4.12.2 データベースおよびマウントポイントディレクトリ一括定義ファイルの作成

コマンドのオプションで複数のマウントポイントディレクトリや,ファイル,表領域,データベース,ストレージグループなどを指定するときに,ファイルや表領域の一覧を記述した定義ファイル(一括定義ファイル)をあらかじめ作成しておき,その定義ファイルを指定することで,複数のファイルや表領域,ディレクトリ,データベース,ストレージグループを一度に指定できます。

この項の構成
(1) 一括定義ファイルを指定できるコマンド
(2) 一括定義ファイルのファイル名
(3) 一括定義ファイルの格納場所
(4) 一括定義ファイルの内容

(1) 一括定義ファイルを指定できるコマンド

次のコマンドで一括定義ファイルを指定できます。

(2) 一括定義ファイルのファイル名

半角英数字で指定します。

(3) 一括定義ファイルの格納場所

一括定義ファイルの格納場所を次に示します。

(4) 一括定義ファイルの内容

次の規則に従ってください。

ファイルの記述例(Windowsの場合)

# ファイルを指定する例
D:¥data1¥batch_0001¥Tokyo_output_dir
D:¥data1¥batch_0001¥Osaka_output_dir
D:¥data1¥transact.log

ファイルの記述例(Solarisの場合)

# ファイルを指定する例
/data1/batch_0001/Tokyo_output_dir
/data1/batch_0001/Osaka_output_dir
/data1/transact.log