書式
EX_DRM_ORAFILE_PACK オペレーションID
説明
制御ファイル,および初期化パラメーターファイルを,次のディレクトリから拡張コマンド用一時ディレクトリに退避します。
データベースサーバ上でこの拡張コマンドが実行された場合は,まず退避先ディレクトリ内にあるすべての制御ファイル,および初期化パラメーターファイルが削除されます。その後,退避元ディレクトリから,制御ファイル,および初期化パラメーターファイルが退避先ディレクトリに退避されます。
バックアップサーバ上でこの拡張コマンドが実行された場合は,拡張コマンド用一時ディレクトリ内の制御ファイル,および初期化パラメーターファイルは削除されません。
Oracle制御ファイル,初期化パラメーターファイルがコピーグループ上に存在する環境で,このコマンドを実行した場合はファイルが退避されないで正常終了します。
前提条件
次の前提条件があります。
引数
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。
戻り値
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
エラーの発生条件
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
使用例
オペレーション定義ファイル「operation01」の設定に基づき,制御ファイル,および初期化パラメーターファイルを退避する。
EX_DRM_ORAFILE_PACK operation01