public BLCDictionary getItem(java.lang.String p_uid,
                           int p_topnum,
                           int p_getnum,
                           java.lang.String p_strsortkey,
                           java.lang.String p_strsortmode)
                    throws BLCException

指定したユーザの送信ログ情報を取得します。結果は，新しいBLCDictionaryクラスオブジェクトに格納されます。

p_uid

対象ユーザのユーザIDを指定します。ユーザIDは，1〜128バイトで指定してください。

p_topnum

取得開始位置を指定します。1以上を指定してください。

p_getnum

取得数を指定します。1以上を指定してください。

p_strsortkey

ソートキーとして，次のどれかを指定します。ソートしない場合は，nullオブジェクトまたは空文字（""）を指定してください。

パラメータ「p_strsortmode」の指定が，nullオブジェクトまたは空文字（""）の場合，このパラメータの指定は無視されます。

キー名	意味
CDPINAME	申請ID
NMBP	業務名称
NMUPDATEWI	更新作業名
NMSTATUS	案件状態
DTCOMPLETE	処理日時
DTCREATE	開始日時
DTLIMIT	処理期限
CDAPPLICANT	申請者ID
NMAPPLICANT	申請者氏名
NMAPPLICANTBELONGTO	申請者組織略称
CDPARTICIPANT	最終作業者ID
NMPARTICIPANT	最終作業者氏名
NMPARBELONGTO	最終作業者組織略称
CDBEFOREPARTICIPANT	前回作業者ID
NMBEFOREPARTICIPANT	前回作業者氏名
NMBEFOREPARTICIPANTBELONGTO	前回作業者組織略称
DTUPDATE	前回作業日時
CDLOGPARTICIPANT	ログ所有者のユーザID
NMITEM1	項目値1
NMITEM2	項目値2
NMITEM3	項目値3
NMITEM4	項目値4
NMITEM5	項目値5
NMITEM6	項目値6
NMITEM7	項目値7
NMITEM8	項目値8
NMITEM9	項目値9
NMITEM10	項目値10

p_strsortmode

ソートモードとして，次のどちらかを指定します。ソートしない場合は，nullオブジェクトまたは空文字（""）を指定してください。

パラメータ「p_strsortkey」の指定が，nullオブジェクトまたは空文字（""）の場合，このパラメータの指定は無視されます。

モード	意味
ASC	昇順
DESC	降順

指定したユーザの送信ログ情報。

キーの意味とオブジェクト種別について，次に示します。

キー名	意味	オブジェクト種別	備考
blc_sentlog_startnum	取得開始位置	Integer	−
blc_sentlog_getnum	取得数	Integer	−
blc_sentlog_total	総数	Integer	−
blc_sentlog_nmpi_$n	申請ID	String	−
blc_sentlog_nmbp_$n	業務名称	String	−
blc_sentlog_nmupdatewi_$n	更新作業名	String	申請IDと一致する案件をBLC_INBOX_Tテーブルから取得して，当該案件のBLC_INBOX_TテーブルのNMUPDATEWIカラムの値を返却します。
blc_sentlog_nmst_$n	案件状態	String	−
blc_sentlog_dtcomplete_$n	処理日時	String	−
blc_sentlog_dtcreate_$n	開始日時	String	−
blc_sentlog_dtlimit_$n	処理期限	String	−
blc_sentlog_cdapplicant_$n	申請者ID	String	−
blc_sentlog_nmapp_$n	申請者氏名	String	−
blc_sentlog_abappbelongto_$n	申請者組織略称	String	−
blc_sentlog_cdparticipant_$n	最終作業者ID	String	申請IDと一致する案件をBLC_INBOX_Tテーブルから取得して，当該案件のBLC_INBOX_TテーブルのCDPARTICIPANTカラムの値を返却します。
blc_sentlog_nmpar_$n	最終作業者氏名	String	案件を現在所有する作業者の氏名が返却されます。ただし，案件がシンクノードまで遷移している場合は，最後に処理した作業者の氏名が返却されます。
blc_sentlog_abparbelongto_$n	最終作業者組織略称	String	案件を現在所有する作業者が所属する組織の略称が返却されます。ただし，案件がシンクノードまで遷移している場合は，最後に処理した作業者が所属する組織の略称が返却されます。
blc_sentlog_cdbeforeparticipant_$n	前回作業者ID	String	−
blc_sentlog_nmbeforeparticipant_$n	前回作業者氏名	String	−
blc_sentlog_nmbeforeparticipantbelongto_$n	前回作業者組織略称	String	−
blc_sentlog_dtupdate_$n	前回作業日時	String	−
blc_sentlog_cdlogparticipant_$n	ログ所有者のユーザID	String	−
blc_sentlog_nmitem1_$n	項目値1	String	−
blc_sentlog_nmitem2_$n	項目値2	String	−
blc_sentlog_nmitem3_$n	項目値3	String	−
blc_sentlog_nmitem4_$n	項目値4	String	−
blc_sentlog_nmitem5_$n	項目値5	String	−
blc_sentlog_nmitem6_$n	項目値6	String	−
blc_sentlog_nmitem7_$n	項目値7	String	−
blc_sentlog_nmitem8_$n	項目値8	String	−
blc_sentlog_nmitem9_$n	項目値9	String	−
blc_sentlog_nmitem10_$n	項目値10	String	−

