3.2.6 アプリケーションの稼働・非稼働情報収集の設定

アプリケーションの稼働・非稼働情報を収集するためのユーザーレコードの設定,確認,変更,削除方法,およびアラーム運用例について説明します。

アプリケーションの稼働・非稼働情報収集とは,09-00以前に実装していた既存の機能のことです。プロセスの稼働・非稼働情報収集とは,09-00以前で実装していたアプリケーションの稼働・非稼働情報収集の機能を拡張したものです。

アプリケーションの稼働・非稼働情報収集とプロセスの稼働・非稼働情報収集の機能の差異については,「3.2.5(2) PFM - Agent for Platform 09-00以前との機能差異」を参照してください。

<この項の構成>
(1) ユーザーレコードを設定する
(2) ユーザーレコードの設定を確認または変更する
(3) ユーザーレコードの設定を削除する
(4) アラーム運用例

(1) ユーザーレコードを設定する

アプリケーションの稼働・非稼働情報を収集するためのユーザーレコードの設定方法を示します。

設定手順として,まずインスタンスを作成し,次にそのインスタンスのプロパティ(監視するアプリケーション名やしきい値)を設定します。

●インスタンスを作成する

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
    [メイン]画面が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。
    [サービス階層]画面が表示されます。
  3. ナビゲーションフレームから「Machines」フォルダの下位の階層を展開する。
    Performance Managementのサービスがインストールされているホストの名前が付いたフォルダが表示されます。また,ホスト名が付いたフォルダを展開すると,そのホストにインストールされているサービスが表示されます。
    各サービスの名前は,サービスIDで表示されます。サービスIDの詳細については「付録B 識別子一覧」,およびマニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,サービスの命名規則について説明している個所を参照してください。
    サービスIDの形式は,プロダクト名表示機能が有効か無効かによって異なります。プロダクト名表示機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementの機能について説明している章を参照してください。
  4. PFM - Agentホストのフォルダの下位にある階層を展開し,Agent Collectorサービスを選択する。
    ホスト名<Windows>(Agent Collectorサービス)を選択します。選択したAgent Collectorサービスにチェックマークが表示されます。
  5. メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。
    [プロパティ]画面が表示されます。
  6. [ADDITION OR DELETION A SETTING]ツリーを選択する。
  7. インフォメーションフレームの下部の[ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に任意のインスタンス名を入力し,[OK]ボタンをクリックする。
    [プロパティ]画面の[Application monitoring setting]ツリーの下位に,インスタンス名のツリーが生成されます。
    注意
    • [ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に入力するインスタンス名は,ユーザーで任意に指定できます。ここで指定したインスタンス名は,PD_APPレコードの「Application Name」フィールドに格納され,アプリケーションを特定するための識別子として利用します。
    • [ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に指定できる文字は,次の文字を除く半角英数字および半角記号です。1~63バイトの範囲で指定できます。
      タブ文字(¥t) ¥ : ; , * ? " ' <> |
    • 設定できるインスタンスの数は,64個までです。

●インスタンスのプロパティを設定する

  1. 上記手順のあと,再び[プロパティ]画面を表示し,[Application monitoring setting]ツリーの下位に生成されたインスタンス名のツリーを選択する。
    インフォメーションフレームの下部に,プロパティ情報の入力画面が表示されます。
  2. プロパティを設定する。
    プロセスの種別,プロセス名,プロセス数のしきい値の下限値と上限値を設定します。複数のプロセス情報を設定できます。プロパティを次の表に示します。

