8.11.3 ファイル共用を使用してリストアする例

ファイル共用を使用して,バックアップサーバに,ストレージグループをリストアする手順について説明します。手順1から3までの操作,および手順5以降の操作の詳細については,「8.3.4 ストレージグループをテープからリストアする」を参照してください。

  1. drmtapecatコマンドを実行して,バックアップデータのバックアップIDを確認します。
  2. EX_DRM_TAPE_RESTOREを実行して,バックアップしたデータをテープから副ボリュームへリストアします。
  3. EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
  4. 一時ファイルをバックアップサーバからデータベースサーバにコピーします。
    データベースサーバでコピーコマンドを実行して,バックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリからデータベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに,一時ファイルをコピーします。

    DBServer > copy /y X:¥Operation_A.drm <データベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリ>¥Operation_A¥DB

  5. EX_DRM_DB_IMPORTを実行して,バックアップサーバから転送した一時ファイルをデータベースサーバのバックアップカタログへインポートします。
  6. EX_DRM_EXG_RESTOREを実行して,副ボリュームのデータを主ボリュームへリストアします。