E.2 バックアップサーバでテープへバックアップする手順

バックアップサーバでテープへバックアップしたときは,バックアップ情報をファイルへエクスポートして,このファイルを管理してください。出力したファイルには,リストア時にファイルを特定できるように,バックアップ内容がわかるファイル名を付けてください。

バックアップ情報をファイルへエクスポートするには,バックアップサーバで次のコマンドを実行します。

PROMPT> drmdbexport <バックアップID> -f <ファイル名>

このコマンドで指定するバックアップIDは,テープへバックアップしたときに使用したバックアップIDです。ファイルはDRM_DB_PATHディレクトリに作成してください。

このファイルが消失すると,テープから主ボリュームへ直接リストアできませんので,出力したファイルは,必ずバックアップしてください。

なお,拡張コマンドを使用してテープへバックアップする場合,バックアップIDを確認するには,次のディレクトリにあるバックアップID記録ファイル(<オペレーションID>.bid)を参照します。エクスポートで使用するバックアップIDは,テープへバックアップしたときに使用したバックアップIDです。ファイルはDRM_DB_PATHディレクトリに作成してください。

Windowsの場合
<FTP_HOME_DIR値>¥<FTP_SUB_DIR値>¥<オペレーションID>¥BK¥<オペレーションID>.bid
Solarisの場合
/var/opt/drm/script/tmp/<オペレーションID>/BK/<オペレーションID>.bid