1.2 KAVX0001~KAVX0499

Protection Managerで出力するメッセージとその対処方法について説明します。KAVX0001~KAVX0499のメッセージについて説明します。

表1-3 KAVX0001~KAVX0499のメッセージ

メッセージIDメッセージテキスト説明
KAVX0001-Iコマンド名 コマンドを開始します。
The コマンド名 command will now start.
コマンドが開始されました。
KAVX0002-Iコマンド名 コマンドを終了します。
The コマンド名 command will now end.
コマンドが終了しました。
KAVX0003-Eコマンド名 コマンドの実行が失敗しました。
An attempt to execute the コマンド名 command has failed.
コマンドの実行が失敗しました。
一緒に表示されたメッセージを基に対処してください。
KAVX0004-Eメモリーが不足しています。
Memory is insufficient.
メモリーが不足しています。
メモリーを追加してください。または,仮想メモリーの設定を見直してください。
KAVX0005-E処理続行不能なエラーが発生しました。
要因 = 詳細メッセージ
コード = OSエラー要因コード
An error that stops processing occurred.
Cause = 詳細メッセージ
Code = OSエラー要因コード
OSで処理が続行できない致命的なエラーが発生しています。
システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。また,詳細トレースログ情報を参照し,エラー要因の詳細を確認してください。エラーの要因については,メッセージの要因に表示される「OSエラー要因コード」を参照してください。
KAVX0006-E処理続行不能なエラーが発生しました。
要因 = 詳細メッセージ
An error that stopped processing occurred.
Cause = 詳細メッセージ
処理が続行できない致命的なエラーが発生しています。
エラーの要因については,「1.19 DRM-10000~DRM-19999」を参照してください。
KAVX0007-E処理続行不能なエラーが発生しました。
コード = OSエラー要因コード
An error that stopped processing occurred.
Code = OSエラー要因コード
OSで処理が続行できない致命的なエラーが発生しています。
システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。また,詳細トレースログ情報を参照し,エラー要因の詳細を確認してください。エラーの要因については,メッセージのコードに表示される「OSエラー要因コード」を参照してください。
KAVX0008-E処理続行不能なエラーが発生しました。
要因 = 詳細メッセージ
要因 = 要因
An error that stopped processing occurred.
Cause = 詳細メッセージ
Cause = 要因
処理が続行できない致命的なエラーが発生しています。
エラーの要因については,「1.19 DRM-10000~DRM-19999」を参照してください。
KAVX0009-E-fオプションで指定したファイル名が不正です。
The file name specified with the -f option is invalid.
次の要因が考えられます。
  • 指定したファイルが存在しない。
  • 指定したファイルに読み込み権限がない。
  • ファイルが絶対パスで指定されていない。
一括定義ファイルのファイル名を確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0010-Eライセンス情報が不正です。
License information is invalid.
Protection Managerが,インストーラーを使ってインストールされていません。
インストーラーを使ってインストールし直してください。
KAVX0011-EバックアップIDの情報を取得できません。
Backup ID information could not be obtained.
次の要因が考えられます。
  • バックアップカタログの内容が無効である。
  • バックアップカタログが壊れている。
  • バックアップカタログが存在しない。
drmdbimportコマンドでバックアップカタログを再度インポートしてください。
再度インポートしたあとでもこのエラーが発生する場合は,次の対処をしてください。
  • データベースサーバでdrmdbexportコマンドを使用してバックアップカタログをエクスポートし,再度バックアップサーバでバックアップカタログをインポートしてください。
KAVX0012-E不正なオプションが指定されています。
An invalid option was specified.
次の要因が考えられます。
  • 存在しないオプションが指定された。
  • 必須オプションが指定されていない。
コマンドの使用方法を確認し,正しいオプションを指定してコマンドを再度実行してください。
drmclusinitコマンドで正しいクラスタソフトウェア名を指定しても,このメッセージが出力される場合は,Protection Managerの内部ファイルが壊れているおそれがあります。
その場合は,Protection Managerを再インストールしてください。
KAVX0013-Et指定されたデバイスファイルが見つかりません。
The specified device file cannot be found.
指定されたデバイスファイル名がディクショナリマップファイルまたはバックアップカタログ上にありません。
デバイスファイル名を確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0014-Eマウントポイントディレクトリが存在しません。
The specified mount point directory does not exist.
次の要因が考えられます。
  • 指定されたマウントポイントが見つからない。
  • 指定されたマウントポイントがストレージサブシステム以外(フロッピーディスク,リムーバブルディスク)である。
  • 指定されたマウントポイントがネットワークボリュームである。
バックアップを実行するマウントポイントを確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0015-E指定されたバックアップIDに対するバックアップデータは存在しません。
The specified backup ID does not have corresponding backup data.
バックアップカタログには,指定したバックアップIDに対するバックアップデータが存在しません。
指定したバックアップIDを確認して,誤りがある場合は正しいバックアップIDを指定したあと,コマンドを再度実行してください。
drmumountコマンドを実行したときに,正しいバックアップIDを指定していてもこのメッセージが表示される場合は,OS標準のumountコマンド(Solarisの場合),または,RAID Managerで提供されるumountコマンド(Windowsの場合)を使って副ボリュームをアンマウントしてください。
KAVX0016-E指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません。
ファイル名またはディレクトリ名 = ファイル名またはディレクトリ名
The specified file or directory does not exist.
File or directory name = ファイル名またはディレクトリ名
次の要因が考えられます。
  • 指定されたファイルまたはディレクトリがない。
  • 指定されたオブジェクト(マウントポイント,インスタンス,バックアップID)内に指定されたファイルまたはディレクトリがない。
  • 指定されたファイルまたはディレクトリが絶対パスでない。
実行したコマンドに対応して,次の対処をしてください。
  • drmorabackupコマンドを実行した場合
    バックアップを実行するインスタンス名と,ファイルまたはディレクトリをdrmoradisplayコマンドで確認して,コマンドを再度実行してください。
  • drmorarestoreコマンドを実行した場合
    リストアを実行するバックアップIDと,ファイルまたはディレクトリをdrmoracatコマンドで確認して,コマンドを再度実行してください。
  • drmdbimportコマンドまたはdrmdbexportコマンドを実行した場合
    指定したファイル名が正しいかどうかを確認して,コマンドを再度実行してください。
  • drmfsbackupコマンドを実行した場合
    マウントポイントディレクトリ名オプション,またはマウントポイント一括定義ファイルで指定したマウントポイントディレクトリが正しいかどうかを確認して,コマンドを再度実行してください。
  • drmsqlrecovertoolコマンドを実行した場合
    drmsqlrecovertoolダイアログボックスの[Transaction log backup list]で指定したトランザクションログバックアップファイルが正しいかどうかを確認して,再度ファイルを指定してください。
  • 上記以外のコマンドを実行した場合
    -targetオプションなどで指定したファイルまたはディレクトリが正しいかどうかを確認してください。ファイルまたはディレクトリが正しいときは,Protection Managerインストールディレクトリを格納するファイルシステムに空きがあるかどうかを確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0017-E一括定義ファイルで指定されたファイルまたはディレクトリは存在しません。
ファイル名またはディレクトリ名 = ファイル名またはディレクトリ名
The specified file or directory does not exist in the target definition file.
File or directory name = ファイル名またはディレクトリ名
次の要因が考えられます。
  • 一括定義ファイルで指定したファイルまたはディレクトリがない。
  • 一括定義ファイルで指定したオブジェクト(マウントポイント,インスタンス,またはバックアップID)に関連するファイルまたはディレクトリがない。
  • ファイルまたはディレクトリが絶対パスで指定されていない。
一括定義ファイルで指定したファイルまたはディレクトリを確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0018-E指定されたコピーグループは存在しません。
The specified copy group does not exist.
指定されたコピーグループが存在しません。
次のコマンドでコピーグループ名を確認して,コマンドを再度実行してください。
  • バックアップ対象がファイルシステムの場合
    drmfsdisplayコマンドまたはdrmfscatコマンド
  • バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合
    drmsqldisplayコマンドまたはdrmsqlcatコマンド
  • バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    drmexgdisplayコマンドまたはdrmexgcatコマンド
  • バックアップ対象がOracleデータベースの場合
    drmoradisplayコマンドまたはdrmoracatコマンド
KAVX0019-Iファイルのコピー中です。
Copying file(s) now...
ファイルをコピーしています。
KAVX0020-Iファイルのリストア中です。
Restoring file(s) now...
ファイルをリストアしています。
KAVX0021-Eコマンドを実行する権限がありません。
You do not have permission to execute the command.
コマンドを実行するユーザーにroot(Solarisの場合)またはAdministrator(Windowsの場合)の権限がありません。
コマンドを実行しているユーザーに,root(Solarisの場合)またはAdministrator(Windowsの場合)の権限を追加してください。
コマンドを実行した対象がSQL Serverの場合は,SQL Serverへのログインユーザーに,System Administratorsのサーバロールを付けてください。
KAVX0022-Eマウントポイントディレクトリの下に,指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません。
ファイル名またはディレクトリ名 = ファイル名またはディレクトリ名
The specified file or directory does not exist in the mount point directory.
File or directory name = ファイル名またはディレクトリ名
次の要因が考えられます。
  • 指定したファイルまたはディレクトリはマウントポイントディレクトリの下にない。
  • ファイルまたはディレクトリが絶対パスで指定されていない。
指定したファイル名またはディレクトリ名を確認し,正しいファイル名またはディレクトリ名を指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0023-Iディクショナリマップファイルが更新されました。
Dictionary map file was updated.
drmfsdisplayコマンド,drmsqldisplayコマンド,drmexgdisplayコマンド,またはdrmoradisplayコマンドに-refreshオプションを指定して実行したときに,正常に終了したことを示すメッセージです。
KAVX0024-E指定されたバックアップデータは存在しません。
The specified backup data does not exist.
次の要因が考えられます。
  • 一度もバックアップを実行していないため,表示する情報がない。
  • drmfscatコマンド,drmsqlcatコマンド,drmexgcatコマンド,drmoracatコマンド,drmtapecatコマンド,またはdrmappcatコマンドのオプションで指定した条件に合うデータがない。
バックアップを実行したか確認してください。バックアップを実行している場合は,指定したコマンドのオプションを確認してください。誤りがある場合は正しいコマンドオプションを指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0025-E指定された条件に一致するバックアップデータが存在しません。
There is no backup data that satisfies the specified conditions.
コマンドのオプションで指定した条件に合うバックアップデータが存在しません。
指定したコマンドのオプションを確認して,誤りがある場合は正しいコマンドオプションを指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0026-Wほかのコマンドが実行中です。
実行中のコマンドが終了するのを待ちます。
Other commands are already running.
This command waits for all the other commands to terminate.
ほかのコマンドが実行されているときに,コマンドを実行しました。
実行したコマンドはリトライされるので,操作は必要ありません。
KAVX0027-Eすでにほかのコマンドが実行中のため,実行されませんでした。
The command was not executed because another command was already executing.
ほかのコマンドが実行されているときに,コマンドを実行しました。規定の回数分,リトライしましたが,ほかのコマンドの終了待ちでタイムアウトが発生したため,コマンドが実行されませんでした。
実行中のコマンドが終了するのを待って,コマンドを再度実行してください。
KAVX0028-Eパラメーター登録コマンドで設定されたパラメーターが不正です。
The parameter information set by the initialization command is incorrect.
次の要因が考えられます。
  • パラメーター登録コマンド(drmsqlinitコマンド,drmorainitコマンド,またはdrmclusinitコマンド)で設定したパラメーターが不正である。
  • パラメーター登録コマンドが一度も実行されていないため,パラメーターが登録されていない。
パラメーター登録コマンドを再度実行して,環境設定をしてください。
KAVX0029-Eインストールパスの情報が取得できませんでした。
Installation-path information could not be obtained.
Protection Managerをインストールしたときに自動的に設定されるインストールパス情報が取得できませんでした。
Protection Managerを再インストールしてください。
KAVX0030-E無効な値が入力されました。
An invalid value was specified.
パラメーター登録コマンド(drmsqlinitコマンドまたはdrmorainitコマンド)で入力したパラメーター値が不正です。
初期化パラメーターとして正しい値を入力してください。
KAVX0031-E指定されたマウントポイントは使用中です。
The specified mount point is already in use.
指定したマウントポイントは,すでにほかのボリュームがマウントされています。
指定したマウントポイントにマウントされているファイルシステムをアンマウントしてから,コマンドを再度実行してください。
KAVX0032-E不正なマウントポイントディレクトリが指定されています。
An invalid mount point directory was specified.
存在しないマウントポイントディレクトリを指定しています。
実際に存在するマウントポイントディレクトリを指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0033-EバックアップIDで指定されたバックアップデータのタイプが異なります。
The type of backup data with the specified backup ID is different.
バックアップIDで指定されたバックアップデータの形式と,実行したコマンドが対象とするデータの形式が異なります。
次の要因が考えられます。
  • リストアに使用するコマンドが対象とするバックアップデータのデータ形式と,バックアップIDで指定されたバックアップデータの形式が異なるため,データを回復できない。
  • drmresyncコマンドで,drmtapebackupコマンドによって作成されたバックアップIDを指定したため,コピーグループを再同期できない。
データを回復するときは,リストアに使用するコマンドがバックアップデータに対応していることを確認してから,コマンドを再度実行してください。
コピーグループを再同期するときは,drmtapebackupコマンドによって作成されたバックアップIDは指定しないでください。次のコマンドを実行し,指定できるバックアップIDを確認してから,drmresyncコマンドを再度実行してください。
  • バックアップ対象がファイルシステムの場合
    drmfscatコマンド
  • バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合
    drmsqlcatコマンド
  • バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    drmexgcatコマンド
  • バックアップ対象がOracleデータベースの場合
    drmoracatコマンド
KAVX0034-E指定されたインスタンス名は不正です。
The specified Instance Name is invalid.
-vオプションを指定してパラメーター登録コマンド(drmsqlinitコマンドまたはdrmorainitコマンド)を実行しましたが,指定したインスタンスの初期化情報が見つかりませんでした。
次のどちらかの要因が考えられます。
  1. SQL ServerまたはOracleに存在しないインスタンス名を指定している。
  2. 指定したインスタンスの初期化情報がない。
要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
  1. SQL ServerまたはOracleに存在するインスタンス名を指定して,コマンドを再度実行してください。
  2. 指定したインスタンスに対してパラメーター登録コマンドを実行してください。
KAVX0035-Eアプリケーション名情報の更新に失敗しました。
An attempt to update the アプリケーション名 information failed.
