1.6 KAVX2500~KAVX3499

Protection Managerで出力するメッセージとその対処方法について説明します。KAVX2500~KAVX3499のメッセージについて説明します。

表1-7 KAVX2500~KAVX3499のメッセージ

メッセージIDメッセージテキスト説明
KAVX2500-E指定ファイル中のAP_FILE_DIRとDB_DATA_FILE_DIRに同じディレクトリ名を設定することはできません。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
You cannot assign the same directory name for AP_FILE_DIR and DB_DATA_FILE_DIR.
Directory = ディレクトリ名
定義ファイルの中で,AP_FILE_DIRDB_DATA_FILE_DIRに同じディレクトリ名を設定しています。
定義ファイルの内容を確認し,AP_FILE_DIRDB_DATA_FILE_DIRに異なるディレクトリ名を設定して,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2501-E指定ファイル中のAP_FILE_DIRとBK_DATA_FILE_DIRに同じディレクトリ名を設定することはできません。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
You cannot assign the same directory name for AP_FILE_DIR and BK_DATA_FILE_DIR.
Directory = ディレクトリ名
定義ファイルの中で,AP_FILE_DIRBK_DATA_FILE_DIRに同じディレクトリ名が設定されています。
定義ファイルの内容を確認し,AP_FILE_DIRBK_DATA_FILE_DIRに異なるディレクトリ名を設定してチェックツールを再度実行してください。
KAVX2502-Eコマンドを実行する権限がありません。
The user does not have permission to execute this command.
指定したコマンドを実行する権限がありません。
権限を持っているユーザーでコマンドを再度実行してください。
KAVX2503-Eコマンド名 コマンドの実行に失敗しました。
要因 = 要因
An attempt to execute the コマンド名 command has failed.
Cause = 要因
拡張コマンド内でコマンドの実行に失敗しました。
メッセージに出力されたコマンドが実行できるどうかを確認し,再度,拡張コマンドを実行してください。
KAVX2504-E指定ファイル中のコピーグループ名が重複しています。
コピーグループ名 = コピーグループ名
A copy group name is duplicated in the specified file.
Copy group = コピーグループ名
コピーグループ一括定義ファイル中の重複しているコピーグループを無視しました。
コピーグループ一括定義ファイルのコピーグループファイル名が重複しないように修正し,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2505-Eファイル転送処理でエラーが発生しました。
要因 = 要因
FTPサーバ = FTPサーバ名
ファイル名またはディレクトリ名 = 対象ファイル名またはディレクトリ名
An attempt to transmit files has failed.
Cause = 要因
FTP server = FTPサーバ名
File or directory = 対象ファイル名またはディレクトリ名
FTPサーバでファイル転送に失敗しました。
次の要因が考えられます。
  1. ファイルの送信でこのメッセージが表示された場合
    ・FTPサーバ上に対象ディレクトリがない。
    ・コマンドを実行したユーザーに,FTPサーバ上の対象ディレクトリの書き込み権限がない。
    ・FTPサーバ上の対象ディレクトリに十分な容量がない。
  2. ファイルの受信でこのメッセージが表示された場合
    ・FTPサーバ上に対象ファイルがない。
    ・コマンドを実行したユーザー,FTPサーバ上の対象ファイルの読み取り権限がない。
上記の要因を確認して問題がない場合,次のことを確認してください。
  • ネットワークの状態が正常である。
  • FTPサービスが起動している。
  • Solarisの場合,データベースサーバ上のrootユーザーで定義されているLANG値とバックアップサーバ上のFTPサービスで設定されているLANG値がそろっている。または,環境変数DRM_FTP_LANGとしてバックアップサーバ上のFTPサービスで設定されているLANG値が設定されている。
KAVX2506-Eファイル転送処理でエラーが発生しました。
要因 = 要因
ファイル名またはディレクトリ名 = 対象ファイル名またはディレクトリ名
An attempt to transmit files has failed.
