5.9.2 コマンドでレポートをCSVまたはHTML出力する

jpcrptコマンドを使用すると,バッチ処理によって,決められた時刻に定期的にレポートをファイルに出力したり,複数のレポートを一度にファイルに出力したりできます。jpcrptコマンドは,レポートをCSV形式またはHTML形式で出力します。なお,jpcrptコマンドで出力できるレポートの種類はPFM - Web Consoleのバージョンによって異なります。バージョンごとのレポート出力可否を次の表に示します。

表5-7 バージョンごとのレポート出力可否

出力対象08-0008-1008-11以降
レポートCSV出力
HTML出力×
登録レポートCSV出力××
HTML出力××
複合レポートHTML出力××
(凡例)
○:出力できる
×:出力できない

jpcrptコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

注意
CSV出力を行う場合,レポートに出力するフィールドとして選択していない場合でも以下のフィールド情報が付加されます。
  • リアルタイムレポートの場合
    "Record Time"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付加されます。
  • 履歴レポート(一つのエージェント)の場合
    "Date and Time"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付加されます。
  • 履歴レポート(複数のエージェント)の場合
    "Date and Time"フィールド,"Agent Host"フィールド,"Agent Instance"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付加されます。
ODBCキーフィールドについては各JP1/Performance Management - Agent のマニュアルを参照してください。