    表3-12 監視フィールドのプロパティ

    設定項目パラメーター名設定内容対応するPD_APPレコードのフィールド名
    プロセスの種別ProcessXX Kind「Command Line」か「Service Name」のどちらかを選択します。なお,「None」を選択すると評価をしません。
    • 「Command Line」を選択すると,PDレコードのProgramフィールドの値を使用して評価します。
    • 「Service Name」を選択すると,PD_SVCレコードのService Nameフィールドの値を使用して評価します。
    ProcessXX Kind
    プロセス名ProcessXX Nameプロセス名を127バイト以内で入力します。ProcessXX Name
    プロセス数のしきい値の上限値と下限値ProcessXX Rangeプロセス数のしきい値の下限値と上限値を「1-2」のようにハイフン(-)でつないで入力します。
    ハイフンを使用しないで値を一つだけ指定すると,下限値と上限値に同じ値を設定できます。例えば,「10」を指定すると,「10-10」が設定されます。
    設定できる値は0~65535です。
    ProcessXX Range
    (凡例)
    XX:01~15までの数値が入る。
    注意
    • 「ProcessXX Name」プロパティに指定した値を使用して,アプリケーションの稼働・非稼働を評価します。ただし,PFM - Web ConsoleでPD_APPレコードの「ProcessXX Name」フィールドをレポート表示すると,先頭から31バイトまでしか表示されません。
    • 先頭から31バイトまでが同じ名称のプロセスが複数存在する場合,それぞれのプロセスを監視するために,インスタンスをプロセスごとに分けて設定し,その評価結果(PD_APPレコードの「ProcessXX Name」フィールドの値)でアラーム通知するように設定します。しかし,PD_APPレコードの「ProcessXX Name」フィールドの値がすべてのインスタンスで同じ名称となるため,正しくアラーム通知できません。このため,PD_APPレコードの「ProcessXX Name」フィールドの値を使用しないで「ProcessXX Status」フィードの値を使用してアラーム通知するように設定してください。設定例については,「(4)(d) 先頭から31バイトまでが同じ名称のプロセスが複数存在する場合に,ある特定のプロセスに対して起動しているか監視する場合」を参照してください。
    • 「ProcessXX Name」プロパティに指定できる文字は,次の文字を除く半角英数字および半角記号です。
      タブ文字(¥t) ¥ : ; , " ' <> |
    • 「ProcessXX Name」プロパティに指定できる文字のうち,ワイルドカード文字として「*」および「?」を利用できます。「*」は0個以上の任意の文字,「?」は任意の1文字を意味します。
    • 「ProcessXX Name」プロパティにWindowsのプログラムの拡張子(.exeなど)を指定しないでください。
  3. [OK]ボタンをクリックする。
    設定内容が有効になります。

(2) ユーザーレコードの設定を確認または変更する

アプリケーションの稼働・非稼働情報を収集するためのユーザーレコードの設定内容を確認または変更する方法を次に示します。

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
    [メイン]画面が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。
    [サービス階層]画面が表示されます。
  3. ナビゲーションフレームから「Machines」フォルダの下位の階層を展開する。
    Performance Managementのサービスがインストールされているホストの名前が付いたフォルダが表示されます。また,ホスト名が付いたフォルダを展開すると,そのホストにインストールされているサービスが表示されます。
    各サービスの名前は,サービスIDで表示されます。サービスIDの詳細については「付録B 識別子一覧」,およびマニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,サービスの命名規則について説明している個所を参照してください。
    サービスIDの形式は,プロダクト名表示機能が有効か無効かによって異なります。プロダクト名表示機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementの機能について説明している章を参照してください。
  4. PFM - Agentホストのフォルダの下位にある階層を展開し,Agent Collectorサービスを選択する。
    ホスト名<Windows>(Agent Collectorサービス)を選択します。選択したAgent Collectorサービスにチェックマークが表示されます。
  5. メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。
    [プロパティ]画面が表示されます。
  6. [Application monitoring setting]ツリーを展開し,確認したいインスタンス名のツリーを選択する。
    プロパティが表示されます。
  7. 内容を確認し,[OK]ボタンをクリックする。

(3) ユーザーレコードの設定を削除する

アプリケーションの稼働・非稼働情報を収集するためのユーザーレコードの設定内容を削除する方法を次に示します。

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
    [メイン]画面が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。
    [サービス階層]画面が表示されます。
  3. ナビゲーションフレームから「Machines」フォルダの下位の階層を展開する。
    Performance Managementのサービスがインストールされているホストの名前が付いたフォルダが表示されます。また,ホスト名が付いたフォルダを展開すると,そのホストにインストールされているサービスが表示されます。
    各サービスの名前は,サービスIDで表示されます。サービスIDの詳細については「付録B 識別子一覧」,およびマニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,サービスの命名規則について説明している個所を参照してください。
    サービスIDの形式は,プロダクト名表示機能が有効か無効かによって異なります。プロダクト名表示機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementの機能について説明している章を参照してください。
  4. PFM - Agentホストのフォルダの下位にある階層を展開し,Agent Collectorサービスを選択する。
    ホスト名<Windows>(Agent Collectorサービス)を選択します。選択したAgent Collectorサービスにチェックマークが表示されます。
  5. メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。
    [プロパティ]画面が表示されます。
  6. [ADDITION OR DELETION A SETTING]ツリーを選択する。
  7. インフォメーションフレーム下部の「DELETE AN APPLICATION MONITORING SETTING」から,削除したいインスタンス名を選択し,[OK]ボタンをクリックする。
    設定内容が削除されます。

