8. Exchangeデータベースの場合の運用

この章では,ストレージグループをバックアップする場合のProtection Managerの運用方法を,実際の手順を中心に説明します。コマンドの詳細な設定方法などを知りたい場合は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス」を参照してください。なお,このマニュアルで使用している「ストレージグループ」とは,Exchange Serverに構築したデータベースの管理単位を示す用語です。ほかのHitachi Storage Command Suite製品などで使用されている「ストレージグループ」とは,指し示す対象が異なりますので,ご注意ください。

この章の構成
8.1 ストレージグループのバックアップおよびリストアの運用について
8.2 ボリューム間でデータをバックアップおよびリストアする
8.3 テープ装置を使用してバックアップおよびリストアする
8.4 ユーザースクリプトを使用してストレージグループをバックアップする
8.5 トランザクションログを使用してリストアする(ロールフォワード)
8.6 ローカルサイトとリモートサイトの間でバックアップおよびリストアする(リモートコピー)
8.7 カスケード構成でバックアップおよびリストアする
8.8 CCR構成でバックアップおよびリストアする
8.9 SCR構成でバックアップおよびリストアする
8.10 Protection Managerと連携できないバックアップ管理製品を使用してバックアップおよびリストアする
8.11 ファイル共用を使用してバックアップおよびリストアする(データベースサーバとバックアップサーバをファイル共用で連携する)
8.12 バックアップデータを削除する