7.14.3 ファイル共用を使用してリストアする例
ファイル共用を使用して,バックアップサーバに,SQL Serverデータベースをリストアする手順について説明します。手順1から手順3までの操作,および手順7以降の操作の詳細については,「7.3.4 SQL Serverデータベースをテープからリストアする」を参照してください。
ファイル共用を使用してSQL Serverデータベースをリストアするには:
- drmtapecatコマンドを実行して,バックアップデータのバックアップIDを確認します。
- EX_DRM_TAPE_RESTOREを実行して,バックアップしたデータをテープから副ボリュームへリストアします。
- EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
- EX_DRM_SQLFILE_PACKを実行して,リストア時に作成されたメタファイルを一時フォルダに退避します。
- データベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに格納されている不要なメタファイル(前回バックアップ時に作成されたメタファイル)を削除します。
DBServer > del C:¥Program Files¥HITACHI¥DRM¥script_work¥Operation_A¥DB¥*.dmp
- 一時ファイルをデータベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリへコピーします。
DBServer > copy /y X:¥*.dmp C:¥Program Files¥HITACHI¥DRM¥script_work¥Operation_A¥DB
- EX_DRM_DB_IMPORTを実行して,バックアップサーバから転送した一時ファイルをデータベースサーバのバックアップカタログへインポートします。
- EX_DRM_SQLFILE_EXTRACTを実行して,バックアップサーバから転送したメタファイルをデータベースサーバへ展開します。
- EX_DRM_SQL_RESTOREを実行して,副ボリュームのデータを主ボリュームへリストアします。