(4) アラーム運用例

アプリケーションの稼働・非稼働情報を収集する機能を用いたアラームの運用例について説明します。

(a) 特定のプロセス起動状況について監視する場合

ここでは,監視対象のうち,特定のプロセスが起動しているか監視する場合の設定内容について説明します。

次に示すプロセスが通常は一つだけ起動している環境で,プロセスが複数(二つ以上)起動するかまたは停止してしまった場合に,異常アラームを通知するように設定します。

表3-13 特定のプロセス起動の例

プログラム名プロセス名
GyoumuProcess.exeGyoumuProcess
  1. [ADDITION OR DELETION A SETTING]ツリーの[ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に設定するインスタンス名を次に示します。
    GyoumuProcess Monitor
  2. [Application monitoring setting]ツリーの下位に生成された「GyoumuProcess Monitor」のプロパティで設定する内容を次に示します。

    Process01 Kind:「Command Line」を選択する。
    Process01 Name:「GyoumuProcess」を入力する(.exeの拡張子は指定しない)。
    Process01 Range:「1-1」を入力する。

    上記の設定の結果,プロセスが起動していると,PD_APPレコードの「Process01 Count」,「Process01 Status」,および「Application Status」フィールドの値はそれぞれ次のようにレポート表示されます。

    表3-14 PD_APPレコードの各フィールド値の結果

    フィールド名
    Process01 Count1※1
    Process01 StatusNORMAL※2
    Application StatusNORMAL※2
    注※1
    稼働中の該当プロセス数を示します。
    注※2
    問題がないことを示します。
  3. アラームに設定する内容を次に示します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Application Name」を選択する。
    条件:「=」を選択する。
    異常値:「GyoumuProcess Monitor」を入力する。
    警告値:「GyoumuProcess Monitor」を入力する。

    上記内容を設定し[追加]ボタンをクリックしたあと,次の内容を追加設定します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Application Status」を選択する。
    条件:「<>」を選択する。
    異常値:「NORMAL」を入力する。
    警告値:「NORMAL」を入力する。

アラーム条件式はANDで結合されます。インスタンスを特定しないで「Application Status」の結果だけを監視する場合には,「Application Status」<>「NORMAL」だけを指定してください。

(b) 特定のサービス起動状況について監視する場合

ここでは,監視対象のうち,特定のサービスアプリケーションが起動しているか監視する場合の設定内容について説明します。

次に示すサービスアプリケーションが停止してしまった場合に,異常アラームを通知するように設定します。

表3-15 特定のサービス起動の例

表示名サービス名
Windows AudioAudioSrv
  1. [ADDITION OR DELETION A SETTING]ツリーの[ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に設定するインスタンス名を次に示します。
    AudioSrv Monitor
  2. [Application monitoring setting]ツリーの下位に生成された「AudioSrv Monitor」のプロパティで設定する内容を次に示します。

    Process01 Kind:「Service Name」を選択する。
    Process01 Name:「AudioSrv」を入力する(サービス名を入力する)。
    Process01 Range:「1-1」を入力する。

    上記の設定の結果,サービスが起動していると,PD_APPレコードの「Process01 Count」,「Process01 Status」,および「Application Status」フィールドの値はそれぞれ次のようにレポート表示されます。

    表3-16 PD_APPレコードの各フィールド値の結果

    フィールド名
    Process01 Count1※1
    Process01 StatusNORMAL※2
    Application StatusNORMAL※2
    注※1
    稼働中の該当プロセス数を示します。
    注※2
    問題がないことを示します。
  3. アラームに設定する内容を次に示します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Application Name」を選択する。
    条件:「=」を選択する。
    異常値:「AudioSrv Monitor」を入力する(手順1で設定したインスタンス名)。
    警告値:「AudioSrv Monitor」を入力する(手順1で設定したインスタンス名)。

    上記内容を設定し[追加]ボタンをクリックしたあと,次の内容を追加設定します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Application Status」を選択する。
    条件:「<>」を選択する。
    異常値:「NORMAL」を入力する。
    警告値:「NORMAL」を入力する。

アラーム条件式はANDで結合されます。インスタンスを特定しないで「Application Status」の結果だけを監視する場合には,「Application Status」<>「NORMAL」だけを指定してください。

