(1) OSのログ情報
OSに関する次のログ情報の採取が必要です。OSのログ情報を次の表に示します。
表7-8 OSのログ情報
情報の種類 | 概要 | デフォルトのファイル名 | jpcrasコマンドでの採取 |
---|---|---|---|
システムログ | Windowsイベントログ | - | ○ |
プロセス情報 | プロセスの一覧 | - | ○ |
システムファイル | hostsファイル | システムフォルダ¥system32¥drivers¥etc¥hosts | ○ |
servicesファイル | システムフォルダ¥system32¥drivers¥etc¥services | ○ | |
OS情報 | システム情報 | - | ○ |
ネットワークステータス | - | ○ | |
ホスト名 | - | ○ | |
ダンプ情報 | ワトソンログファイル※1 | システムドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Microsoft¥Dr Watson¥drwtsn32.log※2 システムドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Microsoft¥Dr Watson¥user.dump※2 | ○ |
(2) Performance Managementの情報
Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。
表7-9 Performance Managementの情報
情報の種類 | 概要 | デフォルトのファイル名 | jpcrasコマンドでの採取 |
---|---|---|---|
共通メッセージログ | Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式) | インストール先フォルダ¥log¥jpclog{01|02}※1 | ○ |
Performance Managementから出力されるメッセージログ (ラップアラウンドファイル方式) | インストール先フォルダ¥log¥jpclogw{01|02}※1 | ○ | |
構成情報 | 各構成情報ファイル | - | ○ |
jpctool service listコマンドの出力結果 | - | ○ | |
バージョン情報 | 製品バージョン | - | ○ |
履歴情報 | - | ○ | |
データベース情報 | Remote Monitor Storeサービス | インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥STPD インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥STPIフォルダ下の次に示すファイル。
| ○ |
トレースログ | Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報 | -※2 | ○ |
エージェントログ | PFM RM for Oracleのレコード取得に関する処理の通常ログ | インストール先フォルダ¥agt1¥agent¥インスタンス名¥log¥agt1inf{01|02}※3 | ○※4 |
PFM RM for Oracleのレコード取得に関する処理の異常ログ | インストール先フォルダ¥agt1¥agent¥インスタンス名¥log¥agt1err{01|02}※3 | ○※4 | |
インストールログ※5 | インストール時のメッセージログ | システムフォルダ¥TEMP¥HCDINSTフォルダ下の次に示すファイル。
| × |
(3) オペレーション内容
トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。
(4) 画面上のエラー情報
次に示すハードコピーを採取してください。
(5) ユーザーダンプ(Windows Server 2008の場合)
Windows Server 2008でPerformance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,ユーザーダンプを採取してください。
(6) 問題レポートの採取(Windows Server 2008の場合)
Windows Server 2008でPerformance Managementのプロセスがアプリケーションエラーで停止した場合は,問題レポートを採取してください。
(7) パフォーマンスデータに関する情報
パフォーマンスデータに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続等でのトラブルの場合,マシン上のファイル,コマンド結果,レジストリ情報の採取も必要です。
PFM - RM for Oracleインストール環境で,PFM - RM for Oracleが固有に採取するパフォーマンスデータに関する情報を次の表に示します。
表7-10 パフォーマンスデータに関する情報
情報の種類 | 概要 | ファイル名 | jpcrasコマンドでの採取 |
---|---|---|---|
Oracle接続時のエラー情報※1 | Oracle接続でエラーが発生した場合のエラーコード | インストール先フォルダ¥agt1¥agent¥インスタンス名¥pdia_xxxxx_status.db※2 | ○ |
内部保守情報 | OCI関数のログ出力ファイル | インストール先フォルダ¥agt1¥agent¥インスタンス名¥ocilog.txt | ○ |
(8) その他の情報
その他,必要な情報を次に示します。