Hitachi

PRINT DATA EXCHANGE for Open


付録I.6 字間値指定(固定ドット)(1A47xx)16

〈この項の構成〉

(1) 形式

[図データ]

(2) パラメタ

同じスプールデータを変換する場合でも,出力形式が異なると字間値が異なります。

(a) PDE for Openを利用する場合

字間値指定のパラメタについて,センタ漢字プリンタ出力時に使用されていた公称値を表I-5に,実際に適用される値を表I-6に示します。

表I‒5 字間値指定のパラメタ(公称値)

パラメタ

サイズ

意味

設定値

P0

1バイト

字間値(ドット)

(80)16

字間0ドット

(81)16

字間4ドット

(82)16

字間8ドット

(83)16

字間12ドット

 センタ漢字プリンタの機能キャラクタとして扱うため,センタ漢字ラインプリンタで使用していた場合は結果が異なります。

表I‒6 字間値指定のパラメタ(実際に設定される値)

パラメタ

サイズ

意味

設定値

P0

1バイト

字間値(ドット)

(80)16

字間0.0ポイント

(81)16

字間1.2ポイント

(82)16

字間2.4ポイント

(83)16

字間3.6ポイント

(84)16

字間0.0ポイント

(FF)16

字間0.0ポイント

注※

半角文字に対する字間値と全角文字に対する字間値は同じになります。

センタ漢字ラインプリンタおよび端末漢字ラインプリンタ移行時の指定値

字間値(固定ドット)の機能キャラクタ(1A47xx)16をセンタ漢字ラインプリンタおよび端末漢字ラインプリンタの機能キャラクタとして扱うためには,機能キャラクタ(1A47xx)16を表I-7に示すとおりにカスタマイズする必要があります。機能キャラクタのカスタマイズについては,「7.2.10(3) 機能キャラクタカスタマイズ(変換種別がGDI,PostScriptまたはPDFの場合)」を参照してください。

表I‒7 センタ漢字ラインプリンタおよび端末漢字ラインプリンタ移行時の指定値

機能キャラクタ

パラメタ

センタ漢字ラインプリンタ

端末漢字ラインプリンタ

1バイト文字

(ポイント)

2バイト文字

(ポイント)

1バイト文字

(ポイント)

2バイト文字

(ポイント)

(1A47)16

(80)16

0.0

0.0

0.0

0.0

(81)16

0.5

1.0

0.4

0.8

(82)16

1.0

2.0

1.2

2.4

(83)16

1.5

3.0

1.6

3.2

(84)16

2.0

4.0

2.4

4.8

(85)16

2.5

5.0

2.8

5.6

(86)16

3.0

6.0

3.6

7.2

(87)16

3.5

7.0

4.0

8.0

(88)16

4.0

8.0

4.8

9.6

(89)16

4.5

9.0

5.2

10.4

(8A)16

5.0

10.0

6.0

12.0

(8B)16

5.5

11.0

6.4

12.8

(8C)16

6.0

12.0

7.2

14.4

(8D)16

6.5

13.0

7.6

15.2

(8E)16

7.0

14.0

8.4

16.8

(8F)16

7.5

15.0

8.8

17.6

(90)16

8.0

16.0

(A9)16

20.5

41.0

(AA)16

21.0

42.0

2.4

4.8

(AB)16

21.5

43.0

(AC)16

22.0

44.0

1.2

2.4

(AD)16

22.5

45.0

(AE)16

23.0

46.0

(AF)16

23.5

47.0

0.0

0.0

(B0)16

24.0

48.0

(FC)16

62.0

124.0

(FD)16

0.0

0.0

(FE)16

1.2

2.4

(FF)16

2.4

4.8

(凡例)

−:該当値なし(0.0ポイントを推奨します)。

注※

センタ漢字ラインプリンタの字間値のデフォルト値は,センタ漢字プリンタと異なり0ではありません。そのため,センタ漢字ラインプリンタからの移行でデフォルト機能キャラクタを使用していない場合は,次のどちらかの方法で対応してください。

