1.2 Log Viewerの機能
Log Viewerの機能について説明します。Log Viewerの機能の概要を次の図に示します。
図1-2 Log Viewerの機能
![[図データ]](figure/zu010200.gif)
- ログに出力されたメッセージの検索
ログを出力したマシン,メッセージの発生時刻,メッセージの内容などを検索条件に指定して,メッセージを検索できます。また,検索条件に,ログの出力元であるマシンの名前,メッセージIDまたはメッセージテキストを指定するときは,正規表現を用いることができます。
例えば,「2008年9月1日12:00:00~2008年9月7日11:59:59に出力された,『Err』を含むメッセージ」のように検索条件を組み合わせて指定することで,特定の時間に出力されている,特定の文字列を含んでいるなど,状況に合わせた検索ができます。
また,「Log Managerでいつからいつまでのログを蓄積しているのか」を知りたい場合は,検索結果の画面で操作すると確認できます。
ログを検索する操作については,「2.4 ログを検索する」を参照してください。メッセージIDおよびメッセージテキストに指定できる正規表現については,「付録A 正規表現」を参照してください。
- 検索結果のファイル保存
ログを検索した結果は画面に表示されますが,検索結果を記録しておきたい場合はファイルに保存できます。
検索結果をファイルに保存すると,ファイルには検索結果以外に,検索を実行した年月日・時刻,接続したLog Managerのホスト名,検索条件なども記録されます。
検索結果をファイルに保存する操作については,「2.4.5 検索結果の保存」を参照してください。
- よく使う検索条件の登録
ログを検索するとき画面で検索条件を入力しますが,よく使う検索条件はあらかじめ名前を付けて登録しておくことができます。あらかじめ登録しておくと,画面では検索条件の名前を選ぶだけで,検索条件が設定されます。
同じ条件で定期的に検索する場合や,複雑な正規表現を記述しなければならない場合などには,あらかじめ検索条件を登録しておくことで,効率的にログを検索できます。
よく使う検索条件を登録する操作については,「2.5 よく使う検索条件を登録,変更,削除する」を参照してください。
- Log Viewerの複数起動
複数の画面で同時に検索を実行する場合は,1ユーザー当たり10までLog Viewerを起動できます。