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PRINT DATA EXCHANGE for Open


付録D.3 半角スペースの扱い

文字列レコードや任意座標指定文字レコード中に,機能キャラクタ以外で(00)16〜(1F)16の制御文字が使用されていた場合は,半角スペースとして扱います。

メインフレームで作成していた帳票データの場合,2バイトシフト中に半角スペースを指定していたときは,連続する半角スペース二つを全角スペースとして出力できました。しかし,オープン環境に移行すれば,機能キャラクタによるバイトシフトの切り替えの概念がなくなるため,2バイトシフト中の半角スペースは半角スペースのまま扱われます。CPI文字や字間値の指定によって文字のずれが生じる場合があるため,既存の帳票で2バイトシフト中に連続して半角スペースを使用していた場合は,次のどちらかの対応が必要になります。

次に半角スペースの扱いについて示します。

図D‒2 センタ漢字プリンタでの半角スペースの扱い

[図データ]

図D‒3 オープン環境での半角スペースの扱い

[図データ]

図D‒4 オープン環境で半角スペース2個を全角スペースに置き換えた場合

[図データ]

なお,環境設定ユティリティの[印刷データ設定]タブの[2バイトシフト中の半角スペースの扱い]で[半角スペース2つを全角スペースとして扱う]を指定した場合,PDE for Openでは文字列レコードや任意座標指定文字レコード中の(0A42)16から(0A41)16まで,または行末までを2バイトシフトとして扱います。

[図データ]