Hitachi Protection Manager Software メッセージ
Protection Managerで出力するメッセージとその対処方法について説明します。KAVX0500~KAVX0999のメッセージについて説明します。
メッセージID メッセージテキスト 説明 KAVX0500-E ほかのコマンドを実行する前に,Oracleと連携するためのdrmorainitコマンドで設定を行ってください。
Use the drmorainit command for Oracle-related setup before using other commands.drmorainitコマンドで各構成情報が設定されていません。
drmorainitコマンドを実行してください。KAVX0501-E 未サポートのOracleバージョン上で起動しました。
Oracleバージョン = Oracleバージョン
This product does not support this Oracle version.
Oracle version = OracleバージョンProtection ManagerでサポートしていないバージョンのOracle上で,コマンドを実行しました。
Oracleのバージョンを確認してください。KAVX0502-I 処理を開始します。
処理名 = 処理名
Processing will now start.
Processing name = 処理名実行したコマンドの進行状況が表示されるメッセージです。「処理名」が実施されています。 KAVX0503-I Oracleにログインしました。
Logged on to the Oracle system.Oracleへログインしたときに表示されるメッセージです。 KAVX0504-I Oracleからログアウトしました。
Logged out of the Oracle system.Oracleからログアウトしたときに表示されるメッセージです。 KAVX0505-I Oracleを起動します。
The Oracle system will now start.Oracleの起動処理が開始されるときに表示されるメッセージです。 KAVX0506-I Oracleを停止します。
The Oracle system will now stop.Oracleの停止処理が開始されるときに表示されるメッセージです。 KAVX0507-I Oracleが起動されました。
The Oracle system was successfully started.Oracleが起動されたときに表示されるメッセージです。 KAVX0508-I Oracleが停止されました。
The Oracle system has stopped.Oracleが停止されたときに表示されるメッセージです。 KAVX0509-I Oracleの情報を収集しています。
Oracle system information is being collected now.Oracleの情報が収集されるときに表示されるメッセージです。 KAVX0510-I Oracleのバックアップを開始しました。
バックアップモード = オンラインまたはコールド
Backup of the Oracle database will now start.
Backup mode = オンラインまたはコールドOracleのバックアップが開始されるときに表示されるメッセージです。 KAVX0511-I バックアップまたはリカバリ 情報を収集しています。
Now collecting バックアップまたはリカバリ information.バックアップまたはリカバリの情報が収集されるときに表示されるメッセージです。 KAVX0512-E Oracleに対する処理でエラーが発生しました。
処理 = 処理
要因 = OracleメッセージID,メッセージ
An error occurred during Oracle-related processing.
Processing = 処理
Cause = OracleメッセージID,メッセージ次の要因が考えられます。 要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- Oracleへアクセスしたときに,Oracleから異常を示す応答があった。
- Oracleへのアクセスライブラリをオープンできなかった。
- drmorainitコマンドで設定したOracleの接続情報が正しく設定されているか確認してください。また,Oracleのマニュアルを参照して,OracleメッセージIDに対する対処を実施してください。
- コマンド実行環境の環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定を確認してください。環境変数が正しく設定されている場合は,Oracleのインストール状態を確認してください。
KAVX0513-E 指定された表領域はOracleに存在しません。
表領域 = 表領域名
The specified tablespace does not exist in the Oracle system.
Tablespace = 表領域名-targetオプションまたは-fオプションで指定した表領域は,Oracleに存在しません。
指定するオプションまたはOracleの表領域名を確認して,コマンドを再度実行してください。KAVX0514-E Oracleに関する情報が取得できませんでした。
情報 = 表領域,アーカイブ済みREDOログ,制御ファイル,要因 = OracleメッセージID,メッセージ
Oracle system information could not be obtained.
Information = 表領域,アーカイブ済みREDOログ,制御ファイル,Cause = OracleメッセージID,メッセージOracleの情報を取得しようとしましたが,情報を取得できませんでした。
Oracleのマニュアルを参照して,対処してください。KAVX0515-E Oracleにログインできませんでした。
You could not log on to the Oracle system.次の要因が考えられます。 drmorainitコマンドで正しいユーザーIDまたはパスワードを再度登録してください。または,Oracleにユーザーを作成し,SYSDBA権限を付けてください。
- drmorainitコマンドで登録しユーザーIDまたはパスワードが間違っている。
- Oracleに該当するユーザーが登録されていない。
- Oracleユーザーの権限が不足している。
KAVX0516-E Oracle起動中には実行できません。
You cannot execute this command while the Oracle system is running.Oracleが起動しているときにはこのコマンドは実行できません。
Oracleを停止してから,コマンドを再度実行してください。KAVX0517-E 指定されたバックアップIDのバックアップ情報が取得できませんでした。
バックアップID = バックアップID
Backup information for the specified backup ID could not be found.
Backup ID = バックアップID指定したバックアップIDが間違っています。
正しいバックアップIDを指定して,コマンドを再度実行してください。KAVX0518-E 指定されたバックアップIDは不正です。
バックアップID = バックアップID
The specified backup ID is invalid.
Backup ID = バックアップID指定したバックアップIDのバックアップカタログが存在しません。
正しいバックアップIDを指定して,コマンドを再度実行してください。KAVX0519-W ファイルまたはディレクトリが見つかりません。
ファイル名またはディレクトリ名 = ファイル名またはディレクトリ名
A file or directory cannot be found.
