Protection Managerで出力するメッセージとその対処方法について説明します。KAVX1000~KAVX1499のメッセージについて説明します。
表1-5 KAVX1000~KAVX1499のメッセージ
メッセージID | メッセージテキスト | 説明 |
---|---|---|
KAVX1000-I | SQL Serverにログオンしました。 Logged on to the SQL Server system. | SQL Serverへのログインに成功しました。 |
KAVX1001-I | SQL Serverからログオフしました。 Logged off from the SQL Server system. | SQL Serverからのログオフに成功しました。 |
KAVX1002-E | 指定されたデータベースは,SQL Serverに存在しません。 データベース名 = データベース名 The specified database does not exist in this instance of SQL Server. Database name =データベース名 | 指定したデータベースが,SQL Serverに存在しません。 SQL Serverに存在するデータベースを指定してください。 |
KAVX1003-E | SQL Serverに接続できません。 An attempt to connect to SQL Server has failed. | 次の要因が考えられます。
システムデータベースをリストア時に,ほかのユーザーがSQL Serverへ接続してしまった場合は,対象となるSQL Serverインスタンスに,ほかのユーザーが接続しないようにしたあとに,リストアを再実行してください。 コマンドを実行したOSのログインユーザーが,SQL Serverへのログインを許可されていない場合は,SQL Serverログインへ追加し,System Administratorsのサーバロールを付けてください。 クラスタソフトウェアがVeritas Cluster Server for Windowsの場合は,drmclusinitコマンドで正しい仮想サーバ名を登録してください。 |
KAVX1004-E | 指定されたインスタンス名は不正です。 The specified Instance Name is invalid. | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1008-E | SQL Serverに対する処理でエラーが発生しました。 処理 = 処理内容 コード = SQL Server出力エラーコード 要因 = SQL Server出力エラーメッセージ An error occurred during SQL Server processing. Processing = 処理内容 Code = SQL Server出力エラーコード Cause = SQL Server出力エラーメッセージ | SQL Serverに対する処理でエラーが発生しました。 SQL Serverのマニュアルを参照し,エラーが発生した要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1010-E | 実行ユーザーは,SQL Serverに対する権限がありません。 処理 = 処理内容 要因 = SQL Server出力エラーメッセージ The user lacks appropriate permission to use SQL Server. Processing = 処理内容 Cause = SQL Server出力エラーメッセージ | SQL Serverに対する実行権限を持たないユーザーが,コマンドを実行しようとしました。 SQL Serverのマニュアルを参照し,実行権限を持つユーザーであることを確認してから,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1013-E | 未サポートのSQL Serverバージョン上で起動しました。 SQL Serverバージョン = SQL Serverバージョン This version of SQL Server is not supported. SQL Server version = SQL Serverバージョン | Protection ManagerでサポートしていないSQL Serverバージョンで,コマンドを実行しました。 SQL Serverのバージョンを確認してください。 |
KAVX1014-E | 処理対象のデータベースがありません。 The database to be processed does not exist. | 処理対象として指定したデータベースが存在しません。 次の要因が考えられます。
|
KAVX1015-E | 一時データベースであるtempdbは,データベース名として指定できません。 The temporary database tempdb cannot be specified. | -targetオプション,-fオプション,または-transact_log_listオプションで,データベース名として,一時データベースであるtempdbを指定した場合に表示されます。 tempdbを,データベース名として指定しないでください。 |
KAVX1017-I | SQL Serverの情報を取得しています。 SQL Server information is being collected now. | SQL Serverから情報を取得しています。 |
KAVX1018-E | SQL Serverの停止処理に失敗しました。 An attempt to stop SQL Server failed. | 最小設定で起動したSQL Serverの停止処理に失敗した場合に出力されるメッセージです。 SQL ServerエラーログとWindowsイベントログを採取して,SQL ServerやOSの状態を確認してください。SQL ServerやOSに異常がない場合は問い合わせ窓口に連絡してください。 |
KAVX1019-E | drmsqlinitコマンドでパラメーターが設定されていません。 パラメーター名 = パラメーター名 A parameter has not been specified for the drmsqlinit command. Parameter name = パラメーター名 | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1020-E | SQL Server起動時の自動復旧中にエラーが発生しました。 要因 = エラー要因 An error occurred during automatic recovery at SQL Server startup. Cause =エラー要因 | SQL Server起動時の自動復旧中にエラーが発生しました。 エラーの要因を取り除いてdrmsqlrestoreコマンドを再実行してください。 |
