9.7 クラスタシステムでの障害回復

実行系ノードで障害が発生すると,クラスタソフトによってフェールオーバーが実行され,処理が待機系ノードに移ります。フェールオーバーすると,それまで実行されていた実行系ノードでの処理は停止されます。

システム管理者は,実行系ノードで発生した障害の要因を特定します。また,障害の要因を取り除いたあと,実行系ノードに系切り替えして,障害を回復する必要があります。

障害の要因を特定するには,次のログ情報を採取して分析します。

Performance Managementのログ情報の詳細については,「14.3 ログ情報」を参照してください。

<この節の構成>
(1) クラスタシステムでのログ情報の採取

(1) クラスタシステムでのログ情報の採取

クラスタシステムでPerformance Managementのログ情報を採取する場合は,次の点に留意してください。

Performance Managementのログ情報を採取する方法については,「14.5 資料の採取方法」を参照してください。