オペレーションIDとは,拡張コマンドの処理の対象となるリソースそれぞれに与える固有の文字列です。
ユーザーは,拡張コマンドが実行時に参照する情報を,あらかじめオペレーション定義ファイルに定義しておく必要があります。このオペレーション定義ファイルは,「_<オペレーションID>.dat」というファイル名で所定の場所に作成します。拡張コマンドの引数としてオペレーションIDを指定することによって,オペレーション定義ファイルの内容を拡張コマンドが参照することができます。
拡張コマンドの設定をする前に,拡張コマンドで運用するすべてのサーバで一意に識別できる名称を準備してください。
オペレーションIDの指定例を次に示します。
"<運用対象のサーバ名>" + "<処理の対象となるリソースの名前>"
オペレーションIDは,64文字以内のASCII文字列で指定します。
オペレーションIDの文字列には,次の特殊文字を使用することができます。
「!」,「#」,「$」,「%」,「&」,「'」,「(」,「)」,「+」,「_」,「-」,「^」,「@」,「,」「.」
ただし,これらの特殊文字を使用する場合,次の制限事項があります。
Windows環境では,オペレーションIDの大文字と小文字は区別されません。Solaris環境では,オペレーションIDの大文字と小文字が区別されます。
オペレーションIDについて,次の注意事項があります。