Protection Managerで出力するメッセージとその対処方法について説明します。KAVX5100~KAVX5199のメッセージについて説明します。
表1-9 KAVX5100~KAVX5199のメッセージ
メッセージID | メッセージテキスト | 説明 |
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KAVX5100-E | 指定されたコピーパラメーター定義ファイルが存在しません。 ファイル名 = ファイルパス The specified copy parameter definition file does not exist. File name = ファイルパス | -pfオプションで指定したコピーパラメーター定義ファイルが存在しません。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5101-I | コピーパラメーターの値として次の定義を有効値とします。 パラメーター名=値 [パラメーター取得元ファイル] The value specified in the following definition is considered as valid for the copy parameter. パラメーター名=値 [パラメーター取得元ファイル] | -pfオプションで指定したコピーパラメーター定義ファイルとRAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)を読み込んだ場合に,有効となった定義が決定したときに出力されるメッセージです。 |
KAVX5102-E | RAID管理ソフトウェアと連携するための定義ファイル(DEFAULT.dat)に必須のパラメーターが定義されていません。 パラメーター名 = パラメーター名 A required parameter is not defined in the definition file used for linking with RAID management software (DEFAULT.dat). Parameter name = パラメーター名 | RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)を読み込んだ結果,定義が必要なパラメーターが記述されていませんでした。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5103-E | バックアップ処理対象となったコピーグループのペア識別子が一致しません。 コピーグループ名[MU#] = コピーグループ名[MU番号], コピーグループ名[MU番号] The pair identifiers in the copy group to be backed up do not match. Copy group name [MU#] = コピーグループ名[MU番号], コピーグループ名[MU番号] | RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のCONFIRM_GENERATION_IDENTICALパラメーターにENABLEを指定した状態でバックアップコマンドを実行し,コピーグループを自動選択したときに,ペア識別子(MU#)が一致しませんでした。なお,このエラーは,VSSを使用している場合でも発生する可能性があります。 次のどちらかの方法で解決してください。
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KAVX5104-W | バックアップ処理対象となったコピーグループのペア識別子が一致しません。リストア時に失敗する可能性があります。 コピーグループ名[MU#] = コピーグループ名[MU番号], コピーグループ名[MU番号] The pair identifiers in the copy group to be backed up do not match. Restore processing may fail. Copy group name [MU#] = コピーグループ名[MU番号], コピーグループ名[MU番号] | RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のCONFIRM_GENERATION_IDENTICALパラメーターにDISABLEを指定した状態,またはCONFIRM_GENERATION_IDENTICALパラメーターを記述していない状態でバックアップコマンドを実行し,コピーグループを自動選択したときに,ペア識別子(MU#)が一致しませんでした。 リストア時には同じ主ボリュームを持つすべてのコピーグループに対してペア分割処理を行ってください。 |
KAVX5105-W | ボリュームのリストアは完了しましたが,主ボリュームと副ボリュームの逆転に失敗しました。 Completed volume restoring, but failed to reverse the primary and secondary volumes. | リモートコピーのコピーグループを対象にしたリストア処理で,主ボリュームと副ボリュームが反転した状態でコマンドが終了した場合に出力されるメッセージです。 主ボリュームと副ボリュームの反転によるペア再同期を利用して副ボリュームからリストアする手順については,「1.21.2 メッセージ(KAVX5105-W)の対処」を参照してください。 |
KAVX5106-E | 処理対象のコピーグループの状態が不正です。 The status of the copy group to be processed is invalid. | 処理対象のコピーグループの状態が不正の場合に出力されるメッセージです。 状態が不正だったコピーグループの内容を確認してから,コピーグループを正常な状態に変更してください。 |
KAVX5107-E | 処理対象に関連したコピーグループの状態が不正です。 The status of the copy group associated with processing is invalid. | 処理対象外のコピーグループの状態が不正の場合に出力されるメッセージです。 状態が不正だったコピーグループの内容を確認してから,コピーグループを正常な状態に変更してください。 |
KAVX5108-I | コピーグループの再同期を実行します。 コピーグループ名 = コピーグループ名 Resynchronizing a copy group. Copy group name = コピーグループ名 | コピーグループを再同期する場合に出力されるメッセージです。 |
KAVX5109-I | コピーグループのペア分割を実行します。 コピーグループ名 = コピーグループ名 Dividing a copy group in pair. Copy group name = コピーグループ名 | コピーグループをペア分割する場合に出力されるメッセージです。 |