KAVX1100-I | VDIメタファイル格納ディレクトリ名を入力してください: Enter the name of the storage directory for VDI metafiles: | VDIメタファイル格納ディレクトリ名について入力が待たれている状態です。 |
KAVX1101-I | VDI生成タイムアウト秒数を入力してください(0 - 3600): Enter the timeout interval for VDI generation (in seconds, between 0 and 3600): | VDI生成タイムアウト秒数について入力が待たれている状態です。0~3,600秒の間で設定してください。 |
KAVX1102-I | UNDOファイル格納ディレクトリ名を入力してください: Enter the name of the storage directory for undo files: | UNDOファイル格納ディレクトリ名について入力が待たれている状態です。 |
KAVX1103-I | SQL Serverの情報を更新しました。 SQL Server information has been updated. | SQL Serverと連携するためのパラメーターを登録しました。 |
KAVX1104-W | 指定されたVDIメタファイル格納ディレクトリが見つかりません。 ディレクトリ名 = ディレクトリ名 The specified storage directory for VDI metafiles cannot be found. Directory name = ディレクトリ名 | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1105-W | 指定したVDI生成タイムアウト秒数は範囲外です。(指定できる範囲:0-3600) VDI生成タイムアウト秒数 = VDI生成タイムアウト秒数 The value specified for the timeout interval for VDI generation is outside of the acceptable range (between 0 and 3600). Timeout interval for VDI generation = VDI生成タイムアウト秒数 | drmsqlinitコマンドで登録したVDI生成タイムアウト秒数に誤りがあります。 正しいVDI生成タイムアウト秒数を指定して,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1106-W | 指定されたUNDOファイル格納ディレクトリが見つかりません。 ディレクトリ名 = ディレクトリ名 The specified undo file directory cannot be found. Directory name = ディレクトリ名 | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1107-I | バックアップログ格納ディレクトリ名を入力してください: Enter the name of the storage directory for backup-log files: | バックアップログ格納ディレクトリ名について入力が待たれている状態です。 |
KAVX1108-W | 指定されたディレクトリが見つかりません。 ディレクトリ名 = ディレクトリ名 The specified directory cannot be found. Directory name = ディレクトリ名 | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1202-E | VDIメタファイル格納ディレクトリは,データファイル,トランザクションログファイルと同じコピーグループに指定できません。 The copy group specified for the VDI metafile storage directory cannot be the same copy group specified for a data file or transaction log file. | データファイル,トランザクションログファイル,VDIメタファイル格納ディレクトリが同じコピーグループに属しています。 データファイル,トランザクションログファイルと同じコピーグループにVDIメタファイル格納ディレクトリは配置できません。 drmsqlinitコマンドでVDIメタファイル格納ディレクトリのパスを変更してください。 コピーグループを確認する場合はdrmsqldisplayコマンドを使用してください。 |
KAVX1203-E | 指定されたデータベースはバックアップできません。 データベース名 = データベース名 要因 = 要因 The specified database cannot perform a backup. Database name = データベース名 Cause = 要因 | 指定したデータベースは,バックアップできない状態です。 データベースの状態を確かめて,バックアップできる状態にしてから,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1204-E | 指定されたデータベースは,ディレクトリにマウントされたボリュームに格納されているため,バックアップできません。 データベース名 = データベース名 An attempt to back up the specified database has failed because it is stored on a volume from which a directory is mounted. Database name = データベース名 | 指定したデータベースは,ディレクトリにマウントされたボリュームに格納されています。 ディレクトリにマウントされたボリュームにファイルが格納されている場合はバックアップできません。ドライブ文字が割り当てられたボリュームにすべてのファイルが格納されている必要があります。 マウントポイントディレクトリは未サポートです。 |
KAVX1205-E | 指定されたデータベースは,RAID装置に格納されていないファイルが存在するため,バックアップできません。 データベース名 = データベース名 An attempt to back up the specified database has failed because no backup target file exists on the RAID storage device. Database name = データベース名 | ストレージサブシステムに,指定したデータベースを構成するファイルがすべて格納されていません。 ストレージサブシステムに格納されていないファイルが含まれるデータベースはバックアップできません。すべてのファイルをストレージサブシステムに格納する必要があります。 |
