Windows Server 2008の環境では,OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合,コマンドプロンプトは,次の2種類の特権モードで動作します。
ユーザーアカウント制御機能(UAC)を無効にしている場合は,常に管理者コンソールが起動されます。
Performance Managementが提供しているコマンドは,必ず管理者コンソールで実行してください。
管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法を次の表に示します。
表2-8 管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法
管理者グループ | 管理者ユーザー | 起動方法 |
---|---|---|
Administrators | Administrator | コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。 |
上記以外のユーザー | UACが有効な場合
|
管理者コンソールは,OSが用意している管理者コンソールと,PFM - Baseが提供している管理者コンソールがあります。それぞれの起動方法を説明します。
(1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択します。
起動されたコマンドプロンプトが管理者コンソールであるかどうかは,タイトルバーに[管理者]が表示されているどうかで判断できます。
図2-5 OSが用意している管理者コンソールの画面
(2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[Performance Management]-[管理者コンソール]を選択します。
図2-6 PFM - Baseが提供している管理者コンソールの画面