Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド

6.3.2 処理の流れ

複数サーバ構成のシステムで，ファイルシステムをテープにバックアップする処理の流れ，およびバックアップしたファイルシステムを主ボリュームにリストアする処理の流れを次の図に示します。なお，ここではファイルサーバを1台の場合のシステム構成を例としていますが，ファイルサーバを複数構成にすることもできます。

• 常時スプリット運用の場合，コピーグループを再同期してから，データをバックアップします。
• 常時ペア運用の場合は，バックアップの前にコピーグループを再同期する必要はありません。テープバックアップが終了してから，コピーグループを再同期して，初期状態に戻します。
  

  図6-5 ファイルシステムをテープにバックアップする処理の流れ

  

  図6-6 ファイルシステムをテープからリストアする処理の流れ

  

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