実行したコマンドは,アプリケーション名に示すアプリケーションの初期化情報の登録に失敗しました。
インストールディレクトリのあるディスクの容量を拡張して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0036-E指定されたバックアップIDは不正です。
バックアップID = バックアップID
The specified backup ID is invalid.
Backup ID = バックアップID
指定されたバックアップIDに対応するバックアップ情報が存在しませんでした。
バックアップIDを確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0037-E指定した文字列が最大文字数を超えています。
文字列 = 文字列
The specified character string exceeds the maximum number of characters allowed.
Character string = 文字列
コマンド実行時に指定された,次の項目の文字数が最大文字列長を超えています。
文字列長を確認してください。
  • バックアップ対象がファイルシステムの場合
    ファイル名,ディレクトリ名,バックアップコメント,マウントポイントディレクトリ名,デバイスファイル名,またはホスト名
  • バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合
    ファイル名,ディレクトリ名,バックアップコメント,インスタンス名,データベース名,デバイスファイル名,またはホスト名
  • バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    ファイル名,ディレクトリ名,バックアップコメント,ストレージグループ名,デバイスファイル名,またはホスト名
  • バックアップ対象がOracleデータベースの場合
    ファイル名,ディレクトリ名,バックアップコメント,インスタンス名,表領域名,デバイスファイル名,またはホスト名
  • drmappcatコマンドの場合
    バックアップコメントまたはホスト名
  • drmresyncコマンドの場合
    コピーグループ一括定義ファイル名
  • drmdbexportコマンドまたはdrmdbimportコマンドの場合
    エクスポート先ファイル名またはインポート元ファイル名
  • drmmediabackupコマンドの場合
    バックアップファイル格納ディレクトリ
  • drmclusinitコマンドの場合
    クラスタソフトウェア名
KAVX0038-E指定された一括定義ファイルの内容は無効です。
The content of the specified target definition file is invalid.
一括定義ファイルに,次の項目が1件も指定されていません。
  • ファイル名
  • ディレクトリ名
  • データベース名
  • ストレージグループ名
  • 表領域名
  • コピーグループ名
一括定義ファイルに有効な情報を記入してください。
KAVX0039-Eコアマップファイルが存在しません。
The core map file(s) cannot be found.
該当するデータがディクショナリマップファイル上にありません。
次の要因が考えられます。
  1. コアマップファイルが作成されていない。
  2. ディクショナリマップファイルの作成処理が実行中である。
  3. ディクショナリマップファイルの作成処理が失敗したため,コアマップファイルが削除されている。
  4. RAID装置上にないマウントポイントディレクトリを指定している。
要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
  1. 次のコマンドを使用し,ディクショナリマップファイルを作成し直してください。
    ・バックアップ対象がファイルシステムの場合
    drmfsdisplay -refresh
    ・バックアップ対象が SQL Serverデータベースの場合
    drmsqldisplay -refresh
    ・バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    drmexgdisplay -refresh
    ・バックアップ対象がOracleデータベースの場合
    drmoradisplay -refresh
  2. ディクショナリマップの作成処理が完了するのを待って,コマンドを再度実行してください。
  3. ディクショナリマップの作成処理が失敗したときに表示されたメッセージを基に対処して,ディクショナリマップを作成し直してください。ディクショナリマップの作成が正常に終了してから,コマンドを再度実行してください。
  4. RAID装置上にないマウントポイントディレクトリを指定している場合は,RAID装置上にあるマウントポイントディレクトリを指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0040-Iバックアップは以下の内容で取得されています。
バックアップID = バックアップID
The backup ID has been assigned as follows:
Backup ID = バックアップID
正常にバックアップされたバックアップデータに,バックアップIDが割り当てられたときに表示されるメッセージです。
KAVX0041-Wディクショナリマップファイルやバックアップカタログ中の無効領域が増えてきています。
The invalid area is increasing in the dictionary map file or the backup catalog.
バックアップコマンドやリストアコマンドの実行時に,ディクショナリマップファイルやバックアップカタログ中の総レコードに対する無効レコードの比率が90%を超えました。
ディクショナリマップファイル制御ツールを使用してディクショナリマップファイルやバックアップカタログの無効なレコードを削除してください。次のように実行してください。
Windowsの場合

PROMPT> <Protection Managerのインストール先>¥bin¥util¥drmdbcond -c

Solarisの場合

PROMPT> /opt/drm/bin/util/drmdbcond -c

KAVX0042-Eクラスタに対する操作でエラーが発生しました。
要因 = 詳細メッセージ
An error occurred during cluster processing.
Cause = 詳細メッセージ
クラスタに対する操作でエラーが発生しました。
エラーの要因については,「1.19 DRM-10000~DRM-19999」を参照してください。
KAVX0043-E指定されたマウントポイントがクラスタの管理下にあるため,コールドバックアップできません。
A cold backup was not performed for the mount point directory because the specified mount point was being managed by the cluster.
クラスタの管理下にあるマウントポイントに対して,コールドバックアップできません。
オンラインバックアップしてください。
KAVX0044-E指定されたマウントポイントがクラスタの管理下にあるため,再同期でリストアできません。
A resynchronize restoration could not be performed for the mount point directory because the specified mount point was being managed by the cluster.
クラスタの管理下にあるマウントポイントに対して,再同期でリストアすることはできません。
対象のマウントポイントをクラスタの管理下から外した状態でリストアを実行してください。
KAVX0047-Eこの構成ではバックアップできません。
You cannot execute this command under this configuration.
次のどちらかの原因で,バックアップを実行できません。
  1. バックアップ対象ボリュームの一部のオブジェクトだけがバックアップ対象に指定されている。
  2. RAID Managerのコピーグループの定義に誤りがある。
要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
  1. バックアップ対象ボリュームのすべてのオブジェクトを指定してください。
  2. バックアップ対象のファイルシステムに含まれるコピーグループが正しく設定されているかを確認してから,バックアップコマンドのオプションを見直してください。
KAVX0048-Eこの製品で扱えない文字コードが含まれています。
Characters that cannot be handled with this program have been found.
Protection Managerでは,Unicodeに対応していません。コマンドの引数や定義ファイルなどにUnicodeの文字が含まれている場合,コマンドは実行できません。
コマンドの引数や定義ファイルにUnicodeが使われていないことを確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0049-E指定されたバックアップIDに対し,-rawオプションは指定できません。
You cannot specify the -raw option for the specified backup ID.
指定されたバックアップIDに-rawオプションは指定できません。
-rawオプションを指定しないでバックアップを再度実行してください。
KAVX0050-E一括定義ファイルの読み込みに失敗しました。
An attempt to read the target definition file failed.
テキストエディタなどを使用し,指定された一括定義ファイルを開けるかを確認してください。
KAVX0051-Eリストア対象ではないオブジェクトが,リストア対象のコピーグループに含まれているため,再同期によるリストアに失敗しました。
An attempt to execute restoration by disk resynchronization failed because a copy group subject to restoration includes an object that is not subject to restoration.
この構成では,再同期によるリストア操作によってリストア対象以外のファイルシステムを壊すおそれがあるため,リストアできません。
KAVX5125-Eが表示されている場合は,表示結果に指定されていないファイル名とそのディスクグループ名が表示されます。ディスクグループ名は論理ボリュームマネージャー導入環境の場合に表示されます。ベーシックディスク構成の場合は,ディスクグループ名に「-」が表示されます。
drmfscatコマンドを使用し,リストア対象以外のファイルシステムがリストア対象のコピーグループに含まれていないかを確認してください。また,次のコマンドを使用し,リストア対象以外のオブジェクトがリストア対象のコピーグループに含まれていないかを確認してください。
  • バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合
    drmsqlcatコマンド
  • バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    drmexgcatコマンド
  • バックアップ対象がOracleデータベースの場合
    drmoracatコマンド
KAVX0052-Eクラスタリソースがオンライン状態ではないため,-mode coldオプションは指定できません。
You cannot specify the -mode cold option because the cluster resource is not online.
バックアップ対象のクラスタリソースをオンライン状態に変更するか,または-mode onlineオプションを指定し,コマンドを再度実行してください。
KAVX0053-Eクラスタリソースがオンラインまたはオフライン以外の状態のため,リストア操作を実行できません。
The system could not restore the target data because the cluster resource is not online or offline.
クラスタリソースの状態が不正な状態となっています。
クラスタリソースの状態を確認し,コマンドを再度実行してください。
KAVX0054-Eマウントに失敗しました。
マウントポイント = マウントポイントディレクトリ名
An attempt to mount the directory failed.
Mount point = マウントポイントディレクトリ名
マウントポイントディレクトリが正しく存在するかを確認してください。存在する場合,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。
KAVX0055-Eアンマウントに失敗しました。
マウントポイント = マウントポイントディレクトリ名
An attempt to unmount the directory failed.
Mount point = マウントポイントディレクトリ名
アンマウント対象のディスクが,ほかのプロセスで使用されていないかを確認してください。
コマンドを実行するカレントディレクトリがアンマウント対象ディスクの場合もアンマウントできません。
マウントポイントディレクトリの指定が正しい場合は,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。
KAVX0056-Eディレクトリの作成に失敗しました。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
An attempt to create the directory failed.
Directory name = ディレクトリ名
表示されたディレクトリのパス名を確認し,ディレクトリが作成できるかを確認してください。
ディレクトリが作成できる場合は,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。
KAVX0057-Eディレクトリの削除に失敗しました。
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
An attempt to remove the directory failed.
Directory name = ディレクトリ名
表示されたディレクトリのパス名を確認し,ディレクトリが存在するかを確認してください。
ディレクトリが存在する場合は,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。
KAVX0069-Wトレースログファイルに対する操作でエラーが発生しました。
An error occurred during operation of the trace log file.
Protection Managerが提供するトレースログファイルに対して処理を実行し,エラーを検知したときに出力されるメッセージです。
システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。異常が見られない場合は,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0070-W論理ボリュームの有効パス定義情報を変更しました。
有効パス = 有効パス
The system had changed the configuration of effective path(s) of the logical volume(s).
Effective Path = 有効パス
ファイルサーバまたはデータベースサーバがクラスタ構成でない場合,物理パスの断線を回復したあと,コマンドを再度実行してください。
KAVX0071-WRAID Managerインスタンスを停止できませんでした。
要因 = 要因
The RAID Manager instance could not be stopped.
Cause = 要因
何らかの原因によって,RAID Managerのインスタンスが停止できなかったときに出力されるメッセージです。
「要因」に出力された内容を確認して,必要に応じて,RAID Managerのインスタンスを停止してください。
エラーの要因については,「1.19 DRM-10000~DRM-19999」を参照してください。
KAVX0072-Eアプリケーションマップファイルが存在しません。
The application map file(s) cannot be found.
アプリケーションマップファイルが存在しません。
次のコマンドを使用し,ディクショナリマップファイルを作成し直してください。
次のように実行します。
  • バックアップ対象がファイルシステムの場合
    drmfsdisplay -refresh
  • バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合
    drmsqldisplay -refresh
  • バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    drmexgdisplay -refresh
  • バックアップ対象がOracleデータベースの場合
    drmoradisplay -refresh
KAVX0073-E指定された条件に一致するデータが存在しません。
The data associated with the specified conditions does not exist.
drmfsdisplayコマンド,drmsqldisplayコマンド,drmexgdisplayコマンド,またはdrmoradisplayコマンドのオプションで指定した条件に合うデータがありません。
指定したコマンドのオプションを確認してください。誤りがある場合は正しいコマンドオプションを指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0074-Eマウント情報の取得に失敗しました。
An attempt to obtain a mount point has failed.
drmmountコマンドでマウントしたマウントポイントの情報が不正です。
次の要因が考えられます。
  • drmmountコマンドでマウントしないで,drmmediabackupコマンドまたはdrmumountコマンドを実行した。
  • 主ボリュームに対して,drmmediabackupコマンドまたはdrmumountコマンドを誤って実行した。
要因を確認して,drmmountコマンドを再度実行してください。
KAVX0075-E指定されたバックアップコメントに不正な文字があります。
There is an invalid character in the specified backup comment.
バックアップコマンド(drmfsbackupコマンド,drmsqlbackupコマンド,drmexgbackupコマンド,またはdrmorabackupコマンド)でバックアップコメントを指定した際に,使用できない文字が含まれています。
使用できない文字をバックアップコメントに指定しないようにして,バックアップコマンドを再実行してください。なお,バックアップコメントで使用できる文字については,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス」のdrmfsbackupコマンドの説明を参照してください。
KAVX0076-IExchangeデータベースファイルのチェックサムを確認しました。
ストレージグループ名 = ストレージグループ名
The checksum of the Exchange database file has been confirmed.
Storage group name = ストレージグループ名
Exchangeデータベースファイルのチェックサムが正常である場合に出力されるメッセージです。
KAVX0077-EESEUTILコマンドを実行するために必要なファイルがコピーされていません。
A file needed to execute the ESEUTIL command has not been copied.
ESEUTILユーティリティを実行するために必要なファイルが,コマンドを実行したサーバにコピーされていない場合に出力されるメッセージです。
Exchange Serverのマニュアルを参照し,必要なファイルをコピーしてコマンドを再度実行してください。
KAVX0078-EESEUTILコマンドの実行に失敗しました。
要因 = エラー要因
An attempt to execute the ESEUTIL command has failed.
Cause = エラー要因
データベースの整合性チェックを実行したときに,エラーが発生しました。
エラーの要因を取り除いて,コマンドを再度実行してください。
KAVX0079-EExchangeデータベースファイルのチェックサムが不正です。
ストレージグループ名 = ストレージグループ名
インフォメーションストア名 = インフォメーションストア名
ファイル名 = ファイル名
The checksum of the Exchange database file is invalid.
Storage group name = ストレージグループ名
Information store name = インフォメーションストア名
File name = ファイル名
Exchangeデータベースファイルのチェックサムに異常を検出した場合に出力されるメッセージです。
Exchange Serverのマニュアルを参照して必要な回復処置をしてください。
KAVX0080-Eディクショナリマップファイル更新時にペア生成されていないコピーグループを指定したため,バックアップ・リシンクできません。
要因 = コピーグループ名
Backup/resync cannot be performed because a copy group for which a pair was not generated was specified when the dictionary map file was updated.
Cause = コピーグループ名
対象となるコピーグループのペア状態がSMPLモードの時にディクショナリマップファイルを更新し,その後バックアップまたは再同期を実行した場合に出力されるメッセージです。
対象となるコピーグループをペア生成して,ディクショナリマップファイルを更新してください。
KAVX0081-Eディクショナリマップファイル更新後にペアステータスがSMPLモードに変更されています。
要因 = コピーグループ名
After the dictionary map file is updated, the pair status will be changed to the SMPL mode.