KAVX5110-I | マウントを実行します。 マウントポイント名 = マウントポイント名 Performing mounting. Mount point name = マウントポイント名 | マウントを行った場合に表示されるメッセージです。 |
KAVX5111-I | アンマウントを実行します。 マウントポイント名 = マウントポイント名 Performing unmounting. Mount point name = マウントポイント名 | アンマウントを行った場合に表示されるメッセージです。 |
KAVX5112-I | クラスタリソースをオンラインにします。 クラスタリソース名 = クラスタリソース名 Making a cluster resource online. Cluster resource name = クラスタリソース名 | クラスタリソースをオンラインにする場合に表示されるメッセージです。 |
KAVX5113-I | クラスタリソースをオフラインにします。 クラスタリソース名 = クラスタリソース名 Making a cluster resource offline. Cluster resource name = クラスタリソース名 | クラスタリソースをオフラインにする場合に表示されるメッセージです。 |
KAVX5114-I | ディスクグループをデポートします。 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 The disk group will now be deported. Disk group name = ディスクグループ名 | ディスクグループをデポートするときに表示されるメッセージです。 |
KAVX5115-I | ディスクグループをインポートします。 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 The disk group will now be imported. Disk group name = ディスクグループ名 | ディスクグループをインポートするときに表示されるメッセージです。 |
KAVX5116-E | 副ボリュームの論理ボリューム構成が正しくありません。 The logical volume configuration of the secondary volume is incorrect. | 副ボリュームから取得した実際の論理ボリューム構成がバックアップカタログまたはコピーグループマウント定義の論理ボリューム構成と一致しない場合に表示されるメッセージです。 次の要因が考えられます。
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KAVX5118-E | ペアステータスが ペアステータス であることを確認してください。 Confirm that the pair status is ペアステータス | コピーグループのペア状態が期待していたものと異なる場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5119-E | ペアステータス確認のリトライがタイムアウトしました。 待機ペアステータス = ペアステータス リトライ回数パラメーター名 = リトライ回数パラメーター値(回) リトライ待ち時間パラメーター名 = リトライ待ち時間パラメーター値(10ミリ秒) The retry of the pair status confirmation has timed out. Wait pair status = ペアステータス リトライ回数パラメーター名 = リトライ回数パラメーター値(times) リトライ待ち時間パラメーター名 = リトライ待ち時間パラメーター値(10ms) | ペア状態の確認を行いましたが,設定した時間内に期待したペア状態を取得できなかった場合に表示されるメッセージです。 ペア状態は,リトライ待ち時間パラメーター値で設定された時間間隔ごとに,リトライ回数パラメーター値で設定された回数だけ確認されます。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5120-E | コピーグループに対する処理でエラーが発生しました。 コピーグループ名 = コピーグループ名 An error occurred in the processing of the copy group. Copy group name = コピーグループ名 | 対象のコピーグループでエラーが発生した場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5121-E | バックアップカタログと現在の構成を比較する処理でエラーが発生しました。 要因 = 要因 An error occurred in the processing that compares the backup catalog and the current configuration. Cause = 要因 | リストア実行時のディスク構成とバックアップ実行時のディスク構成が異なっているため,リストアできない場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5122-E | 論理ボリュームに対する処理でエラーが発生しました。 マウントポイント名 = マウントポイント名 ボリューム名 = ボリューム名 An error occurred in the processing of a logical volume. Mount point name = マウントポイント名 Volume name = ボリューム名 | マウントポイントをマウントまたはアンマウントできなかった場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5123-E | マウントポイント名の取得に失敗しました。 ボリューム名 = ボリューム名 An attempt to acquire the mount point name has failed. Volume name = ボリューム名 | マウントポイントの取得に失敗し,アンマウントに失敗した場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5124-E | コピーグループを選択する処理でエラーが発生しました。 物理ディスク名 = 物理ディスク名 要因 = 要因 An error occurred in the processing that selects the copy group. Physical disk name = 物理ディスク名 Cause = 要因 | バックアップ実行時,コピーグループの世代識別名の選択を行う場合に,ユーザーの指定した世代または使用できる世代が存在しないときに表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5125-E | リストアに必要なファイルが指定されていません。 