書式(Windowsの場合)
EX_DRM_UMOUNT オペレーションID [ -copy_group コピーグループ名 ]
書式(Solarisの場合)
EX_DRM_UMOUNT オペレーションID
説明
EX_DRM_MOUNTコマンドでマウントした副ボリュームをアンマウントし,該当するコピーグループのロックを解除します。
指定したコピーグループ名に対応するボリュームがすでにアンマウントされている場合,対象ボリュームがアンマウント済みである旨の警告を表示し,処理を続行します。
drmmediabackupコマンドおよびdrmmediarestoreコマンドを使用してバックアップまたはリストアした場合は,必ずこのコマンドを使用して副ボリュームをアンマウントする必要があります。
このコマンドを実行する前に,アンマウント対象の副ボリュームを使用するアプリケーションプログラムはすべて終了させておく必要があります。
EX_DRM_MOUNTコマンドで副ボリュームがマウントされているときに,次のコマンドを実行すると,EX_DRM_UMOUNTコマンドで副ボリュームがアンマウントできなくなります。
EX_DRM_UMOUNTコマンドでアンマウントできない場合は,drmcgctlコマンドでコピーグループのロックを解除してから,次の方法で副ボリュームをアンマウントしてください。
引数
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。
-copy_group コピーグループ名(Windowsの場合)
EX_DRM_MOUNTコマンドでマウントした,アンマウントするコピーグループの名称を指定します。OSがWindowsの場合,データをバックアップする前に,システムキャッシュをクリアする必要があります。このとき,バックアップサーバからコピーグループを指定して副ボリュームをEX_DRM_MOUNTコマンドでマウントします。その後,このコマンドでアンマウントすることでシステムキャッシュがクリアされます。
コピーグループ名を確認するには,drmfscatコマンドまたはdrmfsdisplayコマンドを実行します。
戻り値
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合