JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)
機能
IP Overview(PI_IP)レコードには,インターネットプロトコルバージョン4のIPプロトコルを使用してIPデータグラムが送受信された割合,およびIPの各種のエラー数などについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 60 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
なし
ライフタイム
なし
レコードサイズ
- 固定部:953バイト
- 可変部:0バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポート対象外 データソース Datagrams Forwarded/sec(DATAGRAMS_FORWARDED_PER_SEC) 最終送信先でなかったため,データグラムを最終送信先へ転送するルートを検索した数の割合(/秒)。 AVG float No − − Datagrams Outbound Discarded(DATAGRAMS_OUTBOUND_DISCARDED) OS起動後に,宛先への伝送を妨げる問題は検出されなかったが,バッファ領域の不足などが原因で廃棄された送信データグラム数。※ AVG ulong No − − Datagrams Outbound No Route(DATAGRAMS_OUTBOUND_NO_ROUTE) OS起動後に,宛先に伝送するための経路が検出できなかったために廃棄された送信データグラム数。※ AVG ulong No − − Datagrams Rcvd Address Errors(DATAGRAMS_RECEIVED_ADDRESS_ERRORS) OS起動後に,IPヘッダーの宛先フィールドにあるIPアドレスがこのシステムで受信されるアドレスとして有効でなかったために破壊された受信データグラム数。※ AVG ulong No − − Datagrams Rcvd Delivered/sec(DATAGRAMS_REC_DELIVERED_PER_SEC) ICMPなどのIPユーザープロトコルに正常に送信した受信データグラム数の割合(/秒)。 AVG float No − − Datagrams Rcvd Discarded(DATAGRAMS_REC_DISCARDED) 処理の継続を妨げる問題はなかったが,バッファ領域の不足などのために廃棄された受信データグラム数(OS起動からの累積値)。※ AVG ulong No − − Datagrams Rcvd Header Errors(DATAGRAMS_RECEIVED_HEADER_ERRORS) OS起動後に,IPヘッダーのエラーが原因で破壊された受信データグラム数。※ AVG ulong No − − Datagrams Rcvd Unknown Protocol(DATAGRAMS_REC_UNKNOWN_PROTOCOL) OS起動後に,正常に受信したが,不明またはサポートされていないプロトコルのために廃棄されたローカルアドレス指定の受信データグラム数。※ AVG ulong No − − Datagrams Rcvd/sec(DATAGRAMS_RECEIVED_PER_SEC) ネットワークインターフェースを介して受信したデータグラム数の割合(/秒)。 AVG float No − − Datagrams Sent/sec(DATAGRAMS_SENT_PER_SEC) ネットワークインターフェースを介して送信したデータグラム数の割合(/秒)。 AVG float No − − Datagrams/sec(DATAGRAMS_PER_SEC) ネットワークインターフェースを介して送受信されたデータグラム数の割合(/秒)。
このフィールドは,Datagrams Rcvd/secフィールドとDatagrams Sent/secフィールドの合計値。AVG float No − − Fragment Reassembly Failures(FRAGMENT_RE_ASSEMBLY_FAILURES) OS起動後に,IPの再構成アルゴリズムが検出した,タイムアウト,エラーなどの失敗数。※ AVG ulong No − − Fragmentation Failures(FRAGMENTATION_FAILURES) OS起動後に,断片化が必要だったが,「Don't Fragment」フラグがセットされているなどの理由で廃棄されたデータグラム数。※ AVG ulong No − − Fragmented Datagrams/sec(FRAGMENTED_DATAGRAMS_PER_SEC) データグラムが正常に断片化された数の割合(/秒)。 AVG float No − − Fragments Created/sec(FRAGMENTS_CREATED_PER_SEC) データグラムを断片化した結果,生成されたIPフラグメント数の割合(/秒)。 AVG float No − − Fragments Rcvd/sec(FRAGMENTS_RECEIVED_PER_SEC) 再構築が必要なIPフラグメントを受信した数の割合(/秒)。 AVG float No − − Fragments Reassembled/sec(FRAGMENTS_RE_ASSEMBLED_PER_SEC) IPフラグメントが正しく再構築された数の割合(/秒)。 AVG float No − − Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。ADD ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY time_t No − − Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「IP」。 COPY char(8) No − −
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2012, Hitachi, Ltd.