File or directory name = ファイル名またはディレクトリ名次の要因が考えられます。 要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- drmorainitコマンドで設定した内容が不正である。
- ファイルまたはディレクトリが存在しない。
- drmorainitコマンドで正しい内容を入力してください。
- ファイルまたはディレクトリの内容を確認してください。
KAVX0521-E このコマンドは実行できません。Oracleが停止中またはインスタンスが存在しない可能性があります。
You cannot execute this command. Oracle might be stopped or the instance might not exist.次の要因が考えられます。 要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- Oracleが停止している。
- Oracleインスタンスがシステムに存在しない。
- Oracleを起動してから,コマンドを再度実行してください。
- 指定したOracleインスタンス名を確認してください。
KAVX0522-E OracleのREDOログがNOARCHIVELOGモードに設定されているため,オンラインバックアップできません。
Online backup is not possible because the Oracle redo log is running in NOARCHIVELOG mode.OracleのREDOログの動作モードがノーアーカイブログモードに設定されています。
オンラインバックアップするときは,REDOログの動作モードをアーカイブログモードに設定してください。KAVX0523-E コマンドを実行するには,OracleのSYSDBA権限が必要です。
You do not have the Oracle SYSDBA permissions required to execute the command.コマンドを実行したユーザーは,OracleのSYSDBA権限を持っていないため,コマンドを実行できません。
drmorainitコマンドで,SYSDBA権限のあるOracleユーザーを設定してください。KAVX0524-E 現在,ほかのユーザーがOracleを使用中のため,システムを停止できません。
Oracle cannot be stopped because other users are using it.Oracleにアクセスしているユーザーがいます。
Oracleにアクセスしているユーザーがいなくなってから,コマンドを再度実行してください。KAVX0525-I Oracleをリカバリします。
The Oracle database will now be recovered.Oracleデータベースをリカバリするときに表示されるメッセージです。 KAVX0526-I 副ボリュームをマウントします。
The secondary volume will now be mounted.副ボリュームをマウントするときに表示されるメッセージです。 KAVX0527-I 副ボリュームをアンマウントします。
The secondary volume will now be unmounted.副ボリュームをアンマウントするときに表示されるメッセージです。 KAVX0529-E Oracleのバージョン情報が取得できませんでしたのでこのコマンドは実行できません。
You cannot execute this command, since the Oracle system version cannot be obtained.OracleホームディレクトリのファイルからOracleのバージョン情報が取得できませんでした。
次の要因が考えられます。要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- Oracleホームディレクトリが間違っている。
- Oracleのバージョンが間違っている。
- drmorainitコマンドで正しいOracleホームディレクトリを設定してください。
- Protection Manager for Oracleを再インストールして,使用するOracleのバージョンを正しく設定してください。
- 上記以外の要因の場合は,Oracleのインストール状態を確認してください。
KAVX0530-E OracleがNOARCHIVELOGモードに設定されている場合,このコマンドは実行できません。
You cannot execute this command when Oracle is set to the NOARCHIVELOG mode.Oracleがノーアーカイブログモードに設定されているため,コマンドは実行できません。
アーカイブログモードに設定してコマンドを再度実行してください。KAVX0531-W Oracleに対する処理でエラーが発生しました。
処理 = 処理内容
要因 = OracleメッセージID,メッセージ
An error occurred during Oracle-related processing.
Processing = 処理内容
Cause = OracleメッセージID,メッセージ次の要因が考えられます。 要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- Oracleへアクセスしたときに,Oracleから異常を示す応答があった。
- Oracleへのアクセスライブラリをオープンできなかった。
- drmorainitコマンドで設定したOracleの接続情報が正しく設定されているか確認してください。また,Oracleのマニュアルを参照して,OracleメッセージIDに対する対処を実施してください。
- コマンド実行環境の環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定を確認してください。環境変数が正しく設定されている場合は,Oracleのインストール状態を確認してください。
KAVX0532-I Oracleインスタンスの情報を取得しました。
Oracleインスタンス名 = インスタンス名
Acquisition of Oracle instance information was successful.
Oracle instance name = インスタンス名Oracleインスタンスの情報取得に成功した場合に出力するメッセージです。 KAVX0533-W Oracleインスタンスの情報が取得できませんでした。
Oracleインスタンス名 = インスタンス名
Acquisition of Oracle instance information failed.
Oracle instance name = インスタンス名次の要因が考えられます。 要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- drmorainitでOracleの情報を正しく設定していない。
- drmorainitで登録したOracleが起動していない。
- コマンドをクラスタ構成の待機サーバで実行した。
- drmorainitの設定が正しいかどうか確認してください。
- Oracleが起動しているかどうか確認してください。
- 仮想サーバがコマンドを実行した物理サーバであり,オンラインになっていることを確認してください。
コマンドを実行した物理サーバとは異なる仮想サーバのOracleインスタンスに対してメッセージが出力された場合,コマンドを再度実行する必要はありません。KAVX0534-E Oracle初期化パラメーター情報の取得に失敗しました。
Acquisition of Oracle initialization parameter information failed.次の要因が考えられます。 drmorainitコマンドの初期化パラメーターファイルを正しく設定してから,コマンドを再度実行してください。
- drmorainitコマンドで指定された初期化パラメーターファイルの内容が,Oracle起動時に使用された初期化パラメーター情報と異なる。
- drmorainitコマンドで初期化パラメーターファイルが指定されていない場合に,Oracleからサーバパラメーターファイルの情報が取得できない。
drmorainitコマンドで指定する初期化パラメーターファイルの設定をOracleインスタンスが使用する初期化パラメーター情報と一致するようにしてください。- Oracleインスタンスが初期化パラメーターファイルを使用する場合
- Oracleインスタンスがサーバパラメーターファイルを使用する場合
Oracleインスタンスがサーバパラメーターファイルを正しく使用して起動しているかどうか確認してから,コマンドを再度実行してください。このとき,drmorainitコマンドで初期化パラメーターファイルは指定しません。KAVX0601-E 指定された表領域のバックアップ情報が取得できません。
表領域 = 表領域名
The backup information for the specified tablespace cannot be obtained.
