ステータス管理機能が有効の場合と無効の場合では,jpctool service listコマンドで確認できるサービスのステータス情報が異なります。次にそれぞれの場合で確認できるサービスのステータス情報を示します。
(1) ステータス管理機能が有効の場合
ステータス管理機能が有効の場合,サービスの起動中や停止中などの詳細なステータス情報をjpctool service listコマンドで確認できます。
図13-9 ステータス管理機能が有効の場合のステータス情報
PFM - Managerと,PFM - AgentまたはPFM - RMでステータス管理機能が有効の場合の構成例とjpctool service listコマンドの出力例を次に示します。
図13-10 ステータス管理機能が有効の場合のシステム構成例
図13-11 jpctool service listコマンドの出力例
(2) ステータス管理機能が無効の場合
ステータス管理機能をサポートしないバージョンがインストールされているホストや,ステータス管理機能が無効になっているホストの場合,jpctool service listコマンドを実行すると,ステータス管理機能をサポートしない旨のメッセージが出力されます。このとき,次のステータス情報が表示されます。ただし,PFM - Managerが起動していない場合はサービスの状態を確認できません。
図13-12 ステータス管理機能が無効の場合のステータス情報