2.3 ユーザーアカウントの設定で必要な作業

ここでは,認証モードごとに,ユーザーアカウントの種別に応じて必要となる作業を説明します。

PFM認証モードの場合に必要となる作業を次の表に示します。

表2-3 ユーザーアカウントの設定で必要な作業(PFM認証モード)

操作対象ユーザー権限必要な作業の参照先設定内容の概要
システム全体管理ユーザー2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成「管理ユーザー」権限を選択してユーザーアカウントを作成します。
一般ユーザー2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成「一般ユーザー」権限を選択してユーザーアカウントを作成します。
業務グループ一般ユーザー2.7.2 Performance Managementで業務グループを定義する業務グループを作成します。
2.5.1 Performance Managementユーザーアカウントの作成次の内容でユーザーアカウントを作成します。
  • 「業務グループ一般ユーザー」権限を選択
  • 所属させる業務グループを選択
注※
事前に業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップしておく必要があります。詳細については,「2.7.1 業務グループによるアクセスコントロール機能のセットアップ」を参照してください。

JP1認証モードの場合に必要となる作業を次の表に示します。なお,JP1認証モードを使用する場合,事前に認証モードを設定しておく必要があります。詳細については,「2.4 ユーザーアカウントの認証モードの設定」を参照してください。

表2-4 ユーザーアカウントの設定で必要な作業(JP1認証モード)

操作対象ユーザー権限必要な作業の参照先設定内容の概要
システム全体管理ユーザー2.6 JP1ユーザーの操作権限の設定Performance Mangementの管理ユーザー権限を与えるため,JP1ユーザーの操作権限を設定します。
一般ユーザー2.6 JP1ユーザーの操作権限の設定Performance Mangementの一般ユーザー権限を与えるため,JP1ユーザーの操作権限を設定します。
業務グループ(Performance Management)※1※2一般ユーザー2.7.2 Performance Managementで業務グループを定義する業務グループを作成します。
2.6 JP1ユーザーの操作権限の設定JP1ユーザーに,次の内容で操作権限を設定します。
  • 業務グループと対応付けるJP1資源グループを指定
  • Performance Mangementの一般ユーザー権限を与えるため,JP1権限レベルを選択
業務グループ(JP1/IM)※1※3一般ユーザー2.7.3 JP1/IMで定義した業務グループを利用するJP1/IMで定義した業務グループをPerformance Managementにインポートします。
また,JP1ユーザーにPerformance Mangementの一般ユーザー権限を与えるため,JP1権限レベルを追加します。
注※1
事前に業務グループによるアクセスコントロール機能をセットアップしておく必要があります。詳細については,「2.7.1 業務グループによるアクセスコントロール機能のセットアップ」を参照してください。
注※2
Performance Managementで定義した業務グループのユーザーです。
注※3
JP1/IMで定義した業務グループのユーザーです。