Tablespace = 表領域名指定したバックアップIDのバックアップカタログに,指定した表領域のバックアップ情報が存在しません。
正しいバックアップIDおよび表領域を指定して,コマンドを再度実行してください。KAVX0602-E 指定されたバックアップIDはリストアには使用できません。
The specified backup ID cannot be used for restoration.リストアに使用できるバックアップカタログの,バックアップIDを指定してください。 KAVX0603-E 指定したバックアップIDに-targetオプションまたは-fオプションは指定できません。
You cannot specify the -target or -f option for the specified backup ID.指定したバックアップIDのバックアップカタログは,-coldオプションを使用して作成されています。
-targetオプションまたは-fオプションを指定しないで,コマンドを再度実行してください。KAVX0604-E 指定したバックアップIDのバックアップデータをリストアするときはOracleを停止してください。
You must stop Oracle when restoring backup data with the specified backup ID.指定したバックアップIDのバックアップデータが次のデータであることが考えられます。 Oracleを停止したあと,コマンドを再度実行してください。
- コールドバックアップしたデータ
- -targetオプションまたは-fオプションで指定した表領域にSYSTEM表領域またはUNDO表領域のどちらかが存在するデータ
KAVX0606-E 指定された表領域はOracleに存在しません。
The Oracle system does not contain any of the specified tablespaces.drmorabackupコマンド,またはdrmorarestoreコマンドの-targetオプションまたは-fオプションで指定した表領域は,すべて存在しません。
指定するオプションまたはOracleの表領域名を確認して,コマンドを再度実行してください。KAVX0607-E 指定された表領域はバックアップされていません。
Specified tablespaces have not been backed up.drmorarestoreコマンドの-targetオプションまたは-fオプションで指定した表領域は,バックアップされていません。
指定するオプションまたはバックアップIDの情報を確認して,コマンドを再度実行してください。KAVX0608-E 指定された表領域はバックアップされていません。
表領域 = 表領域名
The specified tablespace is not backed up.
Tablespace = 表領域名-targetオプションまたは-fオプションで指定した表領域はバックアップされていません。
オプションの指定またはOracleの表領域名を確認して再度実行してください。KAVX0609-E バックアップ対象のオブジェクトと同じコピーグループに,アーカイブ済みREDOログまたはオンラインREDOログが属しています。
An archive redo log or online redo log exists in the same copy group as the backup object.バックアップ対象オブジェクトと,オンラインREDOログまたはアーカイブ済みREDOログは同じコピーグループに指定できません。
drmoradisplayコマンドで,コピーグループの設定を確認してください。KAVX0610-E Oracleの表領域のオンラインバックアップモードを解除できませんでした。
表領域 = 表領域名
The online backup mode of the Oracle tablespace could not be released.
Tablespace = 表領域名表領域名で示された表領域のオンラインバックアップモードを解除できませんでした。
詳細トレースログファイル(drm_pp_trace[1-16].log)に出力されるメッセージおよびOracleシステムログを参照し,Oracleシステムに異常がないかどうか確認してください。
Protection Managerの動作環境やOracleに問題がない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して,資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。KAVX0611-E 指定された表領域は一時表領域です。
表領域 = 表領域名
The specified tablespace is a temporary tablespace.
Tablespace = 表領域名表領域名で示された表領域は一時表領域のためバックアップできません。
-targetオプションまたは-fオプションで指定する表領域からは除いてください。KAVX0612-E バックアップ対象オブジェクトがRAID装置内にありません。
対象オブジェクト = バックアップ対象オブジェクト
The backup target object does not exist in the RAID storage device.
Object name = バックアップ対象オブジェクトバックアップ対象オブジェクトに示すオブジェクトがRAID装置内にありません。
バックアップ対象オブジェクトをRAID装置に配置してください。KAVX0613-E 制御ファイルとバックアップ対象ファイルが同じコピーグループに含まれているために,バックアップ処理を実行できません。
Backup is not possible because the control file and the target file are included in the same copy group.制御ファイルは,バックアップ対象のデータファイルと同じコピーグループに含めることはできません。
制御ファイルとバックアップ対象のデータファイルを別のコピーグループに定義してから,コマンドを再度実行してください。KAVX0614-I データベースのバックアップ中です。
Backing up database now...データベースをバックアップしています。 KAVX0615-I データベースのリストア中です。
Restoring database now...データベースをリストアしています。 KAVX0617-E Oracleの構成が変更されたため処理を中断します。
The process will be aborted because the configuration of Oracle has changed.次の要因が考えられます。 要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- データベース全体のバックアップデータのリストアや,バックアップ制御ファイルをリストアするリカバリを実施したあと,一時ファイルの追加を行っていない。
- Oracleの構成に矛盾が検出された。
- 一時ファイルの追加を行ったあと,ディクショナリマップファイルの更新コマンドを実行してください。
- Oracleシステムログを参照し,Oracleの状態を確認してください。Oracleで発生している問題を解決してから,コマンドを再度実行してください。
KAVX0618-E 表領域のオンラインバックアップモードを設定できませんでした。
表領域 = 表領域名
The online backup mode of the tablespace could not be set.
