getUserException

形式

public static jp.co.Hitachi.soft.blc.BLCException getUserException(java.lang.Throwable exception,
             int msgId,
             java.lang.String[] msgArray)

機能

例外オブジェクトを構築します。

ユーザ追加処理などでユーザ任意にBLC例外を発生させる場合に使用します。

トレースには,BLCエラーメッセージおよびユーザ任意メッセージが出力されます。

また,返却される例外オブジェクトでpostResponseメソッドを呼び出すと,BLC標準エラーページにエラー情報を表示できます。

留意事項
  • BLCExceptionクラスのメソッドは,例外をスローしません。
  • 例外コードはERROR_BLC,例外処置コードはPAGE_ERROR_RAISEになります。
  • メッセージプロパティファイルがロードされていない状態(BLC初期化処理の完了前)でこのメソッドを呼び出すと,エラーメッセージ(KDLC1220-E)が出力されます。
  • メッセージプロパティファイルに未登録のメッセージIDを指定すると,エラーメッセージ(KDLC1202-E)が出力されます。

パラメータ

exception

例外オブジェクトを指定します。スタックトレースは指定された例外オブジェクトのスタックトレースを保持します。

msgId

メッセージIDを指定します。メッセージIDは,メッセージプロパティファイルに登録されている必要があります。

msgArray

メッセージの埋め字配列を指定します。埋め字が不要な場合はnullオブジェクトを指定します。

指定された埋め字は要素番号の昇順に,メッセージテキスト中の%sの数に従って左から埋め込まれます。メッセージテキスト中の%sの数が引数の配列数よりも多い場合,メッセージテキスト中の余分な%sの埋め字処理は実行されないで,%sがそのままテキストに残ります。また,メッセージテキスト中の%sの数が引数の配列数よりも少ない場合,引数の余分な埋め字は無視されます。

戻り値

BLCExceptionクラスオブジェクト。