public void start(BLCDBAccess adb,
                 java.lang.String userID,
                 BLCValDic valDic)
            throws BLCException

ユーザアプリケーションから利用する案件を開始します。

案件フレームワーク使用時は利用できません。

ユーザ追加処理は実行されません。

運用不可の帳票に対しても実行できます。

トランザクションはメソッド内でコミットまたはロールバックされます。

abd

BLCDBAccessオブジェクトです。

userID

案件を投入するユーザIDを指定します。

valDic

BLCValDicオブジェクトです。次の項目を設定する必要があります。

項目キー名称	説明	格納先カラム
BLC_BpName	ビジネスプロセス定義名称	BLCInbox.NMBP
BLC_StartBpVer	ビジネスプロセス定義バージョン（省略可能）	−
BLC_FormID	帳票ID	BLCFormData.NMFORMDATA
BLC_FormVer	帳票バージョン	BLCFormData.NMFORMDATA
BLC_StartForm※1	帳票のファイル名	BLCFormData.NMFORMDATA
BLC_PIName	申請ID（システムで一意になる文字列，省略可能）	BLCInbox.CDPINAME，BLCFormData.CDPINAME，BLCSentlog.CDPINAME
BLC_PILimit	案件の処理期限（YYYYMMDDhhmmss形式の日時）	BLCInbox.DTLIMIT
BLC_NodeName	遷移前の完全作業名（任意の文字列，省略可能）	BLCInbox.NMUPDATEWI
BLC_PIStatus	案件状態名（任意の文字列）	BLCInbox.NMSTATUS
BLC_SendToData※2	次の作業の作業者ID	BLCInbox.CDPARTICIPANT
BLC_AttrNum	帳票属性項目値の上限（帳票属性がなければ0）	−
BLC_AttrData$n	帳票属性項目値（帳票属性がなければ省略可能）	BLCInbox.NMITEM$n
BLC_MdlList※3	帳票モジュールプレフィックス（複数ある場合はコンマで区切る）	BLCFormData.CDPREFIX
帳票モジュールプレフィックス（m）で始まる項目名称※4	帳票データ	BLCFormData.NMFORMDATA
BLC_AcceptID	ボタンID	−
BLC_AcceptMode	ボタン名称（任意の文字列）	−
BLC_FlowCond	分岐や完了条件などの条件値（省略可能）	BLCInbox.NMFLOWCOND
BLC_CloseObj※5	forward先URL	−

（凡例）

$n　取得情報番号（1 〜BLC_AttrNumで指定した値）。

注※1　:/form/<パッケージ名>/<帳票ID>/<帳票D>_<帳票バージョン>.jsp"を指定します。例えば，サンプル帳票の販売契約稟議EURの場合，"/form/Hitachi/SampleConsultation/SampleConsultationEUR_1.jsp"となります。

注※2　プロパティCheckSendToDataキーが"false"の場合，設定不要です。

注※3　使用するモジュールを指定します。EUR Form連携帳票の場合"mBLCEUR"を指定し，BLC帳票の場合BLSGの帳票モジュール定義でモジュールプレフィックスとして指定した文字をコンマで区切って指定します。

注※4　値を設定します。例えば，EUR Form連携帳票の場合，"mBLCEUR_EURFormData"をキーとし，EUR Form帳票のXMLデータを設定します。BLC帳票の場合，設定する項目の"<モジュールプレフィックス>_<項目変数名>"をキーとし，設定値を値に指定します。

注※5　nullと空文字列（""）は指定できません。この場合，半角スペースを指定してください。

BLCException

パラメータ不正です。