1.1.1 Performance Managementシステム全体の起動順序

Performance Managementシステムは,監視マネージャー,監視エージェント,監視コンソールサーバの順に起動させます。

Performance Managementシステム全体の起動順序を次に示します。なお,PFM - ManagerまたはPFM - Baseと,PFM - Web Consoleが同一ホストにインストールされている場合,起動を連携させることができます。起動の連携方法については,「1.4 PFM - ManagerまたはPFM - BaseとPFM - Web Consoleとの起動と停止の連携」を参照してください。

  1. 監視マネージャーでPFM - Managerを起動する。
    監視マネージャーでjpcspm startコマンドを実行し,次の順にPFM - Managerのサービスを起動させます。
    • Status Server
    • Name Server
    • Master Manager
    • Master Store
    • Correlator
    • Trap Generator
    • View Server
    • Agent Store(ヘルスチェックエージェント)
    • Agent Collector(ヘルスチェックエージェント)
    • Action Handler
    注※ ヘルスチェック機能を有効にしている場合だけ起動します。
  2. すべての監視エージェントでPFM - BaseとPFM - Agent,またはPFM - BaseとPFM - RMを起動する。
    すべての監視エージェントでjpcspm startコマンドを実行し,次のPFM - BaseとPFM - Agent,またはPFM - BaseとPFM - RMのサービスを起動させます。
    • Status Server※1
    • Action Handler※1
    • Agent CollectorおよびAgent Store※2
    • Remote Monitor CollectorおよびRemote Monitor Store※3
    注※1 PFM - Baseのサービス
    注※2 PFM - Agentのサービス
    注※3 PFM - RMのサービス
    jpcspm startコマンドの実行では,PFM - BaseとPFM - Agent,またはPFM - BaseとPFM - RMのサービスの別を意識する必要はありません。
  3. 監視コンソールサーバでPFM - Web Consoleを起動する。
    監視コンソールサーバでjpcwstartコマンドを実行し,次のPFM - Web Consoleのサービスを起動させます。
    • Web Console
    • Web Service

Performance Managementの各プログラムのサービスは,jpcspm startコマンドまたはjpcwstartコマンドで順番に起動されます。また,Windowsの場合は,あらかじめサービスの依存関係が設定されています。したがって,サービスの起動時に,特に起動順序を意識する必要はありません。

参考
PFM - AgentまたはPFM - RMと,PFM - Managerを同じホストにインストールしている場合は,PFM - Managerのサービスを起動させたあとにPFM - AgentまたはPFM - RMのサービスを起動させてください。

注意