JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)
機能
Active Directory Overview(PI_AD)レコードには,ディレクトリサービスであるActive Directoryについて,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。Active Directoryの監視例については,「1.3.2(7) Active Directoryの監視例」を参照してください。
- 注意
- Active Directoryが有効でない環境では,警告メッセージが出力されてActive Directory Overview(PI_AD)レコードは取得できません。Active Directoryのインストール方法については,この章の「Active Directoryのインストール方法」を参照してください。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 60 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
なし
ライフタイム
Active Directoryサービスの起動から終了まで。
レコードサイズ
- 固定部:1533バイト
- 可変部:0バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポート対象外 データソース AB Client Sessions(AB_CLIENT_SESSIONS) 接続されているアドレス帳クライアントセッションの数。 HILO ulong No − − ATQ Threads LDAP(ATQ_THREADS_LDAP) 現在ATQがLDAP要求処理のために割り当てているスレッドの数。 COPY ulong No − − ATQ Threads Other(ATQ_THREADS_OTHER) 現在ATQがLDAP以外のDSサービスへ割り当てたスレッドの数。 COPY ulong No − − Cache % Hit(CACHE_HIT) データベースキャッシュにより,ファイル操作を発生させることなく実行されたデータベースファイルページの要求の割合。 AVG double No − − Cache Page Fault Stalls/sec(CACHE_PAGE_FAULT_STALLS_SEC) データベースキャッシュから割り当てることができるページがないためにサービスを受けられない,1秒当たりのページフォールトの数。 AVG double No − − Cache Page Faults/sec(CACHE_PAGE_FAULTS_SEC) データベースキャッシュマネージャが,データベースキャッシュから新しいページを割り当てるために必要な,1秒当たりのデータベースファイルページの要求の数。 AVG double No − − Cache Size(CACHE_SIZE) データベースキャッシュマネージャがデータベースファイルから頻繁に使用される情報を保持するのに使用するシステムメモリの容量。 COPY ulong No − − DRA In After Compress(DRA_IN_AFTER_COMPRESS) 入力方向の圧縮されたレプリケーションデータの圧縮されたバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮後のサイズ。 COPY ulong No − − DRA In After Compress/sec(DRA_IN_AFTER_COMPRESS_PER_SEC) 入力方向の圧縮されたレプリケーションデータの圧縮されたバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮後のサイズ(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA In Before Compress(DRA_IN_BEFORE_COMPRESS) 入力方向の圧縮されたレプリケーションデータの元のバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮前のサイズ。 COPY ulong No − − DRA In Before Compress/sec(DRA_IN_BEFORE_COMPRESS_PER_SEC) 入力方向の圧縮されたレプリケーションデータの元のバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮前のサイズ(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA In Not Compress(DRA_IN_NOT_COMPRESS) 入力方向のレプリケーションでソースで圧縮されていないバイト数(例:同じサイトのDSAからのレプリケーション)。 COPY ulong No − − DRA In Not Compress/sec(DRA_IN_NOT_COMPRESS_PER_SEC) 入力方向のレプリケーションでソースで圧縮されていないバイト数(例:同じサイトのDSAからのレプリケーション)。(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA In Total(DRA_IN_TOTAL) 入力方向のレプリケーションの合計バイト数。圧縮されていないバイト数(圧縮前)と圧縮されたバイト数(圧縮された後)の合計。 COPY ulong No − − DRA In Total/sec(DRA_IN_TOTAL_PER_SEC) 入力方向のレプリケーションの合計バイト数。圧縮されていないバイト数(圧縮前)と圧縮されたバイト数(圧縮された後)の合計(バイト数/秒)。 COPY double No − − DRA In Object Updates in Pkt(DRA_IN_OBJECT_UPDATES_IN_PKT) 現在のディレクトリレプリケーション更新パケットの中で受信されたオブジェクト更新で,ローカルサーバにまだ適用されていない更新の数。 COPY ulong No − − DRA In Objects/sec(DRA_IN_OBJECTS_PER_SEC) 近隣ノードから入力方向のレプリケーションをとおして受信したオブジェクトの数(オブジェクト数/秒)。 