uCosminexus Batch Job Execution Server ログビューア　操作ガイド

4.2　トラブル発生時に採取が必要な資料および採取方法

Log Viewerの操作時に発生するおそれのあるトラブルを次の表に示します。また，トラブルが発生したときに採取が必要な資料についても説明します。各資料の採取方法については，(1)〜(7)を参照してください。

表4-1　Log Viewerの操作時に発生するおそれのあるトラブル，および採取が必要な資料

トラブル	説明	採取の必要な資料
メッセージの出力	メッセージダイアログに，障害の内容を示すメッセージが出力されます。 または，Windowsのアプリケーションログまたはシステムログに，イベントログが出力されます。	メッセージダイアログを採取します。 また，メッセージの対処を確認して，必要であれば，次の資料を採取します。 イベントログ（アプリケーションログ，システムログ） トレースファイル Log Viewerの設定ファイル 検索結果画面の内容 検索結果ファイル Log Managerのトレースファイル
Log Viewerの異常終了	ユーザーの停止以外の操作で，Log Viewerが終了します。	イベントログ（アプリケーションログ，システムログ） トレースファイル Log Viewerの設定ファイル 検索結果画面の内容 検索結果ファイル Log Managerのトレースファイル
Log Viewerのハングアップ	Log Viewerの操作ができなくなります。	イベントログ（アプリケーションログ，システムログ） トレースファイル Log Viewerの設定ファイル 検索結果画面の内容 検索結果ファイル Log Managerのトレースファイル
Log Viewerのスローダウン	Log Viewerの操作に対する応答が遅くなります。	イベントログ（アプリケーションログ，システムログ） トレースファイル Log Viewerの設定ファイル 検索結果画面の内容 検索結果ファイル Log Managerのトレースファイル
Log Viewerの検索結果の不正	検索条件に一致しているはずのログが検索結果画面に表示されなくなります。 または，検索条件に一致しないログが表示されます。	イベントログ（アプリケーションログ，システムログ） トレースファイル Log Viewerの設定ファイル 検索結果画面の内容 検索結果ファイル Log Managerのトレースファイル

＜この節の構成＞

(1)　メッセージダイアログ

(2)　イベントログ（アプリケーションログ，システムログ）

(3)　トレースファイル

(4)　Log Viewerの設定ファイル

(5)　検索結果画面の内容

(6)　検索結果ファイル

(7)　Log Managerの調査資料

(1)　メッセージダイアログ

メッセージダイアログが表示された場合は，メッセージIDおよびメッセージテキストを保存します。

メッセージダイアログは，Windowsのスクリーンキャプチャ機能を使用して保存することを推奨します。保存の手順を次に示します。

1. メッセージダイアログをアクティブにします。
2. キーボードで，［Alt］＋［Print Screen］を押します。
   クリップボードにメッセージダイアログがコピーされます。
   
3. ペイントなどの画像ソフトを使用して，ファイルに保存します。

(2)　イベントログ（アプリケーションログ，システムログ）

イベントログとして，アプリケーションログおよびシステムログを保存します。

保存の手順を次に示します。

1. イベントビューアを起動します。
   イベントビューアの起動方法については，OSのマニュアルを参照してください。
   
2. 左側のツリーで，「アプリケーションログ」を右クリックすると表示されるメニューから［ログファイルの名前を付けて保存］を選択します。
   ファイルを保存するダイアログが表示されます。
   
3. 名前を付けて保存します。
4. アプリケーションログと同様に，「システムログ」についても保存します。

(3)　トレースファイル

トレースファイルを採取します。Log Viewerのインストール先フォルダ\traceフォルダを任意の場所にコピーしてください。

(4)　Log Viewerの設定ファイル

Log Viewerの設定ファイルを採取します。Log Viewerのインストール先フォルダ\confフォルダを任意の場所にコピーしてください。

(5)　検索結果画面の内容

検索結果が不正な場合は，検索結果画面の内容を保存します。

検索結果画面は，Windowsのスクリーンキャプチャ機能を使用して保存することを推奨します。保存の手順を次に示します。

1. Log Viewerをアクティブにします。
2. キーボードで，［Alt］＋［Print Screen］を押します。
   クリップボードにLog Viewerの画面がコピーされます。
   
3. ペイントなどの画像ソフトを使用して，ファイルに保存します。

(6)　検索結果ファイル

検索結果が不正な場合は，検索結果ファイルを採取します。検索結果ファイルを任意の場所にコピーしてください。

(7)　Log Managerの調査資料

トラブルの発生個所によっては，Log Managerの障害資料の採取が必要になります。Log Managerの障害資料の採取については，マニュアル「uCosminexus Batch Job Execution Server ログビューア　導入・運用ガイド」を参照してください。

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