KAVX1207-I | データベースのバックアップ中です。 Backing up the database... | バックアップを実行しています。 |
KAVX1209-E | 指定したデータベースの数が最大データベース数を超えています。 The number of specified databases exceeds the maximum number of databases. | この製品で,1回のコマンドで同時に指定できるデータベース数は最大64個です。 64個以内のデータベース数を指定して,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1210-E | メタファイル格納先情報の取得に失敗しました。 An attempt to obtain information about the metafile storage destination has failed. | 対象インスタンスのSQL Serverサービスがバックアップ実行中に停止した場合で,メタファイルとデータベースのプライマリデータファイルの格納先ディレクトリが同じときに発生するメッセージです。 対象インスタンスのSQL Serverサービスを起動し,再実行してください。 |
KAVX1211-E | バックアップ対象ではないデータベースのオブジェクトが,同じコピーグループに含まれています。 データベース名 = データベース名 コピーグループ名 = コピーグループ名 The copy group contains a database object that is not subject to backup. Database name = データベース名 Copy group name = コピーグループ名 | 同じコピーグループ内に,バックアップ対象のデータベース以外のファイルが含まれているため,バックアップできません。 同じコピーグループ内に存在するデータベースを,すべて指定してください。 |
KAVX1212-E | タイムアウトが発生しました。 VDI生成タイムアウト秒数 = VDIタイムアウト秒数(秒) A timeout error occurred. VDI timeout sec = VDIタイムアウト秒数(s) | 設定された時間内にVDIメタファイルが生成できなかった場合に表示されます。 drmsqlinitコマンドのVDI生成タイムアウト秒数を現在の設定値よりも長くして,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1213-W | 'sync with backup'オプションが設定されていません。 データベース名 = データベース名 The 'sync with backup' option is not set. Database name = データベース名 | トランザクションレプリケーション環境で,ディストリビューションデータベースまたはパブリケーションデータベースにsync with backupオプションが設定されていません。 sync with backupオプションの設定を確認してください。 |
KAVX1300-I | リストアを開始します。 Restore processing will now start. | リストアが開始されました。 |
KAVX1301-I | リストアを完了しました。 Restore processing has finished. | リストアが正常に完了しました。 |
KAVX1302-I | リカバリを開始します。 Recovery processing will now start. | リカバリが開始されました。 |
KAVX1303-I | リカバリを完了しました。 Recovery processing has finished. | リカバリが正常に完了しました。 |
KAVX1304-E | -transact_log_listオプションで指定されたトランザクションログ一括定義ファイルが不正です。 The name of the target definition file for transaction logs specified by the -transact_log_list option is invalid. | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1305-E | トランザクションログ一括定義ファイルで指定されたデータベースはSQL Serverに存在しません。 データベース名 = データベース名 The database specified by the target definition file for transaction logs does not exist in SQL Server. Database name = データベース名 | トランザクションログ一括定義ファイルで指定したデータベースがSQL Serverに存在しません。 トランザクションログ一括定義ファイルに正しいデータベースが指定されていることを確認してから,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1306-E | トランザクションログ一括定義ファイルで指定されたトランザクションログファイルは存在しません。 ファイル名 = トランザクションログファイル名 A transaction log file specified by the target definition file for transaction logs does not exist. File name = トランザクションログファイル名 | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1307-E | 指定されたデータベースの情報が取得できません。 データベース = データベース名 The specified database information could not be acquired. Database name = データベース名 | リストアコマンドで発生した場合 指定したバックアップID,またはインスタンスに関連するデータベースのバックアップ情報が存在しません。 バックアップ情報が存在するデータベースを指定して,コマンドを再度実行してください。 ログバックアップコマンドで発生した場合 完全バックアップが実行されていないデータベース,再同期コマンドの実行によってバックアップ情報が削除されたデータベース,または完全バックアップ後にデータベース名を変更したデータベースに対して,トランザクションログバックアップが実行されました。 トランザクションログバックアップを実行する前に,完全バックアップを実行してください。 |
KAVX1308-E | メタファイルが不正です。 メタファイル名 = メタファイル名 The name of the metafile is invalid. Metafile name = メタファイル名 | 次の要因が考えられます。
