4.7.2 データベース構成定義ファイルの作成(バックアップ対象がOracleデータベースの場合)

drmorainitコマンドを実行して,OracleのDBMS情報を登録します。出力されるメッセージに従って,次の項目を登録します。

OracleインスタンスのDBMS情報
  • RAC環境判定
  • Oracleデータベース名
  • ASMインスタンス名
  • ASMインスタンス接続ユーザー名
  • ASMインスタンス接続パスワード
  • ASMネットサービス名
  • ASMホームディレクトリ
  • Oracleログインユーザー名
  • Oracleログインパスワード
  • Oracleネットサービス名
  • Oracleホームディレクトリ
  • 初期化パラメーターファイル
  • バックアップファイル格納ディレクトリ
  • ログ格納ディレクトリ

なお,登録するOracleデータベース情報の詳細は,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス」のdrmorainitコマンドの説明を参照してください。

クラスタ構成の場合,バックアップファイル格納ディレクトリ,ログ格納ディレクトリは,現用サーバ,待機サーバの両方から参照できる共有ディスクを指定してください。

drmorainitコマンドを実行すると,Oracleデータベース構成定義ファイル(<インスタンス名>.dat)が作成されます。

Oracleデータベース構成定義ファイル(<インスタンス名>.dat)は次の場所に作成されます。

/opt/drm/conf/oracle

ASMインスタンスの構成定義ファイル(<インスタンス名>.dat)は次の場所に作成されます。

/opt/drm/conf/oracle/asm