(1) OSのログ情報
OSに関する次のログ情報の採取が必要です。OSのログ情報を次の表に示します。
表7-11 OSのログ情報
情報の種類 | 概要 | デフォルトのファイル名 | jpcrasコマンドでの採取 |
---|---|---|---|
システムログ | syslog | /var/log/messages | ○※ |
プロセス情報 | プロセスの一覧 | - | ○ |
システムファイル | hostsファイル | /etc/hosts | ○ |
servicesファイル | /etc/services | ○ | |
OS情報 | パッチ情報 | - | ○ |
カーネル情報 | - | ○ | |
バージョン情報 | - | ○ | |
ネットワークステータス | - | ○ | |
環境変数 | - | ○ | |
ホスト名 | - | ○ | |
ダンプ情報 | coreファイル | - | ○ |
(2) Performance Managementの情報
Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。
表7-12 Performance Managementの情報
情報の種類 | 概要 | デフォルトのファイル名 | jpcrasコマンドでの採取 |
---|---|---|---|
共通メッセージログ | Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式) | /opt/jp1pc/log/jpclog{01|02}※1 | ○ |
Performance Managementから出力されるメッセージログ (ラップアラウンドファイル方式) | /opt/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※1 | ○ | |
構成情報 | 各構成情報ファイル | - | ○ |
jpcconf inst listコマンドの出力結果 | - | ○ | |
バージョン情報 | 製品バージョン | - | ○ |
履歴情報 | - | ○ | |
データベース情報 | Remote Monitor Storeサービス | /opt/jp1pc/agt1/store/インスタンス名/STPD /opt/jp1pc/agt1store/インスタンス名/STPI ディレクトリ下の次に示すファイル。
| ○ |
トレースログ | Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報 | -※2 | ○ |
エージェントログ | PFM - RM for Oracleのレコード取得に関する処理の通常ログ | /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/log/agt1inf{01|02}※3 | ○※4 |
PFM - RM for Oracleのレコード取得に関する処理の異常ログ | /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/log/agt1err{01|02}※3 | ○※4 | |
インストールログ※5 | Hitachi PP Installerの標準ログ | /etc/.hitachi/.hitachi.log | × |
(3) オペレーション内容
トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。
(4) エラー情報
次に示すエラー情報を採取してください。
(5) パフォーマンスデータに関する情報
パフォーマンスデータに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続等でのトラブルの場合,マシン上のファイル,コマンド結果,レジストリ情報の採取も必要です。
PFM - RM for Oracleインストール環境で,PFM - RM for Oracleが固有に採取するパフォーマンスデータに関する情報を次の表に示します。
表7-13 パフォーマンスデータに関する情報
情報の種類 | 概要 | ファイル名 | jpcrasコマンドでの採取 |
---|---|---|---|
Oracle接続時のエラー情報※1 | Oracle接続でエラーが発生した場合のエラーコード | /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/pdia_xxxxx_status.db※2 | ○ |
内部保守情報 | OCI関数のログ出力ファイル | /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/ocilog.txt | ○ |
(6) その他の情報
上記以外で必要な情報を次に示します。