Tablespace = 表領域名表領域のオンラインバックアップモードが設定されませんでした。
詳細トレースログファイル(drm_pp_trace[1-16].log)に出力されるメッセージおよびOracleシステムログを参照し,Oracleシステムに異常がないかどうか確認してください。
Protection Managerの動作環境やOracleに問題がない場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」のトラブルシューティングの説明を参照して,資料を採取したあとで,問い合わせ窓口に連絡してください。KAVX0619-E 指定されたバックアップIDに-resyncオプションは指定できません。
You cannot specify the -resync option for the specified backup ID.目的の主ボリュームには,バックアップに含まれていない表領域を含んでいます。リストアの再同期処理はこれらの表領域を破壊します。 KAVX0620-E Oracleのバージョンが異なるため,リストアできません。
Restoration could not be performed because the Oracle system version is incorrect.次に示すOracleのバージョンの違いが原因でリストアできませんでした。 Oracleのバージョンを確認して,コールドバックアップを使用してください。
- バージョン11.xxx以降のOracleからバックアップし,バージョン10.xxx以前のOracleにリストアしようとした。
- バージョン10.xxx以前のOracleからオンラインバックアップし,バージョン11.xxx以降のOracleにリストアしようとした。
KAVX0622-E 指定された表領域に-resyncオプションは指定できません。
表領域 = 表領域名
You cannot specify the -resync option for the specified tablespace.
Tablespace = 表領域名指定された表領域が存在するコピーグループに,バックアップされていない表領域が存在するため,-resyncオプションは指定できません。
コピーグループ内のすべての表領域を指定してdrmorabackupコマンドを実行したあと,drmorarestoreコマンドを再度実行してください。KAVX0623-E この構成ではオンラインバックアップできません。
You cannot execute online backup under this configuration.有効なアーカイブ済みREDOログの保存先がないためリカバリできない可能性があります。
Oracleのシステムログを参照し,アーカイブ済みREDOログの保存先の状態を確認してください。KAVX0624-E 再同期によるリストアに失敗しました。
An attempt to execute the resynchronize restoration failed.表領域の指定が不足しているため,再同期でリストアできません。
drmoradisplayコマンドまたはdrmoracatコマンドで,バックアップ時に指定した表領域を確認します。バックアップ時に指定した表領域をすべて指定して,drmorarestoreコマンドを再度実行してください。KAVX0625-E クラスタがオンラインではなく,Oracleが起動している場合はリストアできません。
You cannot execute this command while the cluster is not online and the Oracle system is running.次のどちらかの方法で対処してください。
- Oracleを停止してdrmorarestoreコマンドを再度実行してください。
- クラスタをオンラインにしてdrmorarestoreコマンドを再度実行してください。
KAVX0626-E すでにオンラインバックアップモードの表領域が存在するため,バックアップできません。
表領域 = 表領域名
You cannot execute backup because the mode of tablespace was already online backup mode.
Tablespace = 表領域名次に示す原因があるため,バックアップできません。 オンラインバックアップモードを解除したあと,再度コマンドを実行してください。
- オンラインバックアップしようとした表領域が,バックアップ実行前または実行中にProtection Manager以外のプログラムからの操作でオンラインバックアップモードに変更され,オンラインバックアップモードが解除できない。
- コールドバックアップしようとした表領域が,バックアップ実行前または実行中にProtection Manager以外のプログラムからの操作でオンラインバックアップモードに変更され,システムがシャットダウンできない。
KAVX0627-E オンラインバックアップモードの表領域が存在するため,リストアできません。
表領域 = 表領域名
You cannot execute restore because the mode of tablespace was already online backup mode.
Tablespace = 表領域名次に示す原因があるため,リストアできません。 オンラインバックアップモードを解除したあと,再度コマンドを実行してください。
- リストアしようとした表領域が,リストア実行前または実行中にProtection Manager以外のプログラムからの操作でオンラインバックアップモードに変更され,システムがシャットダウンできない。
- -targetオプションまたは-fオプションを指定しリストアしようとした表領域以外の表領域が,リストア実行前または実行中にProtection Manager以外のプログラムからの操作でオンラインバックアップモードに変更され,システムがシャットダウンできない。
KAVX0628-E -exfileオプションで指定したファイル名が不正です。
The file name specified in the -exfile option is incorrect.次の要因が考えられます。 -exfileオプションで指定したファイル名を確認して,コマンドを再度実行してください。
- 指定したファイルがない。
- 指定したファイルに読み込み権限がない。
KAVX0629-E -exfileオプションで指定されたバックアップ対象定義ファイルが不正です。
The name of the backup-targets definition file specified in the -exfile option is invalid.次の要因が考えられます。 バックアップ定義ファイル内容を確認して,コマンドを再度実行してください。
- バックアップ定義ファイルに不正なファイル名を指定した。
- バックアップ定義ファイルにRAWデバイスを指定した。
KAVX0630-E 指定されたバックアップ対象定義ファイルの内容は無効です。
The contents of the specified backup-targets definition file are invalid.次の要因が考えられます。 この場合,ディレクトリパスが異なっていても同じファイル名と見なします。
- バックアップ定義ファイルに,バックアップファイル名が1件も指定されていない。
- バックアップ定義ファイルに複数のバックアップファイル名が指定されていて,その中に同じファイル名が存在する。
要因に応じて,それぞれ次の対処をしてください。
- バックアップ対象定義ファイルに有効な情報を登録して,コマンドを再度実行してください。
- バックアップ定義ファイルに同じバックアップファイル名が複数存在しないようにして,コマンドを再度実行してください。
KAVX0631-W 初期化パラメーターファイルをリストアできません。
リストア元ファイル名 = リストア元ファイル名
リストア先ファイル名 = リストア先ファイル名
An initialization parameter file cannot be restored.