ファイル名 = ファイル名 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 A file necessary for restoration is not specified. File name = ファイル名 Disk group name = ディスクグループ名 | リストア実行時,ディスクグループ内のすべてのファイルが指定されていない場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0051-EまたはKAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5126-E | 論理ボリュームに対する処理でエラーが発生しました。 マウントポイント名 = マウントポイント名 要因 = 要因 An error occurred in the processing for a logical volume. Mount point name = マウントポイント名 Cause = 要因 | 対象の論理ボリュームに対する処理でエラーが発生した場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5127-E | RAID Managerに関連する処理でエラーが発生しました。 インスタンス番号 = インスタンス番号 An error occurred in the processing related to RAID Manager. Instance number = インスタンス番号 | RAID Managerのインスタンスの起動・停止に関してエラーが発生した場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5128-E | バックアップカタログと現在の構成を比較する処理でエラーが発生しました。 バックアップカタログ情報 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 物理ディスク名 = 物理ディスク名 LDEV番号 = LDEV番号 SERIAL番号 = SERIAL番号 パーティションスタイル = パーティションスタイル An error occurred in the processing that compares the backup catalogs with the current configuration. Backup catalog information Disk group name = ディスクグループ名 Physical disk name = 物理ディスク名 LDEV number = LDEV番号 SERIAL number = SERIAL番号 Partition style = パーティションスタイル | リストア実行時のディスク構成とバックアップ実行時のディスク構成が異なっているため,リストアできない場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5129-E | バックアップカタログと現在の構成を比較する処理でエラーが発生しました。 バックアップカタログ情報 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 An error occurred in the processing that compares the backup catalogs with the current configuration. Backup catalog information Disk group name = ディスクグループ名 | リストア実行時のディスク構成とバックアップ実行時のディスク構成が異なっているため,リストアできない場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5130-E | 論理ボリュームに対する処理でエラーが発生しました。 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 物理ディスク名 = 物理ディスク名 An error occurred in the processing for a logical volume. Disk group name = ディスクグループ名 Physical disk name = 物理ディスク名 | 物理ディスク上の論理ボリュームを特定できない場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5131-E | ディスクグループに対する処理でエラーが発生しました。 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 An error occurred in the processing for a disk group. Disk group name = ディスクグループ名 | エラーの発生したディスクグループ名を取得できた場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5132-E | マウントポイントに対する処理でエラーが発生しました。 マウントポイント名 = マウントポイント名 An error occurred in the mount point of the object. Mount point name = マウントポイント名 | エラーの発生したマウントポイント名を取得できた場合に表示されるメッセージです。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5133-E | 物理ディスクに対する処理でエラーが発生しました。 物理ディスク名 = 物理ディスク名 An error occurred in the processing for the physical disk. Physical disk name = 物理ディスク名 | エラーの発生した物理ディスク名を取得しました。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5134-E | ディスクリソースに対する処理でエラーが発生しました。 ディスクリソース名 = ディスクリソース名 An error occurred in the processing for the disk resource. Disk resource name = ディスクリソース名 | エラーの発生したディスクリソース名を取得しました。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5135-I | ディスクリソース名に拡張メンテナンスモードを設定しました。 Extended maintenance mode was set forディスクリソース名. | ディスクリソースを拡張メンテナンスモードに設定しました。 |
KAVX5136-I | ディスクリソース名の拡張メンテナンスモードを解除しました。 Extended maintenance mode was released forディスクリソース名. | ディスクリソースの拡張メンテナンスモードを解除しました。 |