Cause = コピーグループ名
RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)にPAIR_CREATE=ENABLEパラメーターを指定しないで,ペア状態がSMPLモードのコピーグループをバックアップまたは再同期した場合に出力されるメッセージです。
次のどれかの方法で対処してください。
  • RAID ManagerのHORCM_CONFファイルから対象のペア論理ボリュームの定義を削除する。
  • RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)にPAIR_CREATE=ENABLEパラメーターを指定する。
  • 次の操作でコピーグループをロックして操作対象から外す。
    drmcgctl -copy_group コピーグループ名 -mode lock
KAVX0082-Eこのバックアップカタログでリストアできません。
You cannot use this backup catalog record for restoration.
drmsqlrestoreコマンドで,-templateオプションの指定が誤っています。
次の内容を確認して,drmsqlrestoreコマンドを再実行してください。
  • -templateオプション指定ありのdrmsqlbackupコマンドで作成したバックアップカタログをリストアする場合は,-templateオプションを指定してください。
  • -templateオプション指定なしのdrmsqlbackupコマンドで作成したバックアップカタログをリストアする場合は,-templateオプションを指定しないでください。
KAVX0085-Iバックアップ情報の作成中です。
Now making backup information...
バックアップコマンドの-templateオプションで,実際のバックアップを行わずにバックアップカタログを作成中に出力されるメッセージです。作成されるバックアップカタログは,テンプレートカタログとしてバックアップカタログに登録されます。
KAVX0086-Iバックアップ情報は以下の内容で取得されています。
バックアップID = バックアップID
The backup information has been assigned as follows:
Backup ID = バックアップID
テンプレートカタログが作成され,バックアップIDが割り当てられた場合に出力されるメッセージです。
KAVX0087-E指定されたバックアップIDはすでにほかのコマンドが実行中のため,このコマンドを実行できません。
This command cannot be executed because the specified backup ID is already being used by another command.
指定されたバックアップIDが,同時には実行できない場合に出力されるメッセージです。
対象のバックアップIDが,ほかのコマンドで実行されていないことを確認して再度実行してください。
KAVX0088-E指定された世代識別名が不正です。
The specified generation identification name is invalid.
バックアップコマンド(drmfsbackupコマンド,drmsqlbackupコマンド,またはdrmexgbackupコマンド)で指定した世代識別名が不正です。
次のコマンドを実行して世代識別名を確認し再度実行してください。
  • バックアップ対象がファイルシステムの場合
    drmfsdisplay -cf
  • バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合
    drmsqldisplay -cf
  • バックアップ対象がExchangeデータベースの場合
    drmexgdisplay -cf
KAVX0089-Eタイムアウトが発生しました。
リトライ時間
リトライ回数パラメーター名 = リトライ回数パラメーター値(回)
リトライ待ち時間パラメーター名 = リトライ待ち時間パラメーター値(秒)
A timeout occurred.
Retry time
リトライ回数パラメーター名 = リトライ回数パラメーター値(times)
リトライ待ち時間パラメーター名 = リトライ待ち時間パラメーター値(s)
リトライ待ち時間パラメーター値で設定された時間間隔ごとに,リトライ回数パラメーター値で設定された回数だけ確認したが,期待した状態にならなかった場合に表示されるメッセージです。
このメッセージの次に出力されるエラーメッセージを確認してください。リトライ時間が短い場合には,リトライ回数パラメーター値またはリトライ待ち時間パラメーター値を変更してリトライ時間を調整し,コマンドを再度実行してください。
KAVX0091-Eインストール環境が不正です。
The installation environment is invalid.
インストール環境が不正な場合に出力されるメッセージです。
製品を再インストールしてください。
KAVX0092-E製品情報の取得に失敗しました。
ファイル名 = ファイル名
An attempt to acquire product information has failed.
File name = ファイル名
バージョンファイルの情報が不正な場合に出力されるメッセージです。
製品を再インストールしてください。
KAVX0093-E差分パッチ履歴情報の読み込みでエラーが発生しました。
An error occurred while reading the patch history information.
差分パッチ履歴情報を取得する処理を実行し,エラーを検知した場合に出力されるメッセージです。
システムログを参照し,OSに異常がないか確認してください。異常が見られない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0094-Iベリファイ処理が成功しました。
ストレージグループ名 = ストレージグループ名
Verification ended successfully.
Storage group name = ストレージグループ名
ベリファイ処理が正常に完了した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0095-Eベリファイ処理に必要なファイルがありませんでした。
A file necessary for verification cannot be found.
バックアップサーバに,ベリファイ処理に必要なExchange管理ツールがインストールされていません。
Exchange管理ツールをインストールしてください。
KAVX0096-Eベリファイ処理が失敗しました。
要因 = エラー要因
Verification failed.
Cause = エラー要因
ベリファイ処理を実行したときに,エラーが発生しました。
システムログを参照し,OSに異常がないかどうか確認してください。異常がない場合は,保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0097-Eベリファイ処理がデータベースの異常を検出しました。
ストレージグループ名 = ストレージグループ名
インフォメーションストア名 = インフォメーションストア名
ファイル名 = ファイル名
A database error was detected during verification processing.
Storage group name = ストレージグループ名
Information store name = インフォメーションストア名
File name = ファイル名
ベリファイ処理でデータベースに異常を検出した場合に出力されるメッセージです。
データベースが壊れているおそれがあります。前回の正常終了時のバックアップでリカバリすることを推奨します。
KAVX0100-Eマウントポイントディレクトリ名として,ルートディレクトリは指定できません。
The root directory cannot be specified as the mount point directory.
マウントポイントディレクトリ名に,ルートディレクトリが指定されました。
バックアップのマウントポイントは,ルートディレクトリ以外のディレクトリを指定してください。
KAVX0101-Eマウントポイントディレクトリにシステムディレクトリのあるドライブは指定できません。
A drive containing a system directory cannot be specified as the mount point directory.
マウントポイントディレクトリに,システムディレクトリのあるドライブが指定されました。
バックアップのマウントポイントディレクトリは,システムディレクトリのあるドライブ以外のドライブを指定してください。
KAVX0102-Eマウントポイントディレクトリ内にバックアップ対象のファイルが存在しません。
The mount point directory does not contain any files to be backed up.
指定したマウントポイントディレクトリにファイルが存在しません。
指定したマウントポイントにファイルが存在しないため,バックアップが実行されませんでした。
KAVX0103-Eリストア先の空き容量が足りません。
Disk space is insufficient at the restoration destination.
リストア先のボリュームの空き容量が不足しています。
リストア先のボリュームの空き容量を見直して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0104-E指定されたマウントポイントディレクトリ一括定義ファイルが存在しません。
The specified mount point definition file does not exist.
指定したマウントポイントディレクトリ一括定義ファイル名に誤りがあります。
指定したマウントポイントディレクトリ一括定義ファイルが存在するかどうかを確認したあと,コマンドを再度実行してください。
KAVX0105-E指定されたマウントポイントディレクトリは,RAID装置上に存在しません。
マウントポイント = マウントポイント
The specified mount point directory does not exist on the RAID device.
Mount point directory = マウントポイント
次の要因が考えられます。
  • 指定されたマウントポイントディレクトリが見当たらない。
  • 指定されたマウントポイントディレクトリがRAID装置以外のデバイスをマウントしている。
  • マウントポイントディレクトリが絶対パスで指定されていない。
  • 指定されたファイルシステムがファイルシステムとして認識できない。
指定したマウントポイントディレクトリを確認したあと,コマンドを再度実行してください。
KAVX0106-Eマウントポイントの指定が誤っています。
マウントポイント = マウントポイント
The specified mount point directory is wrong.
Mount point directory = マウントポイント
次の要因が考えられます。
  • マウントポイントディレクトリがディレクトリ以外である。
  • 指定したマウントポイントディレクトリに,RAID装置上のディスクがマウントされていない。
指定したマウントポイントディレクトリを確認したあと,コマンドを再度実行してください。
KAVX0150-I新しいライセンスを登録しました。
The new license has been registered.
正常にライセンスキーが更新されました。
KAVX0151-Eライセンスの有効期限切れです。
The license has expired.
現在のライセンスの有効期限が切れています。
有効期限を延長するかまたは無期限のライセンスに更新してください。
KAVX0152-Eシステム環境が不正です。あるいは,指定された製品コードの製品がインストールされていません。
The system environment is incorrect, or the product corresponding to the specified product ID is not installed.
ライセンス環境が不正の場合,またはProtection Manager製品をインストールしていない場合に出力されるメッセージです。
次のことを確認してください。
  • ライセンス環境が正しいか。
  • インストールされているProtection Manager製品のバージョンを確認し,正しくなければ同等のバージョンを再インストールする。
  • Protection Manager製品がインストールされていない場合は,インストールする。
KAVX0153-E入力されたライセンスキーが不正です。
The entered license key is invalid.
次の要因が考えられます。
  • 新しく入力したライセンスキーが不正である。
  • すでに登録されているライセンスキーよりも古いものを入力しようとした。
次のことを確認して,正しいライセンスキーに更新してください。
  • 入力したライセンスキーが,すでに登録されたものよりも新しいこと。
  • 入力したライセンスキーに誤りがないこと。
KAVX0154-E製品コードが誤っています。
The product ID is invalid.
製品コードが不正です。
製品コードを確認して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0155-Eコマンドオプションが不足しています。
The command options are insufficient.
コマンドオプションが足りません。
オプションを正しい形式で指定して,コマンドを再度実行してください。
KAVX0156-I一時ライセンスキーは,n日後のyyyy/mm/ddに満了します。
The temporary license key will expire after n days on yyyy/mm/dd.
有効期限が満了する日数と日付を通知します。
KAVX0157-I非常ライセンスキーは,n日後のyyyy/mm/ddに満了します。
The emergency license key will expire after n days on yyyy/mm/dd.
有効期限が満了する日数と日付を通知します。
KAVX0158-E入力されたライセンスキーファイルが見つかりません。
The entered license key file was not found.
指定したライセンスキーファイルが誤っている場合に出力されるメッセージです。
正しいライセンスキーファイルパスを指定して,コマンドを再入力してください。
KAVX0159-E入力されたライセンスキーファイルが不正です。
The entered license key file is invalid.
指定したライセンスキーファイルの内容が不正な場合に出力されるメッセージです。
正しいライセンスキーファイルを指定して,コマンドを再入力してください。
KAVX0160-E入力するライセンスキーがライセンスキーファイル内にありません。
The license key to be input does not exist in the license key file.
指定したライセンスキーファイルに,該当するライセンスがない場合に出力されるメッセージです。
正しいライセンスキーファイルを指定して,コマンドを再入力してください。
KAVX0161-Eライセンスキーの入力は不要です。
A license key does not need to be input.
無償ライセンスに対して,ライセンス登録を行った場合に出力されるメッセージです。
ライセンス登録を行った製品は無償ライセンスです。ライセンスキーの入力は必要ありません。
KAVX0200-WThe message catalog could not be obtained.
Message ID = メッセージID
メッセージカタログが存在しないか,メッセージカタログが破壊されています。
製品を再インストールしてください。
KAVX0210-Iユーザースクリプトを実行します。
処理セクション = セクション名
The user script will now start.
Procedure section = セクション名
ユーザースクリプトのユーザー処理セクション内の処理を開始した場合に出力されるメッセージです。ただし,コマンドが一つも定義されていないときは,出力されません。
KAVX0211-Iユーザースクリプトの実行が終了しました。
Execution of the user script has finished.
ユーザースクリプトのユーザー処理セクション内の処理が正常終了した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0212-Iユーザースクリプト内のコマンドを実行します。
コマンドライン = コマンドライン
A command from the user script will now execute.
Command line = コマンドライン
ユーザースクリプトのコマンド定義セクション内で定義されたコマンドを実行した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0213-Iユーザースクリプト内のコマンドが終了しました。
終了コード = 終了コード
A command from the user script has ended.
End code = 終了コード
ユーザースクリプトのコマンド定義セクション内で定義されたコマンドが終了した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0214-Eユーザースクリプト内のコマンドが起動できません。
A command from the user script cannot start.
ユーザースクリプトのコマンド定義セクション内で定義したコマンドの起動に失敗した場合に出力されるメッセージです。
ユーザースクリプトファイルに実行可能なコマンドを指定した上で,バックアップコマンドを再実行してください。
KAVX0215-Eユーザースクリプト内のコマンドの処理途中にエラーが発生しました。
An error occurred during processing of a command from the user script.
ユーザースクリプトのコマンド起動後にエラーとなった場合に出力されるメッセージです。
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの実行状況を確認した上で,バックアップコマンドを再実行してください。
KAVX0217-Wユーザースクリプト内のコマンドがタイムアウトしました。
A command from the user script timed out.
ユーザースクリプト内のCMDLINEで指定されたコマンドが,規定のタイムアウト時間を超えても終了しなかった場合に出力されるメッセージです。
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの実行状況を確認し,コマンドのタイムアウト要因を取り除いた上で,バックアップコマンドを再実行してください。
KAVX0218-Iユーザースクリプト内のコマンドの強制終了を開始します。
A forced termination of a command from the user script will now commence.
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの強制終了を開始する場合に出力されるメッセージです。
KAVX0219-Iユーザースクリプト内のコマンドを強制終了しました。
A forced termination of a command from the user script has finished.
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの強制終了に成功した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0220-Wユーザースクリプト内のコマンドが強制終了できません。
A forced termination of a command from the user script cannot be performed.
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの強制終了に失敗した場合に出力されるメッセージです。
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの実行状況を確認し,コマンドを終了できない要因を取り除いた上で,バックアップコマンドを再実行してください。
KAVX0221-Eユーザースクリプトの内容が不正です。
要因 = 要因
The contents of the script file are invalid.
Cause = 要因
ユーザースクリプトファイルの内容が不正な場合に出力されるメッセージです。
ユーザースクリプトファイルの記述内容を,要因の内容に応じて修正した上で,コマンドを再実行してください。
KAVX0222-E-scriptオプションで指定したユーザースクリプトファイル名が不正です。
The user script file name specified in the -script option is invalid.
バックアップコマンドの引数で指定されたユーザースクリプトファイル名が不正の場合に出力されるメッセージです。
バックアップコマンドの引数に指定したファイルが存在するか,指定形式が正しいかを確認してください。確認後,正しいファイル名を指定し,コマンドを再実行してください。
KAVX0223-Eユーザースクリプトファイルの読み込みに失敗しました。
An attempt to read the user script file has failed.