Cause = 要因
File or directory = 対象ファイル名またはディレクトリ名
FTPクライアントでファイル転送に失敗しました。
次の要因が考えられます。
  1. ファイル受信でこのメッセージが表示された場合
    ・ローカルサーバ上に対象ディレクトリがない。
    ・コマンドを実行したユーザーにローカルサーバ上の対象ディレクトリに書き込み権限がない。
    ・ローカルサーバ上の対象ディレクトリに十分な容量がない。
  2. ファイル送信でこのメッセージが表示された場合
    ・ローカルサーバ上に対象ファイルがない。
    ・コマンドを実行したユーザーに,ローカルサーバ上の対象ファイルの読み取り権限がない。
上記の要因を確認して問題がない場合,次のことを確認してください。
  • ネットワークの状態が正常である。
  • FTPサービスが起動している。
  • Solarisの場合,データベースサーバ上のrootユーザーで定義されているLANG値とバックアップサーバ上のFTPサービスで設定されているLANG値がそろっている,または環境変数DRM_FTP_LANGとしてバックアップサーバ上のFTPサービスで設定されているLANG値が設定されている。
KAVX2507-E指定されたファイルのパスが不正です。
ファイル名 = ファイル名
The specified file path is invalid.
File = ファイル名
定義ファイルのパスが正しく指定されていません。
定義ファイルが絶対パスで指定されていることを確認し,コマンドを再度実行してください。
KAVX2508-E指定されたファイルが存在しません。
ファイル名 = ファイル名
The specified file does not exist.
File = ファイル名
指定された定義ファイルがありません。
指定された定義ファイルがあるかどうかを確認してください。
KAVX2509-E指定されたファイルで設定されたコピーグループ名は存在しません。
設定値 = コピーグループ名
The copy group specified in the file does not exist.
Copy group = コピーグループ名
コピーグループ一括定義ファイル中のコピーグループ名がProtection Managerのディクショナリマップ上にありません。
drmcgctlコマンドでProtection Managerのディクショナリマップ上に登録されているコピーグループの一覧を出力して,指定されたコピーグループが一覧にあるかどうかを確認してください。
KAVX2510-E指定ファイル中で設定されたコピーグループ名が不正です。
コピーグループ名 = コピーグループ名
The copy group specified in the file is invalid.
Copy group = コピーグループ名
コピーグループ一括定義ファイル中のコピーグループ名の記述形式が不正です。
コピーグループ名を左詰めで記述して,コマンドを再度実行してください。
KAVX2511-E定義ファイルで指定されたマウントポイントディレクトリ名またはマウントポイントディレクトリ一括定義ファイル名が存在しません。
INSTANCE_NAME=マウントポイントディレクトリ名またはマウントポイント一括定義ファイル名
The mount point directory specified in the definition file, or the file that lists mount point directories, does not exist.
INSTANCE_NAME = マウントポイントディレクトリ名またはマウントポイント一括定義ファイル名
オペレーション定義ファイルで指定されたマウントポイント名またはマウントポイント一括定義ファイルがありません。
指定したマウントポイント名またはマウントポイント一括定義ファイルがあるか,または参照できるか確認してください。
KAVX2512-E定義ファイルで指定されたバックアップ対象ファイル名またはディレクトリ名が存在しません。
TARGET_NAME=ファイル名またはディレクトリ名
A backup-target file or directory specified in the definition file does not exist.
TARGET_NAME = ファイル名またはディレクトリ名
オペレーション定義ファイルで指定されたバックアップ対象ファイルまたはディレクトリ名がありません。
指定したバックアップ対象ファイルまたはディレクトリ名があるか,または参照できるか確認してください。
KAVX2513-E定義ファイルで指定されたバックアップ対象ファイルまたはディレクトリが,定義ファイルで指定したマウントポイントディレクトリ上に存在していません。
INSTANCE_NAME=マウントポイントディレクトリ名またはマウントポイント一括定義ファイル名
TARGET_NAME=ファイル名またはディレクトリ名
A backup-target file or directory specified in the definition file does not exist in the mount point directory specified in the same definition file.
INSTANCE_NAME = マウントポイントディレクトリ名またはマウントポイント一括定義ファイル名
TARGET_NAME = ファイル名またはディレクトリ名
オペレーション定義ファイルで指定されたバックアップ対象ファイルまたはディレクトリ名がオペレーション定義ファイルで指定したマウントポイントディレクトリ上にありません。
バックアップ対象ファイルまたはディレクトリ名があるマウントポイントディレクトリを設定し,バックアップ対象ファイルまたはディレクトリが参照できるか確認してコマンドを再度実行してください。
KAVX2514-Iコマンド名 コマンドの処理を別ウィンドウ上で続行します。コマンド用ウィンドウのメッセージを確認の上,入力待ち状態の場合は必要な項目を入力してください。
The processing of the コマンド名 command will now continue in another window. Check any displayed messages, and enter any required value if prompted.
