2.4 ユーザーアカウントの認証モードの設定

ユーザーアカウントの認証モード(管理方式)は,jpcvsvr.iniファイルで設定します。なお,デフォルトの認証モードはPFM認証モードです。PFM認証モードのまま運用する場合,ここで説明する手順は不要です。

ユーザーアカウントの認証モード(管理方式)を設定する手順を次に示します。

  1. PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleのサービスを停止させる。
    PFM - Web Consoleのサービス,PFM - Managerのサービスの順に停止させてください。
  2. テキストエディターなどで,jpcvsvr.iniファイルを開く。
    jpcvsvr.iniファイルは,次の場所に格納されています。
    物理ホストの場合
    Windowsの場合
     インストール先フォルダ¥mgr¥viewsvr¥jpcvsvr.ini
    UNIXの場合
     /opt/mgr/viewsvr/jpcvsvr.ini
    論理ホストの場合
    Windowsの場合
     環境ディレクトリ¥jp1pc¥mgr¥viewsvr¥jpcvsvr.ini
    UNIXの場合
     環境ディレクトリ/jp1pc/mgr/viewsvr/jpcvsvr.ini

  3. jpcvsvr.iniファイルのUserServer.authenticationModeの値を変更する。
    jpcvsvr.iniファイルのUserServer.authenticationModeに設定する認証モードの内容を次に示します。

    表2-5 認証モードの設定内容

    認証モード設定内容
    PFM認証モードUserServer.authenticationMode=PFM
    JP1認証モードUserServer.authenticationMode=JP1
    参考
    不正な値を指定した場合は,PFM認証モードが設定されます。
  4. jpcvsvr.iniファイルを保存して閉じる。
  5. PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleのサービスを起動させる。
    PFM - Managerのサービス,PFM - Web Consoleのサービスの順に起動させてください。
    変更したjpcvsvr.iniファイルが読み込まれ,認証モードが設定されます。

注意
認証モードの設定後,設定したモードと異なる管理方式のユーザーアカウントでPFM - Web Consoleにログインした場合は,認証エラーを示すメッセージが表示されます。
参考
jpcvsvr.iniファイルの設定内容をインストール時の状態に戻すには,jpcvsvr.iniファイルの格納先フォルダにあるjpcvsvr.ini.modelファイルをjpcvsvr.iniファイルに上書きしてください。