指定したユーザースクリプトファイルの読み込みでエラーが発生した場合に表示されるメッセージです。
指定したユーザースクリプトファイルが開けるか,書き込み中でないかを確認し,バックアップコマンドを再実行してください。
KAVX0224-Iユーザースクリプトの項目 項目名 の値が 項目の値 であるため処理を継続します。
The processing will continue because the value of the user script item "項目名" is 項目の値.
ユーザースクリプトによって実行したコマンドで下記のどちらかの事象が発生した場合で,ユーザースクリプトの項目END_CODEの設定値がIGNOREのときに出力されるメッセージです。
  • コマンドが0以外の戻り値を返した。
  • コマンドでタイムアウトが発生した。
設定値がIGNOREであるため,処理を継続します。
KAVX0225-Eユーザースクリプトの項目 項目名 の値が 項目の値 であるため処理を終了します。
The processing will end because the value of the user script item "項目名" is 項目の値.
ユーザースクリプト内のコマンドを実行した結果,下記のどちらかの事象が発生したが,該当コマンドに対するEND_CODEの設定値がTERMINATE_NZEND_CODEが指定されないで,初期値としてTERMINATE_NZが適用されている場合を含む)であるため,処理を終了する場合に出力されるメッセージです。
  • コマンドが0以外の戻り値を返した。
  • コマンドでタイムアウトが発生した。
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの実行状況を確認の上,バックアップコマンドを再実行してください。なお,上記の事象が発生した場合でも,処理を継続したい場合は,ユーザースクリプト内の該当コマンドに対するEND_CODEの値をIGNOREに設定してください。
KAVX0226-E環境変数の設定に失敗しました。
設定内容 = 環境変数名 = 環境変数の値
An attempt to set an environment variable has failed.
Setting : 環境変数名=環境変数の値
ユーザースクリプト内で指定したコマンドの実行前後に行われる環境変数の設定が失敗した場合に出力されるメッセージです。
ユーザースクリプトに指定した環境変数の内容を確認し,設定できる環境変数を指定した上で,バックアップコマンドを再実行してください。
KAVX0227-E物理ボリュームの隠ぺいに失敗しました。
コピーグループ名 = コピーグループ名
Failed to hide the physical volume.
Copy group name = コピーグループ名
物理ボリュームの隠ぺいが失敗した場合に出力されるメッセージです。
RAID Managerのログ情報を参照して,RAID Manager のコマンドが失敗した要因を取り除いたあと,失敗したコピーグループ名を指定して,再度実行してください。RAID Managerのログ情報については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
失敗した要因は,Protection Managerを実行する構成または設定にある場合があります。マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」の次の説明を参照して,構成および設定を確認してください。
  • Protection Managerを使用する場合のシステム構成と注意事項
  • Protection Managerが適用できるボリューム構成
  • RAID Managerの設定
  • Protection Managerの動作の設定
  • RAID Managerと連携するためのProtection Managerの設定
KAVX0228-E物理ボリュームの公開に失敗しました。
コピーグループ名 = コピーグループ名
Failed to make the physical volume open.
Copy group name = コピーグループ名
物理ボリュームの隠ぺい解除が失敗した場合に出力されるメッセージです。
RAID Managerのログ情報を参照して,RAID Manager のコマンドが失敗した要因を取り除いたあと,失敗したコピーグループ名を指定して,再度実行してください。RAID Managerのログ情報については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
失敗した要因は,Protection Managerを実行する構成または設定にある場合があります。マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」の次の説明を参照して,構成および設定を確認してください。
  • Protection Managerを使用する場合のシステム構成と注意事項
  • Protection Managerが適用できるボリューム構成
  • RAID Managerの設定
  • Protection Managerの動作の設定
  • RAID Managerと連携するためのProtection Managerの設定
KAVX0229-E指定されたコピーグループ名は不正です。
コピーグループ名 = コピーグループ名
The specified copy group name is invalid.
Copy group name = コピーグループ名
コマンドの引数に指定したコピーグループ名が不正です。
正しいコピーグループ名を指定して,再度実行してください。
KAVX0230-ERAID Managerインスタンスを起動できませんでした。
インスタンス番号 = インスタンス番号
Failed to activate a RAID Manager instance.
Instance number = インスタンス番号
RAID Managerインスタンスの起動に失敗した場合に出力されるメッセージです。
RAID Managerの設定が正しいかどうか確認してください。設定が正しい場合は,RAID Managerのログ情報を参照し,問題がないかどうか確認してください。異常が見られない場合は問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0231-E物理ボリュームの再認識に失敗しました。
Failed to rerecognize the physical volume.
物理ボリュームの再認識に失敗した場合に出力されるメッセージです。
システムログを参照し,物理ボリュームの再認識に失敗した要因を解決してから,コマンドを再度実行してください。問題が解決しない場合,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0232-Iコピーグループ名を隠ぺいしました。
Hid コピーグループ名.
物理ボリュームの隠ぺいに成功した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0233-Iコピーグループ名を公開しました。
Made コピーグループ名 open.
物理ボリュームの隠ぺい解除に成功した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0234-I物理ボリュームを再認識します。
Rerecognizes the physical volume.
物理ボリュームの再認識を開始した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0235-I物理ボリュームを再認識しました。
Rerecognized the physical volume.
物理ボリュームの再認識に成功した場合に出力されるメッセージです。
KAVX0237-E指定されたバックアップIDに対応するコピーグループが存在しません。
コピーグループ名 = コピーグループ名
No copy group corresponds to the specified backup ID.
Copy group name = コピーグループ名
指定したバックアップIDのバックアップカタログに記録されているコピーグループが存在しない場合に出力されるメッセージです。
次の順序でProtection Managerの動作環境を確認してください。
  1. drmfscatdrmsqlcatdrmexgcat,またはdrmtapecatコマンドで,指定したバックアップIDのバックアップカタログの内容を表示して,バックアップカタログに記録されたコピーグループを確認してください。
  2. RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のHORCMINSTパラメーターで指定したインスタンス番号が適切かどうかを確認してください。
  3. RAID Managerの構成定義ファイル(horcmn.conf)でのコピーグループの定義が適切かどうかを確認してください。
KAVX0238-Eファイルへの書き込み処理が失敗しました。
ファイル名 = ファイルのフルパス
An attempt to write to the file has failed.
File name = ファイルのフルパス
次の要因が考えられます。
  • システム環境変数VSHTCRMENVFが設定されている場合に,設定値が誤っている。
  • ファイルが書き込みできる状態ではない。
出力されたファイルパスに対して次のことを確認してください。
  • システム環境変数VSHTCRMENVFが設定されている場合,設定値がマニュアルどおり設定されているか確認してください。設定値については,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」の,VSSを使用するための設定を参照してください。
  • ファイルが書き込みできる状態か確認してください。
KAVX0239-Edrmdevctlコマンドの実行には,DEVICE_DETACH=ENABLEの設定が必要です。
The DEVICE_DETACH=ENABLE setting is required to execute the drmdevctl command.
RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のDEVICE_DETACHパラメーターにENABLEが指定されていない状態で,drmdevctlコマンドが実行された場合に表示されるメッセージです。
RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のDEVICE_DETACHパラメーターにENABLEを指定してから,drmdevctlコマンドを再度実行してください。
KAVX0240-Eフォルダの作成に失敗しました。
フォルダパス = フォルダパス
An attempt to make the folder has failed.
Folder passing = フォルダパス
フォルダが作成できなかった場合に表示されるメッセージです。
次の対処をしてください。
  • 作成しようとしたフォルダのパスが存在しない場合は,フォルダを作成してください。
  • 作成しようとしたフォルダのアクセス権が書き込み不可になっている場合は,フォルダに書き込みができるようにアクセス権を変更してください。
KAVX0241-Eファイルの削除に失敗しました。
ファイル名 = ファイルのフルパス
An attempt to delete the file has failed.
File name = ファイルのフルパス
ファイルの削除に失敗した場合に表示されるメッセージです。
表示されたファイルのアクセス権が読み取り専用になっていないか確認してください。
ファイルのアクセス権が読み取り専用になっている場合は,読み取り専用属性を解除してからファイルを削除してください。
KAVX0242-Eファイルを開くことができませんでした。
ファイル名 = ファイル名
The file could not be opened.
File name = ファイル名
ファイルを開くことができなかった場合に表示されるメッセージです。
開こうとしたファイルのアクセス権が読み取り不可になっています。ファイルが開けるようにアクセス権を変更してください。
KAVX0243-Eプロセスが作成できませんでした。
プロセス名 = プロセス名
コード = OSエラー要因コード
The process could not be made.
Process name = プロセス名
Code = OSエラー要因コード
プロセスを実行できなかった場合に表示されるメッセージです。
システムログを参照し,OSに異常がないかどうか確認してください。エラーの要因については,メッセージのコードに表示される「OSエラー要因コード」を参照してください。
KAVX0244-Wイベントログへのメッセージ出力に失敗しました。
An attempt to output a message to the event log has failed.
イベントログへメッセージを出力できませんでした。
アプリケーションイベントログがいっぱいでないか確認してください。
KAVX0245-Wメール送信が失敗しました。
An attempt to send email has failed.
メールを送信できませんでした。
このメッセージの前に出力されているメッセージを確認してください。
KAVX0246-WSMTPサーバへの接続に失敗しました。
ホスト名 = ホスト名
要因 = 要因
An attempt to connect to the SMTP server has failed.
Host name = ホスト名
Factor = 要因
SMTPサーバに接続できませんでした。
メール送信定義ファイルのMAIL_SERVERパラメーターが正しいか確認してください。または,システムログを参照し,OSまたはSMTPサーバに異常がないか確認してください。エラーの要因については,「要因」に出力されるメッセージを参照してください。
KAVX0247-WSMTPサーバへの送信に失敗しました。
要因 = 要因
An attempt to transmit to the SMTP server has failed.
Factor = 要因
SMTPサーバへの送信に失敗しました。
システムログを参照し,OSまたはSMTPサーバに異常がないか確認してください。エラーの要因については,「要因」に出力されるメッセージを参照してください。
KAVX0248-WSMTPサーバからの受信に失敗しました。
要因 = 要因
An attempt to receive from the SMTP server has failed.
Factor = 要因
SMTPサーバからの受信に失敗しました。
システムログを参照し,OSまたはSMTPサーバに異常がないか確認してください。エラーの要因については,「要因」に出力されるメッセージを参照してください。
KAVX0249-WSMTPサーバからの受信メッセージが短すぎます。
The message received from the SMTP server is too short.
SMTPサーバからの受信メッセージが短過ぎます。
システムログを参照し,OSまたはSMTPサーバに異常がないか確認してください。
KAVX0250-WSMTPサーバがエラー応答を返しました。
対象 = 対象
内容 = 内容
An error was returned from the SMTP server.
Object = 対象
Content = 内容
SMTPサーバが,「対象」に出力されたSMTPサーバへのリクエスト(SMTPプロトコル)に対して,「内容」に出力されたエラー応答(SMTPプロトコル)を返しました。
システムログを参照し,OSまたはSMTPサーバに異常がないか確認してください。
KAVX0251-Wパラメーターの設定値の長さが上限を超えています。
ファイル名 = ファイル名
パラメーター = パラメーター名
The length of the set value of a parameter exceeds the maximum.
File name = ファイル名
Parameter = パラメーター名
パラメーターの設定値の長さが上限を超えています。
該当する設定ファイルで指定したパラメーター値の長さを確認してください。
KAVX0252-W送信先メールアドレスが不正です。
メールアドレス = メールアドレス
The specified destination email address is invalid.
Email address = メールアドレス
SMTPサーバから,出力されたメールアドレスの不正が通知されました。
メール送信定義ファイルのTOパラメーターを確認してください。または,システムログを参照し,OSまたはSMTPサーバに異常がないか確認してください。
KAVX0253-Wパラメーターが見つかりません。
ファイル名 = ファイル名
パラメーター = パラメーター名
The specified parameter was not found.
File name = ファイル名
Parameter = パラメーター名
パラメーターが見つかりません。
該当する設定ファイルに,出力されたパラメーターが指定されているか確認してください。
KAVX0254-Wメール送信の準備が失敗しました。
Preparation for sending email failed.
メール送信の準備が失敗しました。
このメッセージの前に出力されているメッセージを確認してください。
KAVX0255-Wメール送信できません。
Email cannot be sent.
メールを送信できません。
このメッセージの前に出力されているメッセージを確認してください。
KAVX0256-IProtection Managerサービスに接続します。
ホスト名 = ホスト名
A connection to the Protection Manager service will now be established.
Host name = ホスト名
Protection Managerサービスに接続します。
KAVX0257-IProtection Managerサービスとの接続状態を切断します。
ホスト名 = ホスト名
The connection with the Protection Manager service will now be terminated.
Host name = ホスト名
Protection Managerサービスとの接続状態を切断します。
KAVX0258-EProtection Managerサービスとの通信でエラーが発生しました。
ホスト名 = ホスト名
An error occurred during communication with the Protection Manager service.
Host name = ホスト名
Protection Managerサービスとの通信時にエラーが発生しました。詳細な通信エラー内容が詳細トレースログに記録されています。
次のことを確認してください。
  • 接続先のホスト上でProtection Managerサービスが正常に起動しているか。
  • ネットワーク設定に問題がないか。
KAVX0259-EProtection Manager サービスに接続できませんでした。
ホスト名 = ホスト名
The Protection Manager service could not be connected to.
Host name = ホスト名
Protection Managerサービスのポートに対する接続時にエラーが発生しました。接続先のホスト上のProtection Managerサービスに接続できませんでした。
次のことを確認してください。
  • Protection Managerサービスが起動しているか。
  • ポート番号の設定が,接続元のホストと接続先のホストで一致しているか。
  • Protection Managerのバージョンが,接続元のホストと接続先のホストで一致しているか。
KAVX0260-Eバックアップサーバのファイルチェック処理に失敗しました。
An attempt to check files on the backup server has failed.
通信エラーのため,バックアップサーバのファイルチェック処理に失敗しました。
このメッセージの前に出力されているメッセージを確認してください。
KAVX0261-Eユーザースクリプト実行コマンドのファイルが存在しません。
ホスト名 = ホスト名
処理セクション = 処理セクション
実行ファイル名 = 実行ファイル名
A file referred to in a user script command does not exist.
