2.6.1 パフォーマンスデータの格納先の変更

PFM - RM for Oracleで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for OracleのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。

Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの,次のデータ格納先ディレクトリを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。Storeデータベースの格納先フォルダを変更する前に収集したパフォーマンスデータが必要な場合は,jpcconf db defineコマンドの-moveオプションを使用してください。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。

<この項の構成>
(1) Windowsの場合
(2) 論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルUNIXの場合

(1) Windowsの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表2-26 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目(Windowsの場合)

説明オプション名設定できる値デフォルト値
パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダbd1~211バイトの絶対パスインストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥backup
パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号bs1~95
パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダdd1~127バイトの絶対パスインストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥dump
パフォーマンスデータのインポート先フォルダid1~222バイトの絶対パスインストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥import
パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダpbd1~214バイトの絶対パスインストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名¥partial
パフォーマンスデータの保存先フォルダsd1~214バイトの絶対パスインストール先フォルダ¥agt1¥store¥インスタンス名
注※
論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルダ」を「環境フォルダ¥jp1pc」に読み替えてください。

(2) 論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルUNIXの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表2-27 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目(UNIXの場合)

説明オプション名設定できる値デフォルト値
パフォーマンスデータのバックアップ先ディレクトリbd1~211バイトの絶対パスインストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/backup
パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号bs1~95
パフォーマンスデータのエクスポート先ディレクトリdd1~127バイトの絶対パスインストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/dump
パフォーマンスデータのインポート先ディレクトリid1~222バイトの絶対パスインストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/import
パフォーマンスデータの部分バックアップ先ディレクトリpbd1~214バイトの絶対パスインストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名/partial
パフォーマンスデータの保存先ディレクトリsd1~214バイトの絶対パスインストール先ディレクトリ/agt1/store/インスタンス名
注※
論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先ディレクトリ」を「環境ディレクトリ¥jp1pc」に読み替えてください。