Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス
drmdbexport バックアップID -f エクスポート先ファイル名バックアップカタログに記憶されたバックアップ情報をファイルにエクスポートします。エクスポートしたバックアップ情報は,drmdbimportコマンドでほかのサーバのバックアップカタログにインポートできます。
バックアップID
エクスポートするバックアップIDを指定します。バックアップIDを確認するには,バックアップ対象に応じて,次のどれかのコマンドを実行します。
- バックアップ対象がファイルシステムの場合:drmfscatコマンド
- バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合:drmsqlcatコマンド
- バックアップ対象がストレージグループの場合:drmexgcatコマンド
- バックアップ対象がOracleデータベースの場合:drmoracatコマンド
-f エクスポート先ファイル名
バックアップ情報をエクスポートするファイル名を絶対パスで指定します。ファイル名は,511バイトまで指定できます。エクスポート先ファイル名で指定したファイルがすでに存在する場合,対象ファイルは上書きされます。
なお,-fオプションによって空白を含んだファイル名またはディレクトリ名をコマンドラインのオプションとして指定する場合,指定されるパス名は,引用符(")で囲む必要があります。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
バックアップID「0000000001」のバックアップ情報をファイル「D:\temp\0000000001.drm」にエクスポートする。
PROMPT> drmdbexport 0000000001 -f D:\temp\0000000001.drmバックアップID「0000000001」のバックアップ情報をファイル「/tmp/0000000001.drm」にエクスポートする。
PROMPT> drmdbexport 0000000001 -f /tmp/0000000001.drm