拡張コマンド内で,画面上でのメッセージ監視または対話操作が必要となるコマンドを別ウィンドウで起動した場合にこのメッセージが表示されます。
ウィンドウ上のメッセージ表示内容を確認し,入力待ち状態となっている場合は応答を入力してください。入力待ちが発生しないコマンドの場合は,処理終了後に別ウィンドウは自動的にクローズします。
KAVX2515-I別ウィンドウ上での コマンド名 コマンドの処理が終了しました。ウィンドウ上での拡張コマンドの処理を再開します。
The processing of the コマンド名 command in another window will now end. This processing will resume in this window.
拡張コマンド内で起動し,別ウィンドウ上で実行中となっていたコマンドが終了したことを表示するメッセージです。
KAVX2516-E定義ファイル中で項目名として指定されているディレクトリ構造が不正です。
項目名= 項目名
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
オペレーションID = オペレーションID
The directory structure specified as 項目名 in the file is invalid.
Item = 項目名
Directory = ディレクトリ名
Operation ID = オペレーションID
オペレーション定義ファイルに記述したディレクトリに,オペレーションIDの指定値と一致するサブディレクトリがありません。
このメッセージで表示された項目がマニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」の拡張コマンド用一時ディレクトリの作成規則のとおりになっているか確認し,オペレーション定義ファイルの内容を確認してください。そのあと,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2517-E定義ファイル中で指定されているサーバ名が設定ファイルに未定義,または,値が一致していません。
DB_SERVER_NAME = 定義ファイルのDB_SERVER_NAMEの値
設定ファイル名 = 設定ファイル名
The server name specified in the file is not set in, or conflicts with the name in, the configuration file.
DB_SERVER_NAME = 定義ファイルのDB_SERVER_NAMEの値
Configuration file = 設定ファイル名
オペレーション定義ファイルのDB_SERVER_NAMEの値が,Protection Manager の構成定義ファイル(init.conf)のDRM_DB_PATHに定義されているサーバ名(DRM_HOSTNAMEの値)と一致していません。
拡張コマンドの定義ファイルおよびinit.confファイルの内容を確認し,DB_SERVER_NAMEの設定値を変更してチェックツールを再度実行してください。
init.confファイルの値を変更する場合は,Protection Managerの環境設定手順に従ってください。
KAVX2518-E指定されたコピーグループ一括定義ファイルの内容は無効です。
ファイル名 = ファイル名
The content of the specified copy group target definition file is invalid.
File = ファイル名
コピーグループ一括定義ファイルにコピーグループが設定されていません。
コピーグループ一括定義ファイルにコピーグループ名を登録して,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2519-E定義ファイルで指定されたマウントポイント一括定義ファイルに記述されているマウントポイントが存在しません。
マウントポイント一括定義ファイル名 = ファイル名
マウントポイント名 = マウントポイント名
The mount point in the file that lists mount point directories (the file specified in the definition file) does not exist.
File that lists mount point directories = ファイル名
Mount point name = マウントポイント名
マウントポイント一括定義ファイルに登録されたマウントポイントがありません。
マウントポイント一括定義ファイルを確認し,再度コマンドを実行してください。
KAVX2520-E定義ファイルで指定されたマウントポイント一括定義ファイルにマウントポイントが記述されていません。
マウントポイント一括定義ファイル名 = ファイル名
No mount point is coded in the file that lists mount point directories (the file specified in the definition file).
File that lists mount point directories = ファイル名
マウントポイント一括定義ファイルにマウントポイントが登録されていません。
マウントポイント一括定義ファイルにマウントポイントを登録して,再度コマンドを実行してください。
KAVX2521-E設定ファイルからの情報取得に失敗しました。
要因 = 要因
設定ファイル名 = 設定ファイル名
An attempt to obtain information from the configuration file has failed.
Cause = 要因
Configuration file = 設定ファイル名
Protection Managerの設定ファイルから必要な情報を取得できませんでした。
メッセージに出力された設定ファイルがあるかどうかを確認してください。また,ファイルがある場合,ファイルの内容を確認してください。
KAVX2522-W指定ファイル中で設定されたディレクトリ名は余分な’/’を含んでいます。
これらの文字は無視されます。
項目名 = 項目名
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
The path specified in the file contains at least one extra '/'.
These characters are ignored.
Item = 項目名
Directory = ディレクトリ名
指定されたディレクトリに余分な「/」が含まれています。
メッセージに出力されたディレクトリ名から余分な「/」を取り除いてから,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2523-E指定ファイル中で設定された値が数値でない文字を含んでいます。
項目名 = 項目名
指定された値 = 項目の値
The value specified in the file contains non-numeric characters.
