7.2.16 文字の配置方法を設定する(文字配置設定)
[文字配置設定]タブでは,文字の配置方法を設定します。
(1) プリントポジションインデクシング
プリントデータの印刷位置を右にずらすけた数を指定します。指定できる値の範囲は0〜255です。
FCBイメージ中に右移動のプリントポジションインデクシング(桁ずらし文字数)情報がある場合,その値と足し合わされます。
FCBイメージ中に左移動のプリントポジションインデクシング(桁ずらし文字数)情報がある場合,その値は無効になり,この項目に指定した値が有効になります。
- デフォルト値
-
0
(2) 標準文字間隔
半角文字の標準の字間値を指定します。全角文字の標準の字間値は,この項目に指定した値の2倍の値になります。
なお,[書体設定]タブで文字ピッチが半角以外に指定された1バイト文字に対しては,この項目の指定値は無効になります。
-
[プリンタ種別に従う]
[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]が[センタ漢字ライン]のときは「10CPI相当」として扱います。
[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]が[端末漢字ライン]のときは「15CPI相当」として扱います。
-
[10CPI相当]
半角文字を1インチ当たり10文字印字します。
-
[12CPI相当]
半角文字を1インチ当たり12文字印字します。
-
[15CPI相当]
半角文字を1インチ当たり15文字印字します。
-
[ポイント指定]
標準の字間値をポイント単位で指定します。指定できる値の範囲は0〜15です。
- デフォルト値
-
プリンタ種別に従う
標準文字間隔の指定値と字間値ドット数(180dpi換算値)の対応を次に示します。
指定値 |
字間値ドット数(180dpi換算値) |
|
---|---|---|
10CPI相当 |
6ドット |
|
12CPI相当 |
3ドット |
|
15CPI相当 |
0ドット |
|
ポイント指定 |
0ポイント |
0ドット |
1ポイント |
1ドット |
|
2ポイント |
3ドット |
|
3ポイント |
4ドット |
|
4ポイント |
6ドット |
|
5ポイント |
7ドット |
|
6ポイント |
9ドット |
|
7ポイント |
10ドット |
|
8ポイント |
12ドット |
|
9ポイント |
13ドット |
|
10ポイント |
15ドット |
|
11ポイント |
16ドット |
|
12ポイント |
18ドット |
|
13ポイント |
19ドット |
|
14ポイント |
21ドット |
|
15ポイント |
22ドット |
(3) 標準文字間隔の配置
標準文字間隔と文字の配置方法を指定します。
-
[プリンタ種別に従う]
[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]が「センタ漢字ライン」のときは[文字の右側]として扱います。
[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]が「端末漢字ライン」のときは[文字の両側]として扱います。
-
[文字の両側]
標準文字間隔を文字の左右両側に半分ずつ配置します。
-
[文字の右側]
標準文字間隔を文字の右側に配置します。
- デフォルト値
-
プリンタ種別に従う
(4) 行中での文字の配置
FCBで定義される行に対する文字の配置方法を指定します。
-
[プリンタ種別に従う]
[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]が[センタ漢字ライン]のときは[上端揃え]として扱います。
[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]が[端末漢字ライン]のときは[上下中央揃え]として扱います。
-
[上下中央揃え]
文字を行の上下中央に配置します。ただし,行ピッチが7.5LPI未満の場合は[上端揃え]になります。
-
[上端揃え]
文字の上端を行の上端と合わせるように配置します。
- デフォルト値
-
プリンタ種別に従う