Source = リストア元ファイル名
Target = リストア先ファイル名クラスタ環境ではクラスタリソースをオフラインにするため,ディスクがデポートされてリストア先のディスクにアクセスできません。
次の順序でリストアしてください。
- クラスタ監視下からディスクを切り離してください。
- 切り離したディスクをインポートしてからマウントしてください。
- リストア先のボリュームがファイルシステムの場合,cpコマンドでリストアしてください。リストア先のボリュームがRAWデバイスの場合,ddコマンドでリストアしてください。
KAVX0632-W 制御ファイルをリストアできません。
リストア元ファイル名 = リストア元ファイル名
リストア先ファイル名 = リストア先ファイル名
A control file cannot be restored.
Source = リストア元ファイル名
Target = リストア先ファイル名次の要因が考えられます。 クラスタ環境の場合は次の順序でリストアしてください。
- クラスタ環境の場合はクラスタリソースをオフラインにするため,ディスクがデポートされてリストア先のディスクにアクセスできない。
- RAWデバイスの場合はリストアできない。
- リストア先がASMディスクグループの場合は,リストアできない。
リストア先がASMディスクグループの場合は,OracleのRecovery Manager(RMAN)を使用して,バックアップしたファイルをリストアしてください。
- クラスタ監視下からディスクを切り離してください。
- 切り離したディスクをインポートしてからマウントしてください。
- リストア先のボリュームがファイルシステムの場合,cpコマンドでリストアしてください。リストア先のボリュームがRAWデバイスの場合,ddコマンドでリストアしてください。
KAVX0633-W Oracleオブジェクトファイルをリストアできません。
リストア元ファイル名 = リストア元ファイル名
リストア先ファイル名 = リストア先ファイル名
An Oracle object file cannot be restored.
Source = リストア元ファイル名
Target = リストア先ファイル名クラスタ環境ではクラスタリソースをオフラインにするため,ディスクがデポートされてリストア先のディスクにアクセスできません。
次の順序でリストアしてください。
- クラスタ監視下からディスクを切り離してください。
- そのディスクをインポートしてからマウントしてください。
- コピーでリストアしてください。
KAVX0634-W サーバパラメーターファイルをリストアできません。
リストア元ファイル名 = リストア元ファイル名
リストア先ファイル名 = リストア先ファイル名
A server parameter file cannot be restored.
Source = リストア元ファイル名
Target = リストア先ファイル名次の要因が考えられます。 クラスタ環境の場合は次の順序でリストアしてください。
- クラスタ環境の場合はクラスタリソースをオフラインにするため,ディスクがデポートされてリストア先のディスクにアクセスできない。
- RAWデバイスの場合はリストアできない。
- リストア先がASMディスクグループの場合は,リストアできない。
リストア先がASMディスクグループの場合は,OracleのRecovery Manager(RMAN)を使用して,バックアップしたファイルをリストアしてください。
- クラスタ監視下からディスクを切り離してください。
- 切り離したディスクをインポートしてからマウントしてください。
- リストア先のボリュームがファイルシステムの場合,cpコマンドでリストアしてください。リストア先のボリュームがRAWデバイスの場合,ddコマンドでリストアしてください。
KAVX0635-E バックアップ対象ではない表領域が,同じコピーグループに含まれています。
表領域名 = 表領域名
The copy group contains a tablespace that is not subject to back up.
Tablespace = 表領域名同じコピーグループ内に,バックアップ対象の表領域以外のファイルが含まれているため,バックアップできません。
同じコピーグループ内に存在する表領域を,すべて指定してください。KAVX0636-E 初期化パラメーターファイルとバックアップ対象ファイルが同じコピーグループに含まれているために,バックアップ処理を実行できません。
Backup is not possible because the initialization parameter file and the target file are included in the same copy group.初期化パラメーターファイルは,バックアップ対象のデータファイルと同じコピーグループに含めることはできません。
初期化パラメーターファイルとバックアップ対象のデータファイルを別のコピーグループに定義してから,コマンドを再度実行してください。KAVX0700-W 入力したパスワードが異なります。
The entered password is invalid.再入力したパスワードが初回に入力したパスワードと異なります。
初回に入力したパスワードと同じパスワードを入力してください。KAVX0704-I Oracleログインユーザーを入力してください:
Enter the Oracle logon user name:指定したOracleインスタンスにログインするログインユーザーを入力するときに表示されるメッセージです。 KAVX0705-I Oracleログインユーザーパスワードを入力してください:
Enter the Oracle logon user password:指定したOracleインスタンスにログインするログインユーザーパスワードを入力するときに表示されるメッセージです。 KAVX0706-I Oracleログインユーザーパスワードをもう一度入力してください:
Re-enter the Oracle logon user password:指定したOracleインスタンスにログインするログインユーザーパスワードを再入力するときに表示されるメッセージです。 KAVX0707-I Oracleのホームディレクトリを入力してください:
Enter the Oracle home directory:指定したOracleインスタンスのOracleのホームディレクトリを入力するときに表示されるメッセージです。 KAVX0708-I 初期化パラメーターファイル名を入力してください:
Enter the initialization parameter file name:指定したOracleインスタンスの初期化パラメーターファイル名を入力するときに表示されるメッセージです。
サーバパラメーターファイルを使用してOracleインスタンスを起動した構成の場合,何も入力しないで[Enter]キーを押してください。KAVX0710-I Oracle情報を更新しました。
The Oracle information has been updated.指定したOracleインスタンスのDBMS情報が更新されました。 KAVX0711-E Oracleログインユーザーには,SYSDBA権限のあるユーザーを入力してください。
Enter an Oracle logon user who has the SYSDBA permissions.drmorainitコマンドでは,OracleログインユーザーにSYSDBA権限のあるユーザーしか登録できません。
SYSDBA権限のあるOracleログインユーザーを入力してください。KAVX0714-I Oracleネットサービス名を入力してください。:
Enter the Oracle net service name:指定したOracleインスタンスのOracleネットサービス名を入力するときに表示されるメッセージです。 KAVX0715-W 入力したOracleログインユーザーの権限チェックを実施できませんでした。
Oracleが停止中またはインスタンスが存在しない可能性があります。
The permissions of the specified Oracle logon user could not be checked.
