CPU Used Status(CPUの使用状況を示すリアルタイムレポート)

概要

CPU Used Statusレポートは,現在のシステムのCPU使用状況を表示します。表示形式は折れ線グラフです。

格納先

/RM Platform/Status Reporting/Real-Time

レコード

PI

フィールド

表5-33 フィールドの説明(CPU Used Status(CPUの使用状況を示すリアルタイムレポート))

フィールド名説明
Active CPUsプロセッサ数です。
CPU %プロセッサの使用率(単位:%)です。プロセッサごとの割合の平均値でもあります。
Idle %アイドル状態だった時間の割合(単位:%)です。プロセッサごとの割合の平均値でもあります。
Interrupt Counts/sec
Windowsの場合
プロセッサが,ハードウェア(システムクロック,マウス,ディスクドライバ,データ通信ライン,NIC,およびその他周辺機器などの割り込みが発生するデバイス)の割り込みを受信処理した頻度(単位:回数/秒)です。DPC(遅延プロシージャ呼び出し)の割り込みは含まれません。通常,システムの活動状況がない状態で,このフィールドが大幅に増加している状態は,低速なデバイスが存在するなどのハードウェアの問題を示します。
UNIXの場合
割り込みが発生した頻度(単位:回数/秒)です。
Polling TimePFM - RMホスト上で性能情報を収集した時刻です。
Processor Queue Lengthプロセッサの時間を待っていて,実行準備ができているプロセッサのキュー内の要求数です。通常,キューの長さが継続的に2を超える状態の場合,プロセッサの混雑を示します。
Run Queue Avg 5 min過去5分間に実行キュー内で待っていたスレッド数の平均です。
UNIXの場合,HP-UX,Solaris,またはAIXでは,この値にはI/O待ちのスレッド数が含まれません。Linuxでは,この値にはI/O待ちのスレッド数が含まれます。
System %カーネルモードで実行したプロセッサの使用率(単位:%)です。プロセッサごとの割合の平均値でもあります。
Target Host Time監視対象ホスト上で性能情報を収集した時刻です。
User %ユーザーモードで実行したプロセッサの使用率(単位:%)です。プロセッサごとの割合の平均値でもあります。
Wait %I/O待ちの状態だった時間の割合(単位:%)です。プロセッサごとの割合の平均値でもあります。

ドリルダウンレポート(レポートレベル)

表5-34 ドリルダウンレポート(レポートレベル)の説明(CPU Used Status(CPUの使用状況を示すリアルタイムレポート))

レポート名説明
CPU Per Processor Status現在のプロセッサごとのプロセッサ使用率を表示します。