2.2.3 インストール手順(UNIXの場合)
ここでは,PFM - RM for Oracleのプログラムをインストールする順序とCD-ROMの提供媒体からプログラムをインストールする手順を説明します。
- <この項の構成>
- (1) プログラムのインストール順序
- (2) プログラムのインストール方法
(1) プログラムのインストール順序
まず,PFM - Baseをインストールし,次にPFM - RMをインストールします。PFM - BaseがインストールされていないホストにPFM - RMをインストールすることはできません。
なお,PFM - Managerと同一ホストにPFM - RMをインストールする場合は,PFM - Manager,PFM - RMの順でインストールしてください。
同一ホストに複数のPFM - RMをインストールする場合,PFM - RM相互のインストール順序は問いません。
![[図データ]](figure/zuo02003.gif)
(2) プログラムのインストール方法
UNIXホストにPerformance Managementプログラムをインストールするには,CD-ROMの提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。
JP1/NETM/DMを使用する方法については,次のマニュアルを参照してください。
- 「JP1/NETM/DM Manager」
- 「JP1/NETM/DM SubManager(UNIX(R)用)」
- 「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」
- 注意
- インストールを行うホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。なお,停止するサービスは物理ホスト上および論理ホスト上のすべてのサービスです。サービスの停止方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
CD-ROMの提供媒体を使用する場合のインストール手順を次に示します。
- Performance Managementのプログラムのインストール先ディレクトリが実ディレクトリであることを確認する。
- Performance Managementのプログラムをインストールするホストに,スーパーユーザーでログインするかまたはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更する。
- ローカルホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動している場合は,すべて停止してください。
- Performance Managementのプログラムの媒体をセットする。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。※
/media/cdrecorder/LINUX/SETUP /media/cdrecorder
下線部分は,使用している環境によって異なります。
Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。
- 初期画面で「I」を入力する。
インストールできるプログラムの一覧が表示されます。
- PFM - RM for Oracleを選択して,「I」を入力する。
選択したプログラムがインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させ,スペースキーで選択します。
- インストールが正常終了したら,「Q」を入力する。
Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。
- 注※
- 自動マウント機能を解除している環境では,Hitachi PP Installerを起動する前に,/bin/mountコマンドを次のように指定してCD-ROM装置をマウントしてください。
/bin/mount -r -o mode=0544 デバイススペシャルファイル名 /media/cdrecorder
- なお,指定するコマンド,および下線部分は,使用する環境によって異なります。