5.3.5 サンプルユーザの登録(Oracle)

サンプルユーザの登録方法は,ログイン時のパスワードの形式によって異なります。ここでは,パスワードの形式ごとにサンプルユーザの登録方法を説明します。

注意事項
サンプルユーザを使用しない場合でも,システム管理者の権限を持つユーザを必ず一人以上登録してください。なお,システム管理者の権限を持つユーザは,「付録A.1(6) サンプルデータを登録するSQL文の例」を参考にして,SQLを実行して登録してください。

なお,漢字を含むデータを登録する場合,次の環境変数が設定されている必要があります。

<この項の構成>
(1) 平文(デフォルト値)の場合
(2) MD5またはSHA-1の場合

(1) 平文(デフォルト値)の場合

パスワードの形式に平文(デフォルト値)を設定した場合は,「付録A.1(6) サンプルデータを登録するSQL文の例」を参考にして,「付録A.1(2) 組織およびユーザのサンプルデータ」および「付録A.1(3) 役職のサンプルデータ」を登録してください。

(2) MD5またはSHA-1の場合

パスワード形式にMD5またはSHA-1を指定した場合は,次に示すサンプルデータを使用します。これらのファイルのSQLをコマンド(sqlplus)で実行してください。

MD5の場合
<BLC2のインストールディレクトリ>¥tools¥sample¥sampleuser¥sql¥oracle¥sample_MD5.txt
SHA-1の場合
<BLC2のインストールディレクトリ>¥tools¥sample¥sampleuser¥sql¥oracle¥sample_SHA-1.txt