再度実行してもこのメッセージでコマンドがエラー終了した場合は,一つ前にバックアップしたデータベースをリストアしてください。 リストア方法については,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトランザクションログの適用に関する注意事項の説明を参照してください。 |
KAVX1309-E | -transact_log_listオプションで指定されたデータベースはリカバリ対象ではありません。 データベース名 = データベース名 The database specified by the -transact_log_list option is not a recovery target. Database name = データベース名 | -transact_log_listオプションで指定したデータベースは,対象インスタンスに存在しますが,ターゲットとして指定されていません。 データベースをターゲットとして指定するか,-transact_log_listオプションから外してください。 |
KAVX1310-I | データベースはすでにリカバリされています。 処理をスキップします。 データベース名 = データベース名 The database has already been recovered. Processing will be skipped. Database name = データベース名 | リカバリが不要な場合,またはすでにリカバリしたデータベースに対して出力されるメッセージです。 リカバリを再度実施したい場合は,リストアおよびリカバリを実行してください。 |
KAVX1311-E | データベースのリカバリに失敗しました。 データベース名 = データベース名 コード = エラーコード 要因 = エラー要因 An attempt to recover the SQL Server database failed. Database name = データベース名 Code = エラーコード Cause = エラー要因 | データベースのリカバリに失敗しました。 エラーの要因を取り除いて,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1312-E | トランザクションログのリカバリに失敗しました。 データベース名 = データベース名 バックアップファイル名 = バックアップファイル名 コード = エラーコード 要因 = エラー要因 An attempt to recover the transaction log failed. Database name = データベース名 Backup file name = バックアップファイル名 Code = エラーコード Cause = エラー要因 | トランザクションログのリカバリに失敗しました。 エラーの要因を取り除いて,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1313-I | クラスタリソースをオフラインにしています。 The cluster resource will now be taken offline. | クラスタ環境で,クラスタリソースをオフラインにしています。 |
KAVX1314-I | クラスタリソースをオンラインにしています。 The cluster resource will now be put online. | クラスタ環境で,クラスタリソースをオンラインにしています。 |
KAVX1316-I | リストアの前処理を実行中です。 Performing restore pre-processing... | リストアの前処理を実行しています。 |
KAVX1318-I | リストアの後処理を実行中です。 Performing restore post-processing... | リストアの後処理を実行しています。 |
KAVX1322-I | SQL Serverを起動します。 The SQL Server will now start. | データベースのリストアが完了したため,停止していたSQL Serverを起動します。 |
KAVX1323-I | SQL Serverが起動されました。 The SQL Server was successfully started. | データベースのリストアのために停止していたSQL Serverが起動されました。 |
KAVX1324-I | SQL Serverを最小設定で起動します。 The SQL Server will now start in minimal configuration. | masterデータベースをリストアするために,SQL Serverを最小設定で起動します。 |
KAVX1326-I | SQL Serverに依存するサービスを起動します。 SQL Server-dependant services will now start. | SQL Serverを起動したあとに,停止していたSQL Serverに依存するサービスを起動します。 |
KAVX1327-I | SQL Serverに依存するサービスが起動されました。 SQL Server-dependant services were successfully started. | SQL Serverを起動するために,停止していたSQL Serverに依存するサービスが起動されました。 |
KAVX1328-I | SQL Serverを停止します。 The SQL Server will now stop. | データベースをリストアするために,SQL Serverを停止します。 |
KAVX1329-I | SQL Serverが停止されました。 The SQL Server has stopped. | データベースをリストアするために,SQL Serverが停止されました。 |
KAVX1330-I | SQL Serverに依存するサービスを停止します。 SQL Server-dependant services will now stop. | SQL Serverを停止したあとに,SQL Serverに依存するサービスを停止します。 |
KAVX1331-I | SQL Serverに依存するサービスが停止されました。 SQL Server-dependant services have stopped. | SQL Serverを停止したあとに,SQL Serverに依存するサービスが停止されました。 |