Oracle might be stopped or the instance might not exist.Oracleシステムの停止中,または存在しないインスタンスに対してdrmorainitコマンドが実行されました。
システムは指定された次のものが有効かどうか確認できませんでした。パラメーターが有効かどうかを確認するためには,次のどちらかの対処を行ってください。
- Oracleログインユーザー
- パスワード
- ネットサービス名
- Oracleのホームディレクトリ
- Oracleインスタンスがシステムに存在するか確認してください。正しいインスタンス名を指定してから,drmorainitコマンドを再度実行してください。
- Oracleインスタンスが停止中の場合,Oracleを起動してから,drmorainitコマンドを再度実行してください。
KAVX0722-W Oracleへの接続に失敗しました。
要因 = OracleメッセージID,メッセージ
An attempt to establish a connection to the Oracle system has failed.
Cause = OracleメッセージID,メッセージOracleにアクセスできません。
Oracleのマニュアルを参照して,対処してください。要因を確認したあと,drmorainitコマンドでOracleログインユーザーから再入力してください。KAVX0726-I バックアップファイル格納ディレクトリを入力してください:
Enter the backup-file storage directory:バックアップファイル格納ディレクトリの入力を促すメッセージです。
drmorabackupコマンドでバックアップファイル格納ディレクトリにバックアップするファイルの格納先ディレクトリを入力してください。KAVX0727-I ログ格納ディレクトリを入力してください:
Enter the log storage directory:ログ格納ディレクトリの入力を促すメッセージです。
drmorabackupコマンドまたはdrmoralogbackupコマンドで使用します。アーカイブ済みREDOログのバックアップ先ディレクトリを入力してください。KAVX0728-W 指定した文字列が最大文字数を超えています。
最大文字数 = 最大文字数
The specified character string exceeds the maximum number of characters allowed.
Maximum number of characters = 最大文字数drmorainit実行時に指定された,次の項目の文字数が最大文字列長(バイト)を超えています。 文字列長を確認してください。
- RAC環境判定
- データベース名
- ASMインスタンス名
- ASMユーザー名
- ASMホームディレクトリ
- ASMネットサービス名
- Oracleユーザー名
- Oracleネットサービス名
- Oracleホームディレクトリ
- Oracle初期化パラメーターファイル
- Oracleバックアップ格納ディレクトリ
- Oracleログバックアップ格納ディレクトリ
KAVX0729-I 登録対象のインスタンスがRAC環境かどうかを入力してください。
RAC環境の場合は「Y」か「y」を入力してください。
そうでなければ,「N」か「n」を入力してください:
Specify whether the instance to be registered is an RAC環境.
If it is an RAC環境, enter Y or y.
Otherwise, enter N or n:指定したOracleインスタンスのRAC環境判別情報を入力するときに,表示されるメッセージです。 KAVX0730-I パラメーター名を入力してください:
Please specify the パラメーター名:指定したOracleインスタンスの次の項目を入力するときに表示されるメッセージです。
- データベース名
- ASMインスタンス名
- ASMユーザー名
- ASMパスワード
- ASMホームディレクトリ
- ASMネットサービス名
- Oracleユーザー名
- Oracleパスワード
- Oracleネットサービス名
- Oracleホームディレクトリ
- Oracle初期化パラメーターファイル
- Oracleバックアップ格納ディレクトリ
- Oracleログバックアップ格納ディレクトリ
KAVX0731-I ASM情報を登録するかどうかを入力してください。
ASM情報を登録する場合は「Y」か「y」を入力してください。
そうでなければ,「N」か「n」を入力してください:
Specify whether to register the ASM情報.
To register the ASM情報, enter Y or y.
Otherwise, enter N or n:指定したOracleインスタンスのASM情報を入力または更新するときに,表示されるメッセージです。 KAVX0732-I ASMログインパスワードをもう一度入力してください:
Re-enter the ASM login user password:指定したASMインスタンスのパスワードを再入力するときに,表示されるメッセージです。 KAVX0733-I ASM情報を更新しました。
The ASM information has been updated.指定したASMインスタンスのDBMS情報が更新されました。 KAVX0734-I RAC環境の場合は「Y」か「y」を入力してください。
そうでなければ,「N」か「n」を入力してください。(Enter:現在の値を入力):
For an RAC環境, enter Y or y.
Otherwise, enter N or n, or press [Enter] to use the current value:指定したOracleインスタンスのRAC環境判別情報を更新するときに,表示されるメッセージです。 KAVX0735-I パラメーター名は以下の値が設定されています。
現在の値 = パラメーターの値
The following value is set for the パラメーター名.
