Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス
基本コマンドのオプションで複数のファイルや表領域,データベース,ストレージグループなどを指定するときに,ファイルや表領域の一覧を記述した定義ファイル(一括定義ファイル)をあらかじめ作成しておき,その定義ファイルを指定することで,複数のファイルや表領域,ディレクトリ,データベース,ストレージグループを一度に指定できます。
- この項の構成
- (1) 一括定義ファイルを指定できる基本コマンド
- (2) ファイル名
- (3) ファイルの内容
次の基本コマンドで一括定義ファイルを指定できます。
- drmexgbackup
- drmexgcat
- drmexgdisplay
- drmexgrestore
- drmfsbackup
- drmfscat
- drmfsdisplay
- drmfsrestore
- drmorabackup
- drmoracat
- drmoradisplay
- drmorarestore
- drmsqlbackup
- drmsqlcat
- drmsqldisplay
- drmsqlrecover
- drmsqlrestore
- drmsqllogbackup
半角英数字で指定します。
次の規則に従ってください。
- 各パラメーター(ファイル名,ディレクトリ名,表領域名,SQL Serverデータベース名,またはストレージグループ名)は1行に一つずつ記述します。
- 「#」で始まる行は,コメント行とみなされます。ただし,SQL Serverデータベース名またはストレージグループ名の先頭が「#」の場合は,コメント行ではなく,SQL Serverデータベース名またはストレージグループ名とみなされます。
- ファイル名またはディレクトリ名を記述するときは,絶対パスで記述します。
ファイルの記述例(Windowsの場合)
# ファイルを指定する例 D:\data1\batch_0001\Tokyo_output_dir D:\data1\batch_0001\Osaka_output_dir D:\data1\transact.logファイルの記述例(Solarisの場合)
# ファイルを指定する例 /data1/batch_0001/Tokyo_output_dir /data1/batch_0001/Osaka_output_dir /data1/transact.log