PFM - RM for Oracleで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for OracleのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。
Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの,次のデータ格納先ディレクトリを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。Storeデータベースの格納先フォルダを変更する前に収集したパフォーマンスデータが必要な場合は,jpcconf db defineコマンドの-moveオプションを使用してください。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。
(1) Windowsの場合
jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。
表2-26 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目(Windowsの場合)
説明 | オプション名 | 設定できる値 | デフォルト値※ |
---|---|---|---|
パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ | bd | 1~211バイトの絶対パス | インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥backup |
パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号 | bs | 1~9 | 5 |
パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ | dd | 1~127バイトの絶対パス | インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥dump |
パフォーマンスデータのインポート先フォルダ | id | 1~222バイトの絶対パス | インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥import |
パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ | pbd | 1~214バイトの絶対パス | インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥partial |
パフォーマンスデータの保存先フォルダ | sd | 1~214バイトの絶対パス | インストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名 |
(2) 論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルUNIXの場合
jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。
表2-27 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目(UNIXの場合)
説明 | オプション名 | 設定できる値 | デフォルト値※ |
---|---|---|---|
パフォーマンスデータのバックアップ先ディレクトリ | bd | 1~211バイトの絶対パス | インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/backup |
パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号 | bs | 1~9 | 5 |
パフォーマンスデータのエクスポート先ディレクトリ | dd | 1~127バイトの絶対パス | インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/dump |
パフォーマンスデータのインポート先ディレクトリ | id | 1~222バイトの絶対パス | インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/import |
パフォーマンスデータの部分バックアップ先ディレクトリ | pbd | 1~214バイトの絶対パス | インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/partial |
パフォーマンスデータの保存先ディレクトリ | sd | 1~214バイトの絶対パス | インストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名 |