リモートサイトの副ボリュームからテープにバックアップしたSQL Serverデータベースのデータを,ローカルサイトにリストアする(カスケード構成でリストアする)手順について説明します。
PROMPT> horctakeover -g TC01 -d sql01
PROMPT> pairsplit -g TC01 -d sql01 -rw
PROMPT> drmmount 0000000002 -mount_pt E:
KAVX0001-I drmmountコマンドを開始します。
KAVX0400-I マウントを開始します。
マウントポイント= E:
KAVX0401-I マウントを完了しました。
マウントポイント= E:
KAVX0002-I drmmountコマンドを終了します。
PROMPT>
PROMPT> drmmediarestore 0000000002
KAVX0001-I drmmediarestoreコマンドを開始します。
KAVX0404-I リストアを開始します。
リストアの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製
品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
リストア元= E:
リストア先= E:
KAVX0405-I リストアを完了しました。
リストア元= E:
リストア先= E:
KAVX0040-I バックアップは以下の情報で取得されています。
バックアップID = 0000000003
KAVX0002-I drmmediarestoreコマンドを終了します。
PROMPT>
PROMPT> drmumount 0000000002
KAVX0001-I drmumountコマンドを開始します。
KAVX0406-I アンマウントを開始します。
マウントポイント= E:
KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
マウントポイント= E:
KAVX0002-I drmumountコマンドを終了します。
PROMPT>
PROMPT> drmsqlcat default -template
INSTANCE: default
BACKUP-ID: 0000000003 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: default ORIGINAL-ID: 0000000001
START-TIME: 2004/02/04 13:01:35 END-TIME: 2004/02/04 13:02:33 HOSTNAME: flora4
T DB OBJECT FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP
M UserDB1 METAFILE O:¥MSSQL¥0000000002_0000000001.dmp - - - -
D UserDB1 DATAFILE O:¥UserDB1_Data.MDF O: - Harddisk4 SI01,sql01
- - - - - - - SI01,sql01
T UserDB1 TRANSACT O:¥UserDB1_Log.LDF O: - Harddisk4 SI01,sql01
- - - - - - - SI01,sql01
PROMPT>
PROMPT> drmdbexport 0000000003-f C:¥FTP_ROOT¥EX-FILE1.drm
KAVX0001-I drmdbexportコマンドを開始します。
KAVX0002-I drmdbexportコマンドを終了します。
PROMPT> ftp <バックアップサーバ名>
ftp> Username: (ログイン名を入力)
ftp> password: (パスワードを入力)
ftp> binary
ftp> put C:¥temp¥EX-FILE1.drm
ftp> quit
PROMPT>
PROMPT> drmdbimport -f C:¥EX-FILE1.drm
KAVX0001-I drmdbimportコマンドを開始します。
KAVX0418-I ファイル名で指定されたバックアップ情報をバックアップカタログに追加しました。
インポートされたバックアップID = 0000000002
KAVX0002-I drmdbimportコマンドを終了します。
PROMPT>
PROMPT> drmsqlcat default -template
INSTANCE: default
BACKUP-ID: 0000000002 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: default ORIGINAL-ID: 0000000001
START-TIME: 2004/02/04 13:01:35 END-TIME: 2004/02/04 13:02:33 HOSTNAME: flora4
T DB OBJECT FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP
M UserDB1 METAFILE O:¥MSSQL¥0000000002_0000000001.dmp - - - -
D UserDB1 DATAFILE O:¥UserDB1_Data.MDF O: - Harddisk4 SI12,sql01
- - - - - - - SI12,sql01
T UserDB1 TRANSACT O:¥UserDB1_Log.LDF O: - Harddisk4 SI12,sql01
- - - - - - - SI12,sql01
PROMPT> drmsqlrestore 0000000003 -resync -template
KAVX0001-I drmsqlrestoreコマンドを開始します。
KAVX1316-I リストアの前処理を実行中です。
KAVX1000-I SQL Serverにログオンしました。
KAVX1300-I リストアを開始します。
KAVX1000-I SQL Serverにログオンしました。
KAVX1301-I リストアを完了しました。
KAVX1318-I リストアの後処理を実行中です。
KAVX1001-I SQL Serverからログオフしました。
KAVX0002-I drmsqlrestoreコマンドを終了します。
PROMPT> drmsqlrecovertool default
drmsqlrecovertoolダイアログボックスが表示されます。PROMPT> set HORCC_MRCF=1
PROMPT> pairsplit -g SI11 -d sql01
PROMPT> set HORCC_MRCF=
PROMPT> horctakeover -g TC01 -d sql01
この手順を実行するには,次のことに注意してください。
トランザクションログファイルのバックアップは,最後にSQL Serverデータベースを完全にバックアップしたときのバックアップカタログに関連づけされます。しかし,ユーザースクリプトファイルのLOCAL_BACKUP項目にNOを設定してバックアップした場合,バックアップIDが発生しません。そのため,drmsqllogbackupコマンドに-vオプションを指定して実行してログバックアップの情報を表示すると,バックアップカタログとトランザクションログファイルの関連が正しくないので,その情報を使用してリカバリできません。このような場合は,drmsqlrecovertoolダイアログボックスを使用して,リカバリに必要なトランザクションログバックアップファイルを選択してリカバリしてください。