5.5.2 不要になったレポートを削除する
不要になったレポートを,コマンドを使用して削除する手順を次に示します。
- 削除するレポートを,コマンドで使用する定義ファイル(XML形式)に記述する。
例えば,「User Reports」フォルダ直下の「report_win」フォルダに保存されている「report1」および「report2」のレポート定義を削除する場合,次のように記述します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE pr-cli-parameters SYSTEM "rdef_delete_params.dtd">
<pr-cli-parameters ver="0110">
<report-definitions>
<report-definition name="report1" parent-folder="/report_win"/>
<report-definition name="report2" parent-folder="/report_win"/>
</report-definitions>
</pr-cli-parameters>
レポートの定義ファイルの編集方法については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,jpcrdef createコマンドについて説明している個所を参照してください。
- 手順1のレポートの定義ファイルを保存する。
- jpcrdef deleteコマンドを実行して,レポートを削除する。
例えば,レポートの定義ファイル「rdef_del_win.xml」を使用する場合,次のように指定して実行します。
jpcrdef delete -y rdef_del_win.xml
jpcrdef deleteコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- 注意
- レポートの定義ファイルは,定められた形式に編集してください。定められた形式以外に編集したり,作成したりすると,正常に動作しない場合がありますので,注意してください。