Host name = ホスト名
Procedure section = 処理セクション
Execution file name = 実行ファイル名
指定したファイルがないか,またはディレクトリを指定しました。
存在するファイルを指定してください。
KAVX0262-Eユーザースクリプト実行コマンドのファイルへのアクセス権限がありません。
ホスト名 = ホスト名
処理セクション = 処理セクション
実行ファイル名 = 実行ファイル名
You do not have access permission for a file referred to in a user script command.
Host name = ホスト名
Procedure section = 処理セクション
Execution file name = 実行ファイル名
次の要因が考えられます。
  • 指定した実行ファイルに対する実行権限がない。
  • デバイスの準備ができていない。
  • 実行ファイルに指定された内容がキャラクターファイルである。
KAVX0263-Iユーザースクリプト内のコマンドを実行します。
ホスト名 = ホスト名
コマンドライン = コマンドライン
A command in the user script will now be executed.
Host name = ホスト名
Command line = コマンドライン
ユーザースクリプトを実行するときに出力されます。
KAVX0264-Eバックアップサーバのユーザースクリプト処理に失敗しました。
Processing of the user script on the backup server has failed.
バックアップサーバのユーザースクリプト処理に失敗しました。
このメッセージの前に出力されているメッセージを確認してください。
KAVX0265-IProtection Managerサービスが起動しました。
The Protection Manager service has started.
Protection Managerサービスが起動されました。
KAVX0266-EProtection Managerサービスの起動に失敗しました。
An attempt to start the Protection Manager service has failed.
Protection Managerサービスの起動時にエラーが発生しました。
エラーの要因および対処方法については,直前に出力されたメッセージを参照してください。
KAVX0267-IProtection Managerサービスが停止しました。
The Protection Manager service has stopped.
Protection Managerサービスが停止されました。
KAVX0268-EIPアドレスが取得できません。
ホスト名 = ホスト名
The IP address cannot be acquired.
Host name = ホスト名
Protection Managerサービスへの接続時にエラーが発生しました。接続するホストのIPアドレスが取得できませんでした。
次のことを確認してください。
  • ホスト名が正しいか。
  • 接続するホストが起動しているか。
  • ネットワーク設定に問題がないか。
KAVX0269-E接続先のProtection Managerサービスが停止しました。
ホスト名 = ホスト名
The Protection Manager service at the connection destination has stopped.
Host name = ホスト名
Protection Managerサービスとの通信時にエラーが発生しました。コマンド実行中に,接続先のホストのProtection Managerサービスが停止しました。
Protection Managerサービスを開始してから,コマンドを再実行してください。
KAVX0270-W一時ファイルの操作が失敗しました。
操作 = 操作
要因 = 要因
An operation executed on the temporary file failed.
Operation = 操作
Factor = 要因
一時ファイルの操作に失敗しました。
システムログを参照し,OSに異常がないか確認してください。
KAVX0271-EProtection Managerのバージョンが不正です。
ホスト名 = ホスト名
The version of Protection Manager is invalid.
Host name = ホスト名
接続先のホストにインストールされているProtection Managerのバージョンが不正です。
接続先のホストにインストールされているProtection Managerのバージョンを確認してください。
KAVX0272-EProtection Managerサービスでエラーが発生しました。
ホスト名 = ホスト名
An error occurred in the Protection Manager service.
Host name = ホスト名
接続先のホスト上でエラーが発生しました。
このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。
KAVX0273-Wパラメーターの設定値が不正です。
ファイル名 = ファイル名
パラメーター = パラメーター名
A parameter setting value is invalid.
File name = ファイル名
Parameter = パラメーター名
パラメーターに設定した値が不正です。
該当する設定ファイルで指定したパラメーター値を確認してください。
KAVX0274-Wメモリーが不足しています。
Memory is insufficient.
Protection Managerが提供するコマンドを実行するためのメモリーが不足しています。
製品に添付されている資料を確認し,必要なメモリーを追加してください。
KAVX0275-Iメール送信を開始します。
Email sending will now start.
メールが送信されるときに出力されます。
KAVX0276-Iメール送信を終了します。
Email sending will now end.
メールの送信が終了するときに出力されます。
KAVX0277-Eユーザースクリプト実行コマンドのファイル名が不正です。
ホスト名 = ホスト名
処理セクション = 処理セクション
コマンドライン = コマンドライン
実行ファイル名 = 実行ファイル名
The name of a file referred to in a user script command is invalid.
Host name = ホスト名
Procedure section = 処理セクション
Command line = コマンドライン
Execution file name = 実行ファイル名
ユーザースクリプトファイルに定義されたコマンドラインのファイル名チェックでエラーが発生しました。
ユーザースクリプトファイルのCMDLINEの指定方法について,次のことを確認してください。
  • 空白を含むパス名またはファイル名が,引用符(")で囲まれているか。
  • 引用符(")がネストしていないか(引用符を引用符で囲んでいないか)。
KAVX0278-Eほかのコマンドから呼び出されたためコマンドを実行できません。
A command called from other commands cannot be executed.
Protection Managerコマンドを呼び出せるのは,PRE_PROC処理中のバックアップサーバ上で実行するスクリプト,およびPOST_PROC処理だけです。
ユーザースクリプト中の次の処理でProtection Managerコマンドが呼び出された場合はエラーになります。
  • PRE_PROC処理(ローカルサーバ上でスクリプトを実行する場合)
  • RESYNC_PROC処理
  • SPLIT_PROC処理
  • FINISH_PROC処理
上記の処理中では,Protection Managerコマンドを呼び出さないでください。
KAVX0279-EProtection Managerサービスの接続先にローカルホストが指定されています。
The local host is specified for the connection destination of the Protection Manager service.
Protection Managerサービスの接続先としてローカルホストが指定されました。
Protection Managerサービスの接続先にローカルホストを指定しないでください。
KAVX0280-E以下のプロトコルのポート番号はすでに使用されています。
プロトコル = プロトコル名
ポート番号 = ポート番号
The port number of the following protocol is already in use.
Protocol = プロトコル名
Port number = ポート番号
セットアップ手順に従い,プロトコルが使用していないポート番号をシステムディレクトリ¥system32¥drivers¥etc¥servicesファイルに登録してください。
KAVX0281-E実行環境には管理者特権が必要です。
Administrator privilages are required for this execution environment.
OSの管理者特権を使用して起動したコマンドから,Protection Managerのコマンドを再実行してください。
OSの管理者特権を使用してコマンドを起動する方法は,OSのマニュアルを参照してください。
KAVX0300-I指定されたコピーグループをロックしました。
The specified copy group was locked.
指定したコピーグループがロックされました。
KAVX0301-I指定されたコピーグループのロックを解除しました。
The specified copy group was unlocked.
指定したコピーグループのロックが解除されました。
KAVX0302-I指定されたバックアップIDに対応するコピーグループをロックしました。
The copy group(s) associated with the specified backup ID were locked.
指定したバックアップIDに対応するコピーグループがロックされました。
KAVX0303-I指定されたバックアップIDに対応するコピーグループのロックを解除しました。
The copy group(s) associated with the specified backup ID were unlocked.
指定したバックアップIDに対応するコピーグループのロックが解除されました。
KAVX0304-W指定されたコピーグループはすでにロック(またはロック解除)されています。
The specified copy group has already been locked or unlocked.
次の要因が考えられます。
  • ロックされているコピーグループに対して再度ロックしようとした。
  • ロックが解除されているコピーグループに対して再度ロックを解除しようとした。
KAVX0305-W指定されたバックアップIDに対応するコピーグループはすでにロック(またはロック解除)されています。
The copy group(s) associated with the specified backup ID have already been locked or unlocked.
次の要因が考えられます。
  • ロックされているバックアップIDに対応するコピーグループに対して再度ロックしようとした。
  • ロックが解除されているバックアップIDに対応するコピーグループに対して再度ロックを解除しようとした。
KAVX0309-Eコマンド名 コマンドの実行に失敗しました。
要因 = 詳細メッセージ
An attempt to execute the コマンド名 command failed.
Cause = 詳細メッセージ
コマンドを実行したときにエラーが検出されました。
Protection ManagerのトレースログファイルとOSのシステムログを参照し,ファイルシステムについて異常を示すメッセージが出力されていないかを確認してください。
OSがSolarisの場合に,要因に次のどちらかが表示されたとき,副ボリュームをアンマウントして,drmfsbackupコマンドまたはdrmorabackupコマンドを実行してください。
  • Cause = vxvm:vxdg: ERROR: Disk group ディスクグループ名: cannot create:
  • Cause = vxvm:vxdg: ERROR: Device デバイス名 is in use
副ボリュームがアンマウントできなくて,「Device busy」というメッセージが表示される場合,OS標準のfuserコマンドでファイルシステムがほかのプロセスで使用されていないか確認してください。
KAVX0310-Iリソースグループ名を入力してください:
Enter the resource group name:
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタリソースグループ名を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0311-Iリソース名を入力してください:
Enter the resource name:
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタリソース名を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0312-Iクラスタ情報を更新しました。
Cluster information was updated.
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタ情報が正常に更新されたときに出力されるメッセージです。
KAVX0313-I仮想サーバ名を入力してください:
Enter the virtual host name:
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタ仮想サーバ名を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0314-Iリソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク):
Enter the resource type (S for service. D for disk):
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタリソース種別を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0315-Iサービス名を入力してください:
Enter the service name:
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタサービスリソース名を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0316-Iディスク名を入力してください:
Enter the disk name:
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタディスクリソース名を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0317-Iインスタンス名を入力してください:
Enter the instance name:
drmclusinitコマンドを実行し,クラスタ環境でバックアップおよびリストア対象となるインスタンス名またはストレージグループ名を入力するときに出力されるメッセージです。
KAVX0318-Eクラスタ情報の更新に失敗しました。
An attempt to update the cluster information failed.
drmclusinitコマンドを実行し,正しくクラスタ管理情報を登録できなかったときに出力されるメッセージです。
クラスタソフトウェアの設定と起動状態を確認してください。設定や起動状態が正しい場合は,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。
KAVX0319-E指定されたクラスタリソースの確認に失敗しました。
クラスタリソース名 = クラスタリソース名
An attempt to check the specified cluster resource has failed.
Cluster resource name = クラスタリソース名
入力されたクラスタリソースを確認する時点でエラーが発生したときに出力されるメッセージです。
クラスタソフトウェアの設定と起動状態を確認し,コマンドを再実行してください。
KAVX0320-Eクラスタプロセスが停止しているため,入力されたクラスタリソースの確認ができませんでした。
クラスタリソース名 = クラスタリソース名
An attempt to check the specified cluster resource failed because the cluster process was stopped.
Cluster resource name = クラスタリソース名
入力されたクラスタリソースを確認する時点でクラスタが停止していたため,クラスタの状態を確認できなかったときに出力されるメッセージです。
クラスタソフトウェアの設定と起動状態を確認してください。クラスタを起動したあと,drmclusinitコマンドを再度実行してください。
KAVX0321-W指定されたクラスタリソースは存在しません。
クラスタリソース名 = クラスタリソース名
The specified cluster resource does not exist.
Cluster resource name = クラスタリソース名
入力されたクラスタリソースが存在しないときに出力されるメッセージです。
クラスタソフトウェアの設定と入力したパラメーターが正しいかどうかを確認してください。設定が正しい場合は,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。
KAVX0322-E指定されたクラスタ製品に対する情報が登録されていません。
The specified cluster information is not registered.
指定されたクラスタソフトウェアに対するパラメーターが設定されていないときに出力されるメッセージです。
クラスタソフトウェアの設定と起動状態を確認してください。クラスタを起動したあと,drmclusinitコマンドを再度実行してください。
KAVX0323-Eクラスタのオープンに失敗しました。
An attempt to open the cluster has failed.
MSCSのオープンに失敗した場合に表示されるメッセージです。
Windowsイベントログを参照してエラーの要因を取り除いてください。問題が解決しない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して,資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0324-Eクラスタリソースをオンラインにできませんでした。
リソース名 = クラスタリソース名
コード = エラーコード
The cluster resource could not be placed online.
Resource name = クラスタリソース名
Code = エラーコード
MSCSのクラスタリソースのオンライン処理に失敗した場合に表示されるメッセージです。
メッセージと一緒に表示されるOSのエラーコードとWindowsイベントログを参照してエラーの要因を取り除いてください。問題が解決しない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して,資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0325-Eクラスタリソースをオフラインにできませんでした。
リソース名 = クラスタリソース名
コード = エラーコード
The cluster resource could not be placed offline.
Resource name = クラスタリソース名
Code = エラーコード
MSCSのクラスタリソースのオフライン処理に失敗した場合に表示されるメッセージです。
メッセージと一緒に表示されるOSのエラーコードとWindowsイベントログを参照してエラーの要因を取り除いてください。問題が解決しない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して,資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0326-Eクラスタの情報取得に失敗しました。
An attempt to acquire information on the cluster has failed.
MSCSの情報取得に失敗した場合に表示されるメッセージです。
Windowsイベントログを参照してエラーの要因を取り除いてください。問題が解決しない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して,資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0327-E正しいクラスタ製品名を入力してください。
Enter a correct cluster product name.
drmclusinitコマンドに指定したクラスタソフトウェア名に誤りがあります。
正しいクラスタソフトウェア名を指定して,コマンドを再実行してください。
KAVX0328-W正しい仮想サーバ名を入力してください。
仮想サーバ名 = 仮想サーバ名
Enter a correct virtual server name.
Virtual server name = 仮想サーバ名
入力した仮想サーバ名が存在しません。
次のことを確認してから,正しいパラメーターを再入力してください。
  • クラスタが正しく設定されているか。
  • 入力した仮想サーバ名が正しいか。
  • 入力した仮想サーバ名に対応するDRM_DB_PATHが,構成定義ファイル(init.conf)に定義されているか。
KAVX0329-W指定された仮想サーバは既に登録されています。
仮想サーバ名 = 仮想サーバ名
The specified virtual server has already been registered.
Virtual server name = 仮想サーバ名
入力した仮想サーバ名はすでに登録されています。
クラスタの設定を確認し,正しい仮想サーバ名を再入力してください。
KAVX0330-E指定されたクラスタリソースグループの確認に失敗しました。
クラスタリソースグループ名 = クラスタリソースグループ名
An attempt to check the cluster resource group has failed.
Cluster resource group name = クラスタリソースグループ名
入力したクラスタリソースグループの確認時にエラーが発生しました。
OSがWindowsで,Veritas Cluster Serverを使用したクラスタ構成の場合,指定したクラスタリソースグループに対する仮想サーバ名が割り当てられていない可能性があります。
クラスタソフトウェアの設定と起動状態を確認し,コマンドを再実行してください。
KAVX0331-Eクラスタプロセスが停止しているため,クラスタリソースグループの確認ができませんでした。
クラスタリソースグループ名 = クラスタリソースグループ名
An attempt to check the specified cluster resource group failed because the cluster process was stopped.
