JP1/Performance Management リファレンス

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コマンド一覧

Performance Managementのコマンドは，PFM - Manager，PFM - Agent，PFM - RMおよびPFM - Baseから実行できるものと，PFM - Web Consoleから実行できるものとに分けられます。

各コマンドの詳細説明は，次の節以降にアルファベット順に記載しています。

Performance Managementのコマンド一覧（PFM - Manager，PFM - Agent，PFM - RM，およびPFM - Base）

Performance Managementのコマンド一覧を次の表に示します。

表2-6　Performance Managementのコマンド一覧（PFM - Manager，PFM - Agent，PFM - RM，およびPFM - Base）

コマンド名 機能 実行できる
ホスト		 必要な実行権限
Windows UNIX
jpcconf agent setup 新規PFM - AgentまたはPFM - RMの追加セットアップを実行する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf agttree export エージェント階層の定義をファイルにエクスポートする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf agttree import エージェント階層の定義をファイルからインポートする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf bgdef check 業務グループ定義ファイルの内容を検証する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf bgdef delete 業務グループの定義情報を削除する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf bgdef display 業務グループの定義内容を表示する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf bgdef export 業務グループの定義情報をファイルにエクスポートする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf bgdef import 業務グループの定義情報をファイルからインポートする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf bgdef list 業務グループ名の一覧を表示する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf ha export Performance Managementプログラムの論理ホスト環境の設定をファイルにエクスポートする。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf ha import Performance Managementプログラムの論理ホスト環境情報ファイルを待機系ノードにインポートする。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf ha list Performance Managementプログラムの論理ホスト環境の設定を表示する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf ha setup Performance Managementプログラムの論理ホスト環境を作成する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf ha unsetup Performance Managementプログラムの論理ホスト環境を削除する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf hc disable ヘルスチェック機能を無効にする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf hc display ヘルスチェック機能の状態を表示する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf hc enable ヘルスチェック機能を有効にする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf host hostmode Performance Managementプログラムの物理ホスト名取得方法を更新または表示する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf host hostname Performance Managementプログラムの動作環境でのホスト名情報を変更する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf im disable JP1/IMの監視オブジェクト連携機能を無効にする。※1 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf im enable JP1/IMの監視オブジェクト連携機能を有効にする。※1 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpcconf inst list 一つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMで，セットアップ済みのインスタンス名を表示する。※1 PFM - Agent
PFM - RM		 なし なし
jpcconf inst setup 一つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMのインスタンス環境を作成および更新する。※1 PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf inst unsetup 一つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMのインスタンス環境を削除する。※1 PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf mgrhost define 接続先PFM - Managerホスト（Name Serverサービス）のホスト名を設定，および変更する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators※2 rootユーザー※2
jpcconf mgrhost display 接続先PFM - Managerホスト（Name Serverサービス）のホスト名を表示する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators※2 rootユーザー※2
jpcconf ov enable NNM連携機能をセットアップする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf ov disable NNM連携機能をアンセットアップする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf port define Performance Managementで使用するポート番号を設定する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf port list Performance Managementで使用するポート番号を表示する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf prodname disable プロダクト名表示機能の設定を無効にする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf prodname display プロダクト名表示機能の設定を表示する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf prodname enable プロダクト名表示機能の設定を有効にする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf stat disable ステータス管理機能を無効にする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf stat display ステータス管理機能の状態を表示する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf stat enable ステータス管理機能を有効にする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf target display 監視対象の設定を表示する。 PFM - Manager（PFM - RMがインストールされたホストだけ実行可能）
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf target list 監視対象の一覧を表示する。 PFM - Manager（PFM - RMがインストールされたホストだけ実行可能）
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf target setup 監視対象を作成または更新する。 PFM - Manager（PFM - RMがインストールされたホストだけ実行可能）
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf target unsetup 監視対象を削除する。 PFM - Manager（PFM - RMがインストールされたホストだけ実行可能）
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcimevt イベントサーバに任意のJP1イベントを登録し，JP1/IMに登録したイベントを送信する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 なし なし
jpcras PFM - Manager，PFM - Agent，PFM - RM，またはPFM - Baseの資料，およびOS情報を採取する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcspm start ローカルホストのPerformance Managementプログラムのサービスを起動する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcspm stop ローカルホストのPerformance Managementプログラムのサービスを停止する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpctool alarm active 無効になっているアラームを有効にする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm bind アラームテーブルをエージェントにバインドする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm check アラーム定義ファイルの構文および定義内容の妥当性をチェックする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm copy アラームテーブルまたはアラームをコピーする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm delete アラームテーブルまたはアラームを削除する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm export アラーム定義ファイルをエクスポートする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm import アラーム定義ファイルをインポートする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm inactive 有効になっているアラームを無効にする。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm list アラームテーブルの定義情報を表示する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool alarm unbind アラームテーブルのバインドを解除する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー
jpctool db backup Master Storeサービス，Agent Storeサービス，またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースに格納されているデータのバックアップファイルを作成する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent（-aloneオプションまたは-directオプション指定時だけ実行可能）
PFM - Base（-directオプション指定時だけ実行可能）
PFM - RM（-aloneオプションまたは-directオプション指定時だけ実行可能）
  • Administrators
  • Backup Operators※3
 rootユーザー
jpctool db clear Master Storeサービス，Agent Storeサービス，またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースに格納されているデータを消去する。※1 PFM - Manager
  • Administrators
  • Backup Operators※3
 rootユーザー
jpctool db dump Master Storeサービス，Agent Storeサービス，またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースに格納されているデータをテキストファイルにエクスポートする。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 なし なし
jpctool db restore jpctool db backupコマンドでバックアップしたMaster Storeサービス，Agent Storeサービス，またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースのデータをリストアする。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM
  • Administrators
  • Backup Operators※3
 rootユーザー
jpctool service delete Performance Managementに登録されているエージェントのサービス情報を削除する。※1 PFM - Manager
  • Administrators
  • Backup Operators※3
 rootユーザー
jpctool service list Performance Managementプログラムのサービスの構成および状態を表示する。※1 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base
PFM - RM		 なし なし
jpctool service register 削除されたPerformance Managementプログラムのサービス情報をPerformance Managementに再登録する。※1 PFM - Manager
  • Administrators
  • Backup Operators※3
 rootユーザー
jpctool service sync PFM - ManagerとPFM - Web Consoleに登録されているサービス情報を同期する。 PFM - Manager Administrators rootユーザー

