メモリー所要量は,PFM - RM for Platformの設定状況や使用状況によって変化します。
(1) 見積もり式
PFM - RM for Platformのメモリー所要量の見積もりを次の表に示します。
表A-1 メモリー所要量
PFM - RM for Platformの状態 | メモリー所要量(単位:メガバイト) | ||
---|---|---|---|
Windows Server 2003 | Windows Server 2008 | Linux | |
初期状態での運用 | a+b+c |
各プロセスのメモリー所要量について次の表に示します。
表A-2 プロセスのメモリー所要量
プロセス名 | プロセスのメモリー所要量(単位:メガバイト) | ||
---|---|---|---|
Windows Server 2003 | Windows Server 2008 | Linux | |
jpcagt7 | 40 | 50 | 35 |
jpcsto | 40 | 50 | 15 |
jpc7collect | 50 | 50 | 30 |
また,監視対象ホストがUNIXの場合,パフォーマンスデータの収集時に,SSHクライアント(PuTTY)およびPerl(ActivePerl)のプロセスを起動します。どちらも,常駐プロセスではありません。1インスタンスごとに,最大で10プロセス(SSHクライアント(PuTTY)およびPerl(ActivePerl)のプロセスの合計)を起動します。インスタンス内のターゲット数が10以下の場合,起動するプロセス数は,ターゲット数と同じです。
PFM - RMホストがWindowsの場合のSSHクライアント(PuTTY)およびPerl(ActivePerl)のプロセスのおおよそのメモリー所要量について次の表に示します。
表A-3 SSHクライアント(PuTTY)およびPerl(ActivePerl)のプロセスのおおよそのメモリー所要量(PFM - RMホストがWindowsの場合)
プロセス名 | プロセスのメモリー所要量(単位:メガバイト) | |
---|---|---|
Windows Server 2003 | Windows Server 2008 | |
plink.exe※1 | 60 | 70 |
perl.exe(x86)※2 | 40 | 55 |
perl.exe(x64)※2 | 55 | 60 |
注※1 SSHクライアント(PuTTY)のプロセス
注※2 Perl(ActivePerl)のプロセス
PFM - RMホストがUNIXの場合のSSHクライアント(/usr/bin/ssh)およびPerl(/usr/bin/perl)のプロセスのおおよそのメモリー所要量について次の表に示します。
表A-4 SSHクライアント(/usr/bin/ssh)およびPerl(/usr/bin/perl)のプロセスのおおよそのメモリー所要量(PFM - RMホストがUNIXの場合)
プロセス名 | プロセスのメモリー所要量(単位:メガバイト) |
---|---|
Linux | |
/usr/bin/ssh | 7 |
/usr/bin/perl | 7 |