Cluster resource group name = クラスタリソースグループ名
入力したクラスタリソースグループの確認時にクラスタが停止していたため,クラスタの状態を確認できませんでした。
クラスタを起動してから登録してください。
KAVX0332-W指定されたクラスタリソースグループは存在しません。
クラスタリソースグループ名 = クラスタリソースグループ名
The specified cluster resource group does not exist.
Cluster resource group name = クラスタリソースグループ名
入力したクラスタリソースグループがクラスタの管理下にありません。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0333-W指定されたクラスタリソースグループは既に登録されています。
クラスタリソースグループ名 = クラスタリソースグループ名
The specified cluster resource group has already been registered.
Cluster resource group name = クラスタリソースグループ名
入力したクラスタリソースグループがすでに登録されています。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0334-W正しいリソース種別を入力してください。
リソース種別 = リソース種別
Enter a correct resource type.
Resource type = リソース種別
入力したリソース種別に誤りがあります。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0335-W指定されたクラスタリソースがクラスタリソースグループに存在しません。
クラスタリソース名 = クラスタリソース名
The specified cluster resource does not exist in the cluster resource group.
Cluster resource name = クラスタリソース名
入力したクラスタリソースがクラスタリソースグループ内に存在しません。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0336-Wクラスタリソースは指定できません。
クラスタリソース名 = クラスタリソース名
The specified cluster resource cannot be specified.
Cluster resource name = クラスタリソース名
クラスタリソースに誤ったリソースタイプが指定されました。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0337-W指定されたクラスタリソースは既に登録されています。
クラスタリソース名 = クラスタリソース名
The specified cluster resource has already been registered.
Cluster resource name = クラスタリソース名
入力したクラスタリソースはすでに登録されています。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0338-W指定されたディスク名はクラスタリソースに対応していません。
ディスク名 = ディスク名
The specified disk name does not correspond to the cluster resource.
Disk name = ディスク名
入力したクラスタリソースとディスク名が対応していません。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0339-W指定されたクラスタリソースグループの仮想サーバ名は,指定された仮想サーバ名と一致しません。
クラスタリソースグループ名 = クラスタリソースグループ名
The virtual server name defined in the specified cluster resource group does not match the specified virtual server name.
Cluster resource group name = クラスタリソースグループ名
入力したクラスタリソースグループと仮想サーバが対応していません。
クラスタの設定を確認し,正しいパラメーターを再入力してください。
KAVX0340-E指定された仮想サーバ名の確認に失敗しました。
仮想サーバ名 = 仮想サーバ名
An attempt to check the virtual server name has failed.
Virtual server name = 仮想サーバ名
入力した仮想サーバ名の確認時にエラーが発生しました。
次のことを確認してください。
  • クラスタソフトウェアが正しくインストールされているか。
  • クラスタが起動しているか。
KAVX0400-Iマウントを開始します。
マウントポイント = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
Mounting will now start.
Mount point = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
テープへのバックアップまたはテープからのリストアを実行するときに,バックアップサーバに副ボリュームをマウントする操作が開始されたことを示すメッセージです。
KAVX0401-Iマウントを完了しました。
マウントポイント = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
Mounting has finished.
Mount point = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
テープへのバックアップまたはテープからのリストアを実行するときに,バックアップサーバに副ボリュームをマウントする操作が正常に完了したことを示すメッセージです。
KAVX0402-Iバックアップを開始します。
バックアップの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
バックアップ元 = バックアップ元ディレクトリ名
Backup processing will now start.
To see more details on backup progress, use the monitoring method of the backup management product.
Source = バックアップ元ディレクトリ名
テープへのバックアップ時に,バックアップ管理製品のバックアップコマンドが開始されたことを示すメッセージです。
KAVX0403-Iバックアップを完了しました。
バックアップ元 = バックアップ元ディレクトリ名
Backup processing has finished.
Source = バックアップ元ディレクトリ名
テープへのバックアップ時に,バックアップ管理製品のバックアップコマンドが正常に完了したことを示すメッセージです。
KAVX0404-Iリストアを開始します。
リストアの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
リストア元 = リストア元ディレクトリ名
リストア先 = リストア先マウントポイントディレクトリ名
Restoration will now start.
To see more details on restoration progress, use the monitoring method of the backup management product.
Source = リストア元ディレクトリ名
Target = リストア先マウントポイントディレクトリ名
テープからのリストア時に,バックアップ管理製品のリストアコマンドが開始されたことを示すメッセージです。
KAVX0405-Iリストアを完了しました。
リストア元 = リストア元ディレクトリ名
リストア先 = リストア先マウントポイントディレクトリ名
Restoration has finished.
Source = リストア元ディレクトリ名
Target = リストア先マウントポイントディレクトリ名
テープからのリストア時に,バックアップ管理製品のリストアコマンドが正常に完了したことを示すメッセージです。
KAVX0406-Iアンマウントを開始します。
マウントポイント = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
Unmounting will now start.
Mount point = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
テープへのバックアップまたはテープからのリストアを実行するときに,データベースサーバ上で副ボリュームのアンマウント操作が開始されたことを示すメッセージです。
KAVX0407-Iアンマウントを完了しました。
マウントポイント = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
Unmounting has finished.
Mount point = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名
テープへのバックアップまたはテープからのリストアを実行するときに,データベースサーバ上で副ボリュームのアンマウント操作が正常に完了したことを示すメッセージです。
KAVX0408-Eバックアップコマンドの実行に失敗しました。
コマンド = NetBackupまたはBackup Execが実行したコマンド名
エラー番号 = NetBackupまたはBackup Execのコマンドが返すエラー番号
An attempt to execute the backup command failed.
Command = NetBackupまたはBackup Execが実行したコマンド名
Error code = NetBackupまたはBackup Execのコマンドが返すエラー番号
NetBackupまたはBackup Execのコマンドを実行しましたが,エラーになりました。
NetBackupまたはBackup Execのマニュアルを参照して,エラー番号からエラー情報を確認して対処したあと,コマンドを再度実行してください。
KAVX0409-Eリストアコマンドの実行に失敗しました。
コマンド = NetBackupまたはBackup Execが実行したコマンド名
エラー番号 = NetBackupまたはBackup Execのコマンドが返すエラー番号
An attempt to execute the restore command failed.
Command = NetBackupまたはBackup Execが実行したコマンド名
Error code = NetBackupまたはBackup Execのコマンドが返すエラー番号
NetBackupまたはBackup Execのコマンドを実行しましたが,エラーになりました。
NetBackupまたはBackup Execのマニュアルを参照して,エラー番号からエラー情報を確認して対処したあと,コマンドを再度実行してください。
KAVX0410-Eインストールパスの取得に失敗しました。
ソフト名 = 使用するバックアップ管理製品名
An attempt to obtain the installation path failed.
Backup management product = 使用するバックアップ管理製品名
使用するバックアップ管理製品(NetBackupまたはBackup Exec)がインストールされていません。
NetBackupまたはBackup Execをインストールしてから再度実行してください。
KAVX0411-Iバックアップ管理製品名を入力してください:
Enter the backup management product name:
drmtapeinitコマンドの実行中に,Protection Managerと連携するバックアップ管理製品の種別の入力を促すメッセージです。
インストールされているバックアップ管理製品がNetBackupの場合は,NBUと入力して[Enter]キーを押してください。Backup Execの場合は,BEWSと入力して[Enter]キーを押してください。
KAVX0412-Iバックアップクラス定義名を入力してください:
Enter the backup class name:
drmtapeinitコマンドを実行中に,種別としてNBUを選択した場合に,NetBackupのバックアップクラス定義名の入力を促すメッセージです。
KAVX0413-Iバックアップスケジュール名を入力してください:
Enter the backup schedule name:
drmtapeinitコマンドの実行中に,種別としてNBU,またはBEWSを選択した場合に,NetBackupのバックアップクラス定義名に関連するバックアップスケジュール名の入力を促すメッセージです。
KAVX0414-Iバックアップパラメーターが更新されました。
Backup parameters were updated.
drmtapeinitコマンドが正常に終了して,バックアップ管理製品と連携するためのパラメーターが正しく更新されました。
KAVX0415-Iバックアップジョブスクリプトファイル名を入力してください:
Enter the file name of the backup job script:
drmtapeinitコマンドの実行中に,種別としてBEWSを選択した場合に,Backup Execのバックアップジョブスクリプトファイル名の入力を促すメッセージです。
バックアップ管理製品と連携するためのコマンド,drmtapebackupコマンド,drmtaperestoreコマンド,drmmediabackupコマンド,およびdrmmediarestoreコマンドで使用するBackup Execのバックアップジョブスクリプトファイル名入力して,[Enter]キーを押してください。
KAVX0416-Eバックアップ管理製品との連携に必要な設定が行われていません。
The backup management product has not been set up yet.
次の要因が考えられます。
  • drmtapeinitコマンドでバックアップ管理製品と連携するためのパラメーターを設定する前に,drmmediabackupコマンド,drmtapebackupコマンド,またはdrmtaperestoreコマンドを実行した。
  • ファイルサーバまたはデータベースサーバで,drmmediabackupコマンド,drmtapebackupコマンド,またはdrmtaperestoreコマンドを誤って実行した。
drmtapeinitコマンドを実行してから,コマンドを再度実行してください。
KAVX0417-Iバックアップカタログの保存日数を入力してください:
Enter the number of days to store the backup catalog:
drmtapeinitコマンドの実行中に,テープバックアップ用のバックアップカタログを保存しておく期間の入力を促すメッセージです。
KAVX0418-Iファイル名で指定されたバックアップ情報をバックアップカタログに追加しました。
インポートされたバックアップID = 追加したバックアップID
Backup information from the specified file was imported into the backup catalog.
Imported backup ID = 追加したバックアップID
drmdbimportコマンドで,正常にバックアップIDがインポートされたことを示すメッセージです。
KAVX0419-E指定されたバックアップIDに関連するバックアップ情報は,エクスポートできません。
Backup information associated with the specified backup ID cannot be exported.
バックアップデータをテープへバックアップする前に,バックアップ情報をエクスポートしようとしました。
バックアップデータをテープへバックアップしてから,バックアップ情報をエクスポートしてください。
KAVX0420-E不正なバックアップIDが指定されました。
drmdbimportコマンドでインポートしたバックアップ情報のバックアップIDを指定してください。
An invalid backup ID was specified.
Specify the backup ID of the backup information that was imported by the drmdbimport command.
指定したバックアップIDが誤っているため,テープへのバックアップを実行できません。
テープへバックアップする場合,drmdbimportコマンドでインポートしたバックアップIDを指定してください。
KAVX0421-E不正なバックアップIDが指定されました。
drmtapebackupコマンドを使用して取得したバックアップIDを指定してください。
An invalid backup ID was specified.
Please specify the backup ID acquired using the drmtapebackup command.
指定したバックアップIDは,drmtapebackupコマンドを使用して取得されたものではありません。
drmtapebackupコマンドで,テープへバックアップしたときに取得したバックアップIDを指定してください。
KAVX0422-W指定されたバックアップ管理製品名は無効です。
The specified name of the backup management product is invalid.
指定したバックアップ管理製品名に誤りがあります。正しいバックアップ管理製品名を入力してください。
KAVX0423-W指定された日数は範囲を超えています(指定できる範囲:0-365)。
The specified value is not in the range from 0 to 365.
drmtapeinitコマンドの実行中に,バックアップ情報の保存期間に指定した日数に誤りがあります。0から365の範囲で指定してください。
KAVX0424-I指定されたバックアップIDに対するバックアップ情報を削除しました。
バックアップID = 削除するバックアップID
The backup information corresponding to the specified backup ID has been deleted.
Backup ID = 削除するバックアップID
drmtapecatコマンドまたはdrmappcatコマンドで,指定されたバックアップIDに対応するバックアップ情報の削除が正常に完了したことを示すメッセージです。
KAVX0425-E指定したバックアップIDは,マウントできません。
The specified backup ID is unavailable for mounting the volumes.
指定されたバックアップIDのバックアップデータは,RAWボリュームとして構成されています。RAWボリューム上にはファイルシステムが作成されていないため,マウントする必要がありません。
マウントを実行しないで,操作を続行してください。
KAVX0426-E必要なドライブ文字が不足しているため,このコマンドは実行できません。
You cannot execute this command because the number of available drive letters is insufficient.
現在マウントするために使用できるドライブ文字の数が足りないため,すべての副ボリュームをマウントできません。
不要なボリュームをアンマウントし,副ボリュームをマウントするために必要なドライブ文字を確保したあと,コマンドを再度実行してください。または,-mount_pt(マウントポイントディレクトリ名)オプションを指定して,マウントポイントディレクトリ上に副ボリュームをマウントしてください。
KAVX0427-Eバックアップに失敗しました
マウントポイント = マウントポイントディレクトリ名またはドライブ文字
要因 = 要因コード
An attempt to perform backup has failed.
Mount point = マウントポイントディレクトリ名またはドライブ文字
Cause = 要因コード
テープバックアップ用構成定義ファイルのパラメーターの設定を確認してください。
NetBackupの場合,次の項目を確認してください。
  • NBU_MASTER_SERVERパラメーターに指定したマスターサーバが起動中である。
  • INCLUDE_EXECに「YES」を指定する場合,または指定を省略する場合,バックアップサーバにメディアサーバがインストールされている。
  • INCLUDE_EXECに「YES」以外を指定する場合,ポリシー(クラス)にバックアップ対象パスがあらかじめ設定されている。
要因コードに表示されるメッセージおよびバックアップ管理製品が提供するトレースログを参照し,バックアップ管理製品が発行するエラーコードが出力されていないかを確認してください。異常が見られない場合は問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0428-E指定されたバックアップオブジェクト種別は不正です。
The type of backup object that was specified is invalid.
drmtapecatコマンドに-oオプションを指定して実行した場合で,指定したバックアップオブジェクト種別が不正なときに出力されるメッセージです。
drmtapecatコマンドによって出力されるバックアップオブジェクト種別を確認し,drmtapecatコマンドを再度実行してください。
KAVX0429-Eリストアに失敗しました。
リストア元 = マウントポイントディレクトリ名またはドライブ文字
リストア先 = マウントポイントディレクトリ名またはドライブ文字
要因 = バックアップ管理製品出力要因コード
An attempt to perform restore has failed.