KAVX5137-E | ディスクSignatureが変更されたため物理ディスクリソースをオンラインにできません。 クラスタリソース名 = クラスタリソース名 物理ディスク名 = 物理ディスク名 ディスクSignature = ディスクSignature(変更前) -> ディスクSignature(変更後) The physical disk resource cannot be placed online because the disk signature has changed. Cluster resource name = クラスタリソース名 Physical disk name = 物理ディスク名 Disk signature = ディスクSignature(変更前) -> ディスクSignature(変更後) | 副ボリュームのディスクSignatureが変更されているため,主ボリュームへのリストアコマンドが中断されました。 ディスクSignatureの変更によって主ボリュームへのリストアコマンドが中断された場合の対処については,「1.21.3 メッセージ(KAVX5137-E)の対処」を参照してください。 |
KAVX5138-E | ディスクSignatureの取得に失敗しました。 物理ディスク名 = 物理ディスク名 An attempt to acquire the disk signature has failed. Physical disk name = 物理ディスク名 | ディスクSignatureの取得に失敗しました。 システムログを参照し,対象の物理ディスクに関して異常を表すメッセージが出力されていないかを確認し,要因を取り除いてください。 |
KAVX5139-E | ディスクSignatureの更新に失敗しました。 コピーグループ名 = コピーグループ名 物理ディスク名 = 物理ディスク名 An attempt to update the disk signature has failed. Copy group name = コピーグループ名 Physical disk name = 物理ディスク名 | ディスクSignatureの更新に失敗しました。 -sigviewオプションを指定してdrmdevctlコマンドを実行し,物理ディスクデバイスが表示されるか確認してください。
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KAVX5140-I | ディスクSignatureを更新しました。 物理ディスク名 = 物理ディスク名 The disk signature was updated. Physical disk name = 物理ディスク名 | ディスクSignatureの更新に成功した通知がOSから送られました。 -sigviewオプションを指定してdrmdevctlコマンドを実行し,ディスクSignatureが正しく更新されたことを再確認してください。 |
KAVX5141-E | このバックアップ情報ではディスクSignatureを更新できません。 The disk signature cannot be updated using this backup information. | バックアップカタログにディスクSignatureが記録されていないため,ディスクSignatureを更新できません。 バックアップIDとともに-sigviewオプションを指定してdrmdevctlコマンドを実行し,バックアップ時のディスクSignatureに「--------」以外の値が表示されるか確認してください。 以前のバージョンのProtection Managerでバックアップした場合,バックアップカタログに「--------」が表示されることがあります。この場合は,バックアップIDを指定したディスクSignatureの更新はできません。 コピーグループを指定してディスクSignatureの更新を行ってください。 |
KAVX5142-E | 指定されたディスクSignature引数は正しくありません。 引数 = 引数 The specified disk signature argument is invalid. Argument = 引数 | コマンド引数で指定されたディスクSignatureが正しくありません。 ディスクSignatureは,ディスクのパーティションスタイルによって指定する形式が異なります。 MBRディスクの場合:16進数8けた GPTディスクの場合:GUID形式 正しい形式のディスクSignatureを指定して,コマンドを再実行してください。 |
KAVX5143-W | ボリュームへの現在のハンドルを無効にしました。 マウントポイント名 = マウントポイント名 Current handles to the volume have been invalidated. Mount point name = マウントポイント名 | 論理ボリュームのオープンハンドルをすべて無効化し,処理を続行しました。 対象のボリュームをほかのアプリケーションが使用しているかどうか確認してください。 対象のボリュームをほかのアプリケーションが使用している場合,コマンドを実行する前に対象のボリュームをアプリケーションからリリースすることをお勧めします。 |
KAVX5144-E | ボリュームへの現在のハンドルを無効にするのに失敗しました。 マウントポイント名 = マウントポイント名 An attempt to invalidate current handles to the volume failed. Mount point name = マウントポイント名 | このメッセージは,次のどちらかの場合に出力されます。
対象のボリュームをほかのアプリケーションが使用している場合,コマンドを実行する前に対象のボリュームをアプリケーションからリリースしてください。 対象のボリュームをほかのアプリケーションが使用していない場合,システムログを参照し,エラー要因を取り除くために対象のボリュームに関するエラーメッセージを確認してください。 |
KAVX5145-E | 論理ボリュームに不良ビットが設定されています。 ボリューム名 = 論理ボリューム名 The dirty bit is set for the logical volume. Volume name = 論理ボリューム名 | クラスタリソースがオフラインのとき,論理ボリュームに不良ビットが設定されています。 論理ボリュームに不良ビットが設定されている場合,クラスタリソースのオンラインへの切り替え処理が失敗するため,処理が中断されます。 次の手順に従って不良ビットを解消し,コマンドを再実行してください。
