Log ManagerおよびLog Agentを起動する前に,運用および環境に合わせて設定ファイルのパラメーターに設定する値を検討する必要があります。
必要に応じて,Log Manager,Log Agent,およびLog Viewerの設定ファイルのパラメーターを変更してください。パラメーターを変更しない場合は,設定ファイルの規定値が仮定されます。設定ファイルのパラメーターの規定値については,「9. 設定ファイル」を参照してください。
確認および検討が必要なファイルおよびパラメーターについて説明します。
(1) Log Managerの場合
Log Managerの設定ファイルでは,ログ収集サーバでのLog Managerの動作を設定します。設定ファイルの詳細は,「9.3.1 bjexlm.conf(Log Manager設定ファイル)」を参照してください。
確認が必要なパラメーターを次の表に示します。
表4-2 Log Managerの設定ファイルの確認内容
パラメーター名 | 確認内容 | 参照先 |
---|---|---|
MG_LOG_DIR | 次のことを確認します。
| 3.5(2) ディスク占有量の見積もり |
(2) Log Agentの場合
Log Agentの場合,次に示す設定ファイルがあります。
確認が必要なパラメーターを次の表に示します。
表4-3 Log Agentの設定ファイルの確認内容
ファイル名 | パラメーター名 | 確認内容 |
---|---|---|
bjexla.conf | MANAGERHOST | このパラメーターに指定したホスト名またはIPアドレスが,Log Agentが接続するLog Managerと一致していることを確認します。 |
bjexla_bjexexec.conf | FILENAME | このパラメーターに指定したファイル名が,BJEXのLOG_DIRパラメーターに指定されているログの出力先と一致していることを確認します。 |
FORMAT | 必要なログが収集対象になっていること,不要なログが収集対象になっていないことを確認します。 | |
EXFORMAT | ||
bjexla_syslog.conf | FILENAME | このパラメーターに指定したファイル名が/etc/syslog.confで指定されているログの出力先と一致していることを確認します。 |
FORMAT | 必要なログが収集対象になっていること,不要なログが収集対象になっていないことを確認します。 | |
EXFORMAT |