9.6.1 ファイル共用を使用してバックアップおよびリストアするための準備
ファイル共用を使用して,Oracleデータベースをバックアップおよびリストアするための準備手順について説明します。
- オペレーション定義ファイルチェックツールで自動生成された,拡張コマンド用一時ディレクトリを確認します。
拡張コマンド用一時ディレクトリが自動生成される場所については,「4.15.10 拡張コマンド用一時ディレクトリの確認」を参照してください。
- 自動生成したバックアップサーバ上の拡張コマンド用一時ディレクトリをデータベースサーバから共用できるように設定します。
- データベースサーバから,バックアップサーバ上の拡張コマンド用一時ディレクトリをマウントします。
ここでは,バックアップサーバ上の拡張コマンド用一時ディレクトリを,データベースサーバの「/nfs」にマウントします。
- 自動生成したバックアップサーバ上の拡張コマンド用一時ディレクトリに,データベースサーバから拡張コマンドを実行するユーザーが読み書きできる権限を設定します。