（凡例）
「2.　コマンド」では，「実行できるホスト」に記載するホストには次の製品がインストールされていることを示します。
  • PFM - Managerホスト
    PFM - Managerだけがインストールされているホスト，またはPFM - Managerと，PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされたホスト
  • PFM - Agentホスト
    PFM - BaseおよびPFM - Agentがインストールされたホスト
  • PFM - Baseホスト
    PFM - Baseだけがインストールされたホスト
  • PFM - RMホスト
    PFM - BaseおよびPFM - RMがインストールされたホスト

注※1
コマンドの実行をCtrl+Cキーやシグナルで中断した場合，特定の戻り値が返りません。そのため，コマンドをCtrl+Cキーやシグナルで中断した場合は戻り値を無視してください。

注※2
接続先PFM - Managerホスト（Name Serverサービス）のホスト名を表示するだけの場合，実行権限は必要ありません。

注※3
Windows Server 2008では，BackupOperatorsグループに所属しているユーザーは，BackupOperators権限が必要なコマンドを実行できます。

また，Storeバージョン2.0の機能に対応しているコマンド一覧を次の表に示します。

表2-7　Storeバージョン2.0の機能に対応するコマンド一覧（PFM - Manager，PFM - Agent，PFM - RM，およびPFM - Base）

コマンド名 機能 実行できる
ホスト		 必要な実行権限
Windows UNIX
jpcconf db define Storeサービスの設定を変更・表示する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf db display
  • Storeサービスまたはバックアップデータの情報を表示する。
  • Storeバージョン1.0/2.0を確認する。
 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - Base（-dオプション指定時だけ実行可能）
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpcconf db vrset Storeデータベースのバージョンを変更する。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpctool db dmconvert バックアップデータのデータモデルをコンバートする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー
jpctool db import Storeデータベースにバックアップデータをインポートする。 PFM - Manager
PFM - Agent
PFM - RM		 Administrators rootユーザー

Performance Managementのコマンド一覧（PFM - Web Console）

Performance Managementのコマンド一覧を次の表に示します。

表2-8　Performance Managementのコマンド一覧（PFM - Web Console）

コマンド名 機能 実行できる
ホスト		 必要な実行権限
Windows UNIX
jpcaspsv output Storeデータベースの保存条件に関する定義情報を出力する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcaspsv update Storeデータベースの保存条件に関する定義情報を変更する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcasrec output Storeデータベースの記録方法に関する定義情報を出力する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcasrec update Storeデータベースの記録方法に関する定義情報を変更する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcmkkey PFM - Web Consoleで，コマンドを実行するために必要な認証用のキーファイルを作成する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcprocdef create プロセス監視設定のアプリケーション定義を作成・編集する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcprocdef delete プロセス監視設定のアプリケーション定義を削除する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcprocdef list プロセス監視設定のアプリケーション定義名の一覧を表示する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcprocdef output プロセス監視設定のアプリケーション定義の定義内容を出力する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcrdef create 新規レポートの定義を登録する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcrdef delete 既存レポートの定義を削除する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcrdef output 既存レポートの定義情報を出力する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcrpt PFM - Web Consoleで表示されるレポートをCSV形式またはHTML形式のバッチレポートに出力する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcwagtsetup PFM - Web Consoleに新規PFM - AgentまたはPFM - RMを登録する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcwras PFM - Web Consoleの資料を採取する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcwstart PFM - Web Consoleのサービスを起動する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー
jpcwstop PFM - Web Consoleのサービスを停止する。 PFM - Web Console Administrators rootユーザー

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