ワーク管理データベースにワーク管理テーブルを作成します。ワーク管理テーブルやインデクスは,次に示すSQLスクリプトファイルを編集して作成します。
<CSCIWのインストールディレクトリ>¥sql¥createtable_sqlserver.sql
次の手順では,ワーク管理データベースに接続するための認可識別子を「BLC」としています。
操作手順
- SQLスクリプトファイルを任意のディレクトリにコピーして,コピーしたファイルをテキストエディタで編集します。
編集する内容を次に示します。
表5-8 SQLスクリプトファイルの変更内容(SQL Server)
項番 | 変更前 | 変更後 | 説明 |
---|
1 | <SYSTEMID> | BLC | CSCIWのシステムIDを指定します。 |
2 | <FILEGROUP> | WCFDATA | ファイルグループを指定します。 |
3 | <INDEXFILEGROUP> | WCFDATA | ファイルグループを指定します。 |
ワーク管理テーブルごとに格納先のファイルグループを変えて指定するなど,格納するファイルグループをカスタマイズできます。ファイルグループの指定方法については,SQL Serverのマニュアルを参照してください。
- sqlcmdユティリティを使用して,編集したSQLスクリプトファイルを実行します。
sqlcmdユティリティに編集したSQLスクリプトファイルを指定し,実行することで,接続するユーザのスキーマにテーブルを作成できます。sqlcmdユティリティの使用方法については,SQL Serverのマニュアルを参照してください。
sqlcmdユティリティの指定例を次に示します。
sqlcmd -S <DBホスト名> -U <ユーザ名> -P <パスワード> -i <編集したSQLスクリプトファイルの絶対パス> |
- 注
- ユーザ名およびパスワードには,「5.4.3(3) ユーザの登録(SQL Server)」で設定したログインユーザのログイン名とパスワードを指定します。
- ユーザの設定について
- このマニュアルでは,ワーク管理データベースのテーブルやインデクスを作成したユーザと,Web帳票アプリケーションがアクセスするためのユーザが同じであることを前提としています。ユーザが異なる場合,Web帳票アプリケーションがアクセスするためのユーザに,ワーク管理データベースにアクセスするための権限を与える必要があります。ワーク管理データベースへのアクセス権限の付与については,マニュアル「uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイド」を参照してください。