2.6.2 監視対象の更新の設定

監視対象を更新したい場合は,インスタンス名を確認し,PFM - RMホストで監視対象を設定します。更新する監視対象の情報は,次の表であらかじめ確認してください。Oracleの監視対象の詳細については,Oracleのマニュアルを参照してください。

表2-28 PFM - RM for Oracleの監視対象の設定

項目説明設定できる値デフォルト値
Target Host監視対象となるOracleが稼働しているホスト名。
論理ホストの場合は,論理ホスト名。
1~32バイトの半角英数字およびハイフン(-)だけ使用できる。ただし,「-」から始まる名前は指定できない。
インスタンス内でユニークである必要がある。
前回の設定値

監視対象名を確認するには,jpcconf target listコマンドを使用します。また,監視対象を更新するには,jpcconf target setupコマンドを使用します。

監視対象を更新する手順を次に示します。複数の監視対象を更新する場合は,次の手順を繰り返し実施します。

  1. 監視対象名を確認する。
    PFM - RM for Oracleを示すサービスキー,およびインスタンス名を指定して,jpcconf target listコマンドを実行します。

    jpcconf target list -key RMOracle -inst インスタンス名
    Targets:
    targethost1
    targethost2
    Groups:
    All

  2. PFM - RM for Oracleを示すサービスキー,インスタンス名,および監視対象名を指定して,jpcconf target setupコマンドを実行する。
    監視対象名がtargethost1の監視対象を更新する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpcconf target setup -key RMOracle -inst インスタンス名 -target targethost1

  3. PFM - RM for Oracleの監視対象を更新する。
    表2-28に示した項目を,コマンドの指示に従って入力します。現在設定されている値が表示されます。表示された値を変更しない場合は,リターンキーだけを押してください。すべての入力が終了すると,監視対象が更新されます。
  4. 更新したインスタンス環境のサービスを再起動する。
    サービスの起動方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。