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KAVX5146-E | 副ボリュームがマウントされています。 コピーグループ名 = コピーグループ名 マウントポイント = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名 The secondary volume is mounted. Copy group name = コピーグループ名 Mount point = バックアップサーバのマウントポイントディレクトリ名 | 副ボリュームがマウントされています。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5147-E | 副ボリュームが隠ぺいされていません。 コピーグループ名 = コピーグループ名 物理ディスク名 = バックアップサーバの物理ディスク名 SERIAL番号 = SERIAL番号 LDEV番号 = LDEV番号 The secondary volume is not hidden. Copy group name = コピーグループ名 Physical disk name = バックアップサーバの物理ディスク名 Serial Number = SERIAL番号 LDEV Number = LDEV番号 | 副ボリュームのディスクが隠ぺいされていません。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5148-E | クラスタ環境で複数世代の場合は,副ボリュームは隠ぺいされている必要があります。 The secondary volume must be hidden because the primary volume is a cluster resource and the primary volume is paired with multiple generations of secondary volumes. | KAVX5147-Eのエラーが出力された理由を示します。 このメッセージ以降に出力された,KAVX5147-EおよびKAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5149-E | VSSで複数世代の場合は,副ボリュームは隠ぺいされている必要があります。 The secondary volume must be hidden because VSS backup is performed and the primary volume is paired with multiple generations of secondary volumes. | KAVX5147-Eのエラーが出力された理由を示します。 このメッセージ以降に出力された,KAVX5147-EおよびKAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5150-E | ダイナミックディスクで複数世代の場合は,副ボリュームは隠ぺいされている必要があります。 The secondary volume must be hidden because the primary volume is a dynamic disk and the primary volume is paired with multiple generations of secondary volumes. | KAVX5147-Eのエラーが出力された理由を示します。 このメッセージ以降に出力された,KAVX5147-EおよびKAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5151-E | 副ボリューム側のペアステータスが正しくありません。 コピーグループ名 = コピーグループ名 副ボリュームのMU# = 副ボリュームのMU番号 ペアステータス = ペアステータス The pair status on the secondary volume side is invalid. Copy group name = コピーグループ名 MU# of the secondary volume = 副ボリュームのMU番号 Pair status = ペアステータス | リモートサイトのコピーグループの状態が不正です。 このメッセージ以降に出力された,KAVX5147-EおよびKAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5152-I | バックアップ処理でエラーが発生したため,ペア分割を試みます。 ペア分割に失敗しても処理を継続します。 An attempt to split pairs will now be performed because an error occurred during backup processing. Even if the attempt to split pairs fails, processing will continue. | RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)にRECOVERY_MODE_ON_BACKUP_ABORTING=PAIRSPLITパラメーターを記述した状態でバックアップコマンドを実行したときに,エラーが発生しました。 |
KAVX5153-I | 全てのコピーグループに対してペア分割を実行しました。 An attempt to split pairs has been performed for all copy groups. | RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)にRECOVERY_MODE_ON_BACKUP_ABORTING=PAIRSPLITパラメーターを記述した状態でバックアップコマンドを実行したときに,エラーが発生しました。 |
KAVX5154-I | コピーグループのペア分割に成功しました。 The copy group pair was split successfully. | KAVX5152-Iが出力されたあとに実行されたペア分割処理に成功しました。 |
KAVX5155-W | コピーグループのペア分割に失敗しました。 An attempt to split a copy group pair has failed. | KAVX5152-Iが出力されたあとに実行されたペア分割処理に失敗しました。 ペア分割に失敗したコピーグループのペア状態を確認し,PAIRの場合はペア分割を行ってください。 |
KAVX5156-I | バックアップカタログをエクスポートします。 ホスト名 = ホスト名 バックアップID = バックアップID The backup catalog will now be exported. Host name = ホスト名 Backup ID = バックアップID | エクスポート処理を行うときに出力されます。 |
KAVX5157-I | バックアップカタログをエクスポートしました。 The backup catalog was exported. | エクスポート処理に成功したときに出力されます。 |
KAVX5158-I | バックアップカタログをインポートします。 ホスト名 = ホスト名 The backup catalog will now be imported. Host name = ホスト名 | バックアップサーバに接続して,カタログを転送およびインポートするときに出力されます。 |
