PFM - RM for Platformで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for PlatformのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。ここでは,パフォーマンスデータの格納先の変更方法について説明します。
Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの次のデータ格納先ディレクトリを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
(1) Windowsの場合
jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,および設定できる値を次の表に示します。
表2-31 jpcconf db defineコマンドの設定項目(Windowsの場合)
項番 | オプション名 | 説明 | 設定値 (Storeバージョン2.0) | デフォルト |
---|---|---|---|---|
1 | bd | パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ※1を設定します。 | 1~211バイトのパス名 | インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥backup |
2 | bs | パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号を設定します。 | 1~9 | 5 |
3 | id | バフォーマンスデータのインポート先フォルダ※1を設定します。 | 1~222バイトのパス名 | インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥import |
4 | pbd | パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ※1を設定します。 | 1~214バイトのパス名 | インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥partial |
5 | dd | パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ※1を設定します。 | 1~127バイトのパス名 | インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥dump |
6 | sd | パフォーマンスデータの作成先フォルダ※1を設定します。 | 1~214バイトのパス名 | インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名 |
(2) UNIXの場合
jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,および設定できる値を次の表に示します。
表2-32 jpcconf db defineコマンドの設定項目(UNIXの場合)
項番 | オプション名 | 説明 | 設定値 (Storeバージョン2.0) | デフォルト |
---|---|---|---|---|
1 | bd | パフォーマンスデータのバックアップ先ディレクトリ※1を設定します。 | 1~211バイトのパス名 | /opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/backup |
2 | bs | パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号を設定します。 | 1~9 | 5 |
3 | id | バフォーマンスデータのインポート先ディレクトリ※1を設定します。 | 1~222バイトのパス名 | /opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/import |
4 | pbd | パフォーマンスデータの部分バックアップ先ディレクトリ※1を設定します。 | 1~214バイトのパス名 | /opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/partial |
5 | dd | パフォーマンスデータのエクスポート先ディレクトリ※1を設定します。 | 1~127バイトのパス名 | /opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/dump |
6 | sd | パフォーマンスデータの作成先ディレクトリ※1を設定します。 | 1~214バイトのパス名 | /opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名 |