2.4.1 パフォーマンスデータの格納先の変更

PFM - RM for Microsoft SQL Serverで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for Microsoft SQL ServerのRM StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。

Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの,次のデータ格納先フォルダを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。Storeデータベースの格納先フォルダを変更する前に収集したパフォーマンスデータが必要な場合は,jpcconf db defineコマンドの-moveオプションを使用してください。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表2-10 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目

説明オプション名設定できる値※1デフォルト値※2
パフォーマンスデータの保存先フォルダsd1~214バイトのフォルダ名インストール先フォルダ¥agt4¥store¥インスタンス名
パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダbd1~211バイトのフォルダ名インストール先フォルダ¥agt4¥store¥インスタンス名¥backup
パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダpbd1~214バイトのフォルダ名インストール先フォルダ¥agt4¥store¥インスタンス名¥partial
パフォーマンスデータをバックアップする場合の最大世代番号bs1~95
パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダdd1~127バイトのフォルダ名インストール先フォルダ¥agt4¥store¥インスタンス名¥dump
パフォーマンスデータのインポート先フォルダid1~222バイトのフォルダ名インストール先フォルダ¥agt4¥store¥インスタンス名¥import
注※1
フォルダ名は,Storeデータベースのデフォルト格納先フォルダ(インストール先フォルダ¥agt4¥store¥インスタンス名)からの相対パスか,または絶対パスで指定してください。
注※2
論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルダ」を「環境フォルダ¥jp1pc」に読み替えてください。