KAVX1333-E | ログの連鎖が切れています。 The list(s) of the transaction logs are not continuous. | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1334-E | 指定されたトランザクションログのバックアップIDは不正です。 バックアップID = ログバックアップID The backup ID of the specified transaction log is invalid. Backup ID = ログバックアップID | drmsqllogbackupコマンドの-sまたは-eオプションで指定したログバックアップIDが誤っているときに出力されるメッセージです。 指定できるログバックアップIDの値は0001~9999です。 正しいログバックアップIDを指定して,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1335-E | トランザクションログのバックアップ情報を取得できませんでした。 The backup information of transaction log could not be obtained. | トランザクションログバックアップファイルのバックアップ情報が読み込めなかったときに出力されるメッセージです。 指定したバックアップIDに対応するトランザクションログバックアップファイルを確認してください。ファイルの状態が正しい場合,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。 |
KAVX1336-E | トランザクションログのバックアップIDが上限に達しています。 The backup ID of the transaction log has reached the maximum limit of the program. | drmsqllogbackupコマンドを実行したときに生成されるログバックアップIDが9,999を超えたときに出力されるメッセージです。 指定したバックアップIDを基点として,これ以上トランザクションログをバックアップできません。 新たな基点としてバックアップIDを作成するために,drmsqlbackupコマンドを実行したあと,トランザクションログバックアップを実行してください。 |
KAVX1337-E | トランザクションログのバックアップ情報の更新に失敗しました。 An attempt to update the backup information for the transaction log failed. | トランザクションログバックアップファイルのバックアップ情報を書き込めなかったときに出力されるメッセージです。 指定したバックアップIDに対応するトランザクションログバックアップファイルを確認してください。ファイルの状態が正しい場合,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。 |
KAVX1338-I | トランザクションログバックアップファイルを削除しました。 The backup file(s) of the transaction log have been deleted. | コマンドによって,トランザクションログバックアップファイルを削除したときに出力されるメッセージです。 |
KAVX1339-E | 処理対象のトランザクションログバックアップファイルがありません。 The backup file(s) of the transaction log to be processed does not exist. | drmsqllogbackupコマンドのオプションによって指定した条件に合うトランザクションログバックアップファイルが存在しないときに出力されるメッセージです。 指定したオプションを確認してください。オプションの指定に誤りがある場合は,オプションを変更してコマンドを再度実行してください。 |
KAVX1340-E | 指定したバックアップIDに関連するバックアップカタログには,システムデータベースだけがバックアップされているため,トランザクションログをバックアップできません。 The transaction log cannot be backed up because the backup catalog has only the information of the system database associated with the specified backup ID. | drmsqlbackupコマンドで,システムデータベースだけバックアップしたバックアップIDに対して,トランザクションログのバックアップを取得しようとしたときに出力されるメッセージです。 システムデータベースに対してはトランザクションログを取得できません。次のどちらかの方法で対処してください。
|
KAVX1341-E | 対象となるデータベースのトランザクションログはバックアップできません。 データベース名 = データベース名 要因 = 詳細メッセージ The transaction log of the target database cannot be backed up. Database name = データベース名 Cause = 詳細メッセージ | 指定されたデータベースがバックアップできない状態のときに出力されるメッセージです。 詳細メッセージを確認し,データベースの状態を確認してください。 |
KAVX1342-W | 対象となるデータベースはSQL Severに存在しません。 処理をスキップします。 データベース名 = データベース名 The target database does not exist in SQL Server. Processing will be skipped. Database name = データベース名 | 指定したデータベースがdrmsqlbackupコマンドの実行時には存在し,drmsqllogbackupコマンドによってトランザクションログのバックアップの実行時には存在していないときに出力されるメッセージです。 指定したデータベースが存在するかを確認してください。 |
KAVX1343-E | トランザクションログバックアップファイルは削除できませんでした。 トランザクションログバックアップファイル名 = トランザクションログバックアップファイル名 An attempt to delete the backup file of transaction log has failed. Backup file name = トランザクションログバックアップファイル名 | drmsqllogbackupコマンドによってトランザクションログバックアップファイルを削除できなかったときに出力されるメッセージです。 指定したバックアップIDに対応するトランザクションログバックアップファイルを確認してください。ファイルの状態が正しい場合,システムログを参照し,OSに異常がないかを確認してください。 |
KAVX1344-E | トランザクションログのバックアップに失敗しました。 データベース名 = データベース名 コード = SQL Server出力エラーコード 要因 = SQL Server出力エラーメッセージ An attempt to back up the transaction log failed. Database name = データベース名 Code = SQL Server出力エラーコード Cause = SQL Server出力エラーメッセージ | drmsqllogbackupコマンドによってトランザクションログがバックアップできなかったときに出力されるメッセージです。 SQL Server出力エラーコードとSQL Server出力エラーメッセージを確認し,適切な対処をしてください。 |
