格納できます。このパフォーマンスデータを格納したレコードをユーザーレコードと呼びます。
ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコードを次の表に示します。
表4-1 ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコード
収集設定できる情報 | レコード |
---|---|
ワークグループ情報 | PI_WGRPレコード |
プロセスの稼働・非稼働情報 | PD_APP2レコード |
PD_APPDレコード | |
PD_APSレコード | |
PD_APSIレコード | |
アプリケーションの稼働・非稼働情報 | PD_APPレコード |
ユーザー独自のパフォーマンスデータ | PD_UPDレコード |
PD_UPDBレコード | |
PI_UPIレコード | |
PI_UPIBレコード |
各ホストで設定されたユーザーレコードは,ほかのレコードと同様,PFM - Web Consoleでレポートの表示やアラームでの監視に利用できます。
それぞれのレコードで,複数のパフォーマンスデータを収集する場合,パフォーマンスデータごとにユーザーレコードのフィールドが1行ずつ追加されます。その結果,それぞれのユーザーレコードは,複数行のレコードになります。複数行のレコードとは,複数インスタンスレコードのことです。