1.21.4 メッセージ(KAVX5309-E)の対処

次の要因と対処が考えられます。

チェック結果ダイアログに表示されるDetail Codeに対応した要因と対処に従ってください。

次の要因と対処に該当しない場合は,保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 1:

要因

Windowsに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。

対処

保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 2:

要因

  1. Windowsに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。
  2. Hotfix(KB833167もしくはKB891957)に関するレジストリ情報の取得に失敗しました。

対処

  1. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。
  2. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 3-1 または 3-2:

要因

  1. vssadminコマンドでVSSのハードウェアプロバイダ(RM Shadow Copy Provider)のバージョンの取得に失敗しました。
  2. RAID Managerのコマンドの実行に失敗しました。
  3. raidqryコマンドによるマイクロコードバージョンの取得に失敗しました。

対処

  1. VSSのハードウェアプロバイダ(RM Shadow Copy Provider)が正しくインストールされているかどうか確認してください。
  2. RAID Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  3. ストレージサブシステムのボリュームが正しくサーバで認識されているかどうか確認してください。

Detail Code = 4:

要因

VSSのハードウェアプロバイダ(RM Shadow Copy Provider)のサービス情報の取得に失敗しました。

対処

VSSのハードウェアプロバイダ(RM Shadow Copy Provider)のサービスの状態を確認してください。

Detail Code = 5:

要因

  1. VCSに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。
  2. Protection Managerのインストールパスの取得に失敗しました。
  3. drmfsdisplayコマンドの実行に失敗しました。

対処

  1. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。
  2. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  3. drmfsdisplay -refreshコマンドを実行して,ディクショナリマップファイルを最新の状態に更新してください。

Detail Code = 6:

要因

Backup Execのフィルタドライバ(vsp.sys)に関するレジストリ情報の取得に失敗しました。

対処

Backup Execのフィルタドライバ(vsp.sys)が正しくインストールされているか確認してください。

Detail Code = 7:

要因

システム環境変数HORMCPERMの参照に失敗しました。

対処

保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 8:

要因

システム環境変数HORMCINSTまたはシステム環境変数HORCC_MRCFの参照に失敗しました。

対処

保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 9-1または9-2:

要因

  1. データベースサーバで,Exchangeに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。
  2. バックアップサーバで,Protection Managerのインストールパスの取得に失敗しました。

対処

  1. Exchange Serverが正しくインストールされているか確認してください。
  2. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。

Detail Code = 10:

要因

VSSで使用するシステム環境変数の参照に失敗しました。

対処

保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 11-1または11-2:

要因

Hitachi Dynamic Link Managerに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。

対処

Hitachi Dynamic Link Managerが正しくインストールされているか確認してください。

Detail Code = 12:

要因

  1. Protection Managerのインストールパスの取得に失敗しました。
  2. Microsoft技術情報KB903650のHotfixに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。

対処

  1. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  2. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 13:

【VCSクラスタ環境の場合】

要因

  1. Protection Managerのインストールパスの取得に失敗しました。
  2. Protection Managerの構成定義ファイル(init.conf)の読み込みに失敗しました。
  3. VCSサービスへの問い合わせが失敗しました。

対処

  1. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  2. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  3. 以下のことを確認してください。
    ・VCSが正しくインストールされていること。
    ・Veritas high availability engineサービスが起動していること。

【MSCSクラスタ環境の場合】

要因

  1. Protection Managerのインストールパスの取得に失敗しました。
  2. Protection Managerの構成定義ファイル(init.conf)の読み込みに失敗しました。
  3. mountvolコマンドの実行に失敗しました。
  4. RAID Manager 用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)の読み込みに失敗しました。
  5. RAID Manager 用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のINSTALLPATHパラメタで設定されたパスの参照が失敗しました。
  6. MSCSサービスへの問い合わせが失敗しました。

対処

  1. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  2. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  3. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。
  4. Protection Managerが正しくインストールされているか確認してください。
  5. RAID Manager 用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のINSTALLPATHパラメタが正しく設定されているか確認してください。
  6. MSCSサービスが正しく起動しているか確認してください。

Detail Code = 14-1または14-2:

要因

Exchange Serverの構成情報の取得に失敗しました。

対処

保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 15:

要因

drmexgdisplayコマンドの実行に失敗しました。

対処

drmexgdisplay -refreshコマンドを実行して,ディクショナリマップファイルを最新の状態に更新してください。

Detail Code = 16:

要因

SQL Serverの構成情報の取得に失敗しました。

対処

保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。

Detail Code = 17:

要因

Protection Manager ConsoleとProtection Manager サービスとの間の通信に失敗しました。

対処

ネットワークの設定に問題がないか確認してください。

Detail Code = 18-1または18-2:

要因

  1. Windowsに関するレジストリ情報の取得に失敗しました。
  2. VSFW(VxVM)に関するレジストリ情報の取得に失敗しました。

対処

  1. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。
  2. 保守情報を採取し,問い合わせ窓口に連絡してください。