KAVX1346-E | 対象となるデータベースはファイル名として使用できない文字を含んでいるため,トランザクションログのバックアップを実行できません。 処理をスキップします。 データベース名 = データベース名 The transaction log cannot be used for backup because the file name of the database to be backed up contains an invalid character. Processing will be skipped. Database name = データベース名 | トランザクションログのバックアップ対象となるデータベース名に,次の文字が含まれていた場合に出力されるメッセージです。
|
KAVX1347-E | SQL Serverの起動でタイムアウトが発生しました。 A timeout error occurred when starting SQL Server. | SQL Serverが,構成定義ファイルで定義されたタイムアウト値を超えても起動されなかった場合に出力されるメッセージです。 システムログを参照し,SQL ServerやOSに異常がないかを確認してください。異常が見られない場合は,init.confのSVC_RETRY_TIMEおよびSVC_RETRY_WAITの値を変更してから,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1348-E | SQL Serverの停止でタイムアウトが発生しました。 A timeout error occurred when stopping SQL Server. | SQL Serverが,構成定義ファイルで定義されたタイムアウト値を超えても停止されなかった場合に出力されるメッセージです。 システムログを参照し,SQL ServerやOSに異常がないかを確認してください。異常が見られない場合は,init.confのSVC_RETRY_TIMEおよびSVC_RETRY_WAITの値を変更してから,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1349-E | すでにメタファイルが存在します。 ファイル名 = ファイル名 The metafile already exists. File name = ファイル名 | drmsqlbackupコマンドでバックアップを実行するとき,作成しようとするメタファイル名と同じファイル名がすでに存在する場合に出力されるメッセージです。 存在しているメタファイルが不要な場合は,メタファイルを削除したあとに再度実行してください。 存在しているメタファイルが必要な場合は,drmsqlinitコマンドでメタファイルの格納場所を変更したあと,コマンドを再度実行してください。 |
KAVX1350-E | システムデータベースに対して,ログのバックアップを実行することはできません。 The transaction log of the system database cannot be backed up. | drmsqllogbackupコマンドで,トランザクションログをバックアップするデータベースとして,システムデータベースを指定した場合に出力されるメッセージです。 システムデータベースに対してトランザクションログをバックアップすることはできません。 |
KAVX1351-W | データベースがバックアップされていません。 処理をスキップします。 データベース名 = データベース名 The database has not been backed up. Processing will be skipped. Database name = データベース名 | drmsqllogbackupコマンド実行時に,対象のデータベースがdrmsqlbackupコマンドでバックアップされていない場合に出力されるメッセージです。 |
KAVX1353-E | システムデータベースのリストアに-nochk_hostオプションを指定できません。 You cannot specify the nochk_host option for restoration of a system database. | drmsqlrestoreコマンドの-nochk_hostオプションで,システムデータベースを指定した場合に出力されるメッセージです。 システムデータベースをリストア対象から外してください。 |
KAVX1354-I | drmsqlrecoverコマンドを実行中です。 The drmsqlrecover command is running. | drmsqlrecovertoolコマンドでdrmsqlrecoverコマンドが実行中であることを示すメッセージです。 |
KAVX1355-I | リカバリを完了していないデータベースがあります。終了してよろしいですか? There is a database for which recovery has not finished. Do you want to end anyway? | drmsqlrecovertoolコマンドでデータベースのリカバリを実行中に,[Exit]ボタンをクリックした場合の確認メッセージです。 |
KAVX1356-W | このファイルはすでにリストに存在します。 This file already exists in the list. | drmsqlrecovertoolコマンドでリストへファイルを追加しようとしたファイルがすでにリスト内にあります。 同じログファイルを二重に当てることはできないので追加しないでください。 |
KAVX1357-W | ネットワークファイルを追加することはできません。 A network file cannot be added. | drmsqlrecovertoolコマンドでリストへファイルを追加しようとしたファイルはネットワーク上にあります。 ファイルをローカルパスに置いてください。 |
KAVX1358-E | drmsqlrecoverコマンドが失敗しました。 The drmsqlrecover command has failed. | drmsqlrecovertoolコマンドが起動したdrmsqlrecoverコマンドでエラーが発生しました。 drm_output.logを参照しdrmsqlrecoverコマンドが失敗した要因を解決してください。 |
KAVX1359-E | drmsqlrecoverコマンドを起動できませんでした。 The drmsqlrecover command could not be started. | 次の要因が考えられます。
|