Current value = パラメーターの値指定したOracleインスタンスまたはASMインスタンスの次の項目を更新するときに表示されるメッセージです。
- RAC環境判定
- データベース名
- ASM登録判定
- ASMインスタンス名
- ASMユーザー名
- ASMホームディレクトリ
- ASMネットサービス名
- Oracleユーザー名
- Oracleネットサービス名
- Oracleホームディレクトリ
- Oracle初期化パラメーターファイル
- Oracleバックアップ格納ディレクトリ
- Oracleログバックアップ格納ディレクトリ
KAVX0736-I パラメーター名を入力してください。(Enter:現在の値を入力):
Specify a new value for the パラメーター名, or press [Enter] to use the current value:指定したOracleインスタンスまたはASMインスタンスの次の項目を更新するときに表示されるメッセージです。
- データベース名
- ASMインスタンス名
- ASMユーザ名
- ASMホームディレクトリ
- ASMネットサービス名
- Oracleユーザ名
- Oracleネットサービス名
- Oracleホームディレクトリ
- Oracle初期化パラメーターファイル
- Oracleバックアップ格納ディレクトリ
- Oracleログバックアップ格納ディレクトリ
KAVX0737-I パラメーター名を変更するかどうかを入力してください。
パラメーター名を変更する場合は「Y」か「y」を入力してください。
そうでなければ,「N」か「n」を入力してください:
Specify whether to change the パラメーター名.
To change the パラメーター名, enter Y or y.
Otherwise, enter N or n:指定したOracleインスタンスのパラメーターを入力または更新するときに,表示されるメッセージです。 KAVX0738-W ASMに接続できませんでした。
A connection with ASM could not be established, but processing will continue.ASMにアクセスできません。
Oracleのマニュアルを参照して,対処してください。要因を確認したあと,drmorainitコマンドでASMログインユーザーから再入力してください。KAVX0739-E ASMに対する処理でエラーが発生しました。
処理 = 処理
要因 = OracleメッセージID,メッセージ
An ASM processing error occurred.
Processing = 処理
Cause = OracleメッセージID,メッセージASMへアクセスしたときに,ASMから異常を示す応答が返ってきました。
次の対処をしてください。
Oracleのマニュアルを参照して,OracleメッセージIDに対する対処を実施してください。KAVX0740-E 指定したOracleデータベース名が初期化パラメーターファイルに指定されているものと異なっています。
The specified Oracle database name differs from the database name specified in the initialization parameter file.Oracleインスタンスの初期化パラメーターファイルに登録されているOracleデータベース名と,drmorainitコマンドで登録されたOracleデータベース名が,一致しないときに表示されるメッセージです。
指定したOracleインスタンスの正しいOracleデータベース名を登録してください。KAVX0741-E 指定したASMインスタンス名が初期化パラメーターファイルに指定されているものと異なっています。
The specified ASM instance name differs from the instance name specified in the initialization parameter file.Oracleインスタンスの初期化パラメーターファイルに登録されているASMインスタンス名と,drmorainitコマンドで登録されたASMインスタンス名が,一致しないときに表示されるメッセージです。
指定したOracleインスタンスが使用するASMインスタンス名を登録してください。KAVX0742-E パラメーター名のパラメーター設定に失敗しました。
An attempt to set the パラメーター名 has failed.OracleインスタンスまたはASMインスタンスのパラメーター登録で失敗した場合に表示されるメッセージです。
OracleインスタンスまたはASMインスタンスのパラメーター登録を再度行ってください。KAVX0743-E 入力したASMログインユーザーの権限チェックを実施できませんでした。
ASMが停止中またはインスタンスが存在しない可能性があります。
The permissions of the specified ASM logon user could not be checked.
ASM might be stopped or the instance might not exist.ASMシステムの停止中または存在しないインスタンスに対してdrmorainitコマンドが実行されました。
指定された次の項目が有効かどうかを確認できませんでした。パラメーターが有効であるかを確認するためには,次のどちらかの対処を行ってください。
- ASMログインユーザー
- ASMネットサービス
- ASMパスワード
- ASMのホームディレクトリ
- ASMインスタンスがシステムに存在するか確認してください。正しいインスタンス名を指定してdrmorainitコマンドを再実行してください。
- ASMインスタンスが停止中の場合,Oracleを起動してdrmorainitコマンドを再実行してください。
KAVX0802-I アーカイブ済みREDOログバックアップ情報記憶ファイルを削除しました。
The memory file for the archived redo log backup information was deleted.正常にアーカイブ済みREDOログバックアップ情報記憶ファイルを削除したことを示すメッセージです。 KAVX0803-E 指定したログバックアップIDに対応するアーカイブ済みREDOログバックアップ情報記憶ファイルがありません。
The specified log backup ID does not match any memory file for the archived redo log backup information.ログバックアップIDに対応するアーカイブ済みREDOログバックアップ情報記憶ファイルがありません。
drmorabackupコマンドまたはdrmoralogbackupコマンドで出力されたログバックアップIDを指定してください。KAVX0804-E アーカイブ済みREDOログバックアップ情報記憶ファイルがありません。
There is no memory file for the archived redo log backup information.アーカイブ済みREDOログバックアップ情報記憶ファイルが一つもありません。
drmorabackupコマンドまたはdrmoralogbackupコマンドでのログのバックアップが正常に終了していることを確認してください。KAVX0805-I アーカイブ済みREDOログファイルのバックアップ中です。
The archived redo log file is being backed up.ログのバックアップ中であることを示すメッセージです。 KAVX0806-E 指定されたログバックアップIDは不正です。
ログバックアップID = ログバックアップID
The specified log backup ID is invalid.
