拡張コマンドは,バックアップやリストアを自動化する運用に適したコマンドです。
拡張コマンドには次の特徴があります。
拡張コマンドを使った運用では,あらかじめ処理の対象となるリソース情報やバックアップに関連する情報を定義しておくことができ,操作の負荷を軽減できます。そのため,これらの情報を頻繁に参照する必要がある,バックアップやリストアなどの処理については,拡張コマンドを使用した運用を推奨します。
ユーザーの判断が必要なため自動化できない処理については,拡張コマンドではなく基本コマンドを使用して運用してください。自動化できない処理の例を次に示します。
拡張コマンドは,内部で基本コマンドを実行しています。拡張コマンドと基本コマンドの対応については,「5.2 拡張コマンドと基本コマンドの対応」を参照してください。
拡張コマンドは,次の場所に格納されています。