5.5 Protection Managerサービスの起動・停止

OSがWindowsの場合,Protection Managerサービスは,Protection Manager Copy Controllerのインストール時に,Windowsシステムに自動的に登録されます。

サービスを実行するユーザーのユーザーアカウントには,ローカルAdministrator権限および「サービスとしてログオンする権利」が必要です。

補足説明
Protection Managerサービスを実行するユーザーとなるユーザーのアカウントは,Protection Manager Copy Controllerのインストール時に指定しておく必要があります。

Protection Managerサービスは,次の機能が使用される場合にファイルサーバ,データベースサーバ,またはバックアップサーバで稼働している必要があります。

表5-22 Protection Managerサービスの稼働が必要な場合

機能サーバ
システムの構成チェックFS,DB,BK
Setup GUIで使用されるファイルの存在チェックFS,DB
ユーザースクリプトに記述されたコマンドの実行BK
ほかのサーバから転送されたバックアップカタログの受信とインポートBK
バックアップ実行時の副ボリュームの状態確認BK
VSSを使用したバックアップ(VSSスナップショットの準備とインポート,メタデータの副ボリュームへの書き込み,Exchangeデータベースの検証)BK
VSSを使用してバックアップしたExchangeデータベースの主ボリュームへのリストア(メタデータの副ボリュームからの読み出し)BK
カスケード構成でのバックアップDB,BK
CCR構成でのバックアップBK
(凡例)
FS:ファイルサーバ
DB:データベースサーバ
BK:バックアップサーバ
この節の構成
5.5.1 Protection Managerサービスの起動
5.5.2 Protection Managerサービスの再起動
5.5.3 Protection Managerサービスの停止