4.3 アラーム発生時の対応例
プロセスの稼働・非稼働監視が設定されている場合,アラーム発生時に,警告となったプロセスを特定する手順の例を次に示します。
アラームおよびレポートの詳細については,「5. 監視テンプレート」を参照してください。
この説明では,PFM - Web Console 09-10の画面を掲載しています。
- [メイン]画面のメニューバーフレームで,[イベントモニター]メニューを選択する。
[イベントモニター]画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zu040100.gif)
- 警告が発生しているアラームのレポートアイコンをクリックする。
Application Statusレポートが表示されます。
![[図データ]](figure/zu040110.gif)
- [Application Status]または[Application Exist]の値が「ABNORMAL」となっている行を確認し,警告が発生しているアプリケーションを特定する。
- [Application Name]で,警告が発生しているアプリケーションを選択する。
ここでは,「application1」を選択します。
Application Process Statusレポートが表示されます。
![[図データ]](figure/zu040120.gif)
- [Monitoring Status]の値が,「ABNORMAL」となっている行を確認し,警告が発生しているプロセスを特定する。
ここでは,「sample.exe」で警告が発生していることが特定できます。
- 履歴データを収集している場合,必要に応じて[Monitoring Count]の値を選択する。
Application Process Countレポートが表示されます。各プロセスの状態やプロセス数の増減に関する履歴が確認できます。
![[図データ]](figure/zu040130.gif)
- 注意
- イベントモニターからApplication Statusレポート(リアルタイムレポート)を表示するタイミング,またはApplication StatusレポートからApplication Process Statusレポート(リアルタイムレポート)を表示するタイミングで,アラームの状態が正常に戻った場合,リアルタイムレポートでは警告となったプロセスやサービスを特定できません。この場合は,イベントモニターまたはApplication Process Countレポート(履歴レポート)を参照し,アラーム発生からの状態の遷移を確認してください。