Item = 項目名
Value = 項目の値
定義ファイルの中でメッセージに表示された項目の値に数値以外の文字が使われています。
項目の値に数値だけを設定してチェックツールを再度実行してください。
KAVX2524-E入力された情報の中からバックアップIDを見つけられませんでした。
The backup ID cannot be found in the input information.
Protection Managerによって生成されたバックアップID情報が抽出できませんでした。
システムログを参照し,OSに異常がないかどうか確認してください。
KAVX2525-E指定ファイル中で記述された内容の構文が間違っています。
ファイル名 = ファイル名
The syntax of the specified file's contents is wrong.
Target file = ファイル名
定義ファイルに登録されている内容に構文の誤りがあります。
定義ファイルの内容を確認し,構文の誤りを修正してチェックツールを再度実行してください。
KAVX2526-E定義ファイルで指定されたマウントポイント一括定義ファイルに記述されているマウントポイントが不正です。
マウントポイント一括定義ファイル名 = マウントポイント一括定義ファイル名
マウントポイント名 = マウントポイント名
A mount point is invalid in the file that lists mount point directories (the file specified in the definition file).
File = マウントポイント一括定義ファイル名
Mount Point = マウントポイント名
マウントポイント一括定義ファイルに記述されているマウントポイントが不正です。
表示されたマウントポイントが絶対パスで記述されているか,または存在しているかを確認し,適切な値を設定した上でチェックツールを再実行してください。
KAVX2527-E定義ファイルで指定されたマウントポイント一括定義ファイルに記述されているマウントポイントが重複しています。
マウントポイント一括定義ファイル名 = マウントポイント一括定義ファイル名
マウントポイント名 = マウントポイント名
A mount point is duplicated in the file that lists mount point directories (the file specified in the definition file).
File = マウントポイント一括定義ファイル名
Mount Point = マウントポイント名
マウントポイント一括定義ファイルに記述されているマウントポイントが重複しています。
マウントポイント一括定義ファイルに重複して指定されたマウントポイントの値を修正し,チェックツールを再実行してください。
KAVX2528-E定義ファイルで指定されたマウントポイントディレクトリ名またはマウントポイントディレクトリ一括定義ファイル名が不正です。
INSTANCE_NAME = マウントポイントディレクトリ名またはマウントポイントディレクトリ一括定義ファイル名
One of the following is invalid: the mount point directory name specified in the definition file, or the name of the file that lists mount point directories.
INSTANCE_NAME = マウントポイントディレクトリ名またはマウントポイントディレクトリ一括定義ファイル名
オペレーション定義ファイルで指定されたマウントポイントディレクトリ名またはマウントポイントディレクトリ一括定義ファイルが不正です。
指定したマウントポイント名またはマウントポイントディレクトリ一括定義ファイルが正しく記述されているかどうかを確認した上で設定内容を修正し,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2529-E定義ファイル中で 項目名 として指定されているディレクトリ構造が不正です。
項目名 = 項目名
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
DB_SERVER_NAME = DBサーバ名
INSTANCE_NAME = インスタンス名
The directory name of項目名specified in the file is invalid.
Item = 項目名
Directory = ディレクトリ名
DB_SERVER_NAME = DBサーバ名
INSTANCE_NAME = インスタンス名
オペレーション定義ファイル中に記述したフォルダにDB_SERVER_NAME,およびINSTANCE_NAMEとして指定した文字列と一致したサブフォルダが存在しない場合に出力されるメッセージです。
Windowsの場合,FTPルートフォルダ¥DB_SERVER_NAMEに指定した値¥INSTANCE_NAMEに指定した値を指定する必要があります。
オペレーション定義ファイルの内容を確認し,表示された項目に適切な値を設定した上でチェックツールを再実行してください。
KAVX2530-Eディクショナリマップファイルの格納ディレクトリ名を取得できませんでした。
The storage directory name of the dictionary map file could not be obtained.
拡張コマンドの処理中に,drmfsdisplay -vコマンドが実行されましたが,ディクショナリマップファイル格納ディレクトリ名を取得できませんでした。
オペレーション定義ファイル中に記述されているDB_SERVER_NAMESET_DRM_HOSTNAMEの値を確認し,正しい情報に修正した上でチェックツールを再実行してください。
KAVX2531-Eディレクトリの作成に失敗しました。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
An attempt to create a directory has failed.
