4.9.1 RM Shadow Copy Providerのバージョンが「01-02-03/03」以降の場合の設定

RM Shadow Copy Providerのバージョンが「01-02-03/03」以降の場合の各サーバでのシステム設定について説明します。

なお,RM Shadow Copy Providerのバージョンを「01-02-03/03」以降にバージョンアップした場合で,次の運用をするときは,設定を変更する必要はありません。

ファイルサーバまたはデータベースサーバのシステム環境変数を設定します。次の表に示す値を設定します。

表4-35 VSSを使用するためのシステム環境変数(ファイルサーバまたはデータベースサーバ)

環境変数パラメーター説明
VSHTCRMENVF次の値を設定してください。
<Protection Managerのインストール先>¥conf¥vssprv.conf
注※
このファイルは,Protection Managerが内部的に使用するファイルです。ユーザーがファイルを設定する必要はありません。
バックアップサーバのシステム環境変数を設定します。次の表に示す値を設定します。

表4-36 VSSを使用するためのシステム環境変数(バックアップサーバ)

環境変数パラメーター説明
VSHTCHORCMINST_REMOTEVSSバックアップで使用する副ボリュームを管理するRAID Managerのインスタンス番号を設定します。設定した値を,RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のHORCMINSTパラメーターに記述してください。
システム環境変数を設定したあとは,必ずOSを再起動してください。