Restore source = マウントポイントディレクトリ名またはドライブ文字
Restore point = マウントポイントディレクトリ名またはドライブ文字
Cause = バックアップ管理製品出力要因コード
テープバックアップ用構成定義ファイルのパラメーターの設定を確認してください。
NetBackupの場合,次の項目を確認してください。
  • NBU_MASTER_SERVERパラメーターに指定したマスターサーバが起動中である。
  • NBU_MASTER_SERVERパラメーターに指定したマスターサーバがバックアップ時に使用したマスターサーバである。
要因コードに表示されるメッセージおよびバックアップ管理製品が提供するトレースログを参照し,バックアップ管理製品が発行するエラーコードが出力されていないかを確認してください。異常が見られない場合は問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0430-E不正なバックアップIDが指定されました。
drmtapebackupコマンドまたはdrmmediabackupコマンドを使用して取得したバックアップIDを指定してください。
An invalid backup ID was specified.
Specify the backup ID acquired by using the drmtapebackup command or the drmmediabackup command.
指定したバックアップIDは,drmtapebackupコマンドまたはdrmmediabackupコマンドを使用して取得されたものではありません。
drmtapebackupコマンドまたはdrmmediabackupコマンドで,ほかの媒体へのバックアップをしたときに取得したバックアップIDを指定してください。
KAVX0431-Eバックアップ実行インタフェースファイルの作成に失敗しました。
要因 = 要因
An attempt to create the backup execution interface file has failed.
Cause = 要因
次の要因が考えられます。
  • コマンドを実行しているユーザーに,ファイルのアクセス権限がない。
  • ディスク容量が十分でない。
ディスク容量が十分かどうかを確認して,システム管理者権限でコマンドを再度実行してください。
KAVX0432-Eリストア実行インタフェースファイルの作成に失敗しました。
要因 = 要因
An attempt to create the restore execution interface file has failed.
Cause = 要因
次の要因が考えられます。
  • コマンドを実行しているユーザーに,ファイルへのアクセス権限がない。
  • ディスク容量が十分でない。
ディスク容量が十分かどうかを確認して,システム管理者権限でコマンドを再度実行してください。
KAVX0433-E一時ファイルの生成に失敗しました。
要因 = 要因
ファイル名 = 一時ファイル名
An attempt to create the temporary file has failed.
Cause = 要因
File name = 一時ファイル名
Protection Managerが内部で使用する一時ファイルが作成できませんでした。
システム管理者権限でコマンドを再実行してください。また,ディスク容量が十分かどうかを確認してください。
KAVX0434-Eマウントポイントファイルのオープンに失敗しました。
マウントポイントファイル名 = ファイル名
An attempt to open the mount point file failed.
Mount point file name = ファイル名
マウントポイントファイルがオープンできませんでした。一時ファイルディレクトリのアクセス権が適切かどうかを確認してください。
一時ファイルディレクトリは,次の場所にあります。
Windowsの場合
<Protection Managerのインストール先ディレクトリ>¥tmp
Solarisの場合
/var/opt/drm/tmp
また,一時ファイルディレクトリにmntptまたは.mntptというディレクトリが存在する場合は,mntptディレクトリまたは.mntptディレクトリを削除後,コマンドを再実行してください。
KAVX0435-Eマウントポイントファイルの読み込みに失敗しました。
マウントポイントファイル名 =ファイル名
An attempt to read the mount point file failed.
Mount point file name =ファイル名
マウントポイントファイルが何らかの理由によって不整合となったり,破壊されたりしたため,マウントポイントファイルが無効となっています。
マウントポイントファイルを削除後,コマンドを再実行してください。
KAVX0436-E不正なバックアップIDが指定されました。
drmmediabackupコマンドまたはdrmtapebackupコマンドを使用して取得したバックアップIDを指定してください。
An invalid backup ID was specified.
Please specify the backup ID acquired using the drmmediabackup command or drmtapebackup command.
drmmediarestoreコマンドを実行したとき,drmtapebackupまたはdrmmediabackupコマンドを使用して作成されたものではないバックアップIDが指定されました。
drmtapebackupまたはdrmmediabackupコマンドを使用してほかの媒体へのバックアップを行ったときに取得したバックアップIDを指定してください。
KAVX0437-E指定されたバックアップIDは,-rawオプションを指定しなくてはなりません。
You have to specify the -raw option for the specified backup ID.
-rawオプションを指定してマウントしたバックアップIDを,-rawオプションを指定しないでdrmmediabackupコマンドでバックアップしようとしています。
-rawオプションを指定してバックアップを再実行してください。
KAVX0438-E指定されたバックアップIDに対応するコピーグループのロック(またはロック解除)に失敗しました。
The lock or unlock of a copy group corresponding to the specified backup ID went wrong.
コマンド内部でバックアップIDに対応するコピーグループのロックまたはロック解除に失敗しました。
マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のディクショナリマップファイル障害の対処の説明を参照して,ディクショナリマップファイルの回復手順を実行してください。
KAVX0439-E-bkdirオプションで指定されたディレクトリが存在しません。
ディレクトリ名 = バックアップファイルディレクトリ名
The directory specified with the -bkdir option does not exist.
Directory name = バックアップファイルディレクトリ名
-bkdirオプションで指定したバックアップファイルのディレクトリ名が存在しない場合に出力されるメッセージです。
存在しているバックアップファイルのディレクトリ名を指定してください。
KAVX0440-E-bkdirで指定されたパスは無効なパスです。
ディレクトリ名 = バックアップファイルディレクトリ名
The path specified with the -bkdir option is invalid.
Directory name = バックアップファイルディレクトリ名
-bkdirオプションで指定したバックアップファイルディレクトリ名が,絶対パス指定でない場合,またはルート(ドライブ文字)を指定した場合に出力されるメッセージです。
ルート(ドライブ文字)以外の絶対パス指定で,バックアップファイルディレクトリ名を指定してください。
KAVX0441-WこのバックアップIDに対して-bkdirオプションは指定できません。
You cannot specify the -bkdir option for this backup ID.
バックアップファイルディレクトリが存在しないバックアップIDを指定した場合に出力されるメッセージです。
バックアップファイルディレクトリが存在するバックアップIDを指定してください。
KAVX0442-E-bup_envオプションで指定されたファイルが存在しません。
ファイル名 = 構成定義ファイル名
The file specified in the -bup_env option does not exist.
File name = 構成定義ファイル名
次の要因の場合に出力されるメッセージです。
  • 指定した構成定義ファイルが存在しない。
  • 指定した構成定義ファイル名がディレクトリパス付きである。
存在している構成定義ファイル名を指定してください。
KAVX0443-Iコピーグループマウント定義ファイルを更新しました。
ファイル名 = コピーグループマウント定義ファイル
The copy group mount definition file was updated.
File name = コピーグループマウント定義ファイル
コピーグループマウント定義ファイルを更新するときに表示されるメッセージです。
KAVX0444-Eコピーグループマウント定義ファイルのオープンに失敗しました。
ファイル名 = コピーグループマウント定義ファイル
An attempt to open the copy group mount definition file has failed.
File name = コピーグループマウント定義ファイル
コピーグループマウント定義ファイルがオープンできませんでした。
コピーグループマウント定義ファイルのアクセス権を確認してください。
ファイルが壊れている場合は,ファイルをいったん削除してからdrmmountコマンドの-confオプションを使用して,コピーグループマウント定義ファイルを再度作成してください。
KAVX0445-Eコピーグループマウント定義ファイルの読み込みに失敗しました。
ファイル名 = コピーグループマウント定義ファイル
An attempt to read the copy group mount definition file has failed.
File name = コピーグループマウント定義ファイル
コピーグループマウント定義ファイルの読み込みができない状態,または不正に変更されたためにフォーマットが異なっている状態です。
コピーグループマウント定義ファイルのアクセス権を確認してください。
ファイルが壊れている場合は,ファイルをいったん削除してから,drmmountコマンドの-confオプションを使用して,コピーグループマウント定義ファイルを再度作成してください。
KAVX0446-Eコピーグループマウント定義ファイルの書き込みに失敗しました。
ファイル名 = コピーグループマウント定義ファイル
An attempt to write to the copy group mount definition file has failed.
File name = コピーグループマウント定義ファイル
コピーグループマウント定義ファイルの書き込みに失敗した場合に表示されるメッセージです。
コピーグループマウント定義ファイルに書き込みができない状態です。
コピーグループマウント定義ファイルのアクセス権を確認してください。
ファイルが壊れている場合は,ファイルをいったん削除してからdrmmountコマンドの-confオプションを使用して,コピーグループマウント定義ファイルを再度作成してください。
KAVX0447-E対象コピーグループから論理ボリューム構成を取得するのに失敗しました。
コピーグループ名 = コピーグループ
An attempt to acquire logical volume configuration from the target copy group has failed.
Copy group name = コピーグループ
対象となったコピーグループの副ボリュームから論理ボリューム情報を取得できませんでした。
次の対処をしてください。
  • ベーシックディスクに対するコピーグループの場合
    副ボリュームに対して論理ボリュームの作成,またはフォーマットが行われていない可能性があります。論理ボリュームの作成とフォーマットを行ってから,再度,バックアップを取得してください。
  • ダイナミックディスクに対するコピーグループの場合
    drmmountコマンドにバックアップIDおよび-confオプションを指定して,コピーグループマウント定義ファイルを更新する必要があります。
    ボリューム構成が正しいことが確認できない場合,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」に従って,主ボリュームのボリューム構成を副ボリュームに再反映したあと,バックアップIDおよび-confオプションを指定して,drmmountコマンドを実行してください。
KAVX0448-E指定されたバックアップ情報のボリューム構成は,コピーグループマウント定義と異なります。
The volume configuration of the specified backup information is different from the copy group mount definition.
指定したバックアップカタログとコピーグループマウント定義ファイルの論理ボリューム構成が一致しない場合に表示されるメッセージです。
次の要因が考えられます。
  1. 変更した主ボリュームの論理ボリューム構成をコピーグループマウント定義ファイルに反映していない。
  2. 変更した主ボリュームの論理ボリューム構成をコピーグループマウント定義ファイルに反映したが,構成変更前のバックアップカタログを指定した。
要因に応じて,次の対処をしてください。
  1. drmmountコマンドに-confオプションを指定してコピーグループマウント定義ファイルの内容を更新してください。
  2. 現在の構成に対するバックアップカタログのバックアップIDを指定してください。
KAVX0449-Eコピーグループマウント定義ファイルの内容が不正です。
パラメーター名 = パラメーター名
パラメーター値 = パラメーター値
The contents of the copy group mount definition file are invalid.
Parameter name = パラメーター名
Parameter value = パラメーター値
コピーグループマウント定義ファイルに定義された項目の内容が正しくない場合に表示されるメッセージです。
コピーグループマウント定義ファイルの項目を修正してください。
  • FSを変更する場合は,ドライブ文字から始まる絶対パスを指定してください。
    FS以外を変更することはできません。
  • ボリューム構成の変更を反映する場合は,drmmount-confオプションを指定してコピーグループマウント定義を更新してください。
KAVX0450-I拡張コマンドコマンドを開始します。
The 拡張コマンド command will now start.
拡張コマンドが開始されました。
KAVX0451-I拡張コマンドコマンドを終了します。
The 拡張コマンド command will now end.
拡張コマンドが終了しました。
KAVX0452-E拡張コマンドコマンドの実行が失敗しました。
An attempt to execute the 拡張コマンド command has failed.
拡張コマンドの実行が失敗しました。
拡張コマンドのトレースログファイル(drm_script.logまたはdrm_script.log.old)に出力されたメッセージを基に次に示す対処をしてください。
  • そのオペレーションIDに関する一連の拡張コマンドが正しい順序で実行されているか,各拡張コマンドの前提条件を確認してください。
  • KAVX0452-Eのメッセージより前に出力されているエラーメッセージの内容を確認してください。
KAVX0453-E処理続行不能なエラーが発生しました。
要因 = 要因
An error that stopped processing occurred.
Cause = 要因
処理が続行できない致命的なエラーが発生しています。エラーの要因については,「1.19 DRM-10000~DRM-19999」を参照してください。
KAVX0454-E指定されたオペレーションIDに対する定義情報の取得に失敗しました。
要因 = 要因
定義ファイル名 = 定義ファイル名
An attempt to obtain the information for the specified operation ID failed.
Cause = 要因
Definition File = 定義ファイル名
指定されたオペレーションIDに対応する定義ファイル情報を取得できませんでした。
表示された定義ファイルが定義ファイル格納ディレクトリに存在するかどうかを確認してください。ファイルが存在する場合は,チェックツールを実行して内容の妥当性を検証してください。
KAVX0455-E不正なオプションが指定されています。
An invalid option was specified.
次の要因が考えられます。
  • 存在しないオプションが指定された。
  • 必須オプションが指定されていない。
  • 同時に指定できないオプションが指定されている。
  • オプションの指定が順番どおりに指定されていない。
拡張コマンドの使用方法を確認してから,拡張コマンドを再度実行してください。
KAVX0456-EバックアップIDの取得に失敗しました。
要因 = 要因
バックアップID記録ファイル名 = バックアップID記録ファイル名
An attempt to obtain a backup ID has failed.
Cause = 要因
File recording backup IDs = バックアップID記録ファイル名
拡張コマンドの実行時に処理に必要なバックアップIDがバックアップID記録ファイルから取得できませんでした。
拡張コマンドが適切な順番で実行され,バックアップID記録ファイルが作成されているか確認してください。
バックアップID記録ファイルの格納場所については,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」の拡張コマンド用一時フォルダの説明を参照してください。
KAVX0457-E指定されたファイルの情報取得に失敗しました。
要因 = 要因
ファイル名 = ファイル名
An attempt to obtain information from the specified file has failed.
Cause = 要因
Target File = ファイル名
指定されたファイルからの情報を取得できませんでした。
指定ファイルが存在するかを確認してください。ファイルがある場合は,その内容を確認してください。
KAVX0458-Wトレースログに対する操作でエラーが発生しました。
要因 = 要因
An error occurred in the trace log file.
Cause = 要因
拡張コマンドのトレースログファイル(drm_script.logまたはdrm_script.log.old)に対して処理をした際に,エラーを検知しました。
システムログを参照し,OSに異常がないかどうか確認してください。異常がない場合,問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX0459-Eコマンド名 コマンドの実行に失敗しました。
要因 = 要因
コード = コマンドの戻り値
An attempt to execute the コマンド名 command has failed.
