1.3 BLC帳票の開発の流れ

BLC帳票の開発の流れを次に示します。

図1-3 BLC帳票の開発の流れ

[図データ]

図について説明します。

  1. 画面HTMLの作成
    HTMLエディタで,帳票の画面HTMLを作成します。
    • 使用するツール
      Eclipseなど
    • 生成されるファイル
      画面HTML(例:販売契約.htm)
  2. ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義の作成
    EUR Form連携帳票の場合と同様に,ビジネスプロセス定義および振り分けルール定義を作成します。
    • 使用するツール
      CSCIW-Definer
    • 生成されるファイル
      ビジネスプロセス定義(例:販売契約稟議.hbx)
      振り分けルール定義(例:申請者振り分けルール.hcx)
  3. ユーザ追加処理の作成
    EUR Form連携帳票の場合と同様に,ユーザ追加処理を作成します。
    • 使用するツール
      Eclipseなど
    • 生成されるファイル
      ユーザ追加処理(例:SampleConsultation_1_userClientSideScript.inc,SampleConsultation_1_userServerSideClass.java)
  4. 帳票モジュール定義の作成
    手順1.で作成した画面HTMLと帳票の要素(テキスト領域やボタンなど)を関連づけます。
    • 使用するツール
      BLSG
    • 生成されるファイル
      BLSGのリポジトリ情報
  5. 帳票定義の作成
    手順2.から手順3.で作成した次のファイルを関連づけます。
    ビジネスプロセス定義
    ユーザ追加処理
    • 使用するツール
      BLSG
    • 生成されるファイル
      BLSGのリポジトリ情報
    注意事項
    リポジトリフォルダは,BLSGで設定したデータフォルダパス下の「repository」フォルダ(デフォルトは,「<BLSGのインストールディレクトリ>¥data¥repository」)内に作成されます。このリポジトリファイルは,必ずBLSGから編集してください。エディタなどで直接編集しないでください。
  6. 帳票の生成
    帳票モジュール定義と帳票定義から帳票ファイルを生成します。
    • 使用するツール
      BLSG
    • 生成されるファイル
      帳票登録用定義ファイル(例:SampleConsultation_def.dat)
      自動生成帳票ファイル(例:SampleConsultation_1.jsp)
      自動生成帳票クラス(例:SampleConsultation_1_Class.java)
      DBアクセス定義ファイル(例:SampleConsultation_1_d.dat)
  7. BLC実行環境へのデプロイ
    手順3.および手順6.で生成したファイルをWARファイルにし,BLC実行環境にデプロイします。
    • 使用するツール
      Eclipseなど
    • 生成されるファイル
      なし
  8. ワーク管理データベースへの登録
    EUR Form連携帳票の場合と同様に,CSCIWのコマンド,またはCSCIW-Definerで,手順2.で作成したビジネスプロセス定義および振り分けルール定義をワーク管理データベースへ登録します。コマンドは,コマンドプロンプトで実行します。
    CSCIW-DefinerはEclipseのPlug-inとして利用します。
    • 使用するツール
      コマンドプロンプト
    • 生成されるファイル
      なし
  9. 運用
    EUR Form連携帳票の場合と同様に,BLC実行環境に帳票を登録して,帳票を運用できるようにします。
    • 使用するツール
      BLC実行環境の帳票管理機能
    • 生成されるファイル
      なし