JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)
機能
Physical Disk Overview(PI_PHYD)レコードには,ハードディスクまたは固定ディスクドライブの読み込み,書き込み,および転送についての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。物理ディスクは,分割された論理パーティションの合計値または平均値となります。
このレコードは,複数インスタンスレコードです。
- 注意
- このレコードを収集している状態,またはWindowsの管理ツールの一つ,パフォーマンスコンソールの「システムモニタ」および「パフォーマンス ログと警告」でPhysical Diskオブジェクトのカウンタを監視している状態で,物理ディスクを追加および削除した場合,Agent Collectorサービスを再起動してください。
- Agent Collectorサービスを再起動してもID(INSTANCE)フィールドに物理ディスクが反映されない場合,OSを再起動してください。再起動しないでレコードを収集すると,各項目が正しく収集されません。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 60 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PI_PHYD_INSTANCE
ライフタイム
ハードディスク構成からハードディスク追加,削除,構成変更まで。
レコードサイズ
- 固定部:681バイト
- 可変部:596バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポート対象外 データソース % Disk Read Time(PCT_DISK_READ_TIME) 読み込み要求の処理でディスクがビジーだった経過時間の割合(%)。 % float No − − % Disk Time(PCT_DISK_TIME) 読み込みまたは書き込み要求の処理でディスクがビジーだった経過時間の割合(%)。通常,継続的に100%に近い状態の場合,ディスクが激しく使用されていることを示す。 % float No − − % Disk Write Time(PCT_DISK_WRITE_TIME) 書き込み要求の処理でディスクがビジー状態だった経過時間の割合(%)。 % float No − − % Idle Time(PCT_IDLE_TIME) ディスクがアイドル状態だった時間の割合(%)。 % float No − − Avg Disk Bytes/Read(AVG_DISK_BYTES_PER_READ) 読み込み処理中にディスクから転送された平均値(バイト数/処理)。 AVG float No − − Avg Disk Bytes/Write(AVG_DISK_BYTES_PER_WRITE) 書き込み処理中にディスクから転送された平均値(バイト数/処理)。 AVG float No − − Avg Disk Bytes/Xfer(AVG_DISK_BYTES_PER_TRANSFER) 書き込み処理中または読み込み処理中にディスク間で転送された平均値(バイト数/処理)。通常,転送サイズが大きいほどシステムは効率的に実行されていることを示す。 AVG float No − − Avg Disk Queue Length(AVG_DISK_QUEUE_LENGTH) ディスクのキューに入った読み込みおよび書き込み要求数の平均値。 AVG float No − − Avg Disk Read Queue Length(AVG_DISK_READ_QUEUE_LENGTH) ディスクのキューに入った読み込み要求数の平均値。 AVG float No − − Avg Disk Secs/Read(AVG_DISK_SEC_PER_READ) ディスクからのデータの読み込み処理の平均時間(秒単位)。 AVG float No − − Avg Disk Secs/Write(AVG_DISK_SEC_PER_WRITE) ディスクへのデータの書き込み処理の平均時間(秒単位)。 AVG float No − − Avg Disk Secs/Xfer(AVG_DISK_SEC_PER_TRANSFER) ディスク転送処理の平均時間(秒単位)。 AVG float No − − Avg Disk Write Queue Length(AVG_DISK_WRITE_QUEUE_LENGTH) ディスクのキューに入った書き込み要求数の平均値。 AVG float No − − Current Disk Queue Length(CURRENT_DISK_QUEUE_LENGTH) ディスクに残っている処理待ちまたは処理中のキューの要求数。通常,キューの長さが継続的に2を超える状態の場合,ディスクの混雑を示す。※ AVG ulong No − − Disk Bytes/sec(DISK_BYTES_PER_SEC) 書き込みまたは読み込み処理中にディスク間でデータが転送される速度(バイト/秒)。通常,転送速度が速いほどシステムが効率的に実行されていることを示す。 AVG float No − − Disk Read Bytes/sec(DISK_READ_BYTES_PER_SEC) 読み込み処理中にディスクにデータが転送される速度(バイト/秒)。 AVG float No − − Disk Reads/sec(DISK_READS_PER_SEC) ディスクへの読み込み処理の速度(/秒)。 AVG float No − − Disk Write Bytes/sec(DISK_WRITE_BYTES_PER_SEC) 書き込み処理中にディスクにデータが転送される速度(バイト/秒)。 AVG float No − − Disk Writes/sec(DISK_WRITES_PER_SEC) ディスクへの書き込み処理の速度(/秒)。 AVG float No − − Disk Xfers/sec(DISK_TRANSFERS_PER_SEC) ディスクへの読み込みおよび書き込み処理の速度(/秒)。 AVG float No − − ID(INSTANCE) 物理ディスク番号。 COPY string(256) No − − Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,最後に格納した値を表示する。COPY ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Interval2(INTERVAL2) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。ADD ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY time_t No − − Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「PHYD」。 COPY char(8) No − − Split IO/Sec(SPLIT_IO_PER_SEC) ディスクへのI/Oが複数のI/Oに分割された割合(/秒)。分割I/Oは,大き過ぎて一つのI/Oに収まらない場合,またはディスクが断片化しているサイズのデータを要求する場合に発生する。 AVG float No − −
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