KAVX1360-E | Transaction log backup listに項目を追加できませんでした。 An item could not be added to the transaction log backup list. | drmsqlrecovertoolコマンドのリストへの項目追加で失敗しました。リストの項目数の限界を超えたか,OSのリソース不足です。 項目を減らすか,リソースを確保して再度実行してください。 |
KAVX1361-E | drmsqlrecovertoolコマンドはすでに起動しています。 The drmsqlrecovertool command is already running. | drmsqlrecovertoolコマンドはすでに起動されています。 起動中のdrmsqlrecovertoolコマンドを終了させてから再度実行してください。 |
KAVX1362-I | 指定されたデータベースの復旧モデルは単純のため,トランザクションログのバックアップ対象外です。 データベース名 = データベース名 The recovery model of the specified database is "simple", so it is not subject to the transaction log file backup. Database name = データベース名 | 指定したデータベースの復旧モデルは単純なため,トランザクションバックアップは取得しませんでした。 |
KAVX1363-I | サービスを開始します。 サービス名 = サービス名 The service will now begin. Service name = サービス名 | サービスを開始するときに表示されるメッセージです。 |
KAVX1364-I | サービスを停止します。 サービス名 = サービス名 The service will now be stopped. Service name = サービス名 | サービスを停止するときに表示されるメッセージです。 |
KAVX1365-E | 指定されたデータベースはリカバリできません。 データベース名 = データベース名 要因 = エラー要因 The specified database cannot be recovered. Database name = データベース名 Cause = エラー要因 | 指定されたデータベースがリカバリできない状態のときに出力されるメッセージです。 詳細メッセージを確認し,データベースの状態を確認してください。 |
KAVX1366-E | 他のユーザーが使用中のためデタッチできません。 データベース名 = データベース名 Detachment is not possible because the database is being used by another user. Database name = データベース名 | リストア対象のデータベースをほかのユーザーが使用しているためデタッチできません。 対象データベースへのアクセスを解除してから再度実行してください。 |
KAVX1367-E | 指定されたデータベースはリストアできません。 データベース名 = データベース名 要因 = 要因 The specified database cannot be restored. Database name = データベース名 Cause = 要因 | 指定されたデータベースがリストアできない状態のときに出力されるメッセージです。 詳細メッセージを確認し,データベースの状態を確認してください。 |
KAVX1368-E | 指定されたバックアップIDは,バックアップ時のSQL Serverのバージョンがリストア先と異なるためリストアできません。 バックアップID = 指定されたバックアップID バックアップ時のSQL Serverのバージョン = SQL Serverのバージョン リストア先のSQL Serverのバージョン = SQL Serverのバージョン The specified backup ID cannot be restored because the SQL Server version used at the backup source is different from that used at the restoration destination. Backup ID = 指定されたバックアップID SQL Server version at the backup source = SQL Serverのバージョン SQL Server version at the restoration destination = SQL Serverのバージョン | バックアップ時のSQL Serverのバージョンとリストア先のSQL Serverのバージョンが異なるため,指定されたバックアップIDではリストアできません。なお,Protection Manager 04-30以前のバージョンでバックアップされたデータベースの場合は,SQL ServerのバージョンにUnknownと出力されます。 バックアップ時のSQL Serverのバージョンとリストア先のSQL Serverのバージョンを同じにしてください。 |
KAVX1369-E | システムデータベースはバックアップ時と異なるインスタンスにリストアできません。 The system database cannot be restored to an instance different from the one used at the time of backup. | システムデータベースを含むリストアでは-instanceオプションを指定できません。 リストアするデータベースにはユーザーデータベースだけを指定してください。 |
KAVX1370-E | データベース データベース名 の状態取得に失敗しました。 An attempt to get the status of the database データベース名 has failed. | データベースの状態確認に失敗しました。 SQL Serverのマニュアルを参照してエラーの要因を取り除いてから,コマンドを再実行してください。 |
KAVX1371-I | データベースの静止化処理を開始します。 Processing to freeze databases will now start. | データベースの静止化処理を開始するときに表示されるメッセージです。 |
KAVX1372-I | データベースの静止化解除処理を終了します。 Processing to thaw databases will now end. | データベースの静止化解除処理が終了したときに表示されるメッセージです。 |
KAVX1401-E | データベースのバックアップ情報取得に失敗しました。 The attempt to acquire backup information for the database failed. | ログバックアップ起点情報カタログの読み込みに失敗したときに表示されるメッセージです。 |