5.3.7 レポートの表示形式を設定する(表,一覧,およびグラフ)

レポートの表示形式は,次の三つの形式から選択します。一つのレポートに複数の表示形式でのデータを表示させることもできます。

<この項の構成>
(1) レポートの表示形式を設定する
(2) グラフの種類を設定する

(1) レポートの表示形式を設定する

レポートの表示形式を設定する手順を次に示します。

  1. 必要な表示形式の情報を設定する。
    例えば,PFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートを定義する場合に,Process Detail(PD)レコードの各フィールドのレポートを表で表示し,CPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)フィールドのレポートをグラフで表示したいとき,次のように設定します。
    [CPU%]:[表]および[グラフ]を選択する
    [PID]:[表]を選択する
    [Program]:[表]を選択する
    表示キー
    [フィールド]:CPU%
    [降順]:選択しない
    [新規レポート > 表示形式]画面の入力例を次の図に示します。

    図5-13 [新規レポート > 表示形式]画面の入力例

    [図データ]

  2. [次へ >]ボタンをクリックする。
    • [新規レポート > 表示形式]画面で[グラフ]を一つでも選択した場合
      [新規レポート > グラフのプロパティ]画面に遷移し,グラフの種類を選択します。「(2) グラフの種類を設定する」に進んでください。
    • [新規レポート > 表示形式]画面で[グラフ]を一つも選択しなかった場合
      [新規レポート > ドリルダウン]画面に遷移します。「5.3.8 レポートに関連づけるレポートを設定する(ドリルダウンレポート)」に進んでください。

(2) グラフの種類を設定する

[新規レポート > 表示形式]画面で[グラフ]を選択した場合,グラフの種類と表示形式を設定します。

手順を次に示します。

  1. グラフの種類と必要な表示形式の情報を設定する。
    例えば,PFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートを定義する場合に,Process Detail(PD)レコードのCPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)フィールドのレポートを,次の条件でグラフ表示するとします。
    条件
    • 縦軸をCPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)フィールドの値にする。
    • 横軸をProgram(INSTANCE)フィールド名で,( )内をPID(ID_PROCESS)フィールドの値にする。
    • グラフの種類を集合横棒にする。
    この場合,次のように設定します。
    グラフの種類
    [集合縦棒]:選択する
    系列
    [行]:選択する
    軸ラベル
    [X軸]:Program(PID)
    [Y軸]:CPU%
    データラベル
    [データラベル1]:Program
    [データラベル2]:PID
    [新規レポート > グラフのプロパティ]画面の入力例を次の図に示します。

    図5-14 [新規レポート > グラフのプロパティ]画面の入力例

    [図データ]

  2. [次へ >]ボタンをクリックする。
    [新規レポート > ドリルダウン]画面に遷移します。「5.3.8 レポートに関連づけるレポートを設定する(ドリルダウンレポート)」に進んでください。
    補足
    ドリルダウンレポートを定義しない場合は,[完了]ボタンをクリックして,レポートの設定を終了できます。