Performance Managementは,統合管理製品であるJP1/IMと連携して稼働監視を行うことができます。
Performance Managementでは,監視対象プログラムがしきい値を超え,アラームイベントが発行されたとき,PFMサービスの状態が変更されたとき,エージェントの状態が変更されたときなどにJP1イベントを発行するように設定できます。そのため,JP1/IMからJP1イベントを利用して,Performance Management上で発生した障害などを監視できます。JP1/IMと連携することで,Performance ManagementやほかのJP1製品などのプログラムを同じ画面で監視したり,問題が発生したときにPerformance Managementの稼働レポートを表示させたりできます。また,JP1ユーザーでPerformance Managementにログインすることもできます。
JP1/IMと連携したPerformance Managementによる稼働監視の例を次の図に示します。
図10-1 JP1/IMと連携したPerformance Managementによる稼働監視の例
JP1/IMでPerformance Managementを監視する方法は2種類あり,監視対象や目的などによって監視方法を選べます。それぞれの特長を次に示します。