機能
Instance Availability(PD_PDIA)レコードには,インスタンスの有効性についての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,Oracle Databaseへの接続を試み,接続に成功した場合は直ちに切断を行います。そのため,ほかのレコードのデータ収集により,すでにOracle Databaseに接続している場合,一時的に接続が2本になります。
デフォルト値および変更できる値
項目 | デフォルト値 | 変更可否 |
---|---|---|
Collection Interval | 60 | ○ |
Collection Offset | 0 | ○ |
Log | No | ○ |
LOGIF | 空白 | ○ |
ODBCキーフィールド
なし
ライフタイム
Oracleインスタンスの作成から削除まで。
レコードサイズ
フィールド
PFM - View名 (PFM - Manager名) | 説明 | 要約 | 形式 | デルタ | サポートVR | データソース |
---|---|---|---|---|---|---|
Availability (AVAILABILITY) | 可用性ステータス。※3,※4 有効な値は,「0(停止)」または「1(稼働)」。 | - | short | No | すべて | RM Collector |
Collect Time (COLLECT_TIME) | Oracle Databaseへの接続,切断処理に掛かった時間(ミリ秒)。 | - | long | No | すべて | RM Collector |
Error # (ERROR_NUM) | Oracle Databaseに接続を試みてエラーとなった場合,エラーコード。※5 接続できた場合,空白。 | - | string(10) | No | すべて | RM Collector |
Record Time (RECORD_TIME) | レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 | - | time_t | No | すべて | RM Collector |
Record Type (INPUT_RECORD_TYPE) | レコード名。常に「PDIA」。 | - | string(4) | No | すべて | RM Collector |
Start Time (START_TIME) | レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。 | - | time_t | No | すべて | RM Collector |
VA DeviceID (VADEVICEID) | 仮想エージェントのデバイスID。 | - | string(256) | No | すべて | RM Collector |
表5-11 Error #フィールドの出力例と対応するメッセージコード
Error #フィールドの出力例 (Oracleのエラーコード) | 対応するOracleのメッセージコード |
---|---|
28 | ORA-00028 |
1012 | ORA-01012 |
3113 | ORA-03113 |
3114 | ORA-03114 |
12571 | ORA-12571 |