initTrace

形式

public void initTrace(java.lang.String applicationName,
                      java.lang.String pathName,
                      java.lang.String encode,
                      int traceLevel,
                      int traceFileNum,
                      int traceFileSize)
           throws BLCException

機能

BLCアプリケーションのトレースを出力するための前処理をします。

パラメータ

applicationName

トレースを出力するアプリケーションの名称を指定します。

このパラメータは1文字以上16文字以内の半角英数字で指定します。指定するときに16文字を超えたり,全角文字を使用したりすると,トレースの内容が正しく出力されない場合があります。

pathName

トレースの出力先を「トレース出力先ディレクトリ<ファイル区切り文字>ファイル名プレフィックス」の形式で指定します。また,トレース出力先ディレクトリは,フルパスで指定します。

指定例

Windowsの場合:「c:¥temp¥AppTrace」

このパラメータを指定するときは,次の点にご注意ください。

同一ディレクトリに複数のファイルを出力する場合は,ファイルプレフィックスが重複しないように設定します。

BLCのトレースファイルと,なるべく重複しないディレクトリを指定してください。もし同一のディレクトリを指定する場合は,BLCのトレースファイルと重複しないファイル名になるようにプレフィックスを指定してください。BLCのトレースファイルについては,マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説」を参照してください。

encode

トレースを出力する際にUNICODEから文字列を変換するために使用するエンコーディング値を指定します。

このパラメータを指定するときは,次の点にご注意ください。

エンコーディング値として不正な値を指定した場合,例外が発生します。

このパラメータにnull値を設定した場合は,デフォルトエンコーディング値を使用してトレースが出力されます。

traceLevel

トレース出力レベルのしきい値を-1から1,000の範囲で指定します。

-1を指定すると,トレースは一切採取されません。

traceFileNum

トレースファイル面数を1から16の範囲で指定します。

traceFileSize

トレースファイルサイズ(バイト)を4,096から2,147,483,647の範囲で指定します。

例外

BLCException

トレース処理に失敗した場合