2.2 バックアップしたデータをテープに格納およびテープからリストアする場合の構成

Protection Managerを使用してバックアップしたデータをテープに格納する場合は,主ボリュームを管理するファイルサーバまたはデータベースサーバと,テープ装置を接続したバックアップサーバとで,2台のサーバが必要になります。

この構成の場合,ファイルサーバまたはデータベースサーバと,バックアップサーバにそれぞれにProtection Managerを導入し,主ボリュームに対してはファイルサーバまたはデータベースサーバから,副ボリュームに対してはバックアップサーバから,それぞれコマンドを実行します。

バックアップしたデータをテープに格納する場合のシステム構成例を次の図に示します。ファイルサーバまたはデータベースサーバからは,主ボリュームだけが管理できます。また,バックアップサーバからは,副ボリュームだけが管理できます。

図2-2 バックアップしたデータをテープに格納する場合のシステム構成例

[図]