(c) 複数のプロセスがすべて起動しているかどうか監視する場合

ここでは,監視対象のプロセスがすべて起動しているか監視する場合の設定内容について説明します。

次に示す五つのプロセスが,すべて起動しているときはアラームを通知しないようにし,一つでも停止しているときは異常アラームを通知する手順について説明します。

表3-17 五つのプロセス起動の例

プログラム名プロセス名
GyoumuProcess1.exeGyoumuProcess1
GyoumuProcess2.exeGyoumuProcess2
GyoumuProcess3.exeGyoumuProcess3
GyoumuProcess4.exeGyoumuProcess4
GyoumuProcess5.exeGyoumuProcess5
  1. [ADDITION OR DELETION A SETTING]ツリーの[ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に設定するインスタンス名を次に示します。
    GyoumuProcess Monitor
  2. [Application monitoring setting]ツリーの下位に生成された「GyoumuProcess Monitor」のプロパティで設定する内容を次に示します。

    Process01 Kind:「Command Line」を選択する。
    Process01 Name:「GyoumuProcess*」を入力する。
    Process01 Range:「1-5」を入力する。

    注※
    通番にワイルドカード文字「*」を使用します。なお,ワイルドカード文字の代わりに,任意の一文字「?」を使用することもできます。
    上記の設定の結果,五つのプロセスがすべて起動していると,PD_APPレコードの「Process01 Count」,「Process01 Status」,および「Application Status」フィールドの値はそれぞれ次のようにレポート表示されます。

    表3-18 PD_APPレコードの各フィールド値の結果

    フィールド名
    Process01 Count5※1
    Process01 StatusNORMAL※2
    Application StatusNORMAL※2
    注※1
    稼働中の該当プロセス数を示します。
    注※2
    問題がないことを示します。
  3. アラームに設定する内容を次に示します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Process01 Count」を選択する。
    条件:「<」を選択する。
    異常値:「5」を入力する。
    警告値:「5」を入力する。

五つのプロセスがすべて起動していればアラームを通知しません。プロセスが一つでも停止している場合はアラームを通知します。また,アラーム条件式はANDで結合されるため,プロセスの起動数が1~5以外の場合に異常アラームを通知させるような設定はできません。

(d) 先頭から31バイトまでが同じ名称のプロセスが複数存在する場合に,ある特定のプロセスに対して起動しているか監視する場合

ここでは,監視対象のうち,先頭から31バイトまでが同じ名称のプロセスが複数存在している場合に,ある特定のプロセスが起動しているか監視する場合の設定内容について説明します。

次に示す二つのプロセスがそれぞれ一つずつ起動している場合に,「1234567890123456789012345678901A」プロセスが複数(二つ以上)起動されたとき,または停止してしまったときに,異常アラームを通知するように設定します。

表3-19 先頭から31バイトまでが同じ名称のプロセス起動の例

プログラム名プロセス名
1234567890123456789012345678901A.exe1234567890123456789012345678901A
1234567890123456789012345678901B.exe1234567890123456789012345678901B
  1. [ADDITION OR DELETION A SETTING]ツリーの[ADD AN APPLICATION MONITORING SETTING]に設定するインスタンス名を次に示します。
    Long Name Process Monitor
  2. [Application monitoring setting]ツリーの下位に生成された「Long Name Process Monitor」のプロパティで設定する内容を次に示します。

    Process01 Kind:「Command Line」を選択する。
    Process01 Name:「1234567890123456789012345678901A」を入力する。
    Process01 Range:「1-1」を入力する。

    上記の設定の結果,「1234567890123456789012345678901A」プロセスが一つだけ起動していると,PD_APPレコードの「Process01 Count」,「Process01 Status」,および「Application Status」フィールドの値はそれぞれ次のようにレポート表示されます。

    表3-20 PD_APPレコードの各フィールド値の結果

    フィールド名
    Process01 Count1※1
    Process01 StatusNORMAL※2
    Application StatusNORMAL※2
    注※1
    稼働中の該当プロセス数を示します。
    注※2
    問題がないことを示します。
  3. アラームに設定する内容を次に示します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Application Name」を選択する。
    条件:「=」を選択する。
    異常値:「Long Name Process Monitor」を入力する(手順1で設定したインスタンス名)。
    警告値:「Long Name Process Monitor」を入力する(手順1で設定したインスタンス名)。

    上記内容を設定し,[追加]ボタンを押したあと,次の内容を追加設定します。

    レコード:「Application Summary(PD_APP)」を選択する。
    監視フィールド:「Application Status」を選択する。
    条件:「<>」を選択する。
    異常値:「NORMAL」を入力する。
    警告値:「NORMAL」を入力する。

上記の監視に加えて,これまでの監視方法と別の方法で「1234567890123456789012345678901B」プロセスについても監視する場合は,上記のインスタンス名と異なるインスタンス名を使用し,アラーム設定の「Application Name」フィールドの条件にそのインスタンス名を追加してください。