2.6.1 パフォーマンスデータの格納先の変更

PFM - RM for Platformで収集したパフォーマンスデータは,PFM - RM for PlatformのRemote Monitor StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。ここでは,パフォーマンスデータの格納先の変更方法について説明します。

Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの次のデータ格納先ディレクトリを変更したい場合は,jpcconf db defineコマンドで設定します。jpcconf db defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。

<この項の構成>
(1) Windowsの場合
(2) UNIXの場合

(1) Windowsの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,および設定できる値を次の表に示します。

表2-31 jpcconf db defineコマンドの設定項目(Windowsの場合)

項番オプション名説明設定値
(Storeバージョン2.0)
デフォルト
1bdパフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ※1を設定します。1~211バイトのパス名インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥backup
2bsパフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号を設定します。1~95
3idバフォーマンスデータのインポート先フォルダ※1を設定します。1~222バイトのパス名インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥import
4pbdパフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ※1を設定します。1~214バイトのパス名インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥partial
5ddパフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ※1を設定します。1~127バイトのパス名インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名¥dump
6sdパフォーマンスデータの作成先フォルダ※1を設定します。1~214バイトのパス名インストール先フォルダ※2¥agt7¥store¥インスタンス名
注※1
フォルダ名は,Storeデータベースのデフォルト格納先フォルダ(インストール先フォルダ¥agt7¥store)からの相対パス,または絶対パスで指定してください。
注※2
論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「インストール先フォルダ」を「環境フォルダ¥jp1pc」に読み替えてください。

(2) UNIXの場合

jpcconf db defineコマンドで設定するオプション名,および設定できる値を次の表に示します。

表2-32 jpcconf db defineコマンドの設定項目(UNIXの場合)

項番オプション名説明設定値
(Storeバージョン2.0)
デフォルト
1bdパフォーマンスデータのバックアップ先ディレクトリ※1を設定します。1~211バイトのパス名/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/backup
2bsパフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号を設定します。1~95
3idバフォーマンスデータのインポート先ディレクトリ※1を設定します。1~222バイトのパス名/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/import
4pbdパフォーマンスデータの部分バックアップ先ディレクトリ※1を設定します。1~214バイトのパス名/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/partial
5ddパフォーマンスデータのエクスポート先ディレクトリ※1を設定します。1~127バイトのパス名/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名/dump
6sdパフォーマンスデータの作成先ディレクトリ※1を設定します。1~214バイトのパス名/opt※2/jp1pc/agt7/store/インスタンス名
注※1
ディレクトリ名は,Storeデータベースのデフォルト格納先ディレクトリ(/opt/jp1pc/agt7/store)からの相対パス,または絶対パスで指定してください。
注※2
論理ホストで運用する場合のデフォルト値については,「opt」を「環境ディレクトリ」に読み替えてください。