（凡例）

$n　取得情報番号（1〜取得数）。

−　該当しません。

指定したユーザの送信ログが存在しない場合でも，キー名「blc_sentlog_getnum」に値が0のIntegerオブジェクトが設定されて，正常終了します。

このメソッドでは，指定したユーザがデータベースに登録されているかどうかに関係なく，指定したユーザの送信ログ情報が返却されます。このため，データベースから削除したユーザを指定した場合でも，指定したユーザの送信ログ情報を取得できます。

パラメータ「p_topnum」で指定した取得開始位置が対象ユーザの送信ログの総数よりも大きい場合は，次に示す計算式によって取得開始位置が変更された情報が返却されます。

計算式

取得開始位置
= 1+((送信ログ総数+取得要求数-1)/取得要求数-1) * 取得要求数

返却された情報の取得開始位置は，キー名「blc_sentlog_startnum」の返却値で確認してください。

＜注意事項＞

• blc_sentlog_nmpar_$nはBLC_INBOX_TテーブルのNMPARTICIPANTカラムの値が返却されます。
  このため，以下の場合はCSCIWの所有者の氏名と一致しない場合があります。
  
  • マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説」の「BLCで使用する振り分けルールの定義」に示す振り分けルール以外を使用した場合。
  • 次ノードがシンクノードの業務ステップに所属する作業で宛先選択を行った場合。
• blc_sentlog_abparbelongto_$nはBLC_INBOX_TテーブルのNMPARBELONGTOカラムの値が返却されます。
  このため，以下の場合はCSCIWの所有者の組織の略称と一致しない場合があります。
  
  • マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説」の「BLCで使用する振り分けルールの定義」に示す振り分けルール以外を使用した場合。
  • 次ノードがシンクノードの業務ステップに所属する作業で宛先選択を行った場合。
• blc_sentlog_nmst_$nはBLC_INBOX_TテーブルのNMSTATUSカラムの値が返却されます。
  このため，以下の場合はCSCIWの案件状態と一致しない場合があります。
  
  • 帳票ジェネレータ（BLSG）機能の［業務完了指示作業選択］ダイアログで，業務完了指示を行う作業が設定されていない場合，CSCIWのシンクまで遷移した案件の状態が，処理中として表示されます。
  • 次ノードがシンクノード以外の作業に対して，帳票ジェネレータ（BLSG）機能の［業務完了指示作業選択］ダイアログで，業務完了指示を行う作業として設定された場合，CSCIWでは処理中の案件が完了状態として表示されます。

BLCException

BLC内で次のどれかの原因のエラーが発生しました。

• パラメータ「p_uid」で指定したユーザIDの指定長が1バイト未満，または128バイトより大きい。
• パラメータ「p_uid」にnullオブジェクトを指定した。
• パラメータ「p_topnum」に1未満の値を指定した。
• パラメータ「p_getnum」に1未満の値を指定した。
• パラメータ「p_strsortkey」の指定に誤りがある。
• パラメータ「p_strsortmode」の指定に誤りがある。