D.3 副ボリュームのディスクを交換する手順(Windowsの場合)

副ボリュームのディスクを交換する例を次に示します。

図D-2 副ボリュームのディスクを交換する例(Windowsの場合)

[図]

  1. 主ボリュームのペア定義を削除します。

    PROMPT> pairsplit -g SI01 -S

  2. 副ボリュームを管理するホストで新しい副ボリュームに対してパーティションを作成します。
    Windows 2000 Serverの場合
    スタートメニューから[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,パーティションを作成します。
    Windows Server 2003の場合
    スタートメニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,パーティションを作成します。
    Windows Server 2008の場合
    スタートメニューから[管理ツール]-[サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[記憶域]-[ディスクの管理]を選択し,パーティションを作成します。
  3. 副ボリュームを管理するホストで対象のRAID Managerインスタンス(副)の定義ファイルを変更し,RAID Managerインスタンスを再起動します。

    PROMPT> horcmshutdown 10
    PROMPT> horcmstart 10

  4. 主ボリュームを管理するホストで,主ボリュームと新しい副ボリュームとのペアを生成します。

    PROMPT> paircreate -g SI01 -vl -c 15

  5. ペア生成の完了を待ちます。

    PROMPT> pairevtwait -g SI01 -s PAIR -t 10 180

  6. ペア分割します。

    PROMPT> pairsplit -g SI01

  7. テープからリストアする場合は-forceオプションを指定してdrmmountコマンドを実行し,副ボリュームをマウントします。

    PROMPT> drmmount 0000000065 -force

  8. drmmediarestoreコマンドを実行し,テープから副ボリュームへリストアします。

    PROMPT> drmmediarestore 0000000065

  9. drmumountコマンドを実行し,副ボリュームをアンマウントします。

    PROMPT> drmumount 0000000065