Directory name = ディレクトリ名
ディレクトリの作成に失敗しました。
作成しようとしたディレクトリのパスを確認してください。パスが正しい場合,システムログを参照し,OSに異常がないかどうか確認してください。異常がないときは,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX2532-Iディレクトリの作成に成功しました。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
The directory was created successfully.
Directory name = ディレクトリ名
ディレクトリの作成に成功した場合に出力されるメッセージです。
KAVX2533-E定義ファイル中で指定されているFTP_SUB_DIRのディレクトリ名が不正です。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
The directory name specified for FTP_SUB_DIR in the definition file is invalid.
Directory = ディレクトリ名
オペレーション定義ファイル中のFTP_SUB_DIR項目に無効な文字が含まれているか,絶対パスが指定されています。
FTP_SUB_DIRの値を修正し,チェックツールを再実行してください。
KAVX2534-E初期設定コマンドにより割り当てたVDI_METAFILE_DIRの値は拡張コマンドが使用する一時ディレクトリと同じです。
ディレクトリ名 =ディレクトリ名
初期設定コマンド = 初期設定コマンド名
The value of VDI_METAFILE_DIR, assigned by the initialization command, is the same as the temporary directory used by the extended commands.
Directory = ディレクトリ名
Initialization command = 初期設定コマンド名
VDI_METAFILE_DIRの値と拡張コマンドが自動生成したDB_DATA_FILE_DIRの値が等しい場合に出力されるメッセージです。
VDI_METAFILE_DIRの値を修正し,チェックツールを再実行してください。
KAVX2535-I退避元のファイルが存在しなかったため,ファイルの退避は行なわれませんでした。
退避元ファイル名 = 退避元ファイル名
The file could not be saved because the save-source files do not exist.
Source file = 退避元ファイル名
退避元のファイルがなかったため,ファイルの退避は実行されませんでした。
KAVX2536-I展開元のファイルが存在しなかったため,ファイルの展開は行なわれませんでした。
展開元ファイル名 = 展開元ファイル名
The file could not be expanded because the expansion-source files do not exist.
Source file = 展開元ファイル名
展開元のファイルがなかったため,ファイルの展開は実行されませんでした。
KAVX2537-E指定ファイル中のバックアップファイル格納ディレクトリ情報が パラメーター登録コマンド名 で設定された情報と矛盾しています。
AP_FILE_DIR = 定義ファイルに設定されたバックアップファイル格納ディレクトリ名
BACKUP_DIR = パラメーター登録コマンドで設定されたバックアップファイル格納ディレクトリ名
Initialization command = パラメーター登録コマンド名
The assigned value conflicts with the value assigned by パラメーター登録コマンド名.
AP_FILE_DIR = 定義ファイルに設定されたバックアップファイル格納ディレクトリ名
BACKUP_DIR = パラメーター登録コマンドで設定されたバックアップファイル格納ディレクトリ名
Initialization command = パラメーター登録コマンド名
指定ファイル中のバックアップファイル格納ディレクトリ情報がdrmorainitコマンドで設定された情報と矛盾しています。
表示された情報を確認し,定義ファイルに設定されたバックアップファイル格納ディレクトリ情報を修正してチェックツールを再実行してください。
KAVX2538-EOracleのバックアップファイルに対する操作でエラーが発生しました。
要因 = 要因
ファイル名 = Oracleのバックアップファイル名
An error occurred in the Oracle backup file.
Cause = 要因
File = Oracleのバックアップファイル名
操作の対象となるOracleのバックアップファイルをコピーできませんでした。
アスタリスク指定で出力されたOracleのバックアップファイルがあるか確認してください。
実行した拡張コマンドに応じて,次の対処をしてください。
  • EX_DRM_ORAFILE_PACKコマンドを実行した場合
    EX_DRM_ORA_BACKUPコマンドまたはEX_DRM_TAPE_RESTOREコマンドを実行し,Oracleのバックアップファイルを作成してください。
  • EX_DRM_ORAFILE_EXTRACTコマンドを実行した場合
    EX_DRM_FTP_PUTコマンド,EX_DRM_FTP_GETコマンドまたはEX_DRM_ORAFILE_PACKコマンドを実行し,Oracleのバックアップファイルを転送してください。
KAVX2539-E設定された表領域名が存在しません。
INSTANCE_NAME = インスタンス名
TARGET_NAME = 表領域名
The instance does not contain the specified tablespace.
