2.7.1 業務グループによるアクセスコントロール機能のセットアップ

業務グループによるアクセスコントロール機能のセットアップは,PFM - Managerホストで行います。

注意
業務グループによるアクセスコントロール機能を利用するには,PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが09-50以降である必要があります。また,この機能を有効にすると,09-50より前のバージョンのPFM - Web Consoleからは接続できなくなります。

業務グループによるアクセスコントロール機能を有効または無効にするには,jpccomm.iniファイルの内容を直接編集します。jpccomm.iniファイルは,次の場所に格納されています。

物理ホストの場合
Windowsの場合
インストール先フォルダ¥
UNIXの場合
/opt/jp1pc/
論理ホストの場合
Windowsの場合
環境ディレクトリ¥jp1pc¥
UNIXの場合
環境ディレクトリ/jp1pc/

   

注意
業務グループ一般ユーザーを作成したあとに業務グループによるアクセスコントロール機能を無効にすると,業務グループ一般ユーザーは監視コンソールにログインできなくなります。業務グループによるアクセスコントロール機能を無効に切り替える場合は,あらかじめ業務グループ一般ユーザーを削除しておいてください。

業務グループによるアクセスコントロール機能を有効または無効にする手順を次に示します。

  1. PFM - Managerのサービスをすべて停止する。
    PFM - Managerのサービスが起動されている場合は,jpcspm stopコマンドですべて停止してください。クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから停止してください。
  2. テキストエディターなどで,PFM - Managerホストのjpccomm.iniファイルを開く。
  3. 業務グループによるアクセスコントロール機能を有効または無効に設定する。
    jpccomm.iniファイル中の[Common Section]セクションで次のラベルの値を変更します。
    有効にする場合
    Business Group Monitor Mode=1
    無効にする場合
    Business Group Monitor Mode=0
  4. jpccomm.iniファイルを保存して閉じる。
  5. jpcspm startコマンドでPFM - Managerのサービスを起動する。
    クラスタシステムを利用している場合は,クラスタソフトから起動してください。