6.4.2 処理概要
この例でのユーザースクリプトを指定したdrmfsbackupコマンドの処理概要は次のとおりです。
- Fドライブを使用するアプリケーションを停止します(ユーザー前処理セクションの処理)。
- 副ボリュームのキャッシュをクリアします(ユーザー前処理セクションの処理)。
- 主ボリュームから副ボリュームへのコールドバックアップ終了後,バックアップカタログをバックアップサーバに転送します。
- バックアップサーバで副ボリュームをDドライブにマウントします。
- 副ボリュームをNTBACKUPでテープにバックアップ後,アンマウントします(ユーザー後処理セクションの処理)。
- テープバックアップの完了を待たないで,Fドライブを使用するアプリケーションを再開します(ユーザー後処理セクションの処理)。
テープバックアップの完了を待たないで,drmfsbackupコマンドは完了します。
図6-8 処理の流れ
![[図]](graphics/jc060660.gif)