INSTANCE_NAME = インスタンス名
TARGET_NAME = 表領域名
定義ファイルの中で設定されている表領域名が不正です。
定義ファイルに設定されている表領域名があるかどうかを確認し,チェックツールを再度実行してください。
KAVX2540-Esqlplusコマンドがエラーを検知したため,指定されたインスタンスの情報取得に失敗しました。
INSTANCE_NAME = インスタンス名
コード = sqlplusコマンドの戻り値
It failed in the acquisition of information on the specified instance because the sqlplus command had detected the error.
INSTANCE_NAME = インスタンス名
Code = sqlplusコマンドの戻り値
sqlplusコマンドがエラーを検知したため,指定されたインスタンスの情報取得に失敗しました。
次のことを確認してください。そのあとにチェックツールを再度実行してください。
  • sqlplusコマンドが正常に動作するかどうかを確認してください。
  • データベースの稼働状況を確認し,停止中の場合はデータベースを起動してください。
KAVX2541-Esqlplusのselect文の実行に失敗したため,指定されたインスタンスの情報取得に失敗しました。sqlplusの詳細メッセージについては以下のファイルを参照してください。
INSTANCE_NAME = インスタンス名
ファイル名 = ファイル名
Execution of the sqlplus select statement has failed. An attempt to get information about a specified instance has failed.
Refer to following file for details about sqlplus errors.
INSTANCE_NAME = インスタンス名
File = ファイル名
次の要因が考えられます。
  1. オプションで指定された定義ファイルの内容で,設定されている項目のインスタンス名が正しくない。
  2. データベースが稼働していない。
要因に応じて確認または修正を行った上で,チェックツールを再実行してください。
  1. 定義ファイルの内容をチェックし,実在しないインスタンス名が設定されている場合は,実在するインスタンス名に変更してください。
  2. データベースの稼働状況を確認し,データベースが停止している場合はデータベースを再起動してください。
KAVX2544-E指定されたExchangeサーバが見つかりません。
Exchangeサーバ名 = Exchangeサーバ名
The specified Exchange Server was not found.
Exchange Server name = Exchangeサーバ名
チェックツールEX_DRM_EXG_DEF_CHECKを実行してこのメッセージが表示された場合は,定義ファイルの項目(DB_SERVER_NAME)で指定したExchangeサーバ名を確認してください。また,定義ファイルに指定したExchangeサーバが実際に存在することを確認してください。
拡張コマンドEX_DRM_EXG_BACKUPを実行してこのメッセージが表示された場合は,-hostnameオプションで指定したExchangeサーバが実際に存在することを確認してください。
KAVX2545-E定義ファイルで指定されたストレージグループが見つかりません。
Exchangeサーバ名 = Exchangeサーバ名
TARGET_NAME = ストレージグループ名
The storage group specified in the definition file was not found.
Exchange Server name = Exchangeサーバ名
TARGET_NAME = ストレージグループ名
定義ファイルの項目(TARGET_NAME)で指定したストレージグループ名を確認してください。また,定義ファイルで指定したストレージグループが実際に存在することを確認してください。
KAVX2546-E定義ファイルで指定された文字列は有効なストレージグループ名ではありません。
TARGET_NAME = 文字列
The characters specified in the definition file are invalid for a storage group name.
TARGET_NAME = 文字列
定義ファイルの項目(TARGET_NAME)で指定したストレージグループ名を確認してください。また,定義ファイルで指定したストレージグループが実際に存在することを確認してください。
KAVX2547-EExchange Serverが該当するマシンにインストールされていません。
Exchange Server has not yet been installed on this system.
Exchange Serverが該当するマシンにインストールされていません。
Exchange Serverを該当するマシンにインストールしてください。
KAVX2548-E定義ファイルに設定されている値が不正です。
項目名 = 項目名
現在の値 = 現在の値
設定する値 = 設定する値
A value specified in the definition file is invalid.
Item = 項目名
Current value = 現在の値
Required value = 設定する値
定義ファイルの中で指定された項目の値が不正です。
表示されるメッセージに従って定義ファイルを確認し,修正してからチェックツールを再度実行してください。
KAVX2800-E定義ファイルで指定されたストレージグループは,回復用ストレージグループです。
Exchangeサーバ名 = Exchangeサーバ名
TARGET_NAME = ストレージグループ名
The storage group specified in the definition file is a recovery storage group.
Exchange Server name = Exchangeサーバ名
TARGET_NAME = ストレージグループ名
定義ファイルのTARGET_NAMEに回復用ストレージグループが指定されています。
定義ファイルのTARGET_NAMEに指定されているストレージグループ名から回復用ストレージグループ名を削除してください。