・(1AA885)16を指定したデフォルト機能キャラクタを使用してください。

・(1A47)16の任意のパラメタを指定したデフォルト機能キャラクタを使用し,該当するパラメタを次のようにカスタマイズしてください。

 1バイト文字:2.4ポイント

 2バイト文字:4.8ポイント

(b) PDE - LP Optionを利用する場合

センタ漢字ラインプリンタと端末漢字ラインプリンタで扱いが異なります。PDE - LP Optionでは,環境設定ユティリティの「印刷ジョブ設定」タブの「プリンタ種別」に「センタ漢字ライン」を指定した場合はセンタ漢字ラインプリンタの字間値として,「端末漢字ライン」を指定した場合は端末漢字ラインプリンタの字間値として扱います。

表I‒8 字間値指定のパラメタ(センタ漢字ラインプリンタ)

パラメタ

サイズ

意味

設定値

設定値

P0

1バイト

字間値

(80)16

字間0ポイント(0ドット)

(81)16

字間0.5ポイント(1.25ドット)

(82)16

字間1ポイント(2.5ドット)

(83)16

字間1.5ポイント(3.75ドット)

(84)16

字間2ポイント(5ドット)

(85)16

字間2.5ポイント(6.25ドット)

(86)16

字間3ポイント(7.5ドット)

(87)16

字間3.5ポイント(8.75ドット)

(88)16

字間4ポイント(10ドット)

(89)16

字間4.5ポイント(11.25ドット)

(8A)16

字間5ポイント(12.5ドット)

(8B)16

字間5.5ポイント(13.75ドット)

(8C)16

字間6ポイント(15ドット)

(8D)16

字間6.5ポイント(16.25ドット)

(8E)16

字間7ポイント(17.5ドット)

(8F)16

字間7.5ポイント(18.75ドット)

(90)16

字間8ポイント(20ドット)

(FC)16

字間62ポイント(155ドット)

(FD)16

字間15CPI相当(0ドット)

(FE)16

字間12CPI相当(3ドット)

(FF)16

字間10CPI相当(6ドット)

注 ドット数は180dpiの値です。2バイトコードまたは横倍指定時は,上記の2倍の値になります。2バイトコードおよび横倍指定時は,上記の4倍の値になります。

表I‒9 字間値指定のパラメタ(端末漢字ラインプリンタ)

パラメタ

サイズ

意味

設定値

設定値

P0

1バイト

字間値

(80)16

字間0ポイント(0ドット)

(81)16

字間1ポイント(1ドット)

(82)16

字間2ポイント(3ドット)

(83)16

字間3ポイント(4ドット)

(84)16

字間4ポイント(6ドット)

(85)16

字間5ポイント(7ドット)

(86)16

字間6ポイント(9ドット)

(87)16

字間7ポイント(10ドット)

(88)16

字間8ポイント(12ドット)

(89)16

字間9ポイント(13ドット)

(8A)16

字間10ポイント(15ドット)

(8B)16

字間11ポイント(16ドット)

(8C)16

字間12ポイント(18ドット)

(8D)16

字間13ポイント(19ドット)

(8E)16

字間14ポイント(21ドット)

(8F)16

字間15ポイント(22ドット)

(AA)16

字間10CPI相当(6ドット)

(AC)16

字間12CPI相当(3ドット)

(AF)16

字間15CPI相当(0ドット)

注 ドット数は180dpiの値です。2バイトコードまたは横倍指定時は,上記の2倍の値になります。2バイトコードおよび横倍指定時は,上記の4倍の値になります。

(3) 初期状態

(a) PDE for Openを利用する場合

字間0ドット(1A4780)16

(b) PDE - LP Optionを利用する場合

  • 字間10CPI相当(1A47FF)16(センタ漢字ラインプリンタのとき)

  • 字間0ポイント(1A4780)16(端末漢字ラインプリンタのとき)