TCP OverviewPI_TCP

機能

TCP Overview(PI_TCP)レコードには,インターネットプロトコルバージョン4のTCPプロトコルを使用してTCPセグメントが送受信された割合やTCPの接続数などについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval60
Collection Offset0
LogNo
LOGIF空白

ODBCキーフィールド

なし

ライフタイム

なし

レコードサイズ

フィールド

PFM-View名
(PFM-Manager名)
説明要約形式デルタサポート対象外データソース
Conn Failures(CONNECTION_FAILURES)OS起動後に,TCP接続がSYN-SENT状態またはSYN-RCVD状態からCLOSED状態へ直接移行した回数と,TCP接続がSYN-RCVD状態からLISTEN状態に直接移行した回数の合計値。※AVGulongNo
Conns Active(CONNECTIONS_ACTIVE)OS起動後に,TCP接続がCLOSED状態からSYN-SENT状態に直接移行した回数。※AVGulongNo
Conns Established(CONNECTIONS_ESTABLISHED)ESTABLISHED状態またはCLOSE-WAIT状態のどちらかだったTCP接続数の合計値。※AVGulongNo
Conns Passive(CONNECTIONS_PASSIVE)OS起動後に,TCP接続がLISTEN状態からSYN-RCVD状態に直接移行した回数。※AVGulongNo
Conns Reset(CONNECTIONS_RESET)OS起動後に,TCP接続がESTABLISHED状態またはCLOSE-WAIT状態からCLOSED状態に直接移行した回数。※AVGulongNo
Interval(INTERVAL)レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。
ADDulongNoRECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0)
Record Time(RECORD_TIME)レコードが作成された時刻。COPYtime_tNo
Record Type(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「TCP」。COPYchar(8)No
Segments Rcvd/sec(SEGMENTS_RECEIVED_PER_SEC)セグメントを受信した割合(/秒)。エラー受信,および確立された接続上にあるものを含む。AVGfloatNo
Segments Retransmitted/sec(SEGMENTS_RETRANSMITTED_PER_SEC)以前に転送された1バイト以上のデータが入っているセグメントを再転送した割合(/秒)。AVGfloatNo
Segments Sent/sec(SEGMENTS_SENT_PER_SEC)セグメントが送信された割合(/秒)。接続しているセグメントは含まれるが,再送バイトを含むセグメントは含まれない。AVGfloatNo
Segments/sec(SEGMENTS_PER_SEC)TCPプロトコルを使用してTCPセグメントが送受信された割合(/秒)。AVGfloatNo