KAVX5159-I | バックアップカタログをインポートしました。 ディクショナリマップファイルパス = ディクショナリマップファイルパス インポートされたバックアップID = インポートされたバックアップID The backup catalog has been imported. Dictionary map file path = ディクショナリマップファイルパス Imported backup ID = インポートされたバックアップID | バックアップサーバでのバックアップカタログのインポートに成功しました。 |
KAVX5160-E | バックアップカタログのインポートに失敗しました。 Importing the backup catalog has failed. | バックアップサーバでのバックアップカタログのインポートに失敗しました。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。バックアップは完了しているため,drmdbexportコマンドおよびdrmdbimportコマンドを実行してインポート処理を再度実行してください。 |
KAVX5161-E | バックアップカタログのエクスポートに失敗しました。 Exporting the backup catalog has failed. | バックアップカタログのエクスポート処理に失敗しました。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。バックアップは完了しているため,drmdbexportコマンドおよびdrmdbimportコマンドを実行してインポート処理を再度実行してください。 |
KAVX5162-I | 副ボリュームのマウントを開始します。 ホスト名 = ホスト名 インポートされたバックアップID = インポートされたバックアップID The secondary volume will now be mounted. Host name = ホスト名 Imported backup ID = インポートされたバックアップID | バックアップサーバに接続して,副ボリュームをマウントします。 |
KAVX5163-I | 副ボリュームをマウントしました。 The secondary volume has been mounted. | バックアップサーバでのマウント処理に成功しました。 |
KAVX5164-E | 副ボリュームのマウントに失敗しました。 Mounting the secondary volume failed. | バックアップサーバでのマウント処理に失敗しました。 このメッセージ以降に出力された,KAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。バックアップは完了しているため,drmmountコマンドを実行してマウント処理を再度実行してください。 |
KAVX5165-E | 構成定義ファイル(init.conf)にDRM_DB_PATHが設定されていません。 The DRM_DB_PATH has not been set in the configuration definition file (init.conf). | 構成定義ファイル(init.conf)に有効なDRM_DB_PATHの記述がありません。 構成定義ファイル(init.conf)にDRM_DB_PATHが指定されているか確認してください。 |
KAVX5166-W | ペアステータスの確認に失敗しました。 ペア分割の実行結果の成功/失敗にかかわらず,ペアステータスの確認をしてください。 An attempt to confirm pair status has failed. Please confirm the pair status regardless of the success or failure of splitting pairs. | KAVX5152-Iが出力されたあとに実行されたペア状態の確認に失敗しました。 ペア分割を試みたコピーグループのペア状態を確認し,PAIRの場合はペア分割を行ってください。 |
KAVX5167-I | バックアップエラー発生時にペア状態を変更する設定が有効です。 The setting that changes the pair status if a backup error occurs is now enabled. | 次のすべての条件を満たすときに出力されるメッセージです。
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KAVX5168-E | カスケード構成のリモートコピーに対する処理でエラーが発生しました。 An error occurred during processing for a remote copy of the cascade configuration. | カスケード構成情報定義ファイルに定義されたリモートコピーのコピーグループに対する処理で,エラーが発生しました。 このメッセージ以降に出力されるKAVX0006-Eの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5169-E | ディスクグループに対する処理でエラーが発生しました。 ディスクグループ名 = ディスクグループ名 要因 = 要因 An error occurred during the processing for a disk group. Disk group name = ディスクグループ名 Cause = 要因 | ディスクグループに対する処理でエラーが発生しました。 このメッセージの要因となった詳細メッセージを確認し,対処してください。 |
KAVX5170-E | ディスクSignatureの形式が物理ディスクのパーティションスタイルと異なっています。 ディスクSignature = ディスクSignature 物理ディスク名 = 物理ディスク名 The format of the disk signature differs from the physical disk partition style. Disk signature = ディスクSignature Physical disk name = 物理ディスク名 | 設定しようとしたディスクSignatureの形式と,ディスクのパーティションスタイルが異なっています。 ディスクのパーティションスタイルの形式に合ったディスクSignatureを指定して,コマンドを再実行してください。 |
KAVX5171-E | 物理ディスクのパーティションスタイルが変更されています。 The physical disk partition style has been changed. | バックアップカタログに記憶しているディスクのパーティションスタイルと,現在のディスクのパーティションスタイルが異なっています。 バックアップ時のディスクのパーティションスタイルと,現在のディスクのパーティションスタイルを一致させてから,コマンドを再実行してください。 |