Cause = 要因
Code = コマンドの戻り値
拡張コマンド内で起動したコマンドがエラー終了しました。
次の作業を行ってください。
  • マニュアル「Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス」の拡張コマンドの説明を参照して,発生の要因を取り除いてからコマンドを再度実行する。
  • 異常終了したコマンドがProtection Managerのコマンド(drmxxx)の場合は,Protection Managerのトレースログを参照して,発生要因を取り除いてからコマンドを再度実行する。
KAVX0460-Eコマンド名 コマンドの実行に失敗しました。
コード = コマンドの戻り値
An attempt to execute the コマンド名 command failed.
Code = コマンドの戻り値
拡張コマンド内で起動したコマンドがエラー終了しました。
次の作業を行ってください。
  • マニュアル「Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス」の拡張コマンドの説明を参照して,発生要因を取り除いてからコマンドを再度実行する。
  • 異常終了したコマンドがProtection Managerコマンド(drmxxx)の場合は,Protection Managerのトレースログを参照して,発生要因を取り除いてからコマンドを再度実行する。
KAVX0461-Eファイル転送処理でエラーが発生しました。
要因 = ファイル転送エラーの発生要因
転送元サーバ = ファイル転送元のホスト名
転送先サーバ = ファイル転送先のホスト名
An attempt to transmit files failed.
Cause = ファイル転送エラーの発生要因
From = ファイル転送元のホスト名
To = ファイル転送先のホスト名
FTPによるファイル転送処理に失敗しました。
FTPサーバで,送信先ディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。また,送信先ディレクトリに十分な空き容量があるか,また,ネットワークの状態が正常か確認してください。
KAVX0462-I定義ファイルのチェックを開始します。
定義ファイル名 = 定義ファイル名
The verification of the specified file will now start.
File = 定義ファイル名
オプションで指定された定義ファイルのチェックが開始されました。
KAVX0463-I定義ファイルのチェックを終了します。
定義ファイル中に異常は見つかりませんでした。
The verification of the specified file will now end.
The verification of the specified file has succeeded.
オプションで指定された定義ファイルのチェックが終了しました。
KAVX0464-E定義ファイルのチェックでエラーを検知しました。
An error was detected during definition file checking.
定義ファイルのチェックでエラーを検知しました。
直前に表示された定義エラーのメッセージを基に対処してください。
KAVX0465-E指定された定義ファイルの情報取得に失敗しました。
要因 = 要因
ファイル名 = 定義ファイル名
An attempt to obtain the information described in the specified definition file failed.
Cause = 要因
Target File = 定義ファイル名
指定された定義ファイルの情報を取得できませんでした。
指定ファイルがあるかを確認してください。ファイルがある場合は,その内容を確認してください。
KAVX0466-E指定ファイル中で必須項目の設定がありません。
項目名 = 項目名
An essential item is not found in the specified file.
Item = 項目名
オプションで指定した定義ファイルの中で,必須項目が定義されていません。
定義ファイルの内容を確認し,必須項目を定義した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0467-E指定ファイル中で項目の値が設定されていません。
項目名 = 項目名
An item with an empty value exists in the specified file.
Item = 項目名
オプションで指定された定義ファイルの中で,必須項目の値が設定されていません。
定義ファイルの内容を確認し,必須項目の値を設定した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0468-E指定ファイル中で同一の項目が複数回設定されています。
項目名 = 項目名
The specified file assigns conflicting values for the same item.
Item = 項目名
拡張コマンドのオプションで指定した定義ファイルの中で,同じ項目が複数回指定されています。
定義ファイルの内容を確認し,同じ項目が重複しないように設定した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0469-E指定ファイル中で設定された項目の値が最大文字数を超えています。
項目名 = 項目名
指定された値 = 項目の値
最大文字数 = 最大文字数
The assigned character string for the item exceeds the maximum number of characters.
Item = 項目名
Character = 項目の値
Maximum number = 最大文字数
オプションで指定された定義ファイルの中で,設定されている値の文字数が,規定されている最大文字数を超えています。
定義ファイルの内容を確認し,値の文字数が規定範囲内になるように設定した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0470-Eデータベースからの情報取得に失敗しました。
DB_SERVER_NAME = データベースサーバ名
INSTANCE_NAME = インスタンス名
要因 = 要因
An attempt to connect the database with assigned resources failed.
DB_SERVER_NAME = データベースサーバ名
INSTANCE_NAME = インスタンス名
Cause = 要因
設定された内容で,データベースに接続できませんでした。
次のどれかの要因が考えられます。
  1. オプションで指定された定義ファイルの中で,設定されている項目のデータベースサーバ名またはインスタンス名が不正である。
  2. SQL Serverが稼働していない。
  3. データベースサーバに接続する権限がない。
上記の要因に対して,それぞれ次の項目を確認および修正した上で,チェックツールを再度実行してください。
  1. 定義ファイルの内容をチェックし,実在しないデータベースサーバ名およびインスタンス名が設定されている場合は,実在するサーバおよびインスタンス名に変更してください。
  2. SQL Serverの稼働状況を確認し,停止中の場合は,SQL Serverを起動してください。
  3. チェックツールを実行するユーザーのアクセス権を確認し,SQL Serverの管理者権限(sysadmin)を持つユーザーでチェックツールを実行してください。
KAVX0471-E設定されたデータベース名が存在しません。
INSTANCE_NAME = インスタンス名
TARGET_NAME = データベース名
The instance does not contain the specified database.
INSTANCE_NAME = インスタンス名
TARGET_NAME = データベース名
オプションで指定された定義ファイルの中で,設定されているデータベース名が不正です。
定義ファイルの中で設定されているデータベース名があるか確認し,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0472-E設定されたデータベース名が不正です。
INSTANCE_NAME = インスタンス名
TARGET_NAME = データベース名
The specified database name is invalid.
INSTANCE_NAME = インスタンス名
TARGET_NAME = データベース名
拡張コマンドのオプションで指定された定義ファイルの中で設定されているデータベース名をディスクバックアップの対象とすることはできません。
定義ファイルに設定されているデータベース名を確認して,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0473-Eパラメーター登録コマンド名によって対象インスタンスに対して設定された情報の取得に失敗しました。
要因 = 要因
INSTANCE_NAME = インスタンス名
Initialization command = パラメーター登録コマンド名
An attempt to get information about the instance assigned by パラメーター登録コマンド名 has failed.
Cause = 要因
INSTANCE_NAME = インスタンス名
Initialization command = パラメーター登録コマンド名
パラメーター登録コマンド(drmsqlinitコマンドまたはdrmorainitコマンド)によって,対象インスタンスに対して設定された情報を読み取れませんでした。
「パラメーター登録コマンド -v 対象インスタンス名」を実行して,対象インスタンス情報を取得できるか確認します。取得できない場合は,「パラメーター登録コマンド 対象インスタンス名」を実行し,情報を再度設定してからコマンドを実行してください。
KAVX0474-E指定ファイル中で設定されたディレクトリ名が不正です。
項目名 = 項目名
ディレクトリ名 = ディレクトリ名
The directory specified in the file is invalid.
Item = 項目名
Directory = ディレクトリ名
オプションで指定された定義ファイルの中で,指定されているディレクトリ名が不正な場合に表示されるメッセージです。
定義ファイルの内容を確認し,ディレクトリ名が正しいこと,およびディレクトリが存在することを確認してください。設定内容を修正したあと,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0475-E指定ファイル中で設定された項目の値が設定できる範囲にありません。
項目名 = 項目名
指定値 = 指定値
値の範囲 = 最小値から最大値までの整数
The assigned value for the item exceeds the valid range.
Item = 項目名
Value = 指定値
Valid range = An integer between 最小値 to 最大値
オプションで指定された定義ファイルの中で,項目の値として指定されている数値が規定範囲外になっています。
定義ファイルの内容を確認し,規定範囲内の値を指定した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0476-E指定ファイル中のメタファイルディレクトリ情報がパラメーター登録コマンド名で設定された情報と矛盾しています。
AP_FILE_DIR = 拡張コマンド用の定義ファイルに設定されたメタファイルディレクトリ名
VDI_METAFILE_DIR = パラメーター登録コマンドで設定されたメタファイルディレクトリ名
Initialization command = パラメーター登録コマンド名
The assigned value conflicts with the value assigned by パラメーター登録コマンド名.
AP_FILE_DIR = 拡張コマンド用の定義ファイルに設定されたメタファイルディレクトリ名
VDI_METAFILE_DIR = パラメーター登録コマンドで設定されたメタファイルディレクトリ名
Initialization command = パラメーター登録コマンド名
次の要因が考えられます。
  • 定義ファイルで指定したファイル中のメタファイルディレクトリ情報が,パラメーター登録コマンド(drmsqlinit)で設定された情報と矛盾している。
  • 実際のディレクトリ名と定義ファイルに設定されたディレクトリ名の大文字/小文字が一致していない。
実際のディレクトリ名と拡張コマンド用の定義ファイルに設定されたメタファイルディレクトリ名に矛盾がないか,大文字/小文字の違いがないかを確認し,拡張コマンド用の定義ファイルに設定されたメタファイルディレクトリ情報を修正した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0477-Iコマンド名 コマンドを開始します。
The コマンド名 command will now start.
拡張コマンド内でコマンドを起動するときに出力されるメッセージです。
このメッセージが出力されるのは,OS搭載の標準コマンド(ftp.exefc.exeなど),およびProtection Managerの内部コマンド(drmidextractなど)を起動した場合だけです。
KAVX0478-Iコマンド名 コマンドを終了します。
The コマンド名 command will now end.
拡張コマンド内で起動したコマンドが正常終了したときに出力されるメッセージです。
このメッセージが出力されるのは,OS搭載の標準コマンド(ftp.exefc.exeなど),およびProtection Managerの内部コマンド(drmidextractなど)を起動した場合だけです。
KAVX0479-E定義ファイル中で指定されているBACKUP_OBJECTの値が不正です。
BACKUP_OBJECT = バックアップオブジェクト名(定義ファイル中で指定されているもの)
指定する値= バックアップオブジェクト名
The backup object is invalid.
BACKUP_OBJECT = バックアップオブジェクト名(定義ファイル中で指定されているもの)
Required value = バックアップオブジェクト名
指定された定義ファイルの中で指定されているBACKUP_OBJECTの値が不正です。定義ファイルの中に指定されているBACKUP_OBJECTを確認し,修正した上で,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0480-E同一のターゲット名が複数回指定されています。
TARGET_NAME = ファイル名またはディレクトリ名
The same target name is specified more than once in the specified file.
TARGET_NAME = ファイル名またはディレクトリ名
オプションで指定された定義ファイルの中で指定するファイル名またはディレクトリ名の指定(TARGET_NAME)で,同じファイル名またはディレクトリ名が複数回定義されています。
定義ファイルの内容を確認し,ファイル名またはディレクトリ名が重複しないように設定したあと,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0481-E定義ファイル中で指定されているホスト区分とコマンドオプションで指定されたホスト区分が
異なっています。
コマンドオプション = ホスト区分(引数で指定されたもの)
HOST_ROLE = ホスト区分(定義ファイルで指定されたもの)
The HOST_ROLE specified in the definition file and in the command line parameter do not match.
Command option = ホスト区分(引数で指定されたもの)
HOST_ROLE = ホスト区分(定義ファイルで指定されたもの)
定義ファイルで指定したホスト区分と,拡張コマンドの引数で指定したホスト区分が異なっています。
定義ファイルで指定するホスト区分,および拡張コマンドの引数で指定するホスト区分を見直して,二つのホスト区分を統一したあと,チェックツールを再度実行してください。
KAVX0482-E処理続行不能なエラーが発生しました。
要因 = 要因
ファイル名またはディレクトリ名 = 対象ファイル名またはディレクトリ名
An error that stopped processing occurred.
Cause = 要因
File or directory = 対象ファイル名またはディレクトリ名
処理が続行できない致命的なエラーが発生しています。エラーの要因については,「1.19 DRM-10000~DRM-19999」を参照してください。
KAVX0483-E拡張コマンドが規定のフォルダに配置されていません。
ファイル名 = メッセージカタログファイル名
The command file is not in the stipulated folder.
File = メッセージカタログファイル名
次の要因が考えられます。
  • 拡張コマンドのファイルがProtection Managerのインストールディレクトリ下にない。
  • 拡張コマンドの実行に必要なファイルが見つからない。
拡張コマンドがProtection Managerのインストールディレクトリ下にあるか確認してください。拡張コマンドがProtection Managerのインストールディレクトリ下にある場合は,Protection Managerを再インストールしてください。拡張コマンドがProtection Managerのインストールディレクトリ下にない場合は,拡張コマンドをProtection Managerのインストールディレクトリ下に移動して,拡張コマンドを再度実行してください。
KAVX0484-Wメッセージカタログファイルからの情報取得に失敗しました。
要因 = 要因
メッセージカタログファイル名 = メッセージカタログファイル名
An attempt to obtain information from the message catalog file has failed.
Cause = 要因
Message Catalog File = メッセージカタログファイル名
メッセージカタログファイルからメッセージ情報を取得できませんでした。メッセージカタログファイルが破壊されているおそれがあります。
Protection Managerを再インストールしてください。
KAVX0485-W定義ファイルから必要な項目を取得できませんでした。
デフォルト値を使用しました。
定義ファイル名 = 定義ファイル名
項目名 = 項目名
デフォルト値 =
An attempt to obtain information from the definition file has failed.
A default value was assigned.
Definition file = 定義ファイル名
Item = 項目名
Default value =
ホスト環境設定ファイルで指定したMAX_LOG_LINESの値が不正だったため,MAX_LOG_LINESの値を100,000として処理を実行しました。
ホスト環境設定ファイルで指定したMAX_LOG_LINESの値を修正し,再度チェックツールを実行してください。
KAVX0486-Eメタファイルに対する操作でエラーが発生しました。
要因 = 要因
ファイル名 = メタファイル名
An error occurred in the meta-file.
Cause = 要因
File = メタファイル名
拡張コマンドで操作の対象となるSQL Serverのメタファイルをコピーできませんでした。
アスタリスク指定で出力されたメタファイルがあるかどうか確認し,次に示す方法で対処してください。
  • EX_DRM_SQLFILE_PACKコマンドを実行した場合
    EX_DRM_SQL_BACKUPコマンドまたはEX_DRM_TAPE_RESTOREコマンドを実行し,メタファイルを作成してください。
  • EX_DRM_SQLFILE_EXTRACTコマンドを実行した場合
    EX_DRM_FTP_PUTコマンド,EX_DRM_FTP_GETコマンド,またはEX_DRM_SQLFILE_PACKコマンドを実行し,メタファイルを転送してください。