Log backup ID = ログバックアップID指定したログバックアップIDが不正です。
有効なログバックアップIDを指定して,再度実行してください。KAVX0807-W アーカイブ済みREDOログファイルの削除に失敗しました。
ファイル名 = アーカイブ済みREDOファイル名
An attempt to delete an archived redo log file has failed.
File name = アーカイブ済みREDOファイル名ログのバックアップ中に,バックアップ元のアーカイブ済みREDOログファイルの削除に失敗しました。
このメッセージと同時に表示されるメッセージ,詳細トレースログファイルおよびシステムログを参照し,システムに異常がないかどうか確認してください。
バックアップ元にすでにバックアップされているアーカイブ済みREDOログファイルが残っている場合,不要であればそのファイルは削除してください。KAVX0808-I ログバックアップは以下の内容で取得されています。
ログバックアップID = ログバックアップID
A log backup has been acquired from the following contents:
Log backup ID = ログバックアップIDログのバックアップが正常に終了したことを示すメッセージです。 KAVX0809-E アーカイブ済みREDOログバックアップの出力先が全てASMディスクグループ上に定義されています。
All archived redo log backup destinations are defined on ASM disk groups.すべてのアーカイブ済みREDOログファイル出力先が,ASMディスクグループ上に定義されているため,アーカイブ済みREDOログファイルをバックアップできません。
対象のOracleデータベースの,アーカイブ済みREDOログファイル出力先のうち,少なくとも1か所をファイルシステム上に変更してから,コマンドを再実行してください。
Oracleのアーカイブ済みREDOログファイルの出力先を変更する手順については,Oracleのマニュアルを参照してください。KAVX0810-E RAC構成ではないOracleインスタンスに対して,このオプションは指定できません
This option cannot be specified for an Oracle instance that is not in an RAC environment.RAC構成ではないOracleインスタンスに対して,-rac,-local,-arc_allオプションのどれかが指定されました。
-rac,-local,-arc_allオプションを指定しないで,コマンドを再実行してください。KAVX0811-E RAC構成に必要なオプションが指定されていません。
An option required for the RAC environment is not specified.RAC環境で,必須のオプションが指定されていません。
-racまたは-localオプションを指定して,コマンドを再実行してください。KAVX0812-W すべてのRACインスタンスが共有するアーカイブ済みREDOログ出力先が存在しません。
An archived redo log destination shared by all RAC instances is does not exist.RAC環境で,すべてのインスタンスが共有するアーカイブ済みREDO出力先が存在しません。
アーカイブ済みREDOログファイルの出力先を,次の条件をすべて満たすように変更してください。
- すべてのノードで同じクラスタ共有ディスクに配置している。
- すべてのノードで同じディレクトリパスに配置している。
- ASMディスクグループに属していないクラスタ共有ディスクに配置している。
KAVX0850-I ASMディスクグループをマウントしました。
ASMディスクグループ名 = ASMディスクグループ名
An ASM disk group was mounted.
ASM disk group name = ASMディスクグループ名ASMディスクグループが正常にマウントされたことを示すメッセージです。 KAVX0851-I ASMディスクグループをディスマウントしました。
ASMディスクグループ名 = ASMディスクグループ名
An ASM disk group was dismounted.
ASM disk group name = ASMディスクグループ名ASMディスクグループが正常にディスマウントされたことを示すメッセージです。 KAVX0852-E ASMディスクグループのマウントに失敗しました。
ASMディスクグループ名 = ASMディスクグループ名
要因 = 詳細エラー要因
(Oracleエラーメッセージなど)
An attempt to mount an ASM disk group has failed.
ASM disk group name = ASMディスクグループ名
Cause = 詳細エラー要因
(Oracleエラーメッセージなど)ASMディスクグループのマウントに失敗しました。
このメッセージと同時に表示される詳細エラーメッセージおよび詳細トレースログを参照して,ASMディスクグループのマウントに失敗した原因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。KAVX0853-E ASMディスクグループのディスマウントに失敗しました。
ASMディスクグループ名 = ASMディスクグループ名
要因 = 詳細エラー要因
(Oracleエラーメッセージなど)
An attempt to dismount an ASM disk group has failed.
ASM disk group name = ASMディスクグループ名
Cause = 詳細エラー要因
(Oracleエラーメッセージなど)ASMディスクグループのディスマウントに失敗しました。
RAC環境でリストアを実行し,このメッセージが出力された場合,コマンド実行ノード以外のノードで同じASMディスクグループを持つASMインスタンスが停止していることを確認してください。
ASMインスタンスが起動中の場合はインスタンスを停止して,再度コマンドを実行してください。
上記以外の場合は,このメッセージと同時に表示される詳細エラーメッセージおよび詳細トレースログを参照して,ASMディスクグループのディスマウントに失敗した原因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。KAVX0854-E ASMディスクグループからデバイスファイル名の取得に失敗しました。
An attempt to acquire a device file name from the ASM disk group has failed.次の要因が考えられます。 ASMディスクグループに登録するデバイスファイル名を/dev/rdmp/以下のデバイスファイルまたは/dev/rdsk/以下のデバイスファイルを示すシンボリックリンクを指定するように登録し直してください。
- ASMディスクグループに登録されたデバイスファイル名が/dev/rdmp/以下のデバイスファイルまたは/dev/rdsk/以下のデバイスファイル以外である。
- デバイスファイルに対してシンボリックリンクを設定している場合は,途中に/dev/rdmp/または/dev/rdsk/以下のデバイスを経由していない。