AVG double No − − DRA In Property Apply/sec(DRA_IN_PROPERTY_APPLY_PER_SEC) 着信プロパティが整合性ロジックで優勢だったために更新されたプロパティの数(プロパティ数/秒)。 AVG double No − − DRA In Property Filter/sec(DRA_IN_PROPERTY_FILTER_PER_SEC) すでに実行されたレプリケーションの間に受信されたプロパティ変更の数(プロパティ数/秒)。 AVG double No − − DRA In Values/sec(DRA_IN_VALUES_PER_SEC) 識別名である入力方向のレプリケーションパートナーから受信したオブジェクトプロパティ値の数(プロパティ値数/秒)。 AVG double No − − DRA Out After Compress(DRA_OUT_AFTER_COMPRESS) 出力方向の圧縮されたレプリケーションデータの圧縮されたバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮後のサイズ。 COPY ulong No − − DRA Out After Compress/sec(DRA_OUT_AFTER_COMPRESS_PER_SEC) 出力方向の圧縮されたレプリケーションデータの圧縮されたバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮後のサイズ(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Before Compress(DRA_OUT_BEFORE_COMPRESS) 出力方向の圧縮されたレプリケーションデータの元のバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮前のサイズ。 COPY ulong No − − DRA Out Before Compress/sec(DRA_OUT_BEFORE_COMPRESS_PER_SEC) 出力方向の圧縮されたレプリケーションデータの元のバイト数。別のサイトのDSAからの圧縮前のサイズ(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Not Compress(DRA_OUT_NOT_COMPRESS) 出力方向のレプリケーションで圧縮されていないバイト数(例:同じサイトのDSAからのレプリケーション)。 COPY ulong No − − DRA Out Not Compress/sec(DRA_OUT_NOT_COMPRESS_PER_SEC) 出力方向のレプリケーションで圧縮されていないバイト数(例:同じサイトのDSAからのレプリケーション)(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Total(DRA_OUT_TOTAL) 出力方向のレプリケーションの合計バイト数。圧縮されていないバイト数(圧縮前)と圧縮されたバイト数(圧縮された後)の合計。 COPY ulong No − − DRA Out Total/sec(DRA_OUT_TOTAL_PER_SEC) 出力方向のレプリケーションの合計バイト数。圧縮されていないバイト数(圧縮前)と圧縮されたバイト数(圧縮された後)の合計(バイト数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Objects Filter/sec(DRA_OUT_OBJECTS_FILTER_PER_SEC) 出力方向のレプリケーションで参照されたオブジェクトで,出力方向のパートナーが適用していない更新がないと判定されたオブジェクトの数(オブジェクト数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Objects/sec(DRA_OUT_OBJECTS_PER_SEC) 出力方向のレプリケーションのオブジェクト数(オブジェクト数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Property/sec(DRA_OUT_PROPERTY_PER_SEC) 出力方向のレプリケーションのプロパティ数(プロパティ数/秒)。 AVG double No − − DRA Out Values/sec(DRA_OUT_VALUES_PER_SEC) 出力方向のレプリケーションパートナーへ送信された識別名を含んでいるオブジェクトプロパティ値の数(プロパティ値/秒)。 AVG double No − − DRA Pending Replication Sync(DRA_PENDING_REPLICATION_SYNC) このサーバのキューに登録されていてまだ処理されていないディレクトリ同期の数。 COPY ulong No − − DRA Sync Failures on SM(DRA_SYNC_FAILURES_ON_SM) 近隣ノードに対する同期要求で,スキーマの同期がとれていないために失敗したものの数。 COPY ulong No − − DRA Sync Requests Made(DRA_SYNC_REQUESTS_MADE) 近隣ノードに対する同期要求の数。 COPY ulong No − − DRA Sync Requests Successful(DRA_SYNC_REQUESTS_SUCCESSFUL) 近隣ノードに対する同期要求で,正常に返されたものの数。 COPY ulong No − − DS Directory Reads/sec(DS_DIRECTORY_READS_PER_SEC) 1秒当たりのディレクトリ読み取り数。 AVG double No − − DS Directory Searches/sec(DS_DIRECTORY_SEARCHES_PER_SEC) 1秒当たりのディレクトリ検索数。 AVG double No − − DS Directory Writes/sec(DS_DIRECTORY_WRITES_PER_SEC) 1秒当たりのディレクトリ書き込み数。 AVG double No − − DS Monitor List Size(DS_MONITOR_LIST_SIZE) 現在このDSAに登録されているオブジェクトが更新されるとき通知される要求の数。 COPY ulong No − − DS Name Cache hit rate(DS_NAME_CACHE_HIT_RATE) DSA名キャッシュで満たされたディレクトリオブジェクト名コンポーネントの参照の割合。 AVG double No − − DS Notify Queue Size(DS_NOTIFY_QUEUE_SIZE) キューに登録されていて,まだクライアントに送信されていない保留中の更新通知の数。 COPY ulong No − − DS Sec DP Events(DS_SEC_DP_EVENTS) キューに登録されていてまだ処理されていないセキュリティ記述子の伝達イベントの数。 COPY ulong No − − DS Sec DP Runtime Queue(DS_SEC_DP_RUNTIME_QUEUE) 現在のDSセキュリティ記述子の伝達子イベントを処理している間,確認する必要があるオブジェクトの残数。 COPY ulong No − − DS Threads in Use(DS_THREADS_IN_USE) 現在ディレクトリサービスによって使用されているスレッドの数(ディレクトリサービスプロセスで使用されているスレッドの数とは異なる)。 COPY ulong No − − Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,最後に格納した値を表示する。COPY ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Interval2(INTERVAL2) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。ADD ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Kerberos Authentications(KERBEROS_AUTHENTICATIONS) クライアントがこのDCを認証するためにこのDCへのチケットを使う1秒当たりの回数。 AVG double No − − LDAP Active Threads(LDAP_ACTIVE_THREADS) ローカルディレクトリサービスのLDAPサブシステムによって使用されているスレッドの現在の数。 COPY ulong No − − LDAP Bind Time(LDAP_BIND_TIME) 最後に成功したLDAPバインドにかかった時間(ミリ秒)。 COPY ulong No − − LDAP Client Sessions(LDAP_CLIENT_SESSIONS) 接続されているLDAPクライアントセッションの数。 HILO ulong No − − LDAP Searches/sec(LDAP_SEARCHES_PER_SEC) LDAPクライアントが検索操作を実行する速度。 AVG double No − − LDAP Successful Binds/sec(LDAP_SUCCESSFUL_BINDS_PER_SEC) 1秒当たりのLDAPバインド数。 AVG double No − − LDAP UDP operations/sec(LDAP_UDP_OPERATIONS_PER_SEC) LDAPサーバが1秒間に処理しているUDP操作の数。 AVG double No − − Log Record Stalls/sec(LOG_RECORD_STALLS_SEC) ログバッファに空きがないために,追加できない1秒当たりのログレコードの数。 AVG double No − − Log Threads Waiting(LOG_THREADS_WAITING) データベースの更新を完了させるために,ログバッファ上のデータがログファイルに書き込まれるのを待機しているスレッドの数。 COPY ulong No − − Log Writes/sec(LOG_WTITES_SEC) ログバッファ上のデータがログファイルに書き込まれる1秒当たりの回数。 AVG double No − − NTLM Authentications(NTLM_AUTHENTICATIONS) このDCが提供するNTLM認証の1秒当たりたりの数。 AVG double No − − Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY time_t No − − Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「AD」。 COPY char(8) No − − SAM Password Changes/sec(SAM_PASSWORD_CHANGES_SEC) 1秒当たりのSAMでのパスワード変更数。 AVG double No − − Table Open Cache % Hit(TABLE_OPEN_CACHE_HIT) キャッシュしたスキーマ情報を使用して開かれたデータベーステーブルの割合。 AVG double No − − Table Open Cache Hits/sec(TABLE_CACHE_HITS_SEC) キャッシュしたスキーマ情報を使用して開かれたデータベーステーブルの1秒当たりの数。 AVG double No − − Table Open Cache Misses/sec(TABLE_OPEN_CACHE_MISSES_SEC) キャッシュしたスキーマ情報を使用せずに開かれたデータベーステーブルの1秒当たりの数。 AVG double No − − Table Opens/sec(TABLE_OPEN_SEC) 1秒当たりに開かれたデータベーステーブルの数。 AVG double No − − Zone Transfer Failure(ZONE_TRANSFER_FAILURE) マスタDNSサーバの失敗したゾーン転送数の合計。 COPY ulong No − − Zone Transfer Request Received(ZONE_TRANSFER_REQUEST_RECEIVED) マスタDNSサーバが受信したゾーン転送要求数の合計。 COPY ulong No − − Zone Transfer SOA Request Sent(ZONE_TRANSFER_SOA_REQUEST_SENT) セカンダリDNSサーバが送信したゾーン転送SOA要求数の合計。 COPY ulong No − − Zone Transfer Success(ZONE_TRANSFER_SUCCESS) マスタDNSサーバの成功したゾーン転送数の合計。 COPY ulong No − −
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