6.2.3 ファイルシステムを副ボリュームにバックアップする
ファイルサーバ「FSServer」のマウントポイント「E:」(Solarisの場合は「/mnt」)を副ボリュームにオンラインバックアップする例について説明します。バックアップ対象を特定するオペレーションIDとして,「Operation_A」を使用します。
ファイルシステムをバックアップするには:
- コピーグループを再同期します。
SANRISE1000シリーズを使用する場合,SANRISE9500Vシリーズ,Hitachi AMS/WMSシリーズ,Hitachi AMS2000シリーズ,Hitachi TMS1000,またはHitachi SMSシリーズでShadowImageを使用する場合は,ファイルサーバでEX_DRM_RESYNCを実行し,コピーグループを再同期します。バックアップする前にコピーグループを再同期することで,バックアップを高速化できます。ここでは,コピーグループ名を「VG01,vol01」とします。
FSServer > EX_DRM_RESYNC Operation_A -cg VG01,vol01 -copy_size 7
- ファイルシステムを副ボリュームへバックアップします。
ファイルシステムを副ボリュームへバックアップします。バックアップするには,EX_DRM_FS_BACKUPを実行します。引数として,オペレーションID「Operation_A」を指